第11話 怒りの化身
主婦ルイーズは夫ジャックから暴力をふるわれていた。ある日、姉からルイーズ宛に小包が届き、黒い犬の置物が入っていた。ジャックが車で釣りに出かけようとしていて、部屋でルイーズは犬の置物を抱きかかえながら、夫に対する憎しみを感じていた。
すると、ジャックの乗った車の外に急にドーベルマンが現れて、ジャックにほえ始める。ジャックが帰宅しルイーズは姉夫婦を自宅に食事に招いている。
ルイーズは姉の夫フィルとジャックがガレージで釣りだと言って浮気していたと話しているのを聞き、すぐにキッチンに戻って怒りを感じながら料理を始めていた。
フィルはリビングに戻りジャックだけガレージにいると、またもドーベルマンが現れてジャックに襲いかかろうとし、ジャックは銃で犬を撃つがすぐに姿を消してしまう。
ゲスト
ルイーズ・シモンソン – メラニー・メイロン
クレア – ケイト・リンチ
フィル – リー・J・キャンベル
ジャック・シモンソン – ケネス・ウェルシュ
DATA
原題:Acts of Terror
放送日:1988/12/3
監督:ブラッド・ターナー
脚本:J・マイケル・ストラジンスキー
第12話 予知された未来
気の弱い銀行員のウォーレン・クリビンスは上司カトラーから呼ばれて融資担当に任命される。オフィスから出てきた所を職員のサンディとぶつかり、めがねを踏まれてヒビが入ってしまう。
めがねをかけて窓口を見ていると女性が気が付かないうちにお札をゴミ箱に落ちるのを見る。めがねを外してゴミ箱を見てもお札は入っていなかったが、その後ヒラヒラとお札がゴミ箱へ。融資の相談に来た農家のバーンと話しながらめがねをかけると、彼が年老いた姿になるのが見えた。
それでも、融資担当として彼にお金を貸し、定期的に返済してもらうという契約を結ぶ。このめがねは未来が見えると信じ始めたウォーレンはまためがねをかけると、サンディが脚立から落ちて大怪我をする未来が見え、彼女に充分注意するようアンドバイスする。
ゲスト
ウォーレン・クリビンス – マイケル・モリアーティ
カトラー – デヴィッド・ヘンブレン
サンディ – シンシア・ベリヴォー
バーン・スレーター – グラント・ロール
DATA
原題:20/20 Vision
放送日:1988/12/10
監督:ジム・パーディ
脚本:ロバート・ウォーデン
第13話 タンスの中の怪物
絵本作家のハリー・パーカーは図書館で自分の本はビデオ世代の子供達には受けないだろうと話していた。そこへナンシーという女性がやって来て、病気の子供ブライアンのために絵本にサインして欲しいと頼んでくる。
パーカーは喜んでサインしようとするが、いい機会だからと家まで行ってブライアンに会うことに。ブライアンの前で絵本にサインして、物語を読み聞かせてあげて、つかの間だったが楽しいひと時を過ごす。
ブライアンはまた来て欲しいと言うが、パーカーはアリゾナに引っ越してしまうから無理だと答える。新しい家での夜を向かえ、パーカーは寝ようとすると子供の笑い声が聞こえ、1階に下りるとカーテンが揺れていて椅子には誰かがいた形跡があった。
翌日も野球ボールで窓が割られていて近所の子供の仕業だと思っていたのだが…。
ゲスト
ハリー・パーカー – コリーン・デューハースト
ナンシー・ハリス – マリア・リコッサ
ハリス氏 – アルフ・ハンフリーズ
ブライアン・ハリス – ザカリー・ベネット
マーティン・グレイザー – カール・プルーナー
ペイジ・グレイザー – フェーン・ダウニー
DATA
原題:There Was an Old Woman
放送日:1988/12/17
監督:オッタ・ハーヌス
脚本:トム・J・アッスル
第14話 トランク
古いホテルの管理をしている誠実な男ウイリーは空き室になっている303号室で大きなトランクを見つける。開けてみても中は空っぽで、どうせなら5セントくらい入っていればいいのにと言ってトランクを運び出そうとするが、重くて運べなかった。
トランクを開けてみると5セント硬貨でいっぱいになっていた。何回かトランクを試してみて、これは願ったものが出てくる魔法のトランクだと気付く。新たな出会いを求めてウイリーは部屋を飾って自分もこぎれいにしパーティーを開く。
いつも冴えないウイリーの金回りがよくなったのに目をつけた不良達は仲間のキャンディに秘密を聞き出せと指示するが、お色気作戦は実らず計画は失敗。物目当てで近づいて来る女性にがっかりして、欲しいものはみんなあげると電化製品などをお客にプレゼントして追い返すことに。
ゲスト
ウイリー・ガードナー – バッド・コート
キャンディ – リサ・シュレイジ
ダニー – ミラン・チェイロフ
ロッコ – アルバロ·ダントニオ
クダバ夫人 – エレーナ・クダバ
DATA
原題:The Trunk
放送日:1988/12/24
監督:スティーヴ・ディマルコ
脚本:ポール・チトリック
第15話 約束
仕事人間だったトム・ベネットは心臓移植を受けて職場へ復帰したところだった。同僚と打ち合わせ中に急に新しいブーツが欲しいと同僚のジュリーと一緒に買いに行く。ホットドックを買って浜辺を散歩中に悲しげな女性を見かけ、どこかで会ったことがあると感じる。
夕食を食べようと同僚のスペンスと車で出かけるが、無謀な運転にスペンスは驚くばかり。やって来たのは労働者が立ち寄るダイナーで、浜辺で見かけた女性メアリー・ジョーがウエイトレスとして働いていた。
一目ぼれしたトムは彼女をデートに誘うが、全く興味がないと断られてしまう。定期的にダイナーに通ってメアリー・ジョーを口説こうとするが、彼女は恋人ジェイミーを車の事故で亡くしてそんな気にはなれないでいる。メアリー・ジョーは子供の頃にジェイミーと知り合って以来、ずっと彼一筋だったとトムに話す。
ゲスト
トム・ベネット – ポール・ル・マット
メアリー・ジョー – マリアンナ・パスカル
エリス – ローズマリー・ダンスモア
スペンス – クリストファー・ボンディ
DATA
原題:Appointment on Route 17
放送日:1988/12/31
監督:レネ・ボニエール
脚本:ハスケル・バーキン
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