FRINGE/フリンジ シーズン2 第1話~第5話 あらすじ・感想

第1話 新しい日

あらすじ・感想

ニューヨークで交通事故が起こり、黒いSUVに乗っていたのはオリビアだったはずだがそこに姿はなかった。ピーター達は連絡を受けて現場に行くが、詳細を確認しているとフロントガラスが突然割れてオリビアが飛び出して来る。

急いで病院に運ばれるが脳の損傷が激しく手の施しようがないとのこと。明日の朝には装置を外す予定だったが、ピーターが付き添っていると突然オリビアが目覚め、何者かに命を狙われていると怯えていた。

エイミー・ジェサップ捜査官はブロイルズから事件は解決だと言われるが納得がいかず、自分で調べようとしていた。フリンジチームは解散したと言われたピーターはエイミーと協力し、オリビアを車で狙った男ジョージ・リードの部屋へ。

彼はとうの昔に死亡していて、遺体をラボに運んでウォルターが調べ始めると、口の中に3つの点を発見する。この点について知っていると昔のビデオを取り出し、別の世界から来た兵士がある機械を使って、シェイプシフターのように姿を変えられると話す女性の映像をみんなに見せる。

その頃、ブロイルズはワシントンで上層部から、フリンジ・チームは解散だと命じられていた。


オリビアがいきなりドカーンと車のフロントガラスから登場したかと思ったら、次は死亡、そして、意味不明な言葉をつぶやいて復活とは、今シーズンの始まりもなかなか派手で期待できます。

オリビアは別の世界に行ってベル博士と会っていたはずですが、いつの間にどうやって帰って来たのでしょうか。
今回はシェイプシフターっぽい相手でオリビアがピンチでしたが、ピーターのおかげで助かりましたね。

代わりにチャーリーが大変なことになって、そのうちオリビアがチャーリーが偽者だと気づいて何とかするのでしょう。
ブロイルズはピーターから渡された装置でフリンジ・チームを維持できたのかも気になるし、今シーズンもまたまた目が離せません。

ゲスト

ロイド・パー – ルーク・ゴス
エイミー・ジェサップ捜査官 – メーガン・マークル
レベッカ – テーガン・モス
フィッシャー捜査官 – クリス・シールズ

DATA

原題:A New Day in the Old Town
放送日:2009/9/17
監督:アキヴァ・ゴールズマン
脚本:J・J・エイブラムス、アキヴァ・ゴールズマン

第2話 地下生物

あらすじ・感想

ピーターはオリビアの事件と似たようなケースを探し、ペンシルバニアで6人もの人がこつぜんと姿を消した事件を追うことに。ウォルターは畑で見つけた青い物質を調べていると手が麻痺してしまう。

失踪者達のファイルを調べていると、現場にはヒューズという人物が必ず居合わせていた。彼の自宅へ行き2階を調べているとオリビアは何かの物音を聞いて発砲し、危うくピーターに当たるところだった。

ヒューズは誰も殺していないと言っていて血液サンプルを取るのを拒否し、オリビア達が捜査に行っている間にFBI内で自殺してしまう。チャーリーに化けているシェイプシフターは謎の小部屋でタイプライターを介して誰かと連絡を取っていた。

ニーナはオリビアのことを心配し、サム・ワイスに会うよう助言して連絡先を渡す。ヒューズの妻と子供の死に何か隠されていそうだと、墓を掘り起こすと、子供の墓には穴が開いて抜け出た跡があった。

ウォルターはヒューズの妻の遺体から、サソリとモグラらしきDNAを発見し、ヒューズは子供が生き残れるように強化したのではないかと言っている。


最初、カカシが大写しになっていたから絶対カカシが動き出すと思ったのですが、どうやら地下の生物でした。
ウォルターは手が麻痺したのに大発見をして大喜びしていて、結局、トイレでピーターにチャックを外してもらったのでしょうか。

オリビアのFBI捜査官としてのカンは鋭く、怪我をしているのにヒューズに着目するとは素晴らしかったです。
結局、本人は怪物を生み出してしまって自分で何とかしようとしていましたが、罪の意識に耐えられなくて死んでしまったのでしょう。

それにしても、オリビアは聴覚が鋭くなっていて、今後、苦しみそうですね。
ニーナから紹介されたサムが力になってくれて、何とか立ち直れるといいのですが。
偽チャーリーが着々とオリビアの信頼を勝ち取っているのも気になります。

ゲスト

エイミー・ジェサップ捜査官 – メーガン・マークル
アンドレ・ヒューズ – ジョン・サヴェージ
ゴライトリー保安官 – チャールズ・マーティン・スミス

DATA

原題:Night of Desirable Objects
放送日:2009/9/24
監督:ブラッド・アンダーソン
脚本:ジェフ・ピンクナー、J・H・ワイマン

第3話 結晶化

あらすじ・感想

アストリッドが爆弾の痕跡がないフィラデルフィアの爆発事件を見つけ、フリンジ・チームは急行する。ウォルターが死体から奇妙な結晶を見つけ、それは耳の形をしていた。現場に警官バッジがあり、ダニエル・ギレスピー巡査が爆発源と見られる。

オリビア達は妻に話を聞きに行き、突然頭痛に襲われたオリビアはバスルームへ。タイルの奥に何らかの血清が隠されているのを見つける。

ウォルターの分析で血清は少なくとも1年以上は打たれていたことや、何らかの電波で爆発が起こったことが判明。ギレスピーが関わっていたティンマン・プロジェクトのイラク人医師から話を聞きにオリビアとピーターはバグダットへ。

医師を見つけ出して話を聞くと、兵士達がシアン中毒になり命を救おうと血清を打ち、数名の命が助かったと言う。その中の1人がギレスピーで、血清には思わぬ副作用があり、結晶化して爆発を引き起こすとのこと。

医師から命が助かった人物の名前と、これを悪用しそうな軍関係者の名前を聞き出し、ゴードン大佐ならやりかねないと言っている。サム・ワイスにそろそろ頭痛が始まる時期だと言われていた通り、オリビアの頭痛が始まり記憶の断片が浮かび上がる。


相変わらずウォルターのかわいさが目立っています。
ピーターとウォルターでハンバーガーを食べている時、ジーンに気を使えと言ったとたんにジーンが鳴き出して、きっとお腹が空いていたんですね。

サム・ワイスのオリビアへのリハビリもお見事でした。
靴紐を結ばせたり子供のボーリングのスコアを付けさせたりしてオリビアのイライラを引き出し、最後には杖なしで立てるようになっていたし、手の震えがピタっと止まってしっかり銃を構えていました。

オリビアもベル博士がいた向こうの世界の記憶が戻り始めたことだし、こっちと向こうの世界絡みで事件が起きることもあるのでしょうか。

ゲスト

レイモンド・ゴードン大佐 – スティーヴン・マクハティ
マリク・ユセフ – ナヴィド・ネガーバン
ダイアン・バージェス – クローデット・ミンク
アハメド – パトリック・サボンギ
アンドリュー・バージェス – バークレイ・ホープ
スーザン・ギレスピー – キルスティン・ローベック
テベス捜査官 – アーロン・パール
スリム・ジョー – キース・ダラス
ダニエル・ギレスピー巡査 – フィリップ・ミッチェル
ジェニー・バージェス – ダリラ・ベラ

DATA

原題:Fracture
放送日:2009/10/1
監督:ブライアン・スパイサー
脚本:デヴィッド・ウィルコックス

第4話 銀色の血

あらすじ・感想

マサチューセッツの人体冷凍保存施設から頭部が盗まれ、過去に2ヶ所の施設でも同様の事件が起こっていた。死体の一つから銀の血が流れていて、ウォルターはそれが人間と機械をかけ合わせたものだろうと予測する。

その死体からシェイプシフターが持っていたのと同じ機械が見つかり、オリビアを狙ったシェイプシフターはまだ生きているのが解る。大量のデータが機械に残っていて、オリビアはマッシブ・ダイナミックにデータの引き出しを依頼。

ウォルターは以前に実験したレベッカならシェイプシフターを見つけられると、再びレベッカに実験を受けてくれと頼む。実験中に鐘を鳴らした瞬間オリビアが倒れ、別の世界に行ってウイリアム・ベルに会ったことを思い出す。

オリビアは能力が高くて強く二つの世界を行き来できるため、ベルはこちらに呼んだとのこと。ハイブリッドのシェイプシフターは二つの世界をつなぐ扉を開けようとしていると告げ、彼らが探しているとあるマークをベルは書いてオリビアに見せ、ニーナに協力を求めろと指示する。

大きな嵐が来ると警告し、頭部にマークのある男をシェイプシフターよりも先に頭部を見つけるよう、ベルはオリビアに語る。


何か物語りが大きく動きましたね。
オリビアが別の世界にどうして行っていたかとか、ベルから何を頼まれたのかがわかりました。
まさか、シェイプシフターがらみだったとは思いませんでした。

偽チャーリーの件はもうちょっと引っ張るかと思ったら、あっさり正体がバレてしまって、オリビアに始末されてしまいました。
オリビアの相棒的存在でよき理解者だったチャーリーが死んだと知って、オリビアもさぞやショックでしょう。

ブロイルズは登場した時には胡散臭かったけど、今はよき上司としてオリビアの力になってくれていますね。
チャーリーの件で落ち込んでいるオリビアを、優しく励ましていたのが印象的でした。

ゲスト

ハイブリッド – ロジャー・クロス
レベッカ・キブナー – テレサ・ラッセル
カート・ラーソン – アーロン・クレイヴン

DATA

原題:Momentum Deferred
放送日:2009/10/8
監督:ジョー・チャペル
脚本:ザック・ステンツ、アシュリー・エドワード・ミラー

第5話 夢遊病

あらすじ・感想

シアトルでいきなり男が上司を殴りつけ何も覚えていないという事件が発生。オリビアは病院に拘束されているその男に事情を聞くと、周りみんながモンスターに見えて、上司がその親玉でツノまで生えていたと話す。

急に苦しみだして男は死亡し、髪の毛は真っ白になってしまった。男の遺体をラボへ運びウォルターは脳の中からバイオチップを発見し、マインドコントロールされていたのではと考える。

オリビアとピーターは男の妻から話を聞き、睡眠障害でナヤック博士の治療を受けていたとのこと。ナヤック博士は大規模な研究を行っていて、チップは深い眠りをもたらすためのものだと言う。

さらに被害者が出るが、ナヤック博士によれば、被験者は80人以上もいるとのこと。チップを管理しているサーバールームに案内されるが、中が荒らされていてデータは盗まれた後だった。

ウォルターは事件を解明するためには実験が不可欠だと考え、FBIのキャシュナー捜査官で実験をしようと企んでいた。第3の事件が起きて調べてみると、犯人はナヤック博士の研究所の内部の者だとわかる。

その頃、ウォルターは着々と実験を進めていて、チップを埋め込む代わりに脳派ネットとつなぎ、チップはマインドコントロールをするのではなく、夢を奪い取るものだと判明する。


ピーターから学生で実験するのはダメだと言われ、ウォルターは学生じゃなきゃいいんだと理解したみたいですね。
キャシュナー捜査官を見つめてにんまりとうれしそうにしていた姿が印象的でした。
ラベンダーか何かで眠らせて、嬉々として実験していましたね。

オリビアが何で名刺をやたら集めていたのが謎でしたが、サム・ワイスの治療の一環だったんですね。
パズルのように言葉を組み合わせろと言われ、最後にチャーリーのお墓参りをした後、「君は大丈夫だ」という言葉ができた時のほっとした様子が素敵でした。

ピーターにチャーリーとの出会いを語っていて、オリビアがチャーリーから聞きたかったのはまさにこの言葉だったのでしょう。
これを当てたサム・ワイスも只者ではないですね。

ゲスト

ナヤック博士 – ラビ・カプール
カシュナー捜査官 – トラヴィス・シュルツ
ラミア – スティーヴン・ディモポウロス
ロブ・ロジエッロ – スティーブン・ガー
子供の頃のピーター – ニコ・ギージー
ジル・ライター – エミリー・ホームズ
ダイアナ・ラミア – ジョバンナ・バーク
ザック・ミラー – ジャレット・ノウルズ
カール・ラングドン – ドリュー・ネルソン
グレッグ・ライター – ジム・ソーバーン
グリーン – アレックス・ザハラ

DATA

原題:Dream Logic
放送日:2009/10/15
監督:ポール・エドワーズ
脚本:ジョシュ・シンガー

FRINGE/フリンジ

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