第21話 忍び寄る影
あらすじ・感想
ボストンを離れたピーターはワシントンの小さな町のレストランにいた。店員のクリスタが常連にCDをプレゼントしているのを見て、自分も欲しいと頼むと後でモーテルへ持って行くと約束してくれる。
モーテルのロビーで朝まで待っていたがクリスタは現れなかった。レストランに行ってみると警察が来ていて、クリスタが姿を消したとのこと。ピーターは人混みの中にニュートンを見かけるがすぐに見失ってしまった。
その時、保安官マシスにクリスタの遺体が発見されたという連絡が入る。それを後ろで聞いていたピーターは、犯人に心当たりがあると捜査協力をすることに。クリスタの脳の一部が切り取られていて、アドレナリンが多く分泌され脳がピンク色になっていた。
記憶をつかさどる部分がなくなっていて、ピーターはニュートンが自分を追ってきたことに気付く。やがて、同僚のファーガソンが行方不明だと、マシスから電話がかかって来る。
その頃、ウォルターはスーパーでお菓子を買おうとして成分を見ていると人体に有害なものが入っていて、スーパーの店員相手に騒動を起こし、警察に逮捕されてしまう。
結局はただの殺人事件として片付けられてしまいましたが、多分、ニュートンが関わっていて、酪農場の男性は犯人に仕立て上げられたのかもしれません。
ピーターがいたのはあまり大きな町ではありませんでしたから、クリスタの脳の一部をくり抜くかなくても、居場所くらいつかめたのではないでしょうか。
やはり、橋で向こう側の世界からやって来たのは、ウォルターネイトでした。
こっちのウォルターは人好きのする愛情にあふれた感じですが、ウォルターネイトはいかにも科学者で権力もあり自信に満ちている感じですね。
ウォルターネイトはピーターをどうにかして、向こうの世界へ自分とピーターを連れて行くつもりなのかもしれません。
ゲスト
アン・マシス保安官 – マーサ・プリンプトン
クリスタ・マニング – クリスティン・シャトラン
ビル・ファーガソン – パトリック・ギルモア
トム – ポール・ハーバート
クレイグ・ショーン – ファン・リーディンガー
ヘザー – マリー・ウェスト
DATA
原題:Northwest Passage
放送日:2010/5/6
監督:ジョー・チャペル
脚本:アシュリー・エドワード・ミラー、ザック・ステンツ、ノラ・ザッカーマン、リラ・ザッカーマン
第22話 帰還 Part 1
あらすじ・感想
オリビアはピーターが向こう側のウォルターネイトと共に帰ったと知りバーでお酒を飲んでいると、監視人がオリビアの隣に椅子にある装置とピーターが目から何かを発している絵を見つける。
ウォルターのところへ行って絵を見せると、この装置は世界を破滅させてしまうと語る。ウォルターはピーターを救いに向こうの世界に行くにはオリビアが何人も必要だと言い出す。コーテキシファンを撃たれた子供達のパワーが必要だった。
ブロイルズにそのことを報告すると、マッシブ・ダイナミックでオリビアと同じく能力を開花させた人達が訓練を受けていた。翌日、ウォルターを中心に円形になってオリビア達はパワーを集中させ、気付いた時には全員向こう側の世界に来ていた。
人を治癒させる能力のあるジェームスは腫瘍が出来てその場に倒れこみ、残りの者はセントラルパークへと急ぐ。
向こう側の世界に来たピーターは目覚め、母の朝食を食べて再会を喜んでいる。母からウォルターネイトの研究に力を貸してくれとファイルを渡されると、オリビアが見た装置の設計図だった。
セントラルパークには向こうのフリンジチームが来ていて、ニックが撃たれサリーが火を作り出してリンカーンに焼けどを負わす。ウォルターも被弾し病院で手当を受け、オリビアはこちら側の別オリビアの家に来ていた。
劇的な展開で、あっという間にオリビアやウォルター達は向こう側の世界に来てしまいました。
オープニングが赤かったのは、向こう側の世界の出来事だということだったんですね。
ウォルターネイトは何か胡散臭くて、ピーターを取り戻した目的は、あの装置につなぐためなのでしょう。
母のエリザベスは心から息子との再会を喜んでいましたが、ウォルターネイトの計画を知ってピーターを守ってくれればいいのですが…。
ウォルターもお腹を撃たれてしまいましたし、1人ぼっちになったオリビアはやっとベルに会えて、ここから起死回生でピーターを救い出してほしいです。
ベルは裏切り者とウォルターは言っていましたが、味方になってくれそうですね。
ウォルターとベルの再会も楽しみですし、シーズン最終話がどんな終わり方になるのか目が離せません。
ゲスト
エリザベス・ビショップ – オーラ・ブラディ
ニック・レーン – デイヴィッド・コール
リンカーン・リー – セス・ガベル
サリー・クラーク – パスカル・ハットン
ジェームス・ヒース – オマー・メトワリー
フランク・スタントン – フィリップ・ウィンチェスター
ワーナー – ヘザー・ドークセン
タッカー – ミグ・マカリオ
DATA
原題:Over There: Part 1
放送日:2010/5/13
監督:アキヴァ・ゴールズマン
脚本:J・H・ワイマン、ジェフ・ピンクナー、アキヴァ・ゴールズマン
第23話 帰還 Part 2
あらすじ・感想
ベルと再開したオリビアはウォルターが危ないと彼が入院している病院へ。向こうのフリンジチームも病院へ来ていて、ベルが足止めしている間にオリビアはウォルターを救い出しベルの車で逃走する。
向こうのオリビアは監視カメラの映像を見て、やって来たのは長官と自分の偽者だと知る。
ウォルターネイトはウォルターがこちらの世界と向こうの世界に穴を開けてしまって、こちらの世界が危機に瀕していると説明する。それを阻止するためのマシンを作っていて、ピーターに電源の修理をしてくれと頼むが、ピーターは部品などが自分に反応するのを確認。
ウォルターは自分の世界に戻るにはオリビアだけのパワーでは不足で、扉を開けておくためのストッパーが必要だと言っている。そこで、ウォルターとベルとで、ストッパーを作ることに。
オリビアは向こうのオリビアの家に行き、ピーターに会わせてくれと頼むが、スキを付かれて戦いになり、彼女を気絶させる。自分が別のオリビアに化けてピーターに会いに行き、監視人からの絵とここへ来た目的、ウォルターが来ていることを伝える。
ウォルターはベルと向こうへ帰るための機械を調整しながら、何故自分の記憶を奪ったのかとベルを責めていた。
シーズンフィナーレらしく、スケールの大きなストーリーでした。
ウォルターネイトが作った装置はピーターがいないと電源が入らないみたいですから、ピーター達が戻ったことで作動しなくなったのでしょうか。
そして、オリビアが大ピンチで向こう側につかまって取り残されていますから、次シーズンはこっちと向こうとを行き来する展開になりそうですね。
ベルは悪人ではなくウォルターの友人で、みんなを助けるために命をかけてくれました。
ピーターとオリビアも結ばれてハッピーになれたのもつかの間で、ピーターがオリビアは偽者だと気づいて救いに行きそうな気がします。
まだピーターはウォルターのことを許したわけではなさそうですが、ほんの少し距離が縮まってよかったです。
ゲスト
ワーナー – ヘザー・ドークセン
DATA
原題:Over There: Part 2
放送日:2010/5/20
監督:アキヴァ・ゴールズマン
脚本:ジェフ・ピンクナー、J・H・ワイマン、アキヴァ・ゴールズマン
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