FRINGE/フリンジ シーズン1 第16話~第20話 あらすじ・感想

第16話 遺伝子操作

あらすじ・感想

森で車が横転して乗っていた3名が死亡。傷跡から大きな動物の仕業だと見られ、車の中にはドリンクが4人分あったことから、もう1名が行方不明だと仮定して捜査が行われる。

被害者の身元から動物愛護の団体に入っていたことが解り、オリビアは近くの動物実験を行っているスウィフト研究所へ行くが、何も成果は得られなかった。ウォルターは傷の状態から、ライオンの牙を持ち、毒蛇の形跡も見られると言っている。

チャーリーはモンスターが目撃された現場へ行くと、動物管理局の人が襲われた形跡があり、チャーリーもモンスターに襲われかけるが軽い怪我ですんだ。最初の被害者のお腹からモンスターの子供が生まれ、チャーリーのお腹にも同様に子供が寄生していた。

ウォルターは過去に動物の遺伝子交配を行おうとしたことがあり、事件は自分のせいで起こったと落ち込んでいる。モンスターは地上での目撃情報が少なく、地下を移動していると見られる。チャーリーを助けるためにはモンスターの血液が必要になり、情報を得るためにオリビアは再びスウィフト研究所へ。


いつになくウォルターがナーバスでしたが、自分の研究が元になっていると思い込んでいたからですね。
違うとわかっても自ら犠牲になろうと毒を飲んで、モンスターに挑むとは勇気があります。
今回はアストリッドの名前をちゃんと呼んでいたし、カッコいいウォルターが見られました。

いつもオリビアのよきパートナーという存在で、オリビアも信頼しているチャーリーが危いところでした。
結婚していて奥さんともラブラブだったし、助かって本当によかったです。

恋愛というと、ピーターとレイチェルの仲も気になりますね。
オリビアはちょっぴり2人の仲が気になるみたいで、ピーターに心引かれているのかもしれません。
ジョンとのことは完全に整理が付いて、前に進もうとしてるのでしょう。

ゲスト

ロバート・スウィフト – デヴィッド・ピトゥー
カール・バスラー – キース・ノッブス
ソニア – キルステン・ウォーレン
キャメロン・デグルマン – ティム・ガリン
ジョナサン・スウィフト – ラフィ・シルバー
マット – グレイグ・アラン・エドワーズ
タッカー – ジェレミー・ゾレック

DATA

原題:Unleashed
放送日:2009/4/14
監督:ブラッド・アンダーソン
脚本:ザック・ウェドン、J・R・オーチー

第17話 悪夢

あらすじ・感想

ニューヨークの地下鉄でベビーカーに赤ちゃんを乗せた母親がベビーカーを押しながらホームへ。電車が入ってくるとオリビアが母親の背中を押し、そこで目が覚める。翌日、テレビで夢に出てきた母親が自殺したというニュースを見て、ピーターと共にニューヨークへ調べに行く。

ウォルターの説によると、念じただけで人を殺せる能力を持つ者がいるとのこと。その夜、レストランで食事をしていて、オリビアはある中年夫婦を見ていた。突然、妻が怒り出し、ナイフを握り夫を刺すのをオリビアが手助けする夢を見た。

これも現実のものとなり、レストランに調べに行くと自分が座っていた席には顔に傷がある男がいたとのこと。地下鉄の監視カメラの映像にもその男が写っていて、政府のデータベースからニック・レーンだと判明する。

ニックが入院していた精神病院を訪ねるとニックは周りへの感情の影響力が強く、ニックが幸せだと周りも幸せな気分になり、落ち込むと周りまで引きずり込んでしまうと聞かされる。また、ニックは自分は新兵で戦う準備をしていると、ZFTに書かれていた言葉を口にしていたことが判明する。


オリビアが別の能力を開花させたのかと思ったら、他人の感情をキャッチして夢を見ていただけでした。
感情が人に伝染するなんて、ニックもスゴい能力を持っていたものです。
コーテキシファンの話が出て、パターンとオリビアとの関係がちょっとずつ明かされていくのでしょう。

薬を打たれていたのは、どうやらオリビアとニック以外にもいそうだから、今後、その人達が登場してオリビア達と対決するのかもしれませんね。
やっぱり、コーテキシファン絡みにウォルターが関係しているみたいですね。

最後にウォルターが見ていた映像には、子供の頃のオリビアが映っていました。
ウォルターが子供の人体実験に関係していてオリビアも被験者だったと知ったら、さぞやオリビアはショックを受けてウォルターとの関係が悪くなりそうです。

ゲスト

ニック・レーン – デヴィッド・コール
マウス・ウィリス – ジョアンナ・デイ
ビリー・ウィリス – ヴィクター・ヴェルハーゲ
ジンジャー – ケリー・ブライター
リサ・ピアース – レベッカ・ナオミ・ジョーンズ
ミラー医師 – ローリー・ウィリアムス
トッド・ピアース – デュエイン・マクローリ

DATA

原題:Bad Dreams
放送日:2009/4/21
監督:アキヴァ・ゴールズマン
脚本:アキヴァ・ゴールズマン

第18話 誘う女

あらすじ・感想

首の骨が突き出ている死体が発見され、オリビア達は早速死体をラボへ運ぶ。ウォルターの所見では骨髄液が空っぽになっていて、傷口からは唾液が発見され、人間がかみついたものだと言っている。一緒に今では絶滅した40年前の梅毒の菌も発見され、この菌はルボフ製薬が扱っているとのこと。

オリビア達がそこへ向かうと、車椅子のブーン博士が動物で実験を行っていた。妻バレリーがZFTに誘拐されたと言っていて、博士が指示した場所へ踏み込むが博士のバレリーの姿はなく、オリビアは電話で博士から病原菌を持って帰るよう頼まれる。

バレリーがZFTに病原菌に感染させられ殺人を行っているとのことで、博士とウォルターとで解毒剤を作ることに。オリビアはバレリーを探し無傷で連れ帰ることを条件に、博士からZFTの情報を全て聞き出す約束をする。

最初の被害者ボブの車が見つかるが、パーツ類は盗まれていた。ピーターは知り合いの解体業者へオリビアを連れて行き、どこで車を見つけたのかを聞き出し現場へ向かうと、新たな死体が見つかる。

ラボに死体を運ぶと手の甲にスタンプが押されていて、バレリーがナイトクラブで獲物を探していることがわかる。


あの背骨が突き出ている様子からシュリンプカクテルを連想するなんて、さすがはウォルターです。
遺体を運んで来た捜査官にクッキーをすすめたりとか、相変わらずお茶目でかわいらしいですね。

ブーン博士は何か裏がありそうな感じでしたが深読みしすぎました。
純粋に心から妻を愛していて、助けたい一心で実験を続けていたんですね。

自分の命が危ういとわかっていてウォルターに脳脊髄液を取らせ、とうとう解毒剤を完成させました。
おまけに、約束通りオリビアにZFTについて知っていることを全てビデオの中で話していて、自分の意志を貫いて亡くなっていきました。
ブーン博士のためにもオリビア達で、ZFTを潰してほしいです。

ゲスト

ニコラス・ブーン – ジェファーソン・メイズ
バレリー・ブーン – トリエスト・ケリー・デュン
ボブ・ダン – リチャード・ショート
ダイアン – ローレン・フォックス
ニール – ジャスティン・ヘイガン
ヘレン – ケイト・ガイトン
フェイケン捜査官 – ダニエル・ロンドン
マコ – ダンテ・ネロ

DATA

原題:Midnight
放送日:2009/4/28
監督:ボビー・ロス
脚本:J・H・ワイマン、アンドリュー・クライスバーグ

第19話 パイロキネシス

あらすじ・感想

ニューヨークで黒焦げになった女性の死体が見つかり、オリビアは一瞬死体が2つ見えたのだが幻覚だった。ウォルターの見立てでは自然発火したのではとのこと。

歯型からスーザン・プラットだと身元が判明し、彼女の部屋に行くとバスルームで焦げた跡が見つかる。ウォルターはその話を聞いて自然発火ではなくパイロキネシスで、スーザンが発火させる能力を持っていたと言う。

オリビアはスーザンの部屋を調べに行った時にも幻覚を見てウォルターに相談する。時間には枝葉があり、デジャヴの変形のよなものだと説明される。

一方、オリビアとブロイルズはウィリアム・ベルが一連の事件に関係している証拠から、マッシブ・ダイナミックを調べ始めるが、ハリスから止めるよう命令される。

スーザンの自宅から見つかった小切手から、薬物実験を行っていたのはアイザック・ウィンタース だという情報をつかむ。またしてもオリビアは幻覚を見て、今度は幻覚の中のチャーリーに話しかけてスーザンが双子だったことを突き止める。

気づくとオフィスに戻っていて、オリビアはスーザンの双子を探し始めると、11年前に失踪したナンシーがいたが、ウインタースに先回りされて行方がわからなくなっていた。


オリビアが幻覚を見るようになって、選ばなかった別の世界があることがわかりました。
急に別世界のことを見始めたのも気になります。
今回はピーターが大活躍で、見事にガラスから音声を拾ってナンシーの居場所のヒントを突き止めましたね。
そんな時にもウォルターは自分のレコードのことを心配していて、やっぱりおちゃめで憎めないですね。

オリビアを敵視していたハリスがまさか絡んでいたとは思いませんでした。
ナンシーはスーザンと違って力をコントロールできたから、ハリスを見事に撃退してくれました。
でも、ハリスが連絡を取っていた相手はベルなのでしょうか。

ウォルターは辛い立場に立たされてしまいました。
薬物実験のことは記憶にないし、オリビアからは責められるしで、ちょっとかわいそうでしたね。
でも、監視人が迎えに来て、2人でどこに行ったのでしょうか。

ゲスト

スーザン・プラット/ナンシー・ルイス – ジェニファー・フェリン
サンフォード・ハリス – マイケル・ガストン
エマニュエル・グレイソン – クリント・ハワード
アイザック・ウィンタース – リチャード・ベキンス

DATA

原題:The Road Not Taken
放送日:2009/5/5
監督:フレデリック・E・O・トーイ
脚本:アキヴァ・ゴールズマン、ジェフ・ピンクナー、J・R・オーチー

第20話 もうひとつの世界

あらすじ・感想

ニーナ・シャープが撃たれ監視カメラの音声からジョーンズが犯人だと判明する。ニーナは守っていたエネルギー電池を奪われ、ジョーンズが向こうの世界へ行こうとしていると語り、ジョーンズを止めてくれればウィリアム・ベルと会わせると約束してくれる。

監視人と一緒に姿をくらませたウォルターは海辺の別荘へ行き、監視人から時間がないので思い出せと言われる。

奇妙な事件が二ヶ所で起こり、1つはトラックが真っ二つになり、もう1つはサッカーをしていた少年の体が引き裂かれてしまう。目撃者は陽炎のようなものが見えたと語っていた。

ニーナの協力でウォルターが別荘にいることが解りピーターが迎えに行く。ウォルターは何かを探さなくてはいけないのだが、どこに隠したかを思い出せずにいた。

ウォルターを見つけたピーターはイライラしているウォルターに、子供の頃別荘に来て、ウォルターがクジラの形のパンケーキを焼いてくれた思い出を話す。それをきっかけに、ウォルターは何を探しているのかを思い出し、別の世界への入口を閉じる機械を見つけ出す。

オリビアはパターンがらみの事件が発生した場所にピンを刺し、ソフトスポットとの関連を見つけていた。次にジョーンズが向かうのはレイデンレイクだと確信する。


シーズンファイナルらしく怒涛の展開でした。
ウォルター側とオリビア側で少しずつ話が進んで、最後には協力してジョーンズを止めたのは素晴らしかったです。

ニーナはてっきり敵側だと思っていましたが、ジョーンズが勝手に突っ走っていただけでした。
しかも、ベルに自分は特別だと認めてほしかっただけだなんて、動機としてはちょっと弱かったなと思います。
ZFTの謎もまだ解けていないし、次シーズンに期待でしょうか。

とうとうウィリアム・ベルが登場して、知らないうちにオリビアは別世界に飛ばされていました。
次シーズンは別世界の出来事がメインで描かれるのでしょう。

ウォルターにも秘密アリで、本物のピーターは湖で溺れた時に死んでしまったようですね。
今のピーターはもしかしたら、もうひとつの世界からやって来たピーターかもしれません。
ピーターが真実を知ったら、今のウォルターとのいい関係が崩れてしまいそうですね。

DATA

原題:There’s More Than One of Everything
放送日:2009/5/12
監督:ブラッド・アンダーソン
脚本:アキヴァ・ゴールズマン、ブライアン・バーク、ジェフ・ピンクナー、J・H・ワイマン

FRINGE/フリンジ

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