第16話 尼僧の悲恋
あらすじ・感想
マサチューセッツ州ウースターの教会で男が懺悔した後、燭台で自分の腹を切り裂き自殺する事件が起こる。同じ教会の信者フランクとリサ夫婦は懺悔を終えて帰宅。夜遅くリサははさみでフランクを刺し殺すが何も覚えていなかった。
ディーンとサムは神父やシスター・マサイアスから話を聞くが、これと言っておかしなところはなし。調べによると最初の被害者もフランクも浮気していて、神父に懺悔した後に死んでいる。そこでディーンは浮気を神父に懺悔して自分を狙わせようと画策する。
マサイアスは友人のシスターイザベラから悲恋の話を聞いて相談に乗っていたが、彼女は幽霊で魂を救おうとしている。クラウリーはロウィーナの希望をかなえ、自分を追放した魔女集団コヴェンのリーダーオリベットを捕らえてロウィーナに引き渡す。
第17話 天国の協力者
あらすじ・感想
ディーンを救おうとサムはキャスと協力して天国の扉へと向かう。しかし、門番はキャスを入れるなと命令を受けていて、ハンナが現れてキャスを説得。サムは別の方法を考えようとその場を去り、サイキックのオリバー・プライスを訪ねることに。
心を読めるオリバーはサムとキャスの頼みを聞き入れ、天国にいるボビーとコンタクトを取れるよう計らう。ボビーに個室を出て天国の扉を開けてもらって、キャスが天界へ。2人はメタトロンを牢獄から脱獄させてしまう。
アジトに残されたディーンはバーに飲みに行き、大学生達とビリヤードをして金を巻き上げる。そこへロウィーナが現れて大学生達を魔法でディーンに襲い掛からせるが失敗し、八つ裂きにする魔法もディーンには通用しなかった。
第18話 「呪われし者」の本
あらすじ・感想
チャーリーは「呪われし者」の本を見つけるが、何者か追われて撃たれてしまう。アメリカに戻ってサムに連絡を取り、ディーンは近くにあるボビーの山小屋へ行くよう指示する。
チャーリーと合流できたディーン達だったが、その本は危険で刻印が本に引きつけられてディーンの様子もおかしくなってしまう。チャーリーを追ってきた者達スタイン一家は100年前まで本を使って災厄を引き起こしていた。
本は読めない言語で書かれていて、尼僧の日記を頼りに解読しようとするが暗号化されている。キャスはメタトロンを連れて恩寵を取り戻しに図書館へ。
本に隠されたヒントを頼りに探し出そうしていたが、メタトロンが天使を苦しめる呪文を書き、その隙に悪魔の石版を持って逃げてしまう。
第19話 ウェルテルの箱
あらすじ・感想
サムはディーンに内緒でロウィーナに呪われし者の解読を頼む。ロウィーナは解読するためにはコーデックスが必要で、死んだコヴェンの魔女ナディアが持っていたが賢人達が奪って隠したと言っている。
サムは隠れ家で昔の資料を漁り、賢人達から除名されたマグナスがウェルテルの箱という金庫を作って強力なまじないをかけたと知る。箱の保管場所の住所を調べてセントルイスへと1人で向かうが、その家に住んでいる老女スージーに追い返されてしまう。
1人で狩りをしてサムに注意されたディーンはこっそりサムの後を追って来ていた。金庫のことをかいつまんで説明し、2人で協力して金庫を破壊することに。
ディーンがスージーを訪ねて引き付けている隙にサムが地下室に入るが、マグナスのまじないにかかってしまう。
第20話 天使の御心
あらすじ・感想
オクラホマ州タルサでクレアは母アメリアの行方を探していたが、母が最後に会ったロニーに突き飛ばされて救急車で病院へ。キャスに連絡が行き、ディーンとサムも合流してクレアに会いに行く。
事情を確かめてディーンがロニーからアメリアを連れて来るよう言われた男の名前は、ピーター・ホロウェイで信仰療法士だと口を割る。ディーン達が去った後、ロニーはホロウェイに連絡すると、情報をもらしたと刺されてしまう。
警察無線でロニーが殺されたことを知った面々は現場へ。刺し傷は天使の剣に似ていたが傷口が大きく火傷の跡があった。相手が何者かわからないままサムとキャスはホロウェイが借りていた農場へと向かう。
クレアと留守番中のディーンはパターゴルフをやっていてアイデアがひらめき、モーテルに戻って資料を漁るとグリゴリという最初にこの世に使わされた天使だと判明する。
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