第14-1話 現像
写真家のダニエルは古いトランクを買って来て底に貴重なカメラが隠されているのを発見し、暗室で現像する。そこには70年以上も前のアマゾンのクルカイ族が写っていた。
翌日、妻ベッキーに出かけてくるといつものように声をかけ、知り合いのストッテル教授の所へ写真を持って行く。教授は若い頃、写真の探索に参加していて、クルカイ族のことや失踪した写真家のことを語る。しかし、写真の中からクルカイ族の姿は消えていた。
ダニエルが急いで帰宅すると家の中は荒れていてベッキーの姿が見当たらない。罠のようなものが仕掛けられていてダニエルはクルカイ族に襲われ、とっさにカメラのシャッターを切るとその瞬間、クルカイ族の姿が消える。
ゲスト
ダニエル・アーノルド – ロバート・キャラダイン
ベッキー・アーノルド – マリリン・ジョーンズ
アレックス・ストッテル教授 – ジョン・キャラダイン
DATA
原題:Still Life
放送日:1986/1/3
監督:ピーター・メダック
脚本:ゲリット・グレアム、クリス・ハッブル
第14-2話 小人のはなし
仕事がなく一文無しのリアムはバーにやって来てすごいものを見たと騒いでいる。森の中で小人を見たと言うが、いつもホラ話を聞かされているマルベーニは他の客と一緒にリアムをバーから放り出す。
ある夜、マルベーニはリアムが金物屋から荷物を抱えて出てくるのを見かけ金物屋の主人と話すと、リアムは色々と買い込んで代金を黄金で払ったとのこと。彼の家に行ってみると家主がリアムは出て行き、家賃の代わりに黄金を置いていったそうだ。
リアムはしこたま黄金を持っているに違いないと、マルベーニはリアムを追いかけて森へ。借金の代わりに黄金をもらうがもっとよこせと襲い掛かる。リアムは小人達にお前は嫌われたと言い、マルベーニを突き飛ばして森の中へと逃げる。
ゲスト
リアム・オショーネシー – ハミルトン・キャンプ
マイク・マルベーニ – マイケル・オールドレッジ
ケリー – ジェームス・スカリー
エディ・ドノバン – ティム・ドナヒュー
マクギンティー – アンソニー・パーマー
オデル – ハル・ランドン・Jr
フィネガン夫人 – パット・クロフォード・ブラウン
DATA
原題:The Little People of Killany Woods
放送日:1986/1/3
監督:J・D・フェイゲルソン
脚本:スティーブン・レイ
第14-3話 フォーチュン・クッキー
レストラン批評家のハリー・フォルジャーは辛口の批評で知られていて、食べてもいない中華料理店ミスター・リーの料理をけなす批評を新聞に書く。一応ミスター・リーに足を運んだものの一口も料理を食べず、店主からフォーチューン・クッキーを出される。
街角に幸福が…とクジにはあり、店を出て街角で事件に巻き込まれて運よくお金を手にすることに。クジが現実になる不思議なクッキーだとまたもやハリーはミスター・リーに行き、料理をろくに食べずにフォーチューン・クッキーを割る。
クジには4月と恋に…と書かれていて意味が解らないと店を後にすると、道に迷った女性と出会い彼女はエイプリルという名だった。
ゲスト
ハリー・フォルジャー – エリオット・グールド
ミスター・リー – ベネット・オータ
エイプリル・ハミルトン – キャロライン・ラガーフェルト
マックス – フレデリック・コフィン
オマリー – ジョン・G・スキャンロン
DATA
原題:The Misfortune Cookie
放送日:1986/1/3
監督:アラン・アーカッシュ
脚本:スティーブン・レイ
第15-1話 モンスター!
ホラー小説や映画が大好きな少年トビーは隣のポーリが引っ越してから少し元気がなかったが、ポーリの家に誰か引っ越してきた。トラックの下にもぐりこんでチェックしていると、引っ越してきた老人ベンディクスンに捕まってしまう。
自分はバンパイアだと脅しトビーを怖がらせる。最近、町では風邪が流行っているようでトビーも風邪でせきをしていた。翌日、トビーは隣の家の床下に隠してあったニンニクや十字架を身に付けてると、ベンディクスンはそんなものはバンパイアには効かないと言ってトビーと食事に行く。
すっかり仲良くなったトビーとベンディクスン。真夜中にトビーは彼に墓地に連れ、モンスターの話や美しい蛍の景色を見せてもらう。
ゲスト
エミール・フランシス・ベンディクスン – ラルフ・ベラミー
トビー・マイケルズ – オリヴァー・ロビンス
トビーの母 – キャスリーン・ロイド
トビーの父 – ブルース・ソロモン
ルー・カルデロン – ルイス・ドーバー
リズ – メアリー・マーガレット・ルイス
DATA
原題:Monsters!
放送日:1986/1/24
監督:B・W・L・ノートン
脚本:ロバート・クレイス
第15-2話 宇宙よりの使者
地球は初めての地球外生命体との接触を持つことになり、世界中の外交官や大使が集まって話し合いを行っていた。そこへ光と共に急に姿を現したのが地球外生命体の大使である。
宇宙人の大使が語るには200万年前に地球を始めとするいくつかの星に生命の種をまき、進化を待っていたとのこと。しかし、地球人は稚拙な武器で争い、宇宙人大使の予想したようには進化して来なかった。
そのため、地球を滅ぼすと言い出すが、アメリカ大使が1日だけ待って欲しいと訴える。宇宙人大使はそれを受け入れ、地球各国は和平への道を探り、絶対的な世界平和を約束する。翌日、宇宙人大使が再び現れそのことを報告するのだが…。
ゲスト
地球外生命体の大使 – ジョン・グローヴァー
アメリカ大使フレイザー – ピーター・マイケル・ゴーツ
ロシア外交官 – ステファン・ギーラッシュ
国際連合議長 – フラン・ベネット
イギリス大使 – ジリアン・イートン
イギリス補佐官 – リチャード・ブレストッフ
DATA
原題:A Small Talent for War
放送日:1986/1/24
監督:クローディア・ウェイル
脚本:カーター・ショルツ、アラン・ブレナート
第15-3話 時のすきま
寝過ごしたマイケルとジューン夫妻は枕元の時計を確かめると11時37分だったが、腕時計ではまだ7時過ぎだった。リビングから音が聞こえ覗いてみると、全身青く顔のない人物が物を運び入れたり運び出したりしていた。
隣の家も同様で、町に出ても人の姿は全くなく働く青い人達ばかり。そこへ仕事の指示を出すアナウンスが聞こえ、声の主に会いに行く。声の主は時間の管理人で、ライト夫妻は時間のすき間に取り残されたとのこと。
時間の舞台裏では作業員達が1分ごとに時間を作り上げていて、普通の人々は気付かないうちにそれに乗り換えていると言うのだ。ライト夫妻は元の時間に戻りたいと言うが、管理人はそれはできないと二人を捕まえようとする。
ゲスト
マイケル・ライト – アダム・アーキン
ジューン・ライト – カレン・オースティン
管理人 – アドルフ・シーザー
DATA
原題:A Matter of Minutes
放送日:1986/1/24
監督:シェルドン・ラリー
脚本:ロックニー・S・オバノン
コメント