BONES -骨は語る- 4×8 デス・アート

BONES-骨は語る-シーズン4 BONES (ボーンズ) -骨は語る-

BONES/ボーンズ、シーズン4第8話「デス・アート」のあらすじと感想です。
車のパーツ泥棒が潰された車の中から遺体を発見する。被害者はアーティストで、車も遺体も彼の作品らしい。作品に触れることは許されず、ブレナン達は分析に苦労する。

あらすじ

スクラップにされた車の中から遺体が発見され車ごとラボに運ばれて来るが、どうやって遺体を取り出すかみんなで相談していた。スクラップされた車の送り先の倉庫に来たブースとブレナンは他にも数台スクラップになった車が置かれていて、中から着物らしきものを身に着け歌舞伎風に白塗りした女性ヘレンが現れ、床に血の跡があるのを見つける。

スクラップにされた車はアーティスト、ジェフリー・ソーンの作品で、非常に高価で貴重なもの。他のアーティストが豚の血を使って作品を作っているので、床に血があるのはおかしくないとのこと。

FBIが調査を行っているとジェフリーのアシスタント、ロキシーが現れる。被害者のしていた指輪はロキシーが贈ったものだと確認され、以前からジェフリーはアートの一部になりたいと言っていた。

カミールは被害者の体から見つかった薬から自殺を考えていたと示唆し、ジャックは車を解体する機械を持ってきて遺体を取り出そうとしている。キャロリンがやって来て、車は芸術性の高いアートとして扱われ破損不可能だと裁判所命令を持って来る。

弁護士と一緒に来ていたロキシーに気付いたアンジェラは懐かしさからハグし合って、学生時代の友達だとみんなに説明する。遺言状で遺産は全てロキシーに残されていて、ジェフリーはうつ病で自殺の危険もあり薬の管理もロキシーがしていた。

ロキシーは自殺だと言うが遺書は残されておらず、ジェフリーとの恋愛関係や金銭を狙って殺したとブースは疑っていたが、ロキシーは自分はゲイでアンジェラとも付き合っていたと告白する。

雑感

倉庫の奥から突然現れた歌舞伎メイクの女性が個性的すぎて、ちょっと引いてしまいました。
芸術作品を扱うディーラーだから突飛な格好やメイクでも不思議じゃないけど、日本人の目から見たらかなり奇怪に見えてしまいました。

いつものごとくバーで飲んでいるスイーツをアンジェラが襲撃して、ジャックとのゴタゴタから6週間も経ったのに恋をしていないと相談し始めます。
自分でしゃべっているうちに自分で何か気付いたらしく、自由人アンジェラの復活。
素敵な笑顔でスイーツにお礼を言っていたのが印象的でした。

そんなアンジェラの元恋人が事件に巻き込まれ、偶然再会して恋の予感です。
またもやスイーツの元に押しかけて、今度はスイーツが的確なアドバイス。
彼女に選ばせろと言いアンジェラもそれに従って、ロキシーはアンジェラを選びちょっぴりロマンチックな展開でしたね。

ロキシーはアンジェラへの思いが心の中のどこかに残っていたから、絵を売らなかったのでしょう。
絵を見た時はアンジェラも感動していたし、素直に心に従うアンジェラだからロキシーに惹かれても不思議じゃないですね。

ジャックはまだアンジェラとロキシーのことを知らないから、また付き合い始めたと知ったらショックを受けそうです。
アンジェラが他の人とデートしたいと言って来た時だって動揺していたくらいだから、ロキシーとのことを知ったらきっと相当落ち込むでしょうね。

ブレナンの助手としてデイジーが復活していましたが、残念ながらクビ決定です。
カミールがスイーツに相談してスイーツが宣告役を買って出て、第3者から言われた方が納得するのかな、なんて思っていたら意外な展開でした。

みんな上からスイーツがどんな風にデイジーに切り出すのか興味津々で、並んで見ていたのが可笑しかったですね。
そんなみんなの予想を裏切って劇的でロマンティックなクビ宣告をして、スイーツ、やってくれたなという感じでした。

キャスト

■ テンペランス・ブレナン – エミリー・デシャネル
わざと肉を食べる虫を車にこぼし、骨だけにして調べやすくする。
デイジーが粉々にした頭蓋骨を復元し、凶器を特定する。

■ シーリー・ブース – デヴィッド・ボレアナズ
ロキシーを第一容疑者だと考えて尋問するが、ゲイだと聞いて考えを改める。
デルーカのアトリエへアンジェラを連れて行き、彼の絵を見てもらう。

■ ジャック・ホッジンズ – T・J・サイン
アンジェラから他の人とデートしてみると言われて動揺する。
車の解体許可が折り、大きな工具で喜々として解体を始める。

■ アンジェラ・モンテネグロ – ミカエラ・コンリン
事件絡みで昔の恋人ロキシーと再会し、気持ちが再燃する。
コンピュータで車と被害者の状況を再現する。

■ カミール・サローヤン – タマラ・テイラー
被害者の血液検査で大量の薬が見つかり、自殺の可能性についてみんなに伝える。
デイジーの言動にイライラさせられ、スイーツに彼女をクビにしたいと相談する。

■ ランス・スイーツ – ジョン・フランシス・デイリー
アポなしでアンジェラやカミールに押しかけられて、セラピーを行う。
自らデイジーにクビを宣告すると、カミールに申し出る。

■ デイジー・ウィック – カーラ・ギャロ
仕事はできるがコミュニケーションに問題ありで、みんなをイラつかせる。
頭蓋骨を取り出そうとして落とし、粉々にしてしまう。

■ キャロリン・ジュリアン – パトリシア・ベルチャー
芸術作品を傷つけるなと令状を持ってくる。
被害者が他殺だとわかり、車は事件現場だと解体の許可を出す。

■ ロキシー・リヨン – ニコール・ヒルズ
被害者のアシスタントでアーティスト。
アンジェラと昔付き合っていて、その頃描いた絵を大切に持っている。

■ マーカス・ガイアー – デビッド・グリーンマン
FBIの科学捜査官。
被害者の倉庫の床にあった血を見つける。

■ ヘレン・ブリデンベッカー – ヴィッキー・ルイス
被害者のディーラー。
被害者が自ら芸術作品になったと、作品を傷つけないよう判事に令状を出してもらう。

■ アントン・デルーカ – ジョナサン・ラパーリア
被害者のライバルのアーティスト。
被害者の遺産を相続するロキシーが怪しいと言っている。

■ デュアン – トッド・ボスレー
遺体の第一発見者。

■ チャンキー – ビル・パークス
遺体の第一発見者。

作品データ

原題:The Skull in the Sculpture
放送日:2008/11/5
監督:アラン・クローカー
脚本:ジャネット・リン

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