ビッグバン・セオリー シーズン9 第11話~第15話 あらすじ・感想

第11話 公開初日のジレンマの法則

あらすじ・感想

スターウォーズの新作公開が近づきチケットがネットで販売開始になり、4人組は運よくチケットを購入することができた。映画の公開初日とエイミーの誕生日が重なり、シェルドンは映画を見に行く気満々であるが、周りはエイミーの誕生日を一緒に祝うようすすめる。

眠っているとオビ=ワンの格好をしたアーサーが現れ、シェルドンにエイミーの誕生日を祝えとアドバイスする。誕生日プレゼントは何がいいかペニーとバーナデットに相談し、エイミーへの愛を示すために性交渉を考えていると告げる。

ペニー達はエイミーに隠しておけず、ついしゃべってエイミーを脱毛に連れて行くことに。その夜、またシェルドンの夢にオビ=ワンルックのアーサーが現れ、エイミーへのプレゼントへの不安をシェルドンはアーサーに話す。

アーサーは本当に相手を愛しているなら大丈夫だと、シェルドンにアドバイスと励ましを与え、最高の賢者だと言われる。シェルドンはチケットをレナード達に託し、レナード達はウィルを誘う。

映画館にウィルがやって来るが回りはブーイングの嵐で、ウィルはスターとれっくの格好をして席に座る。


シェルドンとエイミーカップルが復活した最初のエピソードなのに、2人の仲の進展が早くて驚いています。
あの潔癖症のシェルドンがエイミーと肉体関係を結ぼうと考えるなんて、人は成長するものだなとしみじみ感じますね。

アーサーのアドバイスがなかったらまたエイミーが後回しにされて、きっとシェルドンは映画に行っていたでしょう。
スターウォーズにちなんでアーサーがオビ=ワンルックで現れたのもナイスでしたし、下着を着けないのかなど、文句を言いながらも、シェルドンを助けてあげるアーサーは本当に素敵な賢者でした。

エイミーは最初メキシコ料理を食べに行きたがっていましたが、ペニーやバーナデットから真相を聞いて、叫んだ後、すぐに脱毛に行こうと準備万端に整えておきたかったようですね。

待ちに待ったシェルドンとの一夜ですから、完璧な夜にしたいという女心が表れていました。
合間にはさまれたレナード達の映画館での様子と、シェルドンとエイミー達の進行具合とがよくマッチしていました。

ゲスト

アーサー・ジェフリーズ – ボブ・ニューハート

DATA

原題:The Opening Night Excitation
放送日:2015/12/17
監督:マーク・チェンドロフスキー
脚本:スティーヴン・モラロ、エリック・カプラン、タラ・エルナンデス、スティーヴ・ホランド、ジム・レイノルズ、マリア・フェラーリ

第12話 恋しさと懐かしさと自分らしさの法則

あらすじ・感想

エイミーが学会に行って週末は留守のため、シェルドンはラージに付き合って宇宙観測の手伝いをすることに。ラージは宇宙望遠鏡からのデータをチェックしていると、シェルドンは過去のデータから異常を見つける。

それが何なのか2人で突き止めていると、新しい中程度の惑星だとわかり、2人は名前を何にしようかと考え始める。

ペニーは仕事でギャロ医師になかなか会ってもらえず、レナードはセクシーな服を着て行ったのかとジョークを言う。相手は女医なのでお色気作戦は通じないが、ペニーは一応ブラウスの下にセクシーな服を身に着けていたらしい。

そこで、レナードが精神疾患のふりをしてギャロ先生にかかり、ペニーとのアポを取る手伝いをすることに。ギャロ先生はレナードの母のことを知っていたが、本や幼児期の育児方法には否定的で、レナードの味方になってくれて、やりたいがままに振舞えというアドバイスをしてもらう。

スチュアートがハワード達の家を出て、ひとり暮らしを始めることに。ハワードとバーナデットは大喜びで追い出すような形でスチュアートを見送り、自由を満喫していたのだが…。


シェルドンの天才ぶりが発揮されてラージと一緒に新しい惑星を見つけるなんて、すばらしい功績ですね。
色々と惑星の名前のことでモメていましたが、エイミーの名前をつけるなんてとてもロマンチックです。

シェルドンとエイミーの間の子にラージの名前をつける条件付きというのが引っかかる点ですが、他の人にはできないエイミーへの愛のこもった贈り物ですね。

ペニーは仕事のためにレナードに協力してもらうとは、考えたものです。
同じ精神科医でもレナードのママとは考え方が違うみたいで、レナードがすっかり元気になっていたのが笑えましたね。
その上、薬の売り込みよりも、ペニーの心が軽くなったことが何よりです。

とうとうスチュアートが出て行って、ハワードとバーナデットはやっと2人きりの結婚生活を満喫できます。
お邪魔虫で厄介者だと思っていたスチュアートですが、存在感がないようでハワードとバーナデットの生活の中に溶け込んでいて、家族同然になっていたのですね。

しばらくはスチュアートがいなくて寂しいでしょうが、ハワード達は子供のことも考えないといけませんから、これでよかったのでしょう。

ゲスト

ギャロ医師 – ジェーン・カツマレク

DATA

原題:The Sales Call Sublimation
放送日:2016/1/7
監督:マーク・チェンドロフスキー
脚本:スティーヴ・ホランド、ジム・レイノルズ、サラディン・K・パターソン、マリア・フェラーリ、アンソニー・デル・ブロッコロ

第13話 最適な思いやりの法則

あらすじ・感想

シェルドンは風邪が治ったばかりだが、寝込んでいる間にみんなにひどい態度を取ってしまい、みんな怒っている。世話をしてくれたペニーに薬まで塗れと迫ったり、食事を作ってくれたレナードには違うメニューを要求。

効き目のある薬を持って来てくれたハワードとバーナデットには文句をつけて薬を突き返し、様子を見に来てくれたラージとエイリーにはエミリーは皮膚科医だからとバカにしてしまった。

みんなシェルドン抜きで楽しみたいと、パーティーバスを借りてベガスへ行くことに。それを知ったシェルドンはエミリーにビデオ通話で相談すると、病気の時のことを指摘され、みんなにひどい態度を取ったことをシェルドン自身も感じる。

手始めにレナードに謝罪してベガス旅行に行きたいと頼むが、全員に謝罪を受け入れてもらえと言われる。ハワードとバーナデットに謝罪して許してもらい、ペニーも大丈夫だった。

ラージとエミリーにも謝るが、エミリーがやはりバカにされたと怒って帰ってしまう。再度エミリーの家まで行ってシェルドンは謝罪したらしいが、余計にこじれてしまったらしい。


いつも自分勝手なシェルドンですが、病気になるとさらに良くないところが助長されてしまったみたいですね。
エイミーでさえシェルドンの世話が嫌で、学会が終わっても数日向こうにいて帰って来なかったというのが、いかにシェルドンが手に負えないかを物語っています。

エイミーのおかげで思いやりを持ったり、言い方一つで人の気持ちの受け取り方が変わるといのを学んだようです。
あのTシャツは悪気はないのでしょうが、もらった方としては迷惑ですね。

エミリーに謝る時も素直に思っていることをぶちまけてしまって、やはり、皮膚科医を見下した言い方になってしまいました。
エミリーは熱意を持って仕事をやっているのでしょうから、ジョークだったとしても頭に来てしまったのでしょう。

最後にはエミリーも許してくれて「かわいそうになった」と言っていましたが、まさにペニーが通った道と似てるなと感じました。
そのうち、エミリーとシェルドンもいいコンビになるかもしれませんね。

DATA

原題:The Empathy Optimization
放送日:2016/1/14
監督:マーク・チェンドロフスキー
脚本:チャック・ロリー、エリック・カプラン、デイブ・ゴッシュ、スティーヴン・モラロ、スティーヴ・ホランド、サラディン・K・パターソン

第14話 ばあば、来(きた)るの法則

あらすじ・感想

シェルドンの祖母がやって来ることになり、シェルドンはレナードと空港へ迎えに行く。みんなで和やかに会話しているとエイミーがやって来て、シェルドンはばあばに紹介する。

ばあばがシェルドンのことをムーンパイと呼ぶ理由をエイミーだけ知らず、ばあばはエイミーにチクチクと嫌味を言い始める。シェルドンに婚約指輪はエイミーには渡すなと言い、ばあばとエイミーはお互いに嫌いだと本音を言ってしまう。

大人として2人で話したいとばあばとエイミーは部屋に残り、レナードとペニー、シェルドンはペニーの部屋へ。ばあばはシェルドンがエイミーと別れていた時ものすごく落ち込んでいて、また同じ事が起きるのを心配していた。

ハワードとラージがコミックストアでアナ雪のことを話していると、客の1人クレアも加わって話が弾む。クレアは子供向けSFの脚本を書いていて、ラージが科学者だと知ると、脚本のアドバイスをしてほしいと連絡先を渡す。

ハワードとバーナデットは彼女がいることをクレアに話すようアドバイスし、ラージは電話してクレアに正直に話す。クレアは脚本のアドバイスがほしいだけでその気なはいからと、友達として2人はお茶することに。


話には何度も出て来たシェルドンの祖母、ばあばがようやく登場です。
優しそうで包容力があり笑顔が素敵なおばあさんですが、エイミーにはキツく当たっていましたね。

単に姑のような感じでエイミーのことが気に入らないだけかと思いましたが、自分も苦労したことや、シェルドンが落ち込んでいたことを心配して、人生経験豊富な祖母としてエイミーとの付き合いを反対していたようです。
シェルドンはいかにエイミーを愛しているかをばあばに伝え、2人の仲を認めてもらえて良かったです。

ラージはいつも惚れっぽくて、クレアと1回しか会っていないのに、もう結婚して子供がいるところを想像していました。
ハワードやバーナデットがアドバイスした通り、彼女がいるとクレアに打ち明けても、向こうはあまり反応していなかったところを見れば、脚本を良くしたいというだけの理由でラージと会いたかったのでしょう。

エミリーははっきりした性格ですから早めにクレアのことを話して、了解をもらっておかないと後が怖そうですね。

ゲスト

ばあば – ジューン・スキッブ

DATA

原題:The Meemaw Materialization
放送日:2016/2/4
監督:マーク・チェンドロフスキー
脚本:チャック・ロリー、ジム・レイノルズ、マリア・フェラーリ、スティーヴン・モラロ、スティーヴ・ホランド、タラ・エルナンデス

第15話 バレンタインの若気の至りの法則

あらすじ・感想

ラージはクレアのことが気になり、バレンタインの前日にエミリーに別れを告げる。クレアは元彼とやり直すことになり、ラージはエミリーにやり直そうと言うが断られてしまう。

シェルドンはエイミーと「旗で遊ぼう」の生配信をやっていて、視聴者からの電話で質問に答えることに。電話がかかってくるがラージからで、旗には何も関係ない話題でシェルドンはうんざりしていて、エイミーは親身になってアドバイスする。

そのうち、バレンタインが1人で寂しいと、クリプキからも電話がかかって来てしまう。

レナードとペニーはおしゃれなレストランで食事する予定だったが、予約してあったのに予約していないことになっていて、長時間待たされている。レナードが案内係にお金を渡して便宜を図ってもらおうとするが失敗し、ペニーは奥様扱いされ、2人で若者がするようなことをしようということに。

ハワードとバーナデットは新しいバスタブでゆっくり過ごすはずだったが、バスタブの中でウサギが溺れそうになっていて、ひと騒動起きてしまう。


ラージはクレアに惹かれたのはわかりますが、もうちょっとじっくり考えてから行動を起こせば、バレンタインを1人ぼっちで過ごすこともなかったでしょう。

エイミーは親身になってくれましたが、シェルドンはこじつけてでも旗の話に持って行こうと必死でした。
最後の方でシェルドンは感動的なことをエイミーに言おうとしていたのに、レナードとペニーがおかしな格好で乱入して来て、言えずじまいだったのが残念です。

ペニーはレストランでおばさん扱いされたのがちょっとショックで、まだまだ自分達は若いと実感したかったのでしょう。
12時から始まる映画のチケットが売り切れで、2人とも良かったとほっとしていたのが笑えました。

ハワードとバーナデットカップルはおうちデートで楽しむはずが、ウサギのせいでちょっとギクシャクしていました。
バーナデットがちょっとほのめかしていましたが、どうやら妊娠したみたいですね。
次シーズン辺り、ハワードとバーナデットの間にかわいい赤ちゃんが生まれそうです。

ゲスト

グレン – クリーゲン・ダウ

DATA

原題:The Valentino Submergence
放送日:2016/2/11
監督:マーク・チェンドロフスキー
脚本:スティーヴン・モラロ、ジム・レイノルズ、タラ・エルナンデス、スティーヴ・ホランド、エリック・カプラン、ジェレミー・ハウ

ビッグバン・セオリー

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