第11話 親子
あらすじ・感想
マイケルがウォルターに触れた途端、ドナルドの存在や彼と監視人を倒す計画を立てたことや、過去の記憶を思い出す。細かい部分まで思い出すにはタンクにはいるしかないとピーターの助けを借りてタンクに入り、ドナルドがセプテンバーであることやブルックリンにあるアパートのビジョンが見える。
また、別の時間軸での自分とピーターの関係も思い出す。目的のアパートへみんなで行くとドナルドがいた。装置を外されてただの人間としてこの時代に生きていて、人工授精で生まれたマイケルの父親だと語る。
2167年に人間のさらなる進化の研究で感情は要らないと結論づけられて監視人が生まれた。しかし、マイケルは感情も豊かで共感能力にも優れ、知性も今の監視人以上に発達している。
そんな素晴らしい息子が葬り去られようとしているの知り、ドナルドはマイケルを隠したのだ。マイケルを2167年に連れて行けば証明できて時間軸がリセットされ、監視人を倒せるというのが計画の内容だった。
ウォルターがタンクに入った理由はわかりましたが、下着の締め付けが嫌ならタンクに入る前に脱いでおけばよかったですね。
ウォルターの全裸を見ただけでなく、濡れた下着を渡されたオリビアは困った顔をしていました。
表情豊かなドナルドことセプテンバーが見られただけでも良かったですし、計画の全貌が明らかになりました。
街中でのウォルターとピーターのハグシーンは実に感動的でしたね。
別の時間軸のことまでウォルターが知ることができて、本来の親子愛が復活です。
同じく、ドナルドとマイケルが親子だというのには驚きましたが、再会した時に指を合わせていたシーンも素敵でしたね。
装置を外されてドナルドとマイケルが意思の疎通ができているのかどうかは不明ですが、心が通じ合っているように見えました。
マイケルは電車を降りてしまいましたが、きっとウォルター達を救うためだったのでしょう。
ゲスト
ロイヤリスト – セイジ・ブロックルバンク
DATA
原題:The Boy Must Live
放送日:2013/1/11
監督:ポール・ホラハン
脚本:グラハム・ローランド
第12話 奪還
あらすじ・感想
自ら捕まったマイケルの心をウインドマークは読もうとするが不可能だった。さらに分析を進めろと命令し、マイケルは高い知性と感情が結びついていると解る。2609年にウインドマークは移動して上官に報告し抹殺を提案するが、分解しろとの命令だった。
ブロイルズは知り合いのロイヤリストからマイケルが捕らわれている場所を聞き出してオリビアに報告する。警備の厳重なリバティ島への侵入は不可能だったが、オリビアは自分がコーテキシファンを打って向こうの世界を経由して侵入する方法を提案する。
向こうの世界も監視人に制圧されているかもと危惧する中、アストリッドは向こうの世界が見える窓を使おうと言う。早速確認してみると監視人の姿はなく、オリビアの提案を実行することに。
大量のコーテキシファンでクラクラする中、向こうの世界に飛んで、ボリビア達とのつかの間の再会を喜び合う。
すったもんだあった向こう側の世界をまた見られるとは思いませんでした。
偽オリビアはきれいに年を重ねていましたし、リンカーンと上手くいって幸せな家庭を築いていますね。
向こうの世界をのぞける窓まで登場して、懐かしさも倍増です。
マイケルはウインドマークを寄せ付けないくらい能力が高くて、ウインドマークが鼻血を出していましたね。
心を読ませなかったので計画についてもバレていませんし、マイケル1人でもウインドマークや監視人をやっつけられそうな勢いでした。
オリビアと言えばコーテキシファンですから、今シーズン初めてこの終盤になって登場です。
向こうの世界経由でマイケルを助け出そうなんて、オリビアもぶっ飛んだアイデアを思いつきました。
ドナルドが1人ぼっちでマシンを組み立てていてちょっと寂しそうでしたし、何やらトラブル発生で最後まで目が離せませんね。
ゲスト
トレバー – ラスティン・グレシウク
トビン – ピーター・ケラミス
アモン – アイバン・ワニス=ルイス
DATA
原題:Liberty
放送日:2013/1/18
監督:P・J・ピース
脚本:アリソン・シャプカー
第13話 絆
あらすじ・感想
ドナルドは監視人ディセンバーの元へ行き、マイケルを未来へ送るための装置を動かすリアクターを未来から取ってきてくれと頼む。ウインドマークは内部に忍び込んでいた鳩がブロイルズだと気付き、尾行していた。ピーターはアンバーからウォルターが自分宛に残したビデオテープを発見する。
ウォルターはマイケルと一緒に未来に行き、未来の科学者に引き合わせ、時間をリセットさせる。同じ時間にはもう戻れないからこれは最後の別れのメッセージだと、ピーターに対する愛情を語っていた。
それを見たピーターは側にいたウォルターを抱きしめて、ウォルターはピーターとの時間はずるをして手に入れたものだったが、とても幸せだったと告げる。オリビアとアストリッドはディセンバーのところへリアクターを取りに行くが、彼は監視人に殺されていた。
2036年の現在には装置を動かすパワーがないとドナルドは落ち込んでいたが、アストリッドは監視人達が荷物運びに使っているワームホールは使えないかと提案する。
ピーターとウォルターの親子愛をより一層感じるフィナーレでした。
ピーターとウォルターでテープを見た後、ウォルターがピーターをいかに愛しているかとか、「ズルして手に入れた時間だ」と語り、抱き合っている姿は涙なしには見れませんでした。
ドナルドが自分が息子を未来に連れて行くと言った時には、ウォルターはこっちに残って幸せに暮らせると思いましたが、そう上手くはいきませんでしたね。
2015年の世界は平和そのもので、オリビアとピーター、エッタの3人はその後何事もなく帰宅することができて、みんなが望んでいた監視人のいない世界になっていました。
フリンジチームは奇跡を成し遂げましたね。
ウォルターは本当の意味で赦しを得ることができ、ピーターにあの白いチューリップが届いたのがまた感動的でした。
ゲスト
キャロル – シャロン・テイラー
DATA
原題:An Enemy of Fate
放送日:2013/1/18
監督:J・H・ワイマン
脚本:J・H・ワイマン
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