第21話 アツいパーティーの法則
あらすじ・感想
みんなでレナード達の部屋で、「ゲーム・オブ・スローン」を見ることになり、レナードはパーティーサンドを作っている。シェルドンがやって来て明日はルームメイト協定のミーティングの日だと告げるが、レナードは欠席すると怒っている。
2人が言い合っているとペニーがやって来てシェルドンの肩を持ち、エイミーがやって来てレナードの肩を持ってしまう。4人は口げんかに発展し、ペニーとシェルドンはペニーの部屋でドラマを見ることに。
ハワードの家にラージがいて、エイミーとクレアの両方と付き合っていて体が持たないと愚痴をこぼしている。レナード達の家へ向かう車の中でもラージはずっと二股をかけていて疲れると言っていて、ハワードは愚痴という名の自慢だと指摘する。
ハワードとラージも険悪な雰囲気で、ハワードはレナードの部屋、ラージはペニーの部屋へ。レナードの部屋にスチュアートがナイツ・ウォッチの格好でやって来るとハワードに仮装パーティーだとだまされたらしく、ペニー達の部屋行きになってしまう。
いつも自分勝手なシェルドンに腹を立てるレナードという構図は、これまでも何回かありました。
他人を巻き込んでシェルドンvsレナードになったのは、これが初めてではないでしょうか。
ペニーは人と接するのが上手ですし、長年シェルドンと友達として付き合っていますから、彼の弱みを知り尽くしています。
頭のいいシェルドンでもレゴをもらってペニーに優しくされたら、多少は言うことを聞いてしまいますね。
それもこれも、ここ数年で築き上げてきた友情の賜物で、シェルドンがどれだけペニーに心を許しているかが現れています。
スチュアートの仮装はちょっとキモかったです。
ハワードに怒っているというだけでペニーの部屋行きになりましたが、やたらラージの二股を話題にしたがっていたのが可笑しかったです。
ハワードのピーナツアレルギーでけんかも中断になり、元通り仲良くなれたみたいでほっとしました。
DATA
原題:The Viewing Party Combustion
放送日:2016/4/21
監督:マーク・チェンドロフスキー
脚本:エリック・カプラン、マリア・フェラーリ、ジェレミー・ハウ、スティーヴン・モラロ、スティーヴ・ホランド、タラ・エルナンデス
第22話 アルコールありなしの法則
あらすじ・感想
ペニーの誘いでみんなでワインの試飲会に行くことになり、お酒の飲めないシェルドンとバーナデットは一緒に過ごすことに。早く着いたエイミーとハワードが会話がなく気まずい雰囲気だったが、すぐにみんなが来て会話も弾む。
偶然、ペニーの元彼ザックが声をかけてきて、ペニーとレナードとの結婚を祝福してくれる。クレアがラージの友達としてやって来て、みんなと初対面。
ザックとの会話でレナードはジャイロ案内システムが軍事利用される危険性を危惧し、ラージはザックがクレアを口説こうとしているのを恐れている。
シェルドンはバーナデットのために色々と用意していて、まずは模型の列車の説明や子供の頃の思い出などを語る。色んなトーストを作っては並べて披露し、最後に「ダンジョン・アンド・ドラゴンズ」をやろうと言い出す。
退屈しそうだと思っていたバーナデットも意外に楽しくて、テーブルゲームにワクワクして先が気になってしまう。
久々にちょっと頭の弱いザック登場で、相変わらずのボケをかましてくれました。
ラージはザックにクレアをカジュアルな関係で友達だと紹介してしまいましたから、ザックが彼女を誘っても文句言えませんね。
カジュアルな関係だとしてもクレアを好きだという気持ちがあるでしょうから、ザックには手を引いて欲しかったのでしょう。
最後には自分でクレアに他の子とデートしていると自爆してしまって、今後のクレアとの関係がどうなるのか気になります。
模型列車、トーストの説明とテーブルゲームなら、明らかにバーナデットは退屈しそうでしたが、意外にも楽しんでいました。
本人も言っていましたが、デリケートな妊婦さん扱いされず、友達として扱ってくれたのがうれしかったのでしょう。
この2人が一緒に過ごすことは滅多にないことですから、貴重な時間を過ごせて良かったですね。
それにしても、シェルドンの友達らしきフランクとアリシアは今後出てくるのでしょうか。
DATA
原題:The Fermentation Bifurcation
放送日:2016/4/28
監督:ニッキー・ロリー
脚本:スティーヴン・モラロ、ジム・レイノルズ、アンソニー・デル・ブロッコロ、チャック・ロリー、スティーヴ・ホランド、タラ・エルナンデス
第23話 割り込みの法則
あらすじ・感想
コミックストアにレナード達4人が集まっていて、アベンジャーズのイベントに行こうとラージが誘う。シェルドンはエイミーの買い物に付き合う予定だったが、スチュアートを雇って自分の代わりに買い物に行かせる。
エイミーが怒っているらしくシェルドンは直接謝りに行き、その間、スチュアートに列に並んでもらっていた。友達と合流し見知らぬ男が列に割り込んだのを見たシェルドンは文句を言い始め、後ろに並ぶ客達の賛同を得ようとするが誰1人同意してくれない。
ペニーは空港までレナードの母ビバリーを迎えに行き、バーナデットやエイミーを呼んで食事をすることに。いい機会だから、ペニーは義理の母親との距離を縮めたいと思っている。
ビバリーはシェルドンとも仲がいいので、今日の騒動でエイミーの気持ちを聞いてアドバイスしている。バーナデットの新薬の開発でも話が弾み、ペニーとだけずっと気まずい雰囲気のままで、無視されたような形になっていた。
さすがにペニーは頭に来て自分を侮辱していると本音を言うと、ビバリーから結婚式に母親を呼ばなかったことを指摘される。
いつも奇抜なことをするシェルドンですが、さすがにデートの代理をスチュアートに頼むとは驚きました。
話の流れからスチュアートに列に並んでもらうと思っていましたから、意表をつかれましたね。
スチュアートはいくら仕事だとはいえ、あちこち使いっ走りをやらされて面倒だとは思わなかったのでしょうか。
そして、割り込んだ男性にシェルドンの意見は通らず、うやむやにされてきっとシェルドンはすっきりしなかったことでしょう。
ビバリーがペニーに微妙な態度を取っていたのは、結婚式に呼ばれなかったことが心に引っかかっていたからなんですね。
確かに、嫁と姑というのは色々あるものですが、あからさまにビバリーがペニーのことをないがしろにしていたのは気づきました。
ペニーがかわいそうだと思ってしまいましたが、ビバリーの気持ちを考えるとあんな態度に出てしまったのも当然です。
これから家族として付き合っていかないといけないのに、母親として結婚式にも呼ばれなかったらスタートからつまづいてしまって、いい関係は築けないでしょう。
こじんまりとした結婚式をやるみたいですし、2人が和解できて良かったです。
ゲスト
ビバリー・ホフスタッター – クリスティーン・バランスキー
トレヴァー – ブレイク・アンダーソン
アインスリー – アマンダ・ペイトン
DATA
原題:The Line Substitution Solution
放送日:2016/5/5
監督:アンソニー・リッチ
脚本:スティーヴ・ホランド、サラディン・K・パターソン、タラ・エルナンデス、スティーヴン・モラロ、エリック・カプラン、マリア・フェラーリ
第24話 冷ややかな再会の法則
あらすじ・感想
家族や友達のために、レナードとペニーはもう一度結婚式を挙げることに。シェルドンは何故か母のメアリーを招待し、レナードは母と離婚した父を招待している。
みんな集まって食事することになり、シェルドン、エイミー、ペニー、メアリー、ビバリーがシェルドン達の部屋に集まっているが、微妙な空気で会話すらない。レナードは父アルフレッドを迎えに行って帰宅すると、さっそくアルフレッドとビバリーの口げんかが始まってしまう。
ハワードは案内システムの件で空軍からメールが送られて来て、どこから情報がもれたのかと気にしている。空軍が自分達の発明を横取りしようとしているなど、よからぬ事ばかり思いついてしまう。
ハワード、バーナデット、ラージとで食事会のレストランへと車で出発する。ちょうど後ろをペニー達の乗った車がいて、ペニーがハワードの車だと気づいてレナードに近づくよう頼む。
ハワードは軍に監視されていて車で尾行されていると勘違いし、猛スピードで逃走してしまう。エイミー達の車にはメアリーとアルフレッド、シェルドンが乗っていて、メアリーとアルフレッドが意気投合している。
レナードの父アルフレッドは初登場ですね。
ビバリーとは違ってレナードをかわいがっているようですし、ペニーも仲良さそうにハグしている姿が微笑ましかったです。
離婚してどのくらい経つのかわかりませんが、ビバリーとアルフレッドはあまり仲良くなく顔を合わせたらけんかになるような仲みたいです。
代わりにメアリーがアルフレッドと親しくなって、一緒に帰ってから連絡が取れなくなり、息子達が心配していますね。
シェルドンは終盤まで2人の仲に気づいていなくて、パンの食べすぎで帰ったと思い込んでいたのが可笑しかったです。
ハワードは空軍からメールが来た時点でビクついていましたが、ペニー達の車が追いかけて来た頃には、ラージやバーナデットもハワードの言っていたことは本当だったと恐怖に怯えていたことでしょう。
実はペニー達の車だったとわかってほっとしたでしょうね。
ただ、空軍からのメールというのは一体何なのか、気になります。
シーズンフィナーレですから結婚式で終わるかと思ったら、中途半端なところで終わって次回に持ち越しですね。
ゲスト
メアリー・クーパー – ローリー・メトカーフ
ビバリー・ホフスタッター – クリスティーン・バランスキー
アルフレッド・ホフスタッター – ジャド・ハーシュ
DATA
原題:The Convergence Convergence
放送日:2016/5/12
監督:マーク・チェンドロフスキー
脚本:スティーヴン・モラロ、タラ・エルナンデス、アダム・フェイバーマン、チャック・ロリー、スティーヴ・ホランド、ジェレミー・ハウ
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