ウォーキング・デッド シーズン1 第1話~第6話 あらすじ・感想

第1話 目覚めの朝

あらすじ・感想

保安官のリック・グライムスは相棒のシェーンとパトカーで世間話をしていると逃走車の無線が入り、急いでパトカーで現場へ。逃走車両が横転し中から犯人達が撃って来て、リックや警官達は応戦する。

2人の犯人を射殺するが、3人目が車から出て来てリックを撃ってしまう。リックは重症を負い病院へと運ばれ、意識が戻った時には枕元に枯れた花が置かれていた。病院は廃墟と化していて外には死体の山がある。

病院着のまま歩いていると子供用の自転車を見つけ自宅へと戻るが、妻ローリと息子カールの姿はなかった。通りをよろよろと歩いている男を見かけて声をかけようとするが、背後から忍び寄って来た子供にシャベルで頭を殴られてしまう。

彼はデュエインという名で父親モーガンを呼ぶと、父親はリックはウォーカーではないと言い聞かせているようだった。モーガンに怪我は引っかかれたものかどうかしつこく聞かれるが、リックは気を失ってしまう。

気づくとベッドに寝ていて、モーガンが傷の手当てをしてくれたようだ。リックが病院でこん睡状態になっている間に、ウォーカーというゾンビがはびこっていることを聞かされる。

ウォーカーに引っかかれたりかまれた人間は高熱が出て死亡し、しばらくするとウォーカーとしてよみがえる。奴らは新鮮な肉を求めていて襲われ、昼間は動きがにぶくあまり出歩かないとのこと。

翌日、リックはモーガンから脳を攻撃しろとアドバイスされ、近くにいたウォーカーをバッドで殴り倒し方を教わる。リックはモーガン親子と自宅の様子を探ると衣類や家族写真がなくなっていて、妻と息子は逃げて無事だと信じる事に。

警察署はまだガスが来ていて、リック達は久しぶりのシャワーを楽しむ。武器庫でショットガンなどの武器を手に入れ、モーガンからアトランタには大規模な避難施設がありローリ達もそこへ向かったのではと聞かされて、アトランタへと車を走らせる。

家に戻ったモーガンは2階の窓からライフルを撃ってウォーカーをおびき寄せ、ウォーカー化した妻が出てくると狙いを定めるが撃つことができなかった。

リックはアトランタへ向かう途中警察無線で生存者がいないか呼びかける。どこかのキャンプにいる生存者が応えるが、こちらの声は聞こえていないようだった。キャンプの仲間の中にはリックの妻や息子、同僚のシェーンもいる。

車のガソリンがなくなりリックは近くの農場へ行くがガソリンは手に入らない。代わりに馬を見つけ、馬に乗ってアトランタを目指すことに。


保安官で怪我をしただけでも大事なのに、意識が戻って目覚めたら世界が一変していたら夢だと思ってしまいますね。
モーガンと出会うまでは何が起こっているのかリックはわからなかったでしょうし、短時間モーガンと話しただけで全てを受け入れて対処しようとしているリックはかなりの精神力です。

家族が生きているかもしれないというのが心の支えになっていて、再会するという目標ができたから強くいられたのでしょう。
ガソリンがなくて馬を見つけ、道路を馬で闊歩するリックの姿は勇ましかったです。

大量のウォーカーに追いかけられて馬は食べられてしまうし、戦車に逃げ込んだのはよかったですが、外は大量のウォーカー達がいます。

無線で誰かが呼びかけていましたが、あの大量のウォーカーをかわしてリックがどう脱出するのか楽しみですね。
グロいシーンも多いですがそれを上回る魅力がたくさんあって、かなり引き込まれました。

ゲスト

モーガン・ジョーンズ – レニー・ジェームズ
ラム・ケンダル – ジム・R・コールマン
レオン・バセット – リンズ・エドワーズ
ジェニー・ジョーンズ – ケイシャ・ティリス
デュエイン・ジョーンズ – エイドリアン・カリ・ターナー

DATA

原題:Days Gone Bye
放送日:2010/10/31
監督:フランク・ダラボン
脚本:フランク・ダラボン

第2話 生き残るための方法

あらすじ・感想

アトランタから少し離れた山間で、生存者達はキャンプを作って助け合いながら暮らしている。その中にリックの妻ローリと息子カール、リックの同僚で親友のシェーンもいる。ローリは森へきのこを取りに出かけ、シェーンと密会していた。

リックは戦車の中に逃げ込んだまではよかったが、周りはウォーカーだらけで戦車も取り囲まれてしまい逃げ場がなくなってしまう。半ば諦めかけていた時に無線から、若い男の声が聞こえてきた。

ウォーカー達は馬を食べるのに夢中で戦車の周りにはあまり残っておらず、無線の男が逃げる方向を指示してくれる。銃を撃ちながらリックは逃げ、声の主グレンと合流してお互いに自己紹介する。

グレンは中間たちと一緒で、避難キャンプから食料を求めてやって来ていた。彼らの仲間の1人メルルが屋上から、ウォーカーを狙撃している。仲間達がメルルを止めようとするが抑えられず、メルルはTドックを殴り始める。

銃を持っているメルルを恐れ、みんなメルルをリーダーとして認めるのに同意する。リックは仕方なくメルルに銃を向け、しばらくここで頭を冷やせと手錠でパイプにつないでしまう。

リック達が逃げ込んだデパートはウォーカーに取り囲まれ、逃げる方法を模索中。下水道を使おうという話になりグレンがデパートの地下から下水道をたどって行くが、鉄格子がはめられていてバーナーでもなければ逃げ出せない。

屋上からリックが周りの様子を見てみると、近くに全員が逃げ出せる大きさのバンを見つける。ウォーカー達は臭いに反応するので、ウォーカーの死体を斧で叩き割って内臓や血液をコートに付けてバンを盗み出すことに。

リックとグレンが外に出てウォーカーに紛れ、バンを盗み出してみんなを迎えに行く計画だ。

最初は計画が上手く行くように見えたがにわか雨が降って来て、リックとグレンの衣類に付けたウォーカーの内臓や血液が洗い流されて死臭がどんどん薄れて行き、2人はウォーカー達から走って逃げてしかなくなる。

Tドッグの無線がやっとキャンプに届くが状態が悪かったが、デパートに閉じ込められたというのは伝わる。ローリは助けに行こうと提案するが、危険な場所でこれ以上仲間は失えないとシェーンは助けは出せないと言い渡す。

リックとグレンは何とかバンを手に入れてその場から逃走。リックはグレンにスポーツカーでおとりになりウォーカーを引き付けるよう指示し、リックがバンでデパートへ行って仲間達を助けることに。


リックが家族と再会できる日もそう遠くないですね。
リックが合流したグレンのグループはローリ達がいるキャンプの仲間達ですから、グレン達がキャンプに戻れれば目的達成です。
ローリとシェーンがデキていますから、リックが家族と再会できたとしてもトラブルは起きそうです。

目覚めてからずっと1人で行動していたリックですから、生きた人間と出会えてさぞや心強かったでしょう。
メルルは粗暴で銃で仲間をねじ伏せようとしていましたから、いいタイミングでリックが手錠で繋いでくれてスカっとしました。
ただ、ウォーカーが押し寄せるビルの屋上で見殺しにされてしまったのは、ちょっとかわいそうでした。

リックを助けたグレンがとてもキュートで好青年ですし、音を流しながらドライブを楽しんでいた笑顔が素敵でした。
ウォーカーの内臓や血を塗りつけて死臭を漂わせるという作戦はお見事でしたが、そうすんなりとは脱出させてくれませんでしたね。
とっさのリックの判断でしたが、脱出に成功できてよかったです。

ゲスト

モラレス – フアン・パレハ
メルル・ディクソン – マイケル・ルーカー

DATA

原題:Guts
放送日:2010/11/7
監督:ミシェル・マクラーレン
脚本:フランク・ダラボン

第3話 命を懸ける価値

あらすじ・感想

メルルはデパートの屋上に手錠でつながれたまま取り残されていた。ウォーカーが押し寄せてきて何とか手錠を外して逃げようと、近くにあったベルトを駆使して道具を取ろうとしていた。

リックはキャンプへ戻る途中の道中で、置き去りにしたメルルのことを気にしている。モラレスはメレルの心配をするのは弟のダリルくらいのものだと告げる。

キャンプではローリがカールの髪を切っていて、シェーンはカールにカエルの捕まえ方を教えると約束する。グレンの乗ったスポーツカーがアラームを鳴らして戻り、デール達はウォーカーが寄ってくると心配しジムがアラームを切る。

グレン達は無事にキャンプに戻り新入りとしてリックをみんなに紹介しようとすると、ローリとカールがいち早く彼の姿に気付いて再会を喜び合う。

リックは目覚めてから今まで何があったかを家族やキャンプのみんなに語り、屋上に残して来たメルルのことが気がかりだともらすとTドッグも同意する。

エドが寒いからと火を大きくしてしまい、シェーンはウォーカーに気づかれるからと注意する。エドの妻キャロルが火を少し消して小さくし、シェーンに謝る。

翌朝、ダリルが仕留めた鹿をウォーカーが食い散らかし、みんなでウォーカーを叩きのめす。ダリルはメルルを探しに行き、リックは事情を説明してダリルを落ち着かせる。

リックは武器が入ったバッグを街中に置いて来たこともあり、ダリルと共にメルルを助けに行くと言い出す。シェーンはキャンプを守らないといけないと反対するが、リックの決意は変わらない。

ダリル、リック、グレン、Tドッグでメリル救出にアトランタへと向かう。ある程度まで車で進み、線路沿いを歩いてメルルを置いて来た店へ。Tドッグは屋上のドアにチェーンをかけて南京錠を付けたので、きっとメルルは無事だとダリルを励ます。

ローリはカールの姿が見えず探しているとシェーンが石切り場へ連れ出し、2人で楽しそうに湖でカエル取りをしていた。カールを見つけ何も言わずに出かけると心配すると諭し、シェーンには家族に近づかないでくれと頼む。

近くでアンドレア達女性陣が洗濯板を使って洗濯しながらおしゃべりをしていると、キャロルの夫エドが文句をつけてくる。キャロルを連れて行こうと彼女を殴り、その様子を見ていたシェーンはエドを思い切り殴り二度と暴力を振るうなと脅す。

店の屋上に着いたダリル達だがメルルの姿はなく、弓ノコと切り落とされた手首が転がっていた。


リックの目的だった家族との再会が叶って、本当に良かったです。
バンでみんなが戻って来た時ローリとカールは寂しそうでしたが、リックを見つけて駆け寄り抱き合っていた姿は本当に感動的でした。

ダリルは弟だからメルルを助けに行きたいという気持ちはわかりますが、リックはモーガンとの出会いが大きくてこんな大変な状況だからこそお互いに助け合いが必要だし、メルルを置き去りにした後悔もあってアトランタへ出かけたのでしょう。

メルルはどうやら手首を切って逃げ出したみたいですから、どこかで生きている可能性もありますね。

DV夫のエドもヤバいですが、ローリとこじれてしまったシェーンは怒りにまかせてエドを殴っていて、かなり怖かったです。

ローリはカールと共に散々今までシェーンに世話になったのにリックが戻ったとたん、あっさりシェーンを捨ててしまったから、シェーンが頭に来るのもわかります。
ただ、今回は限度を越えていたような気がしますね。

ゲスト

メルル・ディクソン – マイケル・ルーカー
ダリル・ディクソン – ノーマン・リーダス
モラレス – フアン・パレハ
エド・ペルティエ – アダム・ミナロヴィッチ
イライザ・モラレス – マディー・ロマックス
ミランダ・モラレス – ヴィヴィアナ・チャベス
ルイス・モラレス – ノア・ロマックス

DATA

原題:Tell It to the Frogs
放送日:2010/11/14
監督:グウィネス・ホーダー=ペイトン
脚本:チャールズ・H・イグリー、ジャック・ロジュディス、フランク・ダラボン

第4話 弱肉強食

あらすじ・感想

アンドレアは年の離れたエイミーと釣りをし、お互いに父の思い出を話している。父から教わった釣りの方法はお互いに違い、父親はそれぞれの性格に合わせて教えてくれたのだと悟る。フロリダにいる両親を心配しながらも、2人は大量の魚を釣り上げる。

バンにいたデイルは丘の上で、ジムが大量の穴を掘っているのに気づく。水を飲むようすすめても放っておいてくれと言うだけで、穴掘りを止めようとしない。

ダリル達がデパートの屋上に着くとそこには、切り落とされた手と血の付いた糸ノコが残されていた。怒ったダリルはクロスボウをT-ドッグに向け、リックはダリルに銃を向け警告する。

ダリルはバンダナにメルルの手を大切に包み、グレンのリュックに入れる。散らばったデイルの工具類を集め、みんなでメルルの血の跡をたどり行方を探し始める。

ウォーカーの死体が数体あり、メルルが倒したらしい。キッチンで傷を焼いて止血し、窓から逃げ出している。ダリルはすぐに探しに行こうとするが、リックは計画が必要だと止める。

ジムを心配したデイルはシェーン達にも協力してもらいジムを説得しようとするが応じず、仕方なくシェーンはジムを拘束する。しばらく経つとジムも落ち着いてきて、シェーンは水を与える。

ジムは何故穴をたくさん掘っていたのか思い出せない、日に当たり過ぎたせいでちょっとおかしくなったと語る。近くにいたローリやカール達に謝り、許してもらう。

グレンは計画を立ててそれぞれの役割を説明し、バッグは自分1人で取りに行くと語る。リックの銃の入ったバッグを取りに行くと、数人のギャング風の青年数人にグレンがさらわれてしまう。

ダリルが駆けつけた時にはすでに遅く、逃げ遅れた相手グループのミゲルを捕らえる。人質としてこちらもミゲルをがいるので、グレンと交換するため彼らのアジトへ向かう。

リーダーのGことギレルモと人質交換しようとするが、向こうは銃の入ったバッグもよこせと交渉が決裂。リック達はいったん引き上げて作戦を立て直し、銃撃戦でグレンを救出しようと決める。

ミゲルを人質にGの建物に乗り込みお互いに銃を向け合っていると、奥から老女が出て来る。Gはリックらに事情を説明し、グレンも老人達の心配をしていた。Gが仕切る建物には老人や病人などが暮らしていて、管理者として彼らを守っていた。

リックはグレンを始めとして他人に助けられたこともあるため、武器や弾をG達に分け与えることに。リック達が帰ろうとするとバンが見当たらず、どうやらメルルが復讐するためキャンプに向かったらしい。


ジムは悪い人ではないけど、いきなりあんなに大量の穴を掘っていたら、みんなが危険視したくなる気持ちもわかります。
大量のウォーカーが押し寄せ、人々が犠牲になることを予知していたみたいですね。

リック達が出会ったギレルモ達のグループは性質が悪そうなギャング風でしたが、実は老人達を守る心優しい人達でした。
今回のサバイバルグループはいい人達の集まりでしたが、盗みや暴力を働く悪質なグループもあるでしょう。

リックはグレン以上にお人好しで、自分達も武器が必要なのに半分以上ギレルモにあげてしまうなんて、法の制度なども崩壊している世界で保安官していますね。

キャンプにウォーカーが大量に押し寄せていましたが、メルルの仕業なのでしょうか。
だとしたら、キャンプには弟のダリルがいると知っているはずなのに、それ以上に置き去りにされた恨みがあるのでしょう。
それにしても、ピザの宅配をやっていたグレンの作戦の立て方がお見事で、ダリルでなくても突っ込みたくなりました。

ゲスト

ダリル・ディクソン – ノーマン・リーダス
モラレス – フアン・パレハ
フェリペ – ノエル・グーリーエミー
エド・ペルティエ – アダム・ミナロヴィッチ
イライザ・モラレス – マディー・ロマックス
ギレルモ – ニール・ブラウンJr
ミゲル – アンソニー・グアハルド
アブエラ – ジーナ・モレッリ
ジョージ – ジェームス・ゴンザバ
トラビス – クリス・バンクス

DATA

原題:Vatos
放送日:2010/11/21
監督:ヨハン・レンク
脚本:ロバート・カークマン

第5話 救いを求めて

あらすじ・感想

キャンプがウォーカーの襲撃にあった翌朝、リックはモーガンに無線で連絡し、アトランタは危険だと忠告する。

愛する妹エイミーが殺されショックなアンドレアは、エイミーの遺体を抱いたまま離れようとはしない。ローリが話しかけても反応せずリックが話しに行くと、アンドレアに銃を向けられる。

ダリルはウォーカーと人間の死体の区別をせず頭を破壊して焼こうとするが、グレイは仲間はウォーカーじゃないから手厚く葬ろうと提案する。

ジャッキーはジムが血を流しているのを見てウォーカーに噛まれたらしいとみんなに報告する。ジムを殺すべきだと主張する者もいたが、リックは人間は殺さないとジムを車に寝かせて手当てする。

ここでキャンプを続けるのは危険、CDCが機能しているならジムが助かる可能性があるとリックが提案するが、シェーンはフォート・ベニング基地に向かおうと提案する。みんなの意見が別れてしまうが、それぞれどうすべきか考えることに。

デールはアンドレアの隣に座り自分の妻がガンに侵され自分は苦しんだが、妻は死を受け入れていたと、死にゆく者を看取った悲しい過去を話す。

アンドレアは今日はエイミーの誕生日だったとデパートで手に入れたネックレスをエイミーの首につけてあげて、毎年、エイミーの誕生日を一緒に祝えなかったことを悔いていると告げる。

ダリルがエドの処置をしようとしているとキャロルがやって来て、自分の夫だから自分でやるとのこと。ツルハシを振り上げ、何度もエドの頭を破壊する。

エイミーのウォーカー化が始まり、アンドレアは自ら銃でエイミーの頭を打ち抜く。みんなで仲間達の遺体を埋葬し、アンドレアは誰の力も借りずエイミーの遺体を穴に埋めて弔う。

シェーンはしばらくして考えを変え、リックは信頼できる人物だと彼の案に賛成する。シェーンとリックは話しながら森の中を調査中、物音が聞こえる。手分けして確認しに行き、シェーンはリックの背中を狙うがすぐに銃を下ろす。その様子をデールが不審そうに見ていて、シェーンはそれらしい言い訳をする。

翌朝、リックはモーガンに無線で連絡し、赤い車にモーガン宛のメッセージと地図を残したと伝える。仲間達が出発の準備を整える中、モラレスと家族はバーミンガムにいる親類を訪ねると一足先に出発する。

みんなでCDCに向かっている途中、デールの車が縁故してしまう。ジムの容態が悪化し、ジムはここに置いて行ってくれとのこと。デールは本人の意思を尊重すべきだと言いみんなも納得し、それぞれジムとの別れの挨拶をしてCDCへと向かう。


やっとリック達もキャンプ生活から脱出できそうでしたが、CDCもシャッターを開けてくれた男1人しか残っていないようです。
ウォーカー化の原因や治療薬などの開発を行っていたのでしょうが、サンプルが燃えてラボごと使えない状態になっていましたから、あまり期待できそうにないですね。

シェーンがちょっとヤバい雰囲気をかもし出しています。
リックが現れるまでは万事順調で、ローリやカールを自分が家族の一員として守り、ローリともいい関係を築いていました。
キャンプでも頼れる男でリーダー的な存在だったのでしょう。

リックが帰って来たことでローリだけでなく、今までの地位など全てを失いかけていて、いくら親友でも憎いと感じてしまったようですね。

ドライでクールだし現実的なダリルも、ジムを置いて行くとなった時のリアクションが彼らしくて素敵でした。

ゲスト

ダリル・ディクソン – ノーマン・リーダス
エドウィン・ジェンナー博士 – ノア・エメリッヒ
エド・ペルティエ – アダム・ミナロヴィッチ
イライザ・モラレス – マディー・ロマックス
ミランダ・モラレス – ヴィヴィアナ・チャベス

DATA

原題:Wildfire
放送日:2010/11/28
監督:アーネスト・ディッカーソン
脚本:グレン・マザラ

第6話 残された希望

あらすじ・感想

シェーンがリックが入院している病院に来ていた頃、ウォーカーが病院内で人々を襲い、軍が侵入して来病院内はパニック状態に。電気も落とされリックがつながれていた装置も停止し、シェーンはリックの心臓の音を聞いてみるが止まっているようだった。

そして現在、一行はアトランタのCDCに到着するが、周りはウォーカーの死体だらけで施設は重くシャッターで閉ざされていた。みんなの様子を防犯カメラが捉えていて、リック達の「助けて」という声に答えるかのようにシャッターが上がりみんなは中へと入る。

CDCにはたった一人ジェンナー博士がいるだけで、他の研究者達は家族のところへ戻ったり自殺してしまったらしい。ジェンナー博士はみんなの血液検査を行うと告げる。

ジェンナーはみんなをある区画へと案内しする。久しぶりのワインとおいしい食事、温かいシャワーにみんなは笑顔を取り戻し、つかの間の休息を味わう。

ローリはカールを寝かし付けた後、ライブラリーへ本を探しに行く。酔ったシェーンがやって来てローリに迫るが、リックが死んだと嘘を付いたと責められ、ちゃんと心臓を確認して止まっていたと状況を説明するが口論になってしまう。

翌朝、ジェンナー博士が食堂にやって来ると、デールはどうしてこんな状況になったのかと聞いてみる。ジェンナーはみんなをコントロールセンターへ案内する。ウォーカーに噛まれた被験者TS-19の脳の映像を見せて、研究で解っていることを説明する。

デールがカウントダウンのデジタル表示がされているのに気付き博士に聞くが博士は口を閉ざして何も語ろうとはせず、コンピュータに聞くと汚染除去が始まるとのこと。

危険を感じたリックやシェーン達は発電室を確認しに行くと燃料タンクが最後の一つとなっていて、建物内の電力供給が最小限に抑えらるとのこと。電気が徐々に消えていきエアコンなども止まり、区画は徐々に封鎖されていく。

リックがジェンナーを問い詰めると、カウントダウンが終わったら施設は爆発してしまうとのこと。リックはみんなに荷物をまとめるよう言い脱出しようとするが、ジェンナーはシャッターを閉めてしまう。

ダリルとシェーンが扉を壊そうとしているが、ジェンナーはロケット爆弾でも破壊できないと告げる。希望などないと言っているジェンナーをリックとローリが何とか説得し、紺とトールルームのシャッターを開けてもらう。

逃げようとするリックにジェンナーは何か耳打ちする。ジャッキーはここに残ると言い出し、同じく残ろうとするアンドレアをデールが説得するが耳を貸さず、デールも残ると告げる。


シェーンの回想でリックを助けようと最善を尽くしていたことがわかりましたね。
ちゃんと心臓の音を聞いていたしドアの前にベッドを置くなど、できることはやって脱出したのは真実でした。

ローリの態度もキツかったですがそれ以上にシェーンは恨みつらみがたまっていそうで、いつかブチ切れそうで怖いです。

そして、救いの場所だと思ってやって来たCDCでしたが、まさに今終わろうとしている場所でした。
キャンプから逃げて来たリック達は一瞬でしたが、最後の休息にならなくて良かったです。

政府機関も動いてなければCDCなどの研究機関も潰れていて、今のところ人がウォーカーになってしまった原因や対処法は見つかっていないということでしょう。

ジェンナー博士は絶望してCDCごと爆発する道を選びましたが、希望を持っているリック達は違いましたね。
デールとアンドレアの間に少しずつ絆が生まれて、最後の最後に2人が脱出してきた時には感動しました。
ジェンナー博士は最後にリックに耳打ちしていましたが、何をしゃべったのか気になりますね。

ゲスト

ダリル・ディクソン – ノーマン・リーダス
エドウィン・ジェンナー博士 – ノア・エメリッヒ
キャンディス・ジェンナー – クレア・ブロンソン
Vi – ジュディ・M・デュラン

DATA

原題:TS-19
放送日:2010/12/5
監督:ガイ・ファーランド
脚本:アダム・フィエロ、フランク・ダラボン

ウォーキング・デッド

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