BONES -骨は語る- 4×6 血染めのエレベーター

BONES-骨は語る-シーズン4 BONES (ボーンズ) -骨は語る-

BONES/ボーンズ、シーズン4第6話「血染めのエレベーター」のあらすじと感想です。
エレベーターシャフトで女性の遺体が発見される。被害者パティは色々な所から文句を言われていた。一方、アンジェラはジャックとの関係を修復しようとする。

あらすじ

会社のエレベーターが突然止まり天井から女性の足の一部が降って来た。ブレナンとカミールはエレベータシャフトを覗くとバラバラに飛び散った遺体を発見し、血の飛び散り方から死んだ後にシャフトへ突き落とされ、骨の状態から相当高い所から落とされたと見ている。

屋上にある機械制御室でエレベーターは操作可能で施錠したはずの鍵が開いていて、床にはマリファナが落ちていた。ジャックは被害者の髪飾りから髪の毛を見つけカミールの指示でアンジェラに届け世間話をしようとするが、気まずい雰囲気に。

ブースとブレナンはアンジェラの復元を参考に被害者は16階で働くパティ・ホイルではないかと聞き込みに行くと、フロア中にパティの死が伝わってしまう。パティのボス、ゲイリーは金曜の夜は残業していたのはパティくらいで、優秀な社員だったが敵も多かったと語る。

ブースがマリファナの件を尋ねると去年テッドがマリファナで捕まったとのことだが、テッドはマリファナを吸ったことは認めたがパティを殺してはいないと否認している。パティのパソコンから脅迫メールが見つかり、送り主のデイブはパティが殺される前日にクビになっていた。

駐車場でパティはいつも車を横ギリギリに止めてて、デイブの車は傷だらけになり駐車係に文句を言ったらクビにされたので、怒ってメールを出し彼女の車に傷をつけたが、パティを殺していないと主張し殺害時刻のアリバイもあった。

ジャックが見つけた微粒子からFBIの鑑識がコピー室を調べるとカーペットに何か物質が付いていて、パティのセーターにあったコピー機のトナーとセーターの繊維を見つける。

雑感

またブレナンの新しい助手くんの登場です。
フィッシャーはかなり根暗なタイプで、何かと自己嫌悪に陥りがちでしたね。

仕事に関してはかなり優秀です。
大腿骨にあった傷から遺体が投げ捨てられた高さをすぐに割り出すとは、ザックなみの頭の回転の良さですね。

自分でシャフトと同じ大きさの穴を作って、どうやっても骨盤が引っかかると実験していたのも印象的です。
新たなジャックの実験パートナーになりそうですね。

今回の被害者パティはオフィスの仕切屋で、色んな人から恨みを買っていました。
でも、殺したいとまで思った人はいなかったようで、見た目はエレベーターシャフトから突き落とされたと残忍な事件でしたが、解決してみればただの事故が発端だったのが面白いところです。

ブースは亡くなった同僚のゴージャスな椅子を狙っていて、いかに椅子を手に入れるかで苦労していました。
ブレナンに診断書を書いてくれと頼んでも断られカミールに頼んだら病院送りにされそうな勢いでしたし、人事の子にケーキを配ってご機嫌取りしようなんて、よほど椅子が欲しかったんですね。

最後にはブレナンがブースのよさを訴えてくれて無事に椅子が手に入りましたが、とんでもない年代物で座り心地も最悪というオチに笑えました。

ジャックとアンジェラはギクシャクしていて、とうとうアンジェラが今の状態に耐えられなくなり何とかしようとします。

ブレナンに意見を求めに行ったらストレートにジャックをクビにするなんて言い出して、ブレナンらしい極端な答えにアンジェラもビックリしていました。
ブレナンは友達に助言を与えることができて、ちょっとご満悦ぎみ。

スイーツに相談しに行くと一からカウンセリングさせられそうになり、アンジェラが例えていた矢の話が実にユニーク。
刺さった原因や放った弓矢に興味はなく、どうやって抜くかだけが知りたいというのはアンジェラらしかったですね。

結局、スイーツのアドバイスが功を奏して、いいこともたくさんあって丸ごとそれを受け入れてジャックにお礼を言うことで、前へ踏み出せたみたいでよかったです。

キャスト

■ テンペランス・ブレナン – エミリー・デシャネル
椅子がほしいブースから、診断書を書いてくれと頼まれるが断る。
頭蓋骨の2つの点に気づき、凶器を特定する。

■ シーリー・ブース – デヴィッド・ボレアナズ
死んだ同僚の椅子がほしくて、ブレナンやカミールを巻き込む。
1人では手でエレベーターの扉を開けられず、犯人は2人いたと気づく。

■ ジャック・ホッジンズ – T・J・サイン
被害者パティの髪留めをアンジェラに持って行くが、気まずい雰囲気になってしまう。
見つかった物質から、パティはブルーハワイアンを飲んでいたと突き止める。

■ アンジェラ・モンテネグロ – ミカエラ・コンリン
ジャックとのことをブレナンに相談するが、極端な意見が返って来て焦る。
スイーツに相談し、自分なりにすっきりして前へ進む。

■ カミール・サローヤン – タマラ・テイラー
現場でバラバラになった遺体を分析する。
体液のDNAを分析し、衣類と床のものは同じだと伝える。

■ ランス・スイーツ – ジョン・フランシス・デイリー
ブースとブレナンのセラピー中に事件の連絡で、2人は現場へ行ってしまう。
食事中にアンジェラに意見を求められるが、話しているうちに相手が自己解決する。

■ コリン・フィッシャー – ジョエル・ムーア
根暗なブレナンの助手。
遺体が投げ捨てられた高さをすぐに割り出し、シャフトから落ちたのではないと突き止める。

■ マーカス・ガイアー – デビッド・グリーンマン
FBIの科学捜査官。

■ チップ・ヤップ – ユアン・チュン
パティの会社の従業員で、犯行時刻当時はバーで飲んでいた。

■ クリスティン・ガーティン – キャサリン・レナード
パティの会社の受付係。

■ ゲイリー・フラナリー – ピート・ガードナー
パティの上司。
パティーと付き合っていたのではと疑われる。

■ テッド・ルッソ – デヴィン・マッギン
屋上でマリファナを吸っていた。

■ デイブ・ファーフィールド – キム・ロビラード
パティのせいで会社をクビになった元従業員。
パティに脅迫メールを出し、車にいたずらをした。

■ ハミッド・ヒラニ – オミ・ヴァイディア
調査中のエレベーターで、カミールがきれいだと写真を撮る。

■ スタン・ノークス – エドワード・ジェームズ・ゲイジ
ビルのメンテナンス係で、ブースとブレナンを上の機械室に案内する。

作品データ

原題:The Crank in the Shaft
放送日:2008/10/1
監督:スティーヴン・デポール
脚本:エリザベス・ベンジャミン

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