第6話 悪霊払い
あらすじ・感想
9歳の少年ダニエルは両親に教会に連れて来られ、悪霊払いの儀式を受ける。しかし、儀式の途中で豹変して神父は死亡しアシストしていた学生は怪我をして病院に運ばれ、ダニエルは姿を消してしまう。
ニック達は現場に着いて捜査を始めると、祭壇の下に隠れていたダニエルを発見し病院へと運ぶ。両親は1年前からダニエルが急に豹変して暴力的な行動を取るようになり、本人はその間のことは何も覚えていないと話す。
ダニエルの両親は人間で、彼の症状をモンローとロザリーの説明すると、グラオゼンというヴェッセンでも正体が解らない症状で、見つけたら評議会へ連絡することになっていると教えてもらう。
無視できないとロザリーは評議会へ連絡し、ダニエルが入院している病院を教えてしまう。
第7話 デカピターレ
あらすじ・感想
エリックの跡を継ぐヴィクトル王子はアダリンドに会い、これからも法律顧問をやってくれと頼む。レナード達はフェラートの攻撃を避けながら、会合に出席しようと身を潜めていた。
ニック達は強盗殺人事件の捜査を行っていて、殺された青年は腕を引きちぎられていて、3m近い男の足跡が現場に残されていた。また、下水道の障害物を取り除くため地下に潜っていた作業員が何者かに殺され、足が引きちぎられていた。
下水道に入って捜査していたニック達は奥の方で作業員の足を見つける。他にも見つかった物が多数あり、どれも盗難届けが出されていた。
モンローに聞いてみると、下水にこもるのはゲラムカエダスというヴェッセンで、詳しくは本で調べろと言っている。下水道の出口付近で強盗が多発していて、ニック達は地図を頼りに下水道を再捜査し始め、隠されたドアがあるのに気付く。
第8話 クランプスの饗宴
あらすじ・感想
クリスマスで賑わっている中、2人の少年がクリスマスプレンゼントを盗んで開き、中身をチェックしていた。そこへサンタの格好をしたヴェッセンが現れ、1人を連れて行きもう1人は車の中に逃げ込む。
知らせを受けたニック達は現場を調べていると、車の中にいた少年デレクが目を覚まし病院へと運ばれて行き、さらわれた少年は友達のクインだと判明する。
オーストリアでは王家に反発するレジスタンスの会合が開かれ、レナードも参加する。モンローはジュリエットに手伝ってもらって派手にクリスマスの飾りつけをするが、ロザリーはクリスマスに悲しい思い出があり祝う気になれなかった。
スケボーでサンタのプレゼントを盗んだ少年がヴェッセンに襲われ、現場には炭が落ちていた。モンローに事件のことを相談すると伝説のクランプスだと言っていて、偶然やって来たバドも含めて全員でクランプス探しをすることに。
第9話 赤の脅威
あらすじ・感想
ジュリエットは友達のアリシアが夫ジョーから暴力を振るわれていると助けを求められ、家に来るようすすめる。レナードはアダリンドに会って助けが必要になる時が来ると忠告してポートランドへ戻って来る。
ロシアからやって来た治療師ボリスはホームパーティーの最中にウエイターに襲われ、闘って窓から投げ落とす。レストランの貯蔵庫で遺体が発見されニック達が捜査に当たる。
監視カメラの映像でボリスが襲われている映像が見つかり、ニック達は事情聴取へ。彼は襲われて仕方なく攻撃したと証言する。トレーラーで彼の正体を調べるとコシチェイというロシアのヴェッセンで、癒しの力と攻撃の力の両方を持っていた。
モーテルで男の遺体が発見され放射線数値が高く、ウエイターの服からボリスを襲った本当の犯人でまだ彼を狙うものがいると本人に警告する。
第10話 見守る眼差し
あらすじ・感想
姉の車を借りてガールフレンドのジョイのバイト先に客として来ていたジャレッド。帰りがけにギャング達がカップルを襲い男性をバットで殴り殺すのを見てしまう。相手に気付かれそのまま車で逃走する。
現場に来たニック達は目撃者からの情報と監視カメラ映像からジャレッドの家へ行くと、ハンクは彼の姉がリハビリの療法士ズーリだと判明。その頃、ギャング達はバイト帰りのジョイを誘拐する。
ジャレッドを警察で尋問するがギャングを恐れて何も見ていないと答える。その夜、ハンクはズーリを心配して電話をするとズーリ達がギャング達に襲われ、急いでパトカーで自宅へ向かう。
ジュリエットはアリシアにヴェッセンだと知っていると話すがアリシアは白を切り通し、ジュリエットはロザリーに相談して時間が必要だとそっとしておくことに。
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