ジェシカおばさんの事件簿 シーズン3 第19話~第20話

ジェシカおばさんの事件簿シーズン3 ジェシカおばさんの事件簿

ジェシカおばさんの事件簿、シーズン3第19話から第20話のあらすじと感想です。

第19話 亡霊ビルを行く

古いビルの中にあり幽霊が出るという噂のある会計事務所で働くグレイディ。上司が殺され容疑者となり、さらには脱税疑惑までかけられてしまう。ちょうどニューヨークにやって来たジェシカは、甥のために捜査する。

あらすじ・感想

ニューヨークの会計事務所で働くジェシカの甥グレイディ。
ジェシカがグレイディを訪ねて来た時に彼の秘書の悲鳴が聞こえ、警備員が誰かを取り押さえますが、幽霊に間違えられたグレイディでした。
そういえば、グレイディは食べようと思っていたサンドイッチを幽霊に盗まれていましたね。

グレイディは上司のホイットマンとカーライルに叔母を紹介します。
カーライルは20年前からJBのファンで、恋愛小説を書いていると思っているようです。
ジェシカは間違いに気づきますが何も言わず適当に調子を合わせていて、ジェシカの寛大さがうかがえますね。

グレイディはジェシカと夕食に出かけ、幽霊のことを話します。
衣類や食べ物などが時々消えてしまうのだと。
果たして、本当に幽霊の仕業なのでしょうか。

夕食後、仕事がたまっているグレイディはオフィスに戻ります。
ホイットマンのオフィスに明かりがついていたので行ってみると、彼は椅子に座って殺されていました。
壁には脅しのメッセージが赤いペンキのようなもので書かれています。

知らせを聞いてグレイディを心配したジェシカがやって来て、ハンラティ警部と話します。
警部はグレイディを疑っているようですが、ジェシカは自分の意見を伝え何とかグレイディは逮捕されずにすみました。

国税庁の調査員グリムショウがグレイディを訪ねて来ます。
ホイットマンには脱税容疑がかかっていました。
グリムショウはネプチューン・ベンチャーズという会社について調査していて、リストにはグレイディの名前もあるそうです。

グレイディは何も知りません。
グレイディはジェシカにネプチューン・ベンチャーズのことや、グリムショウのことを話します。

ちょうどホイットマンの妻ラナが会社にやって来て、ジェシカは彼女に見覚えがありました。
夕べグレイディを送って来た時、ビルから出て来た彼女を見かけたからです。
一瞬見ただけなのに顔を覚えているなんて、ジェシカの記憶力は素晴らしいですね。

ラナが警察の事情聴取を受けていると、また幽霊騒ぎが起きました。
40年間清掃員として努めている女性が壁に赤いスプレーで壁一面に書かれた脅しのメッセージを発見し、幽霊の仕業だと怯えています。

かわいそうなグレイディは今回も、脱税犯と殺人犯に仕立て上げられそうになります。
今までで一番ピンチではないでしょうか。
ジェシカは一番かわいがっていると言っても過言ではないグレイディのために力を尽くし、全てを解決します。
ジェシカにも危機が迫りますが、意外な人物に助けられましたね。

キャスト

ジェシカ・フレッチャー – アンジェラ・ランズベリー
グレイディ・フレッチャー – マイケル・ホートン
ソフィー・エリス – ドロシー・ラムーア
レスター・グリムショウ – ジェフリー・ルイス
ティモシー・ハンラティ警部 – バーニー・マーティン
マーティ・ジャイルズ – ロン・マサク
ラナ・ホイットマン – パティー・マコーマック
ハリー・コールドウェル – トム・マクファデン
ポール・カーライル – ジェームス・ノーブル
ラルフ・ホイットマン – マイケル・トーラン

コニー・ノートン – ケイト・ヴァーノン
幽霊 – ポール・コミ
エンダ – ペギー・ドイル

作品データ

原題:No Accounting for Murder
放送日:1987/3/22
監督:ピーター・クレイン
脚本:ジェラルド・K・シーゲル

第20話 とても不安な保安官

アイダホの小さな町の市長が死亡。市長の妻とジェシカは友達で、彼女を慰めに来ている。交通事故だと思われているが、彼の父親は殺人だと疑ってずっと調べている。その父親も殺されてしまう。

あらすじ・感想

ジェシカは友人のリンダを元気付けるため、アイダホに来ています。
リンダの夫ジムは市長で違法ギャンブルを摘発しようと努めていましたが、自動車事故で亡くなってしまいました。

何やら怪しい始まりですね。
ジムが調べていたことが原因で、事故に見せかけて殺されたのかも。

ジムの父ハリーは息子は事故ではなく殺されたと信じ、1人で調査しています。
市長が亡くなったため、町では新市長を選ぶ選挙が行われる予定です。

ジムの友人デビッド・キャロルが立候補していて、対立候補はイェーツ保安官です。
保安官や周りの連中はかなりうさん臭くて、不気味な感じですね。

ハリーはジムの車を調べるために保管所に忍び込んだのですが、保安官に追い出されてしまいます。
そこで、ハリーは車を妻のリンダに引き渡すという裁判所命令を取って来て、リンダやジェシカらと一緒に保管所へ。
すると、何故か車が消えていました。

ジェシカは最近までジムの車があった形跡を見つけています。
保安官かその仲間がジムを殺し、闇に葬ろうとしている可能性が濃厚ですね。

その夜、ジェシカとリンダがベッドメイクしていると、階下で物音がしました。
強盗ではなくハリーで、何か探していたようです。

ハリーはジムが追っていた違法ギャンブルに関する書類を探していました。
ジェシカはジムの財布から暗号のような文字が書かれたメモを発見し、ハリーはそれを書き写して出て行ってしまいました。
何かに気づいたみたいですね。

翌日、ハリーの遺体が発見され、リンダに身元確認してほしいと保安官がやって来ます。
配慮のない保安官の言動にジェシカが怒りまくっていましたね。

ハリーは頭を殴られ、走っている車から放り出されています。
保安官はジェシカが尋ねたことにも答えてくれず、明らかに事故として処理しようとしています。

デビッドがやって来て間に入ってくれて、ハリーは何も持っておらずブーツすらはいていなかったことがわかりました。
保安官が怪しくて不気味で誠実さに欠けるので、ジェシカは州警察のレンコ警部の所へ行きます。

州警察は過去に何度か違法ギャンブルの現場を押さえようとしたことがあったのですが、その度に何者かに密告されて失敗していると語ります。
町を守るはずの保安官事務所の人全員あてにできないため、ジェシカは州警察の警部を味方にしたのは賢かったですね。

ジェシカが命を狙われる危険なシーンもありましたが、見事に犯人を追い詰めました。
犯人がちょっとした一言を言ってしまったがために、ジェシカに大きなヒントを与えてしまいましたね。
州警察のレンコ警部もようやく違法ギャンブルの現場を摘発することができて、一挙に事件解決です。

キャスト

ジェシカ・フレッチャー – アンジェラ・ランズベリー
リンダ・スティーブンス – エレン・ブライ
ジョージ・マクダニエルズ – ジョセフ・カンパネラ
デビッド・キャロル – ブルース・デイヴィソン
オービル・イエーツ保安官 – エド・ローター
ハリー・スティーブンス – ジョン・マクライアム
アーネスト・レンコ警部 – ミッチ・ライアン
シンディ・マーチ – シャーリーン・ティルトン
ケイト・ガナーソン – マリー・ウィンザー
ウェイン・ビーラー – ジェフ・イェーガー

ジル・ストークス – ディック・バルドゥッツィ
リタ – キャスリン・デヘトル

作品データ

原題:The Cemetery Vote
放送日:1987/4/5
監督:セイモア・ロビー
脚本:ロバート・ヴァン・スコヤック

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