第6話 市長の支持率
市長の支持率が下がり、イメージアップのために新しい教育長候補としてジェームスの恩師でもあるブロンスティン教授を迎えることになった。記者会見の席でブロンスティン教授は公立高校のカリキュラム変更を目標に掲げてスピーチを行う。
あるテレビ局のリポーターが入手した情報から、1970年代のロックバンドのコンサートでブロンスティン教授がマリファナを吸っている様子が映像として残っていたのだ。
マイクは教授を支援する体制を崩さずに打開策を見出そうと奔走するものの、各方面から背を向けられてしまいやむなく教授を教育長候補から外すことを決断する。
ゲスト
ブロンスティン教授 – ジョン・ベッドフォード・ロイド
DATA
原題：A Star is Born
放送日：1996/10/22
監督：リー・シャラット・ケメル
脚本：カーク・J・ラデル
第7話 結婚騒動
ニューヨークでは同性同士の結婚は許されておらず、市長も反対している。それに抗議するためにカーターはニッキーと偽装結婚してアピールすることに。
二人の結婚に反対のマイクはカーターとニッキーに説得を試みるものの、アシュリーまでカーターを応援し始めて形勢が不利になってしまう。
ニッキーは親類や友人に電話で結婚式をすることを報告し、舞い上がっている。姉のウエディングドレスを選んだこともあるジェームスは、ニッキーのドレス選びにも協力している。
ウィンストン市長はこの騒動を落ち着いて受け止めていて、焦っているマイクに昔話をして”なるようにしかならない”と諭すのだった。
ゲスト
牧師 – ウィリアム・ボガート
マージ – ジェーン・セシル
DATA
原題：Grand Illusion
放送日：1996/10/29
監督：リー・シャラット・ケメル
脚本：エイミー・コーエン、ミッシェル・ネイダー
第8話 勝つのはどっちだ？！
マイクとアシュリーはせっかく二人きりで過ごす時間が取れたものの、マイクはテレビのスポーツ中継に夢中。趣味が合わない二人が一緒に楽しめる方法を模索する。
潰れかけたシャロン老人ホームを何とか救おうと手立てを講じているマイクだが、うまく進んでいない。大金持ちの不動産業者ダン・ドナルドソンにダメ元で話を持っていったマイクは、彼に老人ホームを買ってもらうことに成功する。
しかし、ドナルドソンはその見返りに情報を流すようマイクに強要してくるのだった。
ゲスト
ダン・ドナルドソン – ジョージ・ウェント
DATA
原題：The High and the Mighty
放送日：1996/11/12
監督：リー・シャラット・ケメル
脚本：カーク・J・ラデル
第9話 トミー・ドゥーガンをよろしく
市の財政状態から、予算削減に伴い人員削減をせざるを得ない状況となった。市長がマスコミから叩かれるのは目に見えているので、マスコミが目をそらすように公立小学校の作文コンテストで優勝した子を一日市長として迎えることにした。
しかし、優勝者のトミー・ドゥーガンは小学生ではなく、大人の小学校で働く清掃作業員だったのだ。市長に迎えられてマスコミの前で挨拶するトミーは、みんなの予想に反して報道陣に好感触を与える。
普段は女性の前ではあがってしまって上手く話せないトミーだが、マスコミとの受け答えで自信を付けてニッキーをデートに誘うことに成功する。
ゲスト
トミー・ドゥーガン – ウディ・ハレルソン
DATA
原題：Meet Tommy Dugan
放送日：1996/11/19
監督：リー・シャラット・ケメル
脚本：ティム・ホバート
第10話 感謝祭の戦い
市議会のサラから感謝祭のチャリティー・ディナーで勝負を挑まれたマイクは、望むところだと勝負を受けて立つ。市長室と議長室それぞれ別の場所で感謝祭の食事を提供し、人を多く呼べた方が勝ちである。
市議会とは何かと競い合っているが、市長側はここ30年勝ち星無しなので、今回こそは勝利を手にしようとマイクは躍起になっている。負けた方は罰ゲームとして記者会見の席でスタッフ全員がミュージカルナンバーを歌わなくてはならないのだ。
サラは2つの教会をピックアップしてマイクに選ばせるが、はずれクジを引いてしまい中は廃墟と化していた。マイクは業者に頼んで教会を修理してもらい見違えるように綺麗になったキッチンで、スタッフ達は料理を作り始める。
ジェームスは高校時代から付き合っている彼女ベッキーがウィスコンシンにいるが、彼女を傷つけないように電話でやんわりと別れを切り出そうとしているところに突然、ベッキーがやって来る。
ゲスト
ローゼン議長 – エド・コッチ
リサ – J・スミス＝キャメロン
フランク – スティーヴン・コルベア
ベッキー – ジェニファー・ガーナー
DATA
原題：The Competition
放送日：1996/11/26
監督：リー・シャラット・ケメル
脚本：サラ・ダン