第16話 生まれ変わり
あらすじ・感想
旅客機の中でマーシャル・ボウマンは気分が悪くなり、フライトアテンダントに鎮静剤を集めるように指示してトイレへ。旅客機は何事もなく到着しボウマンは空港で事情を聞かれている最中にヤマアラシに変身して、空港の職員を襲う。ピーターは自分の時間軸で同じような事件があったと話す。
オリビアは精神鑑定で過去の記憶を40%失っていることが判明し、ブロイルズから休めと言われる。リンカーンとピーターでボウマンの相棒ヒックスの家に捜査に行くと、ヤマアラシに変身したヒックスに襲われてリンカーンが怪我をしてしまう。
リンカーンはウイルスに感染しているのが判明し、ウォルターのラボで治療を受けることに。オリビアとピーターはボウマンの体にあったタトゥーの情報を求めて、元の時間軸のピーターの友達マーカムのところへ。
ジョーンズが生きてるということは、以前起こったのと同じような事件が起こっても、不思議ではないですね。
ピーターとオリビアが覚えている通りにはいかなくて、ちょっと苦戦しつつも何とか解決しました。
リンカーンが感染してしまいましたが、ウォルターがしっかり治療して助かって良かったです。
オリビアが捜査に加われなくて悔しい思いをしていましたが、ちゃっかり現場に来ていましたね。
正義を貫くオリビアなら、家でおとなしくしているなんてできないでしょう。
船みたいなところで今回のヤマアラシ風な生き物やヘビっぽい生き物などがいましたが、ジョーンズが何かの実験で使っているのでしょう。
オリビアとピーターはラブラブでいいでしょうが、オリビアに好意を持っていたリンカーンがかわいそうですね。
ダイナーで語り合って気持ちが楽になったこともオリビアは覚えていませんでしたし、そばでオリビアとピーターが仲良くしているのを見続けるのは辛いと思います。
ゲスト
マーシャル・ボウマン – ニール・ハフ
ケイト・ヒックス – ジーナ・ホールデン
エドワード・マーカム – クラーク・ミドルトン
アンダーソン – ガブリエル・ローズ
ダニエル・ヒックス – ダニエル・クドモア
メリンダ・ボウマン – エミリー・ジャクソン
マルコ – アレッサンドロ・ジュリアーニ
ハニング捜査官 – マイク・リー
DATA
原題:Nothing As It Seems
放送日:2012/3/30
監督:フレデリック・E・O・トーイ
脚本:ジェフ・ピンクナー、アキヴァ・ゴールズマン
第17話 正しい場所
あらすじ・感想
リンカーンはオリビアの記憶がどんどん薄れているのを寂しく思い、チームの中に自分の居場所がないと感じていた。アストリッドが父と出かけるというので、代わりに資料を届けに向こう側の世界へ。
向こうで殺人事件が起こり、駐車場で女性が男性に襲われその男性も死んでいたが、男の顔は溶けていた。男はかなりの数の犯罪に関係してた容疑者で、先月から行方をくらましていた。橋がつながったおかげで向こうの世界も回復しつつあり、ある地域でアンバーが解除される。
教会で多数の死体が見つかり、初期モデルのシェイプシフターの痕跡があった。監視カメラの映像からシェイプシフターはケイナンと名乗る者で、ジョーンズが助けに来ると信じて疑わない。ケイナンを護送中にフリンジ・チームが襲われる。
最近、オリビア絡みで落ち込むことが多かったリンカーンメインのエピソードです。
最初から、リンカーンの友人の形見を忘れ物だと返してしまって、リンカーンもさぞやショックだったでしょう。
記憶を失くしていなかったらオリビアもそんなことはしなかったでしょうし、リンカーンもそれがわかっているから、やり場のないイラ立ちを感じたでしょうね。
向こう側の世界でリンカーンにも活躍の場が与えられました。
今まで自分の世界で捜査してきたことが役立ちましたし、ケイナンを説得してニーナを捕まえることができました。
向こうのリー大尉が亡くなってしまったのが残念です。
個人的にはこちらの真面目リーンカーンよりも、向こうのアクティブで俺さま的なリンカーンの方がカッコよかったです。
ジーンも放牧されて元気になったでしょうか。
ゲスト
アントニオ・ドーズ – マックス・アルシニエガ
リック・ピアース – ティム・ギニー
テッド – ビスキー・ググーシェ
ビル – ザーフ・パルー
レイノルズ捜査官 – セバスチャン・ベルトーリ
ヘレン – パトリシア・カレン
ダニエル – エイデン・フィン
ソレルノ捜査官 – ゲイリー・ギル
ブリー・コリンズ – エリン・デジレー
マイキー – ネルソン・リーズ
ペイジ・ランダル – エリシア・ロタル
ルイス神父 – モイセ・タイクマン
DATA
原題:Everything in Its Right Place
放送日:2012/4/6
監督:デヴィッド・モックスネス
脚本:J・R・オーチー、マシュー・ピッツ、デビッド・フューリー
第18話 顧問
あらすじ・感想
突然体が宙に浮いて地面に叩きつけられ3名が死亡する。フリンジ・チームが捜査を行うと、体に奇妙なシートベルトのような跡があった。向こうの世界に聞いてみると、被害者3名は飛行機事故で亡くなったとのこと。向こうのリーの葬式が行われボリビアは相棒を亡くして落ち込んでいた。
合同捜査が行われることになり、ウォルターはこちら側の死体の一部を持って向こうの世界へ。向こうの死体を調べてみると、本来なら双方の世界の周波数が違うはずなのに一致している。
ジョーンズの仕業に違いないと確信を持ち、ウォルターはジョーンズが二つの世界をリンクさせようとしているのに気が付く。ボリビア達はウォルターに怪しくない人物でも疑ってかかれと言われ、ニーナにかまをかけてブロイルズが捕まったと吹き込むと、彼は手駒に過ぎないとジョーンズの仲間であることを認める。
別々の世界で同じ人を殺すとは、ショーンズはとんでもないことを仕出かしたものです。
最終的に双方の世界の周波数を同調させて、両方の世界を滅ぼすつもりなのでしょうか。
向こう側の世界の内通者は少し前からブロイルズだとわかっていましたが、その理由が明かされましたね。
息子さんが病気で、ジョーンズにしか治せなかったから手を貸してしまったのは、ウォルターではないですが納得がいきます。
ピーターがいた時間軸では、ブロイルズの息子さんはキャンディマンに何か体内から物質を吸われ、体が弱っていましたね。
最後の最後で、装置にジョーンズの機械を差し込まないという選択をしたブロイルズは、これを使うと大事になるというのを予想していたのかもしれません。
ウォルターは偽オリビアにも優しくなって、事件解決への糸口を与え、十分に役目を果たしてくれました。
ゲスト
クリストファー・ブロイルズ – カーティス・ハリス
リンカーンの母 – チルトン・クレイン
ダイアン・ブロイルズ – カレン・ホルネス
ホウィーラー – スティーブン・フサール
ブライアン・バウワー – デイヴィド・ルイス
リンカーンの父 – ダリル・シャトルワース
ジェレミー – スコット・ヴィッカリウス
DATA
原題:The Consultant
放送日:2012/4/13
監督:ヤノット・シュワルツ
脚本:クリスティン・ラバフ
第19話 支配された未来
あらすじ・感想
2015年、今まで人間の世界を監視するだけの監視人が突如としてその時代の人間を制圧し始める。抵抗勢力もあったが、未来から来た監視人には太刀打ちできなかった。
2036年、フォスター捜査官とエッタ捜査官はアンバーに閉じ込められていたウォルターを開放するが、その時の衝撃で脳にダメージを受け重要なことは何も覚えていなかった。科学省のニーナの助けを借り、旧マッシブ・ダイナミックに保管されているウォルターの脳の一部から記憶をよみがえらせることに。
しかし、旧マッシブ・ダイナミックがあるのは監視人達がうようよしているシティと呼ばれるニューヨークのど真ん中。心を読むことができる監視人に見つかる危険があったが、計画は成功しウォルターは監視人を倒す計画を思い出す。
いきなり未来の話になってビックリしましたが、未来では監視人が監視するだけではなく、支配する側になっているようですね。
エッタは出て来た時からオリビアと雰囲気が似ていましたから、きっとピーターとオリビアの娘なのだろうなと思っていました。
ピーターは最初わからなかったみたいですが、電車だか地下鉄の中で娘ヘンリエッタだと気づいて、抱き合う姿に感動しました。
ウォルターにアストリッド、ピーターの3人だけで、ベルも一緒にアンバーにいたりオリビアがいなかったりで、きっと何かあったのだろうなと、先が気になってしまいますね。
シーズン終盤にこのストーリーが必要だったということは、次シーズンは未来の話なのでしょうか。
それとも、ジョーンズを止めて未来が変わり、監視人が支配する未来という時間軸もあったと示したかったのでしょうか。
エッタの大きなぱっちりとした目は、きっとピーターゆずりですね。
ウォルターも大きくなった孫に会えて、さぞやうれしかったでしょう。
ゲスト
サイモン・フォスター – ヘンリー・イアン・キュージック
リック – ブラッドリー・ストライカー
キティ – ジュリエット・ジャリクル
ローミック捜査官 – ジェームス・イー
DATA
原題:Letters of Transit
放送日:2012/4/20
監督:ジョー・チャペル
脚本:アキヴァ・ゴールズマン、J・H・ワイマン、ジェフ・ピンクナー
第20話 世界の崩壊
あらすじ・感想
世界のあちこちで同じ時刻に地震が起き、こちらの世界だけでなく向こうの世界でも起こっていた。ジョーンズが二つの世界を破壊して新しい創造主として新しい世界を作ろうとしている。
これを防ぐには装置を止めて二つの世界を分離する必要があるが、向こうの世界は装置のおかげで復興してきたところだった。そんな時、向こうのリンカーンの知り合いニックが訪ねて来て、地震が起きる前にその光景を見たと話す。
こちらの世界のニックはオリビアと同じコーテキシファンの被験者。他の被験者達もジョーンズの計画に加担しているのではと推察する。お互いの世界で同じ人物が共鳴して、地震の影響が向こうに出ているとウォルターは分析する。
こちらのニックを見つけようと向こうのニックを連れてきて、オリビアが彼の意識とつながり見えたイメージを伝え、ニックを捕まえようとする。
ジョーンズは両方の世界を崩壊させて、神のように全てを創造しようとしているようですね。
地震を起こしているのはかつて、オリビアと一緒にコーテキシファンの実験を受けていた被験者達だったというのも、ウォルターにしたら辛い事実です。
ニックもオリビアに説得されたふりをして、実はジョーンズを裏切らず次に地震を起こす場所へ向かったのでしょう。
結局、装置を止めるしかなく、ウォルターはピーターが消えてしまうのではと心配していました。
ウォルターはまだピーターが自分の時間軸のピーターだとは知りませんから、真実を知ったら装置には触れさせなかったでしょう。
悪の権化っぽかったウォルターネイトがすっかり丸くなり、ウォルターと心を通わせていたのには驚きました。
リンカーンは結局向こうの世界へ行ってしまいましたし、ウォルターではありませんが、さみしくなりますね。
ゲスト
ニック・レーン – デイヴィッド・コール
サリー・クラーク – パスカル・ハットン
ティム捜査官 – ジャロッド・ジョセフ
DATA
原題:Worlds Apart
放送日:2012/4/27
監督:チャールズ・ビーソン
脚本:グラハム・ローランド、マシュー・ピッツ、ニコール・フィリップス
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