ミステリー・グースバンプス シーズン3 第1話~第5話

第1話 モンスター映画の街

エリンのパパはホラー映画の特殊効果を担当している。エリンと友達のマーティはホラー映画の大ファンで、中でもショック・オン・ショック・ストリートシリーズの映画が特にお気に入り。二人はエリンのパパの仕事場に忍び込み、モンスターやロボットを見て大はしゃぎしている。

机の上の製作途中であるモンスターを見ていたエリンはモンスターの目が赤く光り、突然腕をつかまれ慌てて引き離そうとしている所へリモコンを持ったパパが現れ、二人を脅かすためにリモコン操作でモンスターを動かしていたのだ。

パパからもうすぐオープン予定のホラー映画を題材にしたテーマパーク「ショック・ストリート」のスタジオ・ツアーに招待されたエリンとマーティ。最初はトロッコに乗ってホラー体験をするアミューズメントだ。パパから絶対にトロッコから降りるなと注意され、万が一の時に使うようにとレーザーガンを渡される。

二人はどこか奇妙だと感じつつもトロッコに乗って楽しんでいた。吸い込まれるようにトンネルに入ったトロッコは暗闇の中で動かなくなってしまう。仕方なくトロッコを降りた二人は暗いトンネルの中を歩いて進むことにしたが・・・。

ゲスト

エリン・ライト – ブルック・ネヴィン
マーティ – ベン・クック
エリンのパパ – エリック・ピーターソン
女性技術者 – カレン・ニッカーソン、ケリー・ニッカーソン

DATA

原題:A Shocker on Shock Street
放送日:1997/9/6
監督:ランディ・ブラッドショー
脚本:ビリー・ブラウン、ダン・エンジェル

第2話 ぼくの友達はゆうれい

学校の課題を一緒にやることにしたサミーとロクサーヌ。”生け垣館”という幽霊屋敷に忍び込み、幽霊をビデオカメラに収めるつもりなのだ。

屋敷の中を探していると、料理のようなものがのったサービスワゴンがどこからともなく近づいてきて、ビデオカメラを構えたロクサーヌが皿のふたを開けると、”撮られる準備はできている”と書かれたメモが入っていた。

他の部屋にもメモが置かれていて、サミーはふと鏡を見ると首だけのピエロが浮いていて、怖くなり悲鳴を上げて家まで逃げ帰る。追ってきたロクサーヌに怯えながら”幽霊を見た”と言うが、ピエロのマスクをバッグから取り出したロクサーヌはマスクが吊るされて揺れていただけだと教える。

それからサミーの周りで奇妙なことばかり起こり始め、ある夜、部屋の模型がサミーめがけて飛んで来たのをきっかけにサミーは意を決して幽霊に呼びかける。幽霊はブレントという名で透明で姿は見えず、友達が欲しくて生け垣館からサミーに付いて来たと答える。

翌日、サミーはロクサーヌを家に呼んでブレントの存在を証明しようとするが、ロクサーヌのいる前ではブレントは何ひとつ動かそうとしなかった。学校でサミーを助けようとしたブレントはそれが裏目に出てしまい、サミーは学校の笑い者になってしまう。

ゲスト

サミー・ジェイコブズ – ジョン・デイヴィー
ロクサーヌ – ダレーン・アーバイン
ブレント – ダーシー・ウィアー
ノーマン・ジェイコブズ – テッド・シモネット
ビバリー・ジェイコブズ – アーリーン・マゼロール
先生 – ヴィッキー・パパフス

DATA

原題:My Best Friend is Invisible
放送日:1997/9/8
監督:ウィリアム・フルート
脚本:スコット・ピーターズ

第3話 呪われた幽霊屋敷

ロビー、ローリー、ネイサンは勇気のある者だけが入れる”冒険王クラブ”を結成していて、新しいメンバーを探している。クラブに入会するには”出口のない家”と呼ばれる荒れ果てた古い家で一時間恐怖に耐えて過ごし、勇気があることを証明しなくてはならない。

“出口のない家”はカップルの幽霊が出るという噂のある地元では有名な幽霊屋敷で、誰も近づこうとはしない。今日も一人入団テストで”出口のない家”に入ったが、10分と持たなかった。

三人組は最近引っ越してきたクリスに会い、見込みがありそうだとクラブの入会テストのことを話すが、クリスは勇気なんてないからと断る。三人組はショッピング・モールに行こうとクリスを誘い、近道しようと通りから外れた道を歩き出し着いた先は”出口のない家”だった。

嫌がるクリスを屋敷の中に無理矢理押し込んで閉じ込めてしまう。クリスは暗闇と恐怖で近くにあった壷を落としてしまい、宙に浮いたほうきとちりとりが近づいてきて、壷の破片を掃除し始める。

クリスは時計を見てあと20分ほど我慢すれば外に出られると自分に言い聞かせていると、二階から”今からそっちへ行く”という不気味な声を聞く。

ゲスト

ロビー – ジェフ・デイヴィス
ネイサン – ロビン・ウィークス
ローリー – ローレン・アニス
ダグ – マット・レッドマン
クリス・ウェイクリー – ディラン・プロヴァンシェ
クリスのママ – リン・ボグト
男性の幽霊 – クリス・ブリットン
女性の幽霊 – スザンナ・ホフマン

DATA

原題:The House of No Return
放送日:1997/9/13
監督:ウィリアム・フルート
脚本:ビリー・ブラウン、ダン・エンジェル

第4話 現実にさからうな

三人兄弟の末っ子マットは現実の生活にうんざりしている。兄のグレッグは学校のキャンプに出かけ、姉のパムは自分専用の電話を持っていてそれぞれの生活を楽しんでいるのに、不公平だと思っているからだ。部屋が狭すぎるとママに不満を訴えても聞き入れてもらえない。

ママが出かけた隙に屋根裏部屋のベッドで眠るマット。目が覚めたマットは、アイスホッケーのプレイヤーとして試合に出場することになる。ホッケーなんかやったことがないマットは周りの大柄な選手達のアタックで転倒してばかりで、助けを求めると謎の二人組みの男が”これが現実だ”と繰り返す。

マットはもやに包まれて気が付くと、ドクターと呼ばれて手術着を着せられて大統領の手術をするよう迫られる。何とか逃げ出したマットだが、今度は爆弾解体現場で、爆発まで残り20秒のところで2本のワイヤーのうちどちらを切るか選ばなければならない。どの場面にも謎の黒服の二人組が登場してマットを追い詰めるのである。

ゲスト

マット・アムステルダム – タイラー・カイト
グレッグ・アムステルダム – カイル・ウェルトン
パム・アムステルダム – アマンダ・ザンプローナ
ローラ・アムステルダム – キャスリーン・ラスキー
黒服の男1 – マーティン・ローチ
黒服の男2 – アンソニー・デ・ロンギス
コーチ – ドン・チェリー
判事 – ハワード・ジェローム
ドクター/スワットチームリーダー – ジョン・ヘンフィル
ナース/花嫁 – リサ・ハインズ

DATA

原題:Don’t go to Sleep
放送日:1997/9/20
監督:ジョン・ベル
脚本:リック・ドリュー

第5話 リモコンにご注意

セスは通信販売で買ったテレビやビデオ、コンポを自由に操る事ができるリモコンが届き、早速使ってみるとその便利さにとても満足する。リビングでテレビを見ていると妹のジェイミーが傍らでタップダンスの練習を始め、うるさくてテレビの音が聞こえない。

ジェイミーと言い合いをしながらリモコンでテレビの音量をどんどん上げていく。ふとジェイミーに向けてリモコンを使うと、まるで一時停止したかのように固まって動かなくなってしまった。セスはリモコンが家電だけでなく人や物も操れることに気づく。

部屋の金魚の色を変えたり、隣の家の芝刈り機の音量を調節したり、新聞配達の少年の動きを巻き戻し、早送りしたりして楽しんでいる。

学校で親友のケビンにリモコンのことを話すが全く信じてもらえないので、ケビンの目の前でわざといじめっ子にちょっっかいを出し、テレビでチャンネルを変えるようにいじめっ子の服をどんどん変えてみせ、ケビンとリモコンの秘密を共有することになった。

事あるごとにテレビや電話、メール、郵便で販売元のトニーからリモコンの使い方について注意を受けているにもかかわらず、無視して使い続けているセスだが・・・。

ゲスト

セス・ゴールド – ダン・ウォーリー=スミス
ケビン・カーツ – トレバー・ラルフ
ジェイミー・ゴールド – タビサ・ルピアン
セスのパパ – ゲイリー・ピアソン
セスのママ – キャサリン・ブルース
トニー – デヴィッド・ヒューバンド
グレーブス先生 – ゲイブ・コーエン
リチャード・ホールマン – マシュー・レムキー

DATA

原題:Click
放送日:1997/9/27
監督:ジョン・ベル
脚本:スコット・ピーターズ

ミステリー・グースバンプス

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