ジェシカおばさんの事件簿、シーズン4第1話から第3話のあらすじと感想です。
第1話 ファッションショーは死の舞台
ジェシカはファッション・デザイナーの友人を訪ねてパリへ。ファッションショーは大成功するが殺人事件が起こり、ジェシカの友人が容疑者になってしまう。
あらすじ・感想
舞台はパリ。ジェシカのファッションもいつもりちょっと華やかで、明るいパステルカラーのスーツがお似合いですね。
友人のファッション・デザイナーエヴァ・テイラーからファッション・ショーに招待され、ジェシカはパリに来ています。
BGMもアコーディオンが使われていたりして、雰囲気が変わっておしゃれに感じますね。
エヴァは実業家マキシム・スーリーに借金があり、トップモデルのルー・ウォーターズを雇うお金と今までの借金返済を待ってもらう代わりに新しい契約として、利益の50%を彼に渡すという書類にサインしてしまいました。
ジェシカはマキシムの妻クローディアと同じテーブルで、ファッションショーを楽しみます。
ショーは大成功してみんなでお祝いしていますが、エヴァは何か悩んでいる様子です。
エヴァを心配してジェシカが声をかけると、エヴァはお金のトラブルのことをジェシカに相談。
ジェシカとエヴァがマキシムの部屋に行くと、彼は銃で撃たれて死んでいました。
海外に行っても、ジェシカには事件が付きまといますね。
フランスの警察の調べではマキシムは9時30分に部屋に戻り、9時50分に撃たれたとのことです。
フランスの警部はジェシカのことを知っていてていねいな態度で接していたように、ジェシカの小説は海外でも人気でまさに売れっ子ミステリーライターです。
ホテルのメイドが廊下で白とグレーのチェックのコートを着た女性を見かけたと証言しています。
部屋に戻ったジェシカは電話しながら窓から外を見ると、クローディアがマキシムの部屋で不審な動きをしているのを見かけます。
すぐに行って聞いてみると床でボタンを見つけたらしく、マキシムの愛人だったバレリーのものだと思ったそうです。
実はこのボタンはバレリーのものではなく、エヴァのものでした。
ジェシカと警部がバレリーの話を聞きに行き、アリバイがあることがわかりました。
ちょうど警部の部下がやって来て凶器が見つかり、犯行時刻は10時過ぎかもしれないと言っています。
ジェシカはコートのことをエヴァに聞きに行くと、エヴァはその時初めてボタンが取れていることに気づきます。
運悪く警部がボタンを持って現れます。
犯行時刻は10時前なのか、10時過ぎなのか?
かなり難解な事件でしたが、ジェシカが見事に解決してくれました。
ジェシカの頭の中には大まかな推理があったのかもしれないけど、消えた2枚のタオルや赤いバッグでピンと来てするすると謎が解けて、事件の真相をあばいた手腕は相変わらずお見事です。
キャスト
ジェシカ・フレッチャー – アンジェラ・ランズベリー
マキシム・スーリー – リー・ベルジュ
ピーター・アップルヤード – ビル・ベイヤーズ
キム・ベシェ – ダニエル・ブリズボワ
ルー・ウォーターズ – ランディ・ブルックス
クローディア・スーリー – タイナ・エルグ
バレリー・ベシェ – ジュリエット・プラウズ
エヴァ・テイラー – バーバラ・ラッシュ
パナシック警部 – フリッツ・ウィーヴァー
マリー – カレン・ヘンセル
リュテル刑事 – ミシェル・ヴォレッティ
イベット – ボニー・イブセン
ディディ – ルイーズ・ドーシー
マーゴ – ジュリー・シリマン
アルバート – ルイス・R・プランテ
作品データ
原題:A Fashionable Way to Die
放送日:1987/9/20
監督:ニック・ハビンガ
脚本:ドナルド・ロス
第2話 正義がもたらした結末
20年前の殺人事件で刑務所に入っていた男がキャロット・コーヴにやって来る。彼は無実を訴えていて、真犯人を探している。新たな殺人が起き、ジェシカは過去の事件とのつながりを含め、調査を始める。
あらすじ・感想
長年、キャロット・コーヴ高校のフットボール部でコーチを務めたケビン・コールドウェルが引退することになり、引退のパーティーが開かれます。
ジェシカはプレゼントを持ってパーティーへ行こうとしていると、最近、キャロット・コーヴに越して来たアンドリュー・ダービンがちょっとした用事で訪ねて来ます。
いつもよりちょっとおしゃれをしたジェシカが品良く見えて、エレガントです。
ダービンは殺人罪で刑務所に入っていて仮釈放になったばかりで、判事とエイモスは書類を見て驚いていました。
とても紳士的だし、元犯罪者には見えないですね。
パーティーは盛り上がって終わり、ケビンの教え子だったビルは車のワイパーに何かはさまっていたのに気づきます。
ある事件に関する古い新聞の切り抜きでビルは妻にはいたずらだとごまかしますが、明らかに動揺している様子。
この事件とビルとに何か関係があり、真相を知っている誰かに脅されているのでしょうか。
その夜、ビルに電話がかかって来て、玄関に怪しいカバンが置かれています。
ビルがカバンを開けると、ビックリ箱のように人形が飛び出して来ました。
妻のアリソンが保安官を呼ぼうとしますが、ビルは悪質ないたずらだと伝えます。
そして、道路の向こう側には赤い車が止まっていました。
車のワイパーに新聞記事がはさまっていた時にも同じ車があり、ビルの様子をうかがっていましたね。
翌日、夫が心配でたまらないアリソンは、ジェシカに相談しに行きます。
キャロット・コーヴでは謎の事件が起きたら、まずはジェシカに頼るというのがセオリーですね。
その後、ビルは赤い車にぶつけられ、危うく事故死するところでした。
それ以来、銃を持ち歩くようになり、アリソンはさらに不安になったとジェシカにもらします。
ジェシカはビルから事情を聞こうと、職場へ行きます。
ちょうど赤い車に乗ったダービンがビルと話していて、ライトが片方壊れたと言っています。
明らかにダービンがビルを狙っているように見えますね。
普段とは違う様子のビルにジェシカは話しかけますが、体よく追い払われてしまいます。
ビルとダービンの関係を不審に思ったジェシカはエイモスとダービンの家へ。
ダービンは20年前の事件について話してくれて、無実の罪で20年も刑務所に入っていたと語ります。
真犯人を突き止めようと独自に事件について調べていて、事件当夜に車の助手席にビルが乗っていたそうです。
しかし、犯人は車を運転していた人物で、その人物についてビルから聞き出そうと嫌がらせのようないたずらをしていました。
翌朝、ビルが遺体で発見され、自殺したように見えました。
ジェシカはビルは自殺でなく他殺だと見抜き、調査を始めます。
ビルを殺したのはダービンなのか?
20年前の事件の真相は?
もちろん、ジェシカがきれいに謎を解いてくれます。
キャスト
ジェシカ・フレッチャー – アンジェラ・ランズベリー
エイモス・タッパー保安官 – トム・ボズリ
アンドリュー・ダービン – ジョン・グローヴァー
アーニー・ウェイクマン – マイケル・レムベック
ケビン・コールドウェル – ケネス・マクミラン
タラ・シルマン – ケイトリン・オーヒーニー
ペリー・シルマン – ジョン・ベネット・ペリー
ビル・ハンプトン – ダック・ランボー
アリソン・ハンプトン – シェリー・スミス
ダン・プリング – マーク・ヴォランド
マシューズ医師 – チャールズ・サマーズ
作品データ
原題:When Thieves Fall Out
放送日:1987/9/27
監督:セイモア・ロビー
脚本:アーサー・ウェインガーテン
第3話 消えたブローチ
ジェシカはカナダのケベックへ。妻殺しの罪の問われる友人の裁判で証言する予定。裁判は不利な状況で、ジェシカは関係者から話を聞きながら事件の真相に迫る。
あらすじ・感想
ジェシカは友人ジム・ハーランの裁判で証言するため、カナダに来ています。
事件は半年前に起こりました。
別邸でジェシカ達が食事中に本邸が火事になり、現場からジムの妻パトリシアの焼死体が発見されました。
検死の結果、パトリシアの頭蓋骨には鈍器で殴られたような跡があり、火事は放火の疑いがありました。
その後、ジムが妻を殺した罪に問われ、逮捕されたのです。
珍しく殺人事件が起こらないストーリー展開で、ジェシカが裁判を通して事件の真犯人を追って行くという展開ですね。
ジムの弁護を担当するのはオリバー・クエイル弁護士。
やり手のようですが高圧的な態度で怒鳴り散らしていて、あまり人好きするようなタイプじゃないですね。
ジェシカに証言する時には田舎から出て来たご婦人風にふるまって、帽子をかぶれなどと言っています。
どう見てもジェシカとは合わないですね。
弁護士はジェシカに全く情報をくれないし、ジムやジュディスも詳しいことは何も知らないようです。
ハーラン家の庭師クレイが証言します。
パトリシアが亡くなる1週間ほど前、彼女がジムに離婚したいと伝えると、「死ぬのを見届けてやる」とパトリシアを脅していたのを聞いています。
クエイル弁護士はクレイはハーラン家をクビになっていて、過去のこをと引き合いに出して証言は信用できないと切り返します。
ジムが不利かと思ったけど、クエイル弁護士はなかなかやりますね。
でも、ジェシカはジムの状況が良くなっているとは思えません。
事件前にジムはパトリシアの友人モニカを空港まで送って行ったのですが、当のモニカは行方不明。
ジムからパトリシアとのけんかのことをジェシカは聞きますが、離婚したいなんて言われていないし庭師が嘘をついているようです。
空港近くのホテル関係者は、ジムとモニカが数時間ほど利用したと証言。
かなり風向きが悪いですね。
そして、いよいよジェシカが証言する番です。
クエール弁護士はジェシカにも、パトリシアを殺す動機があったというような質問をしていきます。
質問というよりは自分で主張を展開し、ジェシカに答えるスキを全く与えません。
過去の事件のこと、グレイディら親戚が逮捕されたり容疑者になったこと、ジェシカが小説のネタほしさに何かしたんじゃないかとか、こじつけもいいとこです。
どんな弁護方針なのでしょう。
まあ、確かにグレイディを始めジェシカの親戚は、事件に巻き込まれることが多いのは否定できませんが…。
頼りにならなそうな弁護士には任せておけないと、ジェシカは関係者から色々と話を聞いて真相にたどり着きます。
ただ、頑固者の弁護士はジェシカの推理を聞き入れないだろうから、別の味方を見つけていつものようにジェシカは犯人をおびき出します。
今回はリアルタイムに殺人が起きない法廷ものでしたが、楽しむことができました。
キャスト
ジェシカ・フレッチャー – アンジェラ・ランズベリー
ジム・ハーラン – クリストファー・オールポー
クレイ・マクラウド – リチャード・コックス
ドクター・コーンウォール – ステファン・ギーラッシュ
パトリシア・ハーラン – マリリン・ハセット
バーナビー・フライア – サイモン・ジョーンズ
モニカ・ブレイン – ダイアン・ケイ
オリバー・クエイル弁護士 – パトリック・マクグーハン
アネット・ピラージュ – ジュリエット・ミルズ
ジュディス・ハーラン – クレア・トレヴァー
フーシェ – ジェームズ・ステイリー
ルディ – チャーリー・ブリル
クレバー – ショーン・G・グリフィン
作品データ
原題:Witness for the Defense
放送日:1987/10/4
監督:セイモア・ロビー
脚本:ロバート・E・スワンソン


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