FRINGE/フリンジ シーズン5 第1話~第5話 あらすじ・感想

第1話 2036年

あらすじ・感想

エッタに助けられたウォルター、ピーター、アストリッドのいる2036年の世界は監視人によって支配されていた。ウォルターはセプテンバーと監視人を倒す計画を立て、それを守るためにウォルターの脳の記憶を断片化させていた。これを回復させる装置をオリビアは取りに行きそのまま行方不明に。

彼女が最後に訪れた場所のアンバーが切り取られていて、アンバー商人が売ってしまったらしい。売り先は元古本屋のマーカムで、オリビアに憧れていてアンバーをテーブル代わりに使っていた。

オリビアを助け出すことができたが、ウインドマークが追ってきてウォルターは捕らえられてしまう。ウインドマークはウォルターの心を読もうとするが、記憶が断片化して不可能だったため、監視人を倒す計画の部分を破壊してしまう。

オリビアはピーターとの再会を喜び、成長したエッタの姿を見て歓喜の涙を流す。


前シーズンの未来話はファイナルシーズンにつながっていたのですね。
オリビアだけいませんでしたから、今回はオリビア救出から始まりました。

アンバー商人が売ってしまった先がマーカムで、おとぎ話の王子様みたいにオリビアを目覚めさせたかったと言っていましたが、オリビアの入ったアンバーをテーブル代わりに使うなんて、ちょっとひどいですね。

無事にオリビアを助けられたかと思ったら、今度はウォルターがピンチです。
1つのストーリーの中に山場がいくつもあって、ファイナルシーズンは展開が早いです。

ウォルターは監視人を破滅させる記憶だけを破壊されてしまったようですから、普通の記憶は残っているようです。
最後の音楽を聴きながらたくましく生えているタンポポを見つめていたシーンがありましたから、きっとウォルターなりにベストを尽くしてくれるでしょう。

ゲスト

エドワード・マーカム – クラーク・ミドルトン
クロピンスキー – デヤン・ロヨーラ

DATA

原題:Transilience Thought Unifier Model-11
放送日:2012/9/28
監督:ヤノット・シュワルツ、ミゲル・サポチニク
脚本:J・H・ワイマン

第2話 希望

あらすじ・感想

ウォルターは思考統合装置で記憶を戻そうとするが、監視人に記憶を消されてしまっていて不可能だった。ウォルターのことだからきっと何か記録を残していると考え、みんなでハーバード大のラボに侵入しようとする。

監視人達が制圧していて真っ向からは侵入できず、古いトンネルから入るがラボはアンバーで覆われていた。ウォルターはビデオカメラに記録を残したことを思い出すがカメラはアンバーの中で、レーザーがなければ取り出せないと言う。

電力不足でレーザーが使えないため、理学研究棟にある配電盤を操作する必要がある。エッタは途中で捕まえたロイヤリストを拷問して、理学研究棟に入る方法を聞きだすことに。老化させる装置でロイヤリストを拷問し、オリビアは残酷なやり方に疑問を感じる。

ロイヤリストにこのままだと命を失うと助言し、侵入するためのアクセスコードを聞き出すのに成功する。


2015年から2036年までレジスタンスとして生き抜いて来たエッタですから、冷淡にロイヤリストを拷問してしまうのは仕方ないのでしょう。

確かにむごいやり方ですが、ウインドマークやロイヤリストに捕まったら、もっとむごい方法で自分達を拷問されてしまいます。
それでもオリビアはエッタの優しさに訴えかけ、ロイヤリストを解放してくれましたね。
この母にしてこの娘ありで、オリビアの血を引いているなと感じました。

ビデオの中のウォルターがこれを見た人が人類の希望だと言っていましたが、見ていたのはウォルター本人とフリンジチームでした。
このメンバーで世界を救うと決意を新たにしたことでしょう。
セプテンバーが出て来ないということは、この20年くらいの間にお亡くなりになってしまったのでしょうか。

ゲスト

ゲール・マンフレッティ – エリック・ラング

DATA

原題:In Absentia
放送日:2012/10/5
監督:ヤノット・シュワルツ
脚本:デビッド・フューリー

第3話 ヒーロー

あらすじ・感想

新しいテープをアンバーから取り出すと、ペンシルバニアに行くよう指示していた。テープが劣化していて後は見ることができず、とりあえず場所だけが解り、アストリッドはラボでテープの修復をやり残りのメンバーで現地へ向かう。

小さなキャンプのリーダーエドウィンが迎え入れてれるが、彼らの体には奇妙な斑点のようなものが体中に広がっていた。エドウィン達は監視人に世界を支配されてからの歴史をキューブに記録していて、フリンジ・チームのことも知っていた。アストリッドから連絡があり、テープでは坑道へ行けと言っているとのこと。

エドウィンは近くに金鉱の坑道があると教えてくれて進んでいくと井戸があった。ロープを引き上げてみると死体があり、エドウィン達の体に出ている症状よりはるかに強い影響を受けた跡が見られる。原因は監視人達が撒き散らす大気が原因で、このままだと坑道の奥へは進めそうになく…。


アンバーの手前にあったテープから取り出したのでしょうから、いきなり3つ目でも仕方ないですね。
独特な皮膚病を患っている森の中に住むグループでしたが、フリンジチームのことを知っていて力を貸してくれました。

特にエドウィンは自ら犠牲になって、人類が救われるならと石英を取りに行ってくれたのでしょう。
息子リバーは父はヒーローだと歴史の記録に残し、エドウィンの後を継いで大切な歴史を後世に伝えていってほしいですね。

久々にオリビアの暗い部分が現れて自己嫌悪に陥っていましたが、21年ぶりに家族が再会できたのですから、これからは前向きに家族と共に自由のために戦ってほしいです。
オリビアは1人で抱え込むところがありますがピーターは気づいてあげられる人ですから、これからはきっと大丈夫でしょう。

ゲスト

リバー・マッシー – コナー・ベアードモア
エドウィン・マッシー – ポール・マクギリオン
ホールデン – エドワード・フォイ
イームズ – エバン・フレイン
ボナー – ダレン・ムーア
ミューラー – マイケル・ロジャース
ウインストン – ジョン・R・テイラー

DATA

原題:The Recordist
放送日:2012/10/12
監督:ジェフ・T・トーマス
脚本:グラハム・ローランド

第4話 ネックレス

あらすじ・感想

ピーターはエッタのネックレスのチェーンを直すため、危険を冒して店に新しいチェーンを買いに。店で監視人に見つかり思考を読まれないよう努力するが、不審人物だと追いかけられてしまう。何とか脱出しエッタのネックレスを直す。そのネックレスはオリビアの頭を撃ち世界を救った弾丸だった。

アストリッドは次のテープを取り出すがテープの破損で場所がわからなかったが、ウォルターが覚えていた。監視人の本拠地マンハッタンにある地下鉄だったが、検問所がいくつもあり侵入不可能だ。

ウォルターはラボの地下に過去のフリンジ事件で扱った数々の物を保管してあり、これを生かそうということに。ロイヤリストとして潜り込んでいたレジスタンスが見つかり、監視人に心を読まれて逃亡者達がハーバード大のラボにいるのがばれてしまう。エッタは仲間から警告の連絡があり、ラボをアンバーで覆うことに。


やっぱりブロイルズはオリビア達の味方でした。
スパイがもぐり込んでいるのを知られて、ブロイルズもあんなに武器を持ち出してしまったことですし、レジスタンスだとバレるのは時間の問題ですね。

ウォルターったら、過去のフリンジ事件のものをちゃっかり隠し持っていたんですね。
懐かしの目鼻や口がふさがってしまう事件のウイルスか何かを撒いたらしく、ロイヤリストも監視人も一網打尽にできました。

そして、まさかのエッタ退場には驚きました。
家族全員で監視人に立ち向かって行き、この時代を生き抜いて来たエッタが両親をナビゲートするものだと思っていたのに残念です。
オリビアはエッタの決断を信じてネックレスを受け取り、打倒!監視人に目覚めたように見えましたね。

一方、ピーターはエッタを失ったことでかなり落ち込んでいて、かなり心配です。

ゲスト

ホールデン – エドワード・フォイ

DATA

原題:The Bullet That Saved the World
放送日:2012/10/26
監督:デヴィッド・ストレイトン
脚本:アリソン・シャプカー

第5話 復讐

あらすじ・感想

オリビアとピーターはエッタを失った悲しみに暮れていて、ピーターはエッタの家の隠し扉から銃と爆弾を見つける。エッタの携帯にアニルから連絡があり、監視人達は未来から空気を汚染させる物質を運び込んでいると知らされる。

ワームホールのようなものを使って監視人は未来から現在へと荷物を運んでいて、それに使うキューブと監視人の手帳をアニルが持っていた。アストリッドは手帳の文字の解読を始め、ピーターはワームホールを開けるキューブを組み立てようとする。

ピーターはキューブを起動させることができず、アニルが捕らえている監視人から情報を引き出すことに。どんな装置かもわからないのに危険だとオリビアはピーターを止めようとするが、エッタのためだと引かない。捕らえた監視人の反応をみながらピーターは装置を一つ一つ組み立てていき、装置にスイッチが入る。


オリビアもエッタを失って悲しんでいますが、ピーターは何だかヤバい方へ行っていますね。
ウォルターの計画はあいまいで現実味がないと思っているらしく、単独でどんどん進めています。

キューブを組み立てて反物質を投げ込んだまでは成功でしたが、未来の監視人が気づいて時間軸をリセットしたなど、何らかの対策を取られてしまったのでしょう。

オリビアは娘を失ったことにきちんと向き合おうとしていますが、ピーターはそうではありません。
かなり暴走していて、娘の復讐しか頭にないようです。

とうとう監視人のチップを自分に埋め込んでしまって未来の力は得られたとしても、監視人のように感情を失って、髪の毛やまゆ毛なども抜けてしまいそうですね。

ゲスト

ニーマン – ポール・モニツ・デ・サ

DATA

原題:An Origin Story
放送日:2012/11/2
監督:P・J・ピース
脚本:J・H・ワイマン

FRINGE/フリンジ

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