BONES/ボーンズ、シーズン2第12話「最後の勝者」のあらすじと感想です。
ハワード・エップスの監房で火災が起こり、ブースはブレナンを現場へ連れて行きます。遺体の損傷がひどく、ブレナンは遺体がエップスかどうか鑑定します。
あらすじ
年齢や体格はエップスと一致し手首に骨折の跡があったが、ブレナンが折った時より新しいもので死体はエップスのものではなかった。死体の腕に薄っすらとタトゥーが残っていて消防士のものだと断定される。
エップスの元妻キャロラインを呼びエップスの行方を聞くが、もう連絡は取っていないし新しい恋人がいると語り、ブースは危険だと警告する。エップスからブレナンに電話が入り「頭を使え」とメッセージを残し、逆探知して到着した公衆電話には粉のようなものが置かれていた。
ジャックが粉を分析すると、骨を削ったものとインド料理に使われる香辛料類。
アンジェラのオフィスから悲鳴が聞こえ、小包の箱の中に切り取られた心臓が入っている。他にはカミールを始め新聞に載ったジェファソニアンの記事が入っていた。
キャロラインは以前、インド料理屋の上に住んでいた。ブースとブレナンが行ってみると部屋には大きな冷蔵庫が置かれていて、その中にはキャロラインの頭部が入っていた。
カミールは頭部の鑑定を始め、髪の毛に白い粉のようなものが付着しているのを発見する。血液の量が多く、彼女は生きたまま殺されたと告げる。
カミールはキャロラインの頭部から遊園地で使われるコインを発見し、ブースはパーカーがいつも行く場所だと急いでパーカーの無事を確かめに行く。
パーカーはパパの友達だという知らない男の人からアイスを買ってもらって、食べようとしていたのをブースが叩き落し一緒にあったナプキンには「パーカーに聞け」と書かれていた。カミールは電動ノコで頭部を切開し始めると粉が飛び散り、粉を吸い込んだカミールは危篤状態に。
雑感
数回に渡るシリアルキラーエップスとの戦いに幕が引かれました。
墓堀人が現れたから、エップスはお役御免になったのでしょうか。
前回もゲームを仕掛けてきて手こずらされたブースとスクインツ達でしたが、今回はさらに複雑で難解な罠を仕掛けてきました。
みんなの命が狙われてザックは爆弾で殺されそうになるし、アンジェラには心臓が送りつけられ、カミールは毒で危篤状態になり、スクインツ達にも危険が迫ってハラハラする展開です。
キャロラインの頭部はなかなかグロテスクで、冷蔵庫の中にあった時もラボで検視されている時もポンと置かれていて、骨だけの頭蓋骨とは違ってリアルに人の頭なんだと解るのが怖かったです。
ブレナンはとうとう銃を持てることになったようですが、あんなに大きな銃を振り回して危なくないんでしょうか。
狙いがブレそうだし女性には扱いにくそうな銃でしたが、銃を構えた姿はなかなかカッコよかったです。
エップスはパーカーと接触すればブースが焦り、スクインツの誰かに頭部の開頭を急がせるだろうと読んでいたんですね。
「パーカーに聞け」というヒントの謎を解いたザックはブースの機嫌を損ねたくなくて、ジャックに呼び止めてもらったけど、結局現場まで連れて行かれてしまいました。
ラボの恋愛模様にもちょっと変化あり。
ジャックもアンジェラは、順調に愛をはぐくんでいて微笑ましいです。
職場でイチャついていたけど、当てられっ放しのザックは居心地が悪そうでしたけど。
ブースとカミールはロマンチックなキスをしたのに、別れることになって残念です。
意外とお似合いのカップルだったけど、やはり視聴者が見たいのはブース&ブレナンだから仕方ないかな。
キャスト
■ テンペランス・ブレナン – エミリー・デシャネル
焼けたエップスの死体を鑑定するが、別人だとその場で気づく。
エップスから連絡があり「これから起こることはすべてブレナンのせいだ」と脅される。
■ シーリー・ブース – デヴィッド・ボレアナズ
ラボの警備を強化するよう助言する。
パーカーが狙われて頭に来て、パーカーを怖がらせてしまう。
■ ジャック・ホッジンズ – T・J・サイン
公衆電話の粉を分析し、骨と香辛料だと特定する。
カミールが吸い込んだ残りの粉が少なすぎて、成分を特定できない。
■ アンジェラ・モンテネグロ – ミカエラ・コンリン
箱に入った心臓と、アンジェラ達が載っている新聞記事を受け取る。
怖くなって手を引こうとするが、ジャックの励ましで仕事を続ける。
■ ザック・アディ – エリック・ミレガン
カミールが開頭している側にいたが、毒の影響は受けなかった。
爆発に巻き込まれるが、ブースのおかげで軽傷ですむ。
■ カミール・サローヤン – タマラ・テイラー
ブースに公園のコインを見つけたと報告する。
キャロラインの開頭を始めると粉が舞い、それを吸って倒れてしまう。
■ パーカー・ブース – タイ・パニッツ
接触してきた男についてブースに詰め寄られ、怖くなって泣き出す。
■ ハワード・エップス – ヒース・フリーマン
自分に似せた焼死体を残し、刑務所から脱獄する。
ブレナン達の仲間を狙いゲームを仕かける。
■ キャロライン・エップス – クリスティー・リン・スミス
エップスとは離婚し、新しい生活を送っている。
エップスに見つかって殺され、頭と胴体が別々に。
■ エベレット – ミック・スクリーバ
エップスのいた刑務所の所長。
■ ジェイ・ラミレス捜査官 – パンチョ・デミングス
ブレナンを警護するFBI捜査官。
■ マリアン・エップス – キャシー・ラムキン
ハワード・エップスの母。
ラベルのない薬を理由にブースが逮捕する。
■ バーバラ・ヤング医師 – サンドラ・パープロ
カミールの担当医で、家族に連絡した方がいいとすすめる。
■ ローズ・アリポ – ジョヴァンニ・エスピリト
パーカーのシッター。
作品データ
原題:The Man in the Cell
放送日:2007/1/31
監督:ジーザス・トレヴィーノ.
脚本:ノア・ホーリー
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