ビッグバン・セオリー シーズン10 第6話~第10話 あらすじ・感想

第6話 赤ちゃんキックの余波の法則

あらすじ・感想

ペニーが小規模なコミコンのサイン会に呼ばれ、レナードは大喜びでサイン用の写真やつり銭ホルダーを用意している。コミコンで何人もペニーにサインを求めて来るが映画をけなしたり、ペニーのほっぺにキスしたいと言い出し、レナードは怒ってしまう。

ペニーは妻だと客達の前で宣言すると、レナードは一躍人気者に。

エイミーはそろそろ部屋に友達を招待したいと言い出し、シェルドンはお試しでそれほど親しくない友達を呼ぶことに。スチュアートと地質学者のバート、下の階の言葉があまり話せないペトレスクさんがやって来る。

夜中にハワードはバーナデットのお腹を赤ちゃんが蹴っているのを感じ、赤ちゃんグッズを用意しなきゃとあせっている。ラージとベビーベッドを買いに行き、それを乗せるミニバンまで買うつもりで24時間試乗することに。

予算オーバーだとバーナデットがイライラしている中、ハワードは車からベビーベッドを降ろそうとして腰を痛めてしまう。


女優としてそれほどキャリアがないと心配していたペニーですが、意外にもサインを欲しがる男性がいましたね。
ペニーよりも美しい彼女を捕まえた夫レナードに注目が集まって、輪になってみんながなれそめを聞いていて「すげー」と声を上げていたのが面白かったです。

シェルドンとエイミーのブランチ会は大成功とまではいきませんでしたが、シェルドンとスチュアートの仲は深まったようです。
あまり言葉がしゃべれないペトレスクさんがいい味を出していて、所々にCMのキャッチコピーみたいな言葉をはさんできたのがツボでした。

ハワードとラージは仲良すぎですから、ミニバンを見に行った時に夫婦に間違われたのもわかります。
ベビーベッドを降ろそうとして腰を痛めてしまうほどヤワですから、やはりラージの手助けは必要ですね。

ゲスト

ペトレスク – ミシェル・アーサー
ノーラン – ジョシュ・バンデイ
ダニエル – ブライアン・サフィ
クリストファー – タッカー・アルブリジー
ジェフ – ジャレブ・ドープレイズ

DATA

原題:The Fetal Kick Catalyst
放送日:2016/10/27
監督:マーク・チェンドロフスキー
脚本:スティーヴ・ホランド、タラ・エルナンデス、ジェレミー・ハウ、スティーヴン・モラロ、サラディン・K・パターソン、アンソニー・デル・ブロッコロ

第7話 ビュリダンのロバの法則

あらすじ・感想

エイミーのアパートの工事は何週間も前に終わっていて、エイミーはシェルドンとの同棲を続けたくて隠している。

ペニーの部屋から2人で「旗で遊ぼう」の配信を終えた後シェルドンは食事しに行くついでに、アパートの工事の様子を見に行こうと言うが、エイミーは話題を変えてシェルドンをアパートに近づけないようにする。

シェルドンはレナード達と大学で食事中、エイミーが何かを隠していると相談する。レナードはエイミーの工事が終わっていることを告げると、シェルドンはエイミーに本当のことを聞き出そうとするが、ハワードに止めておけと言われる。

話がレナードにも飛び火して、ハワードはペニーがレナードのコレクションを、少しずつ倉庫へ運んでいると秘密をバラしてしまう。

帰宅したレナードはシェルドンと一緒に部屋を調べると、色々となくなっている物があるのに気づいてしまう。ペニーとエイミーが部屋にやって来てシェルドンが工事の件を聞くと、エイミーだけでなくペニーまで嘘に加担し、レナードとシェルドンはクリンゴン語で会話する。

どうやらエイミーはシェルドンがアパートの工事の件を知っているらしいと察知し、ウビィドゥビ語で会話し始める。


エイミーが工事が終わったことを隠したかった気持ちもわかります。
シェルドンと同棲を始めてからお互いの絆も深まり、毎日楽しくて仕方ないのでしょう。
2人で少しでも長く一緒に生活していきたいと思ったからこそ、シェルドンに隠しておきたかったのですね。

ちょっぴりいじわるなハワードは人の不幸は蜜の味とばかり、レナードにこの上ないタイミングで秘密をバラしましたね。

お互いに隠し事をしている者同士がタッグを組んで、レナード&シェルドンのクリンゴン語と、ペニー&エイミーのウビィドゥビ語の対決がなかなか面白かったです。

シェルドンもレナードも相手のことを許し、大事にならずにすみました。
シェルドンの夢もビックリですが、レナード達の部屋がやたら乙女チックになっていたのも笑いました。

DATA

原題:The Veracity Elasticity
放送日:2016/11/3
監督:マーク・チェンドロフスキー
脚本:スティーヴン・モラロ、エリック・カプラン、マリア・フェラーリ、スティーヴ・ホランド、ジム・レイノルズ、アダム・フェイバーマン

第8話 星空の下のディナーの法則

あらすじ・感想

エイミーは自分とシェルドンの皮膚細胞から、脳細胞へと変換する実験を始めている。皮膚細胞を取られる時のシェルドンは痛いのではないかと怖がっていたが、エイミーがあっという間に細胞を取ってしまって全く痛みはない。

徐々に神経回路が作られていき、顕微鏡をのぞくシェルドンが大喜びしている。自分のDNAを後世に残したいと考え始めて、あの手この手でエイミーに子供を作ろうと迫り始める。

ラージが夜の仕事をしていると、イザベラという清掃員がやって来る。ゴミ箱にはいつもお菓子のゴミばかり入っていて、ここで働いているのは小さな子供かと思っていたと言われてしまう。

ラージはイザベラととても気が合い、彼女に惹かれ始めて食事にはブロッコリーを食べるようになる。周りから冷やかされイザベラのことを話すと、天文学者だとつい見栄を張ってしまう。

イザベラが仕事にやって来るとラージは掃除を手伝って、彼女がバツイチで19歳になる子供がいることが判明。デートする暇がないというイザベラのために自分の部屋と他の部屋の掃除をすませ、自分のオフィスで一緒に食事しようと誘う。


皮膚細胞を培養するのと、実際に子供を作るのとでは大きな違いがあることにシェルドンは気づいていないみたいですね。
まだ同棲して間もないエイミーはシェルドンに子供を作ろうと言われても、現実味がないでしょう。

相手のことを愛していても結婚もしていないし、ましてや、子供なんて先のことだと思っているはずです。
シェルドンがエイミーを誘惑する方法がなかなかユニークでした。

シェルドンのフラメンコはある意味情熱的でしたが、踊りがちょっと気持ち悪かったです。
でも、エイミーはシェルドンのことが好きだから、あの踊りにかなり心をつかまれたみたいですね。

ラージの今回の恋はあまり上手くいきそうな気がしません。
孤独で寂しい中仕事をしていて、話の合う優しい掃除の年上女性が現れたから、ちょっと心惹かれてしまっただけなのではないでしょうか。
仕事が掃除だと友達に言えなかったのもイザベラが言った通り、ラージが彼女の仕事を恥じていたからですね。

ゲスト

イザベラ – マリア・キャナル・バレーラ

DATA

原題:The Brain Bowl Incubation
放送日:2016/11/10
監督:マーク・チェンドロフスキー
脚本:チャック・ロリー、スティーヴ・ホランド、サラディン・K・パターソン、スティーヴン・モラロ、マリア・フェラーリ、タラ・エルナンデス

第9話 地質学者と張り合う法則

あらすじ・感想

地質学者のバートがマッカーサー賞を受賞し周りはスゴいと喜んだりほめたりしているが、地質学をバカにしているシェルドンは面白くない。論文を一度読んでみろとレナードからすすめられたシェルドンは、論文が素晴らしくてさらにイライラしてしまう。

シェルドンはレナードと散歩に出かけ、手にした石に怒りを込めて投げろと言われるが、足に落として怪我をする。

ペニーに言われてシェルドンはバートを祝福する気になり声をかけるが、来年のマッカーサー賞にエンジニアのハワードを推薦すると聞いて、シェルドンはまた頭に来て水飲み機に頭から突っ込んで怪我が増えてしまう。

ハワードはミニチュアのリモコンで動くホーキング博士のフィギュアを作成するが、バーナデットから悪趣味だと言われてしまう。いつも味方になってくれるラージも今回ばかりはハワードには味方せず、エイミーやシェルドン達に聞いてもバカにしているとしか言われない。

クリプキに意見を求めると女子トイレに使えると言い、いかに悪趣味なものを作ってしまったかを悟る。


シェルドンはバートより自分の方が優れていると思っていますし、日頃から地質学をバカにしていますから、バートの成功がとてもねたましかったのでしょう。

怒りをどこかにぶつけようとするたび、自分が怪我をしてしまうのが面白かったです。
バートにエイミーのような素敵な彼女がいるとほめられて勝ったと思ったのもつかの間、今のバートは女性も選り取り見取りだと自慢されて、さらに怒りを募らせることになってしまいましたね。

エイミーやレナードの言う事を聞けないシェルドンでも、尊敬するホーキング博士の言葉なら素直に受け入れていました。
ユーモラスな励ましでしたが「嫉妬に時間を費やすのはもったいない」という言葉は、シェルドンの心に染みたことでしょう。

最後にちゃんとオチがあって、自分の電動フィギュアがあればいいと言っていて、すでにハワードが作っていたところにつながりましたね。

ゲスト

スティーヴン・ホーキング
エレン・デジェネレス

DATA

原題:The Geology Elevation
放送日:2016/11/17
監督:マーク・チェンドロフスキー
脚本:チャック・ロリー、エリック・カプラン、マリア・フェラーリ、スティーヴ・ホランド、ジム・レイノルズ、ジェレミー・ハウ

第10話 所持品を分け合う法則

あらすじ・感想

エイミーが部屋の模様替えをしようと言い出し、まずは部屋に飾ってあるエイミーとペニーの絵をレナードの部屋へ持って行く。レナードの部屋のものをシェルドンと分け合うことになるが、シェルドンはスポックの鳩時計や3Dチェス台など、ほとんどの物を持って行こうとする。

レナードはこれだけは譲れないと、部屋の公式の旗は渡さないと宣言し、シェルドンとけんかになってしまう。シェルドンはレナード達のWiFiを使えなくしてしまうと、レナードは洗濯室で部屋の旗を裸の上にまとっている。

怒ったシェルドンは自分の代わりに、どこで見つけたかわからない老人セオドアに部屋を貸してしまう。

スチュアートは部屋を退去になり、またハワード達の家に住むことに。バーナデットもお腹が大きくなり、助かると言ってスチュアートにいてもらうことに賛成する。

食事の支度もすんだ頃ラージがデリバリー片手にやって来ると、スチュアートが全て終えてしまってやることがなく、スチュアートに腹を立てる。

翌日、ベビーベッドも組み立て終わり、スチュアートの嫌味に対抗しながら、ラージとスチュアートとの仲もだんだんと険悪になってしまう。


エイミーとペニーのあのデカすぎる絵はまだ、ペニーの部屋に飾ってあったのですね。
3Dチェスとか懐かしいものがたくさん出てきて、以前のシェルドンとレナードの暮らしを思い出し、随分変わったなと感慨深くなりました。

レナードとシェルドンのお子ちゃまみたいなけんかも久しぶりでした。
通りすがりのルームメイト、セオドアの言葉に2人ともはっとさせられ、お互いに相手がいないことに戸惑って寂しいからこそ、物にぶつけてしまったのですね。

エイミーが最後までセオドアが誰なのか、知らないままだったのも面白かったです。

ハワード家もさらににぎやかになり、やっと追い出したはずのスチュアートが戻って来てしまいました。
バーナデットのお腹もずいぶん大きくなり、とうとう陣痛が始まり家族が増えそうですね。

スチュアートとラージがぶつかるのもわかりますが、バーナデットの陣痛が始まった時にはけんかがピタっと止んで、パニくっているハワードの代わりにテキパキ仕切っているのが印象的でした。

ゲスト

セオドア – クリストファー・ロイド

DATA

原題:The Property Division Collision
放送日:2016/12/1
監督:マーク・チェンドロフスキー
脚本:、スティーヴ・ホランド、ビル・プラディ、スティーヴ・ゴッシュ、スティーヴン・モラロ、マリア・フェラーリ、タラ・エルナンデス

ビッグバン・セオリー

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