第16話 ハワードの選択の法則
あらすじ・感想
みんな集まって食事しているとペニーがやって来て、床に座って食事を始める。人数も増えたしそろそろダイニングテーブルを買ってはどうかと提案するが、変化を嫌うシェルドンは猛反対している。
ペニーとショッピング中のレナード。いつもシェルドンの言いなりだとペニーから忠告されたレナードは、ペニーと一緒にダイニングテーブルを買いに行く。
案の定、シェルドンは文句を言い始め、レナードはエイミーに影響を受けて、シェルドンも人と触れ合ったりキスしたりなど変化していると反論。すると、シェルドンは自分が人並みになっているのがエイミーのせいなら、彼女と別れるとエイミーの家へ。
NASAから再び仕事のオファーを受けたハワードは、光栄だと喜んでいる。バーナデットは前回宇宙に行った時の大変さをハワードが忘れていると心配していて、ラージやバーナデットの父、一緒に宇宙に行った飛行士マイク・マシミーノらを集めて、ハワードを説得することに。
確かに、仲間達全員がシェルドンの部屋に集まると、ソファーや椅子が足りなくて床に座る人が出てきてしまいますね。
みんなで楽しく過ごすためにも、ダイニングテーブルはあった方が便利なのに、定位置が決まっているシェルドンは他の人のことはどうでもいいみたいです。
いつもシェルドンの言いなりなレナードも今回は上手くシェルドンを操っていました。
それより上手だったのがエイミーです。
別れると言い出したシェルドンを思いとどまらせ、ダイニングテーブルの方へ話を持って行きました。
どさくさに紛れて自分と住むと言わせようとしましたが、惜しいところでシェルドンは気づいたみたいで、思い通りにはなりませんでしたね。
2回もNASAからオファーがあるなんて、ハワードはとても優秀なエンジニアですね。
久々に「コーンフレーク」と呼ばれ、前回の苦労を思い出したみたいでよかったです。
ゲスト
ドレイファス医師 – クリストファー・ニーマン
DATA
原題:The Table Polarization
放送日:2014/2/27
監督:ゲイ・リンヴィル
脚本:スティーヴン・モラロ、マリア・フェラーリ、タラ・エルナンデス、チャック・ロリー、ジム・レイノルズ、スティーヴ・ホランド
第17話 ラージの殺し文句の法則
あらすじ・感想
ペニーは前に出たゴリラのホラー映画の続編のオファーが来るが、役が自分には合わないと断ってしまう。レナードは仕事もしていないから貯金を食いつぶすだけだと、オーディションを受けないことをネチネチ言って、ペニーとけんかに。
車が壊れてしまい修理や新車を買うお金がないと、ペニーは悩み始めてしまう。
シェルドンはいつもハワードをバカにしたようなことを言っていて、バーナデットがそれに抗議する。10年ほど前にいたずらを仕掛けてきたのはハワードの方で、それ以来、シェルドンとハワードはからかい合ってばかりいる。
仲直りしようと、ハワードはテキサスで行われるNASAの講演会にシェルドンを誘う。
出会い系でエミリーという素敵な子を見つけたラージだが、自分らしいメッセージを送れず代わりにエイミーに送ってくれと頼む。エミリーは自分で誘わない男に興味はないとの返事で、エイミーとは同じ大学出身で趣味も合うため、お茶することになっているとラージに告げる。
女優業を優先するか生活を優先するかで、ペニーは仕事にこだわりましたが、そんな時に車が壊れて災難でしたね。
でも、ペニーが本当に困っている姿を見て車をプレゼントするなんて、レナードは本当に素敵な彼氏ですね。
ハワードとシェルドンのからかい合いは、10年も前からだったんですね。
ジョーク好きのハワードならやりかねないし、それに対抗しているシェルドンもシェルドンです。
この2人の場合、楽しみながらいたずらし合っている感じですし、飛行機の中でハワードと手を握り合っている姿をエイミーが見たら、うらやましがるでしょう。
ラージとエイミーが2人だけで絡むことは今まであまりありませんでしたが、意外といい関係を築けそうですね。
ゲスト
エイミー・スウィーニー – ローラ・スペンサー
DATA
原題:The Friendship Turbulence
放送日:2014/3/6
監督:マーク・チェンドロフスキー
脚本:スティーヴン・モラロ、エリック・カプラン、タラ・エルナンデス、ジム・レイノルズ、スティーヴ・ホランド、マリア・フェラーリ
第18話 未来からの殺人者の法則
あらすじ・感想
シェルドンとハワードはテキサスに行っていて、残りのメンバーは部屋に集まって食事している。スチュアートがやって来て突然苦しみ出して倒れ、ラージのミステリー殺人ディナーが始まるが、みんなあまり乗り気ではない。
ヒントを集め始めると20年後のレシートが出て来て、犯人はタイムマシンで20年後からやって来たらしい。ラージはみんなに20年後の世界に行ってみようと言い、それぞれに20年後の姿が記されたメモが配られる。
ペニーはイギリスで大女優になっていて、レナードはスタンフォード大の教授として教えている。2人は遠距離恋愛か別れたのかなど論争になり、ラージがラブラブだと設定を変えるが、レナードとペニーは将来設計で言い合いになってしまう。
シェルドンは母親を驚かそうと連絡をせずにハワードを連れて実家へ。窓から母親が裸の男と組み合っているのを見てショックを受け、その場を立ち去りハワードとバーへ行ってアルコールを口にする。
ハワードのアドバイスで何も知らないふりをして実家に戻るが、ドアを開けたメアリーにすぐさっき見たことについて暴露してしまう。
久々のみんなで解くミステリーゲームで、ラージとみんなとの温度差が激しかったですね。
レナードとペニーは将来について口げんかになってしまいましたが、普段から全く話し合っていなかったというのは意外でした。
楽観的なペニーですから、レナードも持ち出しにくかったのでしょう。
そんな2人を励ましたスチュアートの言葉がとても素敵でした。
シェルドンとハワードはまだテキサスで、シェルドンは大ショックな母の秘密を目撃してしまいました。
立派な大人のシェルドンも中身はまだまだ子供みたいで、母に部屋に行きなさいと命令されて、逆らえずに素直に従っていたのがかわいかったですね。
ゲスト
メアリー・クーパー – ローリー・メトカーフ
DATA
原題:The Mommy Observation
放送日:2014/3/13
監督:マーク・チェンドロフスキー
脚本:ジム・レイノルズ、スティーヴ・ホランド、マリア・フェラーリ、スティーヴン・モラロ、エリック・カプラン、アンソニー・デル・ブロッコロ
第19話 優柔不断な男女の法則
あらすじ・感想
ペニーは以前断ったホラー映画のオファーがまたあったと、エージェントから連絡が入る。レナードに相談するとお金になるならやってみればとすすめられるが、納得がいかずに悩んでいる。
そこで、ペニーとレナードは俳優の先輩でもあるウィルに相談しに行くが、ウィルは自分の身の上を話し始めてどんどん落ち込んでしまう。
シェルドンはエイミーの家でデート中、プレステ4かXbox Oneのどちらを買うか決めかねていると相談する。エイミーは不服だったがシェルドンに話を合わせて大げさに相槌を打っていたが、とうとうキレてバターを取ってくれと怒鳴ってしまう。
やっとシェルドンがXbox Oneに決めて2人で家電量販店へ買い物に行くが、店頭でシェルドンはまた迷い始めてしまった。
エミリーーをデートに誘って、気に入ってもらえたラージ。元カノのルーシーから連絡がありやり直したいと伝えられて、どちらを選ぶべきなのか悩んでしまう。
ネタ的に登場したペニーのゴリラ映画でしたが、まさかこんなにストーリーに絡んでくるとは思いませんでした。
ちゃっかりウィルまで出演していて、あの着ぐるみだとウィルとはわかりませんね。
ウィルの自虐ネタ満載でしたし、ペニーがスタートレックを駄作だと決め付けていたのも、ユーモラスでした。
シェルドンとエイミーは日常的にキスする関係に発展したんですね。
せっかくキスしているのにシェルドンはゲーム機のことばかり話していて、ロマンチックのかけらもなしです。
それでも、付き合い始めの頃から考えると、2人の関係が深くなっていて恋の行方が気になります。
1人恋人がいなかったラージも、ここに来てモテモテです。
エミリーとルーシーと、2人の女性から言い寄られるなんて、とうとうラージにも春が来たみたいですね。
個人的には精神的に不安定なルーシーよりも、ラージのことをかわいいと言ってくれるエミリーの方が合っている気がします。
DATA
原題:The Indecision Amalgamation
放送日:2014/4/3
監督:アンソニー・リッチ
脚本:ビル・プラディ、エリック・カプラン、ジム・レイノルズ、スティーヴン・モラロ、デイブ・ゴッシュ、スティーヴ・ホランド
第20話 シェルドンの別れのプロセスの法則
あらすじ・感想
大学のカフェテリアでシェルドンは、クリプキにひも理論についてバカにされ、長年研究していても何も解明できないと悩み始める。部屋でモヤモヤと悩み続けているとペニーがやって来て、相談乗ってくれる。
男女の別れを例えに出して、思い切ってひも理論と手を切るようすすめられ、シェルドンはペニーのアドバイスに従うことに。ひも理論の本をみんなにあげようとしたり、髪型を変えて別れのショックから立ち直ろうとしている。
ワインをすすめられて酔っ払ってしまい翌朝目覚めたら、地質学の本を腕枕していてショックを受けてしまう。
ラージとエイミー、ハワードとバーナデットはダブルデートすることに。エイミーの姿を見たとたん、ハワードは面識のある女性だと思い出す。4年前、お見合いデートでエイミーを家まで迎えに行くが、お腹が緩くなって彼女の部屋のトイレを借りた。
そのまま20分ほど立てこもり、恥ずかしくなってトイレの窓から逃げ出し、エミリーはトイレが壊れたと怒っていて、ハワードはゲリーマンというあだ名をつけられていた。
ペニーのアドバイスだったせいか、シェルドンのひも理論のあきらめ方は、女性が恋人と別れた後の傷の癒し方とそっくりでしたね。
髪型を変えたりコスモポリタンを引き合いに出したり、カーダシアン家までシェルドンが知っていましたから、きっとペニーが教えたのでしょう。
腕枕の先にはエイミーがいるのかな?と思わせておいて、あれだけシェルドンが嫌っていた地質学の本だった時には大爆笑しました。
ハワードとエミリーが知り合いだったとは世間は狭いですし、バーナデットを怒らせるような関係でなかった点だけはよかったです。
ハワードにとっては黒歴史で、当分はラージとエミリーにネタにされるでしょうね。
カフェテラスでしんみりシェルドンとハワードが話し合っていましたが、テキサス旅行以来、2人の友情が深まったようです。
DATA
原題:The Relationship Diremption
放送日:2014/4/10
監督:マーク・チェンドロフスキー
脚本:スティーヴン・モラロ、ビル・プラディ、ジム・レイノルズ、チャック・ロリー、エリック・カプラン、スティーヴ・ホランド
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