ザ・ボーイズ シーズン1 第1話~第4話 あらすじ・感想

第1話 発端

あらすじ・感想

ヴォート・インターナショナル社はスーパーヒーロービジネスをやっていて、数百名のスーパーヒーローを抱えている。中でも能力が高く選ばれた7人セブンは、人々の憧れの的である。

電気店で働くヒューイはガールフレンドのロビンとランチに行こうと道端で話していたら、突然ロビンの体が粉々に。セブンのメンバーAトレインにぶつかられたせいだった。

アイオワに住む女性アニーは昔から特殊能力があり、セブンに欠員ができたのでスターライトとしてオーディションを受け合格し、晴れてセブンのメンバーに加わる。

テレビではAトレインがロビンの事故のことを話していたが、事実とは違うとヒューイは行き場のない悲しみと怒りを抱えていた。ヒューイが書類にサインすれば、ヴォート社から賠償金として4万5千ドルが支払われることになっていたが、ヒューイはサインしようとはしない。

ニューヨークでヴォートのイベントが開かれ、7のメンバーでナンバー2のディープが客達の前でスピーチし、スターライトを紹介する。
セブンの本拠地でもあるセブンタワーにやって来たディープとスターライト。

スターライトは子供の頃ディープに憧れていたと告白すると、ディープは彼女に性的なサービス強要し、スターライトは応じるしかなかった。

ヒューイに会いにFBIのビリー・ブッチャーが来て、ロビンとAとレインの件を全て知っていた。ヒューイは彼にスーパーヒーロー達が集まるバーへ連れて行かれ、ロビンの事件の真相を知ることに。


スーパーヒーローがタレントみたいに一大ビジネスになっていて、それをマネージメントしているのがヴォート社です。
利益とかヒーローの支持率とがマデリンが言っていたし、セブンの会議でも誰かがグッズの売り上げがどうのこうの言っていて、金儲けに走っているのが面白いですね。

正義の味方のはずのスーパーヒーローが堕落しきっていて、みんなゲスいから斬新です。
今のところリーダーのホームランダーは聖人っぽく振舞っていますが、あの不敵な笑みは何か隠してそうです。
演じているのがバンシーのルーカス役だった人だけに、怪しさ倍増です。

心優しい青年のヒューイは不幸なAトレインとの事故でロビンを亡くし、ブッチャーと共にヒーロー達を追い詰めていくという流れみたいですね。
アニーとヒューイは偶然出会っていますから、復讐の時にはアニーも手を貸してくれると信じています。

ゲスト

トランスルーセント – アレックス・ハッセル
ジェイミー – ジェイデン・マーティン
ロビン – ジェス・サルゲイロ
ダグ・フリードマン – ブルース・ノヴァコフスキ
ボルティモア市長 – ポーリーノ・ヌネス
ゲイリー – ジャック・モスハンマー
メイソン – ジェイデン・カナテッリ
ベンジー – アントン・ギリス・エイデルマン

DATA

原題:The Name of the Game
放送日:2019/7/26
監督:ダン・トラクテンバーグ
脚本:エリック・クリプキ

第2話 指導

あらすじ・感想

ヒューイとブッチャーはトランスルーセントを捕まえてトランクに入れたまま、ビリーの昔なじみのフレンチーのところへ行く。フレンチーはこれが知れたらホームランダーが黙ってはいないと怯えていた。

スターライトはアシュリーから初任務を与えられ、ディープと一緒に組むことになる。

ブッチャー達はフレンチーの知り合いの廃レストランを隠れ家とし、壁をアルミホイルでおおっている。地下に電流を流した檻を用意して、その中にトランスルーセントを放り込む。トランスルーセントの皮膚は鋼鉄やダイヤよりも硬いため、普通の方法で殺すことはできない。

ホームランダーはトランスルーセントが姿を現さないのを心配していた。ボルティモア市長がコンパウンドVのことを知ってマデリンを脅し、壁の外でホームランダーが会話を聞いていた。

スターライトはディープと渋々パトロールに出て、水辺の倉庫で人形に麻薬を隠している男達を捕らえる。

ブッチャーは知り合いでCIAのスーザンの家へ行き、トランスルーセントのファイルを見せてくれと頼む。ヒューイはトランスルーセントにロビンの死とAとレインが何をしようとしていたかを聞くが、バカにしたようなことしか言わず、追い詰められているのはヒューイだと告げる。

スターライトは普通の格好をして帰ろうとしていると男達に絡まれている女性と遭遇し、男達をやっつけるが女性は逃走し、その様子を動画で撮られていた。

マデリンは軍にスーパーヒーロー達を加える案を可決させようと、ドッペルゲンガーを使って美女に変身させて上院議員をだまし、写真を撮って脅す。


前回のボルティモア市長の乗った飛行機を墜落させたのはホームランダーで、マデリンやヴォート社の指示ではなかったのですね。
マデリンのためにホームランダーが個人的にやったことで、ホームランダーとマデリンとは特別な関係みたいです。

今回も個性的なキャラ、フランチーが加わって、さらに面白くなりました。
亀を見て外がダメなら内からだと、トランスルーセントを殺す方法を思いつくとはアイデアマンですね。

好青年だったヒューイもちょっとずつ壊れてきているような気がします。
小心者で大それたことができないタイプだと思っていましたが、トランスルーセントの爆弾スイッチを押したのはヒューイでした。

ヴォート社もあれこれ問題を抱えていて、マデリンは意外に腹黒かったですね。
自社の利益のためにスーパーヒーローのドッペルゲンガーを使って議員をハメて、国防の仲間入りをしようとするなんて所詮は金と権力が欲しいだけで、世界を救うという使命は全くなさそうです。

ゲスト

トランスルーセント – アレックス・ハッセル
カルホーン議員 – デヴィッド・アンドリュース
アニカ – アナ・サニー
コルビー – トビー・ビッソン
トレバー – ビル・ターンブル

DATA

原題:Cherry
放送日:2019/7/26
監督:マット・シャックマン
脚本:エリック・クリプキ

第3話 収穫

あらすじ・感想

ヒューイはトランスルーセントを殺してしまってショックを受けている。家に着替えを取りに帰りたいと言うので、フレンチーが付き合うことに。

アニーは私服で女性を助けた動画がネットにアップされスターライトだと身元がばれてしまうが、助けた女性が名乗り出てくれて一躍人気者に。マデリン達はスターライトに新しい露出の高いコスチュームを着せようとするが、本人は自分らしくないと乗り気ではない。

部屋に戻ったヒューイはスーパーヒーローのグッズを壊し始め、心配している父親にまで暴言を吐いてバッグに服を詰めて家を出て行く。ビリーは古い友人のMMを訪ね、ザ・ボーイズに入らないかと誘う。

ホームランダーはトランスルーセントが既に死んでいるのではと薄々感じていた。

ヒューイ達はAトレインの彼女ポップクロウの部屋の様子を探るため、業者のふりをしてパソコンのカメラをハッキングする。廊下でAトレインとすれ違うが、彼はヒューイのことを全く覚えていなかった。

ホームランダーはメイヴと任務中でスナイパーを捕まえることで、メイヴの手柄になるはずがホームランダーが犯人を殺してしまう。向こうが先に撃ってきたという事実を作るため、銃でメイヴを撃ちそれらしく見せることに。

ポップクロウとAトレインの様子をブッチャー達が監視していると、明日はAトレインのレースらしく負けられないので、コンパウンドVを渡すよう頼んでいる。

コンパウンドVはスーパーヒーロー用のステロイドのようなもので能力を高める作用があり、以前、ハイになったAトレインが女の子の体を通り抜けたとポップクロウが話していて、ヒューイはロビンの死の真相を知ってしまう。


ザ・ボーイズ側に新たな仲間が加わりましたが、マザーズミルクは人が良さそうで、ブッチャーやフレンチーほど過激ではないみたいですね。
悩めるヒューイの助けになってくれそうです。

今回、メイヴにちょっとスポットが当たりましたが、あのホームランダーの元カノで、勝手すぎる彼に手を焼いて別れてしまったのでしょうか。
相変わらずやりたい放題のホームランダーが素敵すぎて、もっとかき回して面白くしてほしいです。

アニーがスターライトだとあっさりヒューイにバレてしまいましたね。
ヒューイとはアニーとしてまたどこかで出会って交流を深めてからスターライトだと告白して、何か起きると思ったのですが、意外に早かったです。
ヒューイとスターライトの関係も今後は見逃せないですね。

ゲスト

カルホーン議員 – デヴィッド・アンドリュース
エヴァン・ランバート – デビッド・レアーレ
ポップクロウ – ブリタニー・アレン
ショックウェーブ – ミシュカ・テボー
アレクセイ・ルッツ – クリスティアン・バーコ
ディアーゴ – アキエル・ジュリアン
オスロ – アシュトン・ジェームス
イサドラ – Débora Demestre

DATA

原題:Get Some
放送日:2019/7/26
監督:フィリップ・スグリッシア
脚本:ジョージ・マストラス

第4話 彼女

あらすじ・感想

ブッチャーはCIA副長官スーザン・レイナーの元を訪ねコンパウンドVのことを話すが、証拠が必要だと言われてしまう。ブッチャー達はポップクロウから聞いた中華店を見張り、コンパウンドVの入手ルートを突き止めようとしている。

ボーイズは銃を持った怪しい男の後を付け敵のアジトにこっそり忍び込むと、たくさんの箱が並んでいてVを探すことに。フレンチーは奥の扉の向こうに捕まっていた女性を見つけ、Vを打たれて拘束されているようだった。

フレンチーは見過ごすことができず扉を開けると女性は逃げ、警備員達をどんどん殺して見失ってしまう。

ディープはセラピーを受け自分のやりたい仕事をやれとアドバイスされ、マデリンにオーシャンランドのイルカ達を逃がしたいと提案するがいい顔をしていない。

ブッチャーもみんなと合流して倉庫を調べていると少量のコンパウンドVを見つけ、警察と共にAトレインが来ていてその場を去ることに。ヒューイはアニーから着信があり、ブッチャーの指示でデートして彼女の携帯に盗聴器を仕掛ける。

飛行機がハイジャックされ、ホームランダーとクイーン・メイヴが助けに向かう。敵を次々に倒したまではよかったが操縦室にも敵がいてホームランダーがレーザーを発射し敵倒したものの、機長は死亡し操縦機器を破壊してしまって、飛行機は危機的な状況に陥ってしまう。

Aトレインがポップクロウに会いに来てVのことを誰にしゃべったか問い詰めるが、彼女は誰にもしゃべっていないと白を切る。

フレンチー達は逃げた女性の行方を追っていてAトレインと鉢合わせし、フレンチーがAトレインだと叫んで人々の目を引き付けている隙に女性を追いかけて行く。


ホームランダーが本領を発揮して、ハイジャック犯から飛行機の乗客を救ったまでは良かったですが、操縦室でやり過ぎてしまいました。
メイヴの言うように何とか助ける方法はあったはずなのに、全員は助けられないと飛行機を墜落させてしまったのは怖かったですね。

メイヴはホームランダーの力を知っているから逆らえないし、今の状況を良くは思っていなくても長年やって来てこのやり方に慣れてしまって、傍観するしかないのでしょう。

倉庫の捕われていてフレンチーが助けようとした女性も気になります。
フレンチーは自分の過去と照らし合わせて女性がどんな苦痛を受けていたかを察し、優しい言葉をかけるなんて見かけよりも思いやりがあります。

ヒューイはスターライトとかわいらしいデートをしていましたが、罪の意識に苦しんでいるみたいです。
ブッチャーはスターライトを利用する気満々ですから、どうやってヒューイが阻止するのかも見物ですね。

ゲスト

ダミアン・ホッジマン医師 – ウォレス・ランガム
エヴァン・ランバート – デビッド・レアーレ
ポップクロウ – ブリタニー・アレン
ママサン・マートン – グレース・アルマス
ロビン – ジェス・サルゲイロ

DATA

原題:The Female of the Species
放送日:2019/7/26
監督:フレデリック・E・O・トーイ
脚本:クレイグ・ローゼンバーグ

ザ・ボーイズ

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