BONES/ボーンズ、シーズン4第20話「理想の結婚」のあらすじと感想です。
圧縮されたダンボールの中から、まっ平の遺体を発見。被害者は結婚間近だったが、携帯の出会い系を利用していた。一方、ブースとブレナンは、デイジーが他の男性と楽しそうにしているのを見てしまう。
あらすじ
ダンボールのリサイクル所で聖母マリアに似た染みが浮き上がったダンボールが見つかる。染みは乾いた血液だと分析し、ダンボールをはがすと中から遺体が出てきた。
被害者は死後に潰されてダンボールの中に入れられていて、つま先が短くなっていることから靴をはくために手術を受けたと見る。医師はレントゲン写真から被害者がミュリエル・ミサッコスだと断定し、結婚を控えていてルブタンの靴を履きたいからとつま先を短くする手術を受けたとのこと。
婚約者はミュリエルの手術には反対だったが彼女が聞かず、最後に会ったのは4日前のウェディングケーキの試食の時だと話す。ウェンデルがX線写真から虫ピンを見つけ、アンジェラは死ぬ前にミュリエルはウェディングドレスの試着をしていたのではと思いつく。
ブライダルサロンでオーナーはミュリエルのことを覚えていて、コンサルタントのアーニャともめてミュリエルが訴えると言ったので、仕方なくアーニャをクビにしたと話す。アーニャはミュリエルに何度もドレスの直しを頼まれ、最後にはドレスそのもののデザインをやり直せと言われてもめたが、殺してはいないと証言する。
雑感
今回もなかなかグロい遺体で、微妙に人の形を保っているところが余計に不気味さを感じさせます。
以前にスタジアムの観客席に押しつぶされた遺体があったけど、あれにちょっと似ているような気がしました。
ひっついているダンボールから遺体をはがすために、金属板を使うとは誰のアイデアだったんでしょうか。
もしかして、ウェンデル?
ピザ屋のバイトの仕事に例えていたけど、ピザと圧縮された遺体とではあまりにも違いすぎです。
みんなの協力もあって、きれいに遺体をはがすことができて大成功でしたね。
何となくだけど、他の助手くんよりもウェンデルは優遇されているような気がします。
ブースとは同じホッケーチームだしジャックを飲み会に誘うなど、プライベートでも他のキャラとの絡みが多いですね。
久々にデイジー登場でしたが、変な所をブレナン達に見られてとんだ騒ぎになってしまいました。
正直者で隠し事が苦手なブレナンは素直にスイーツに話してすっきりしたかったのでしょうが、ブースを始めみんなはだまっていろとアドバイスします。
ブレナン的にも真実を知ってしまうとスイーツが傷つくことがわかっていたから、遠まわしにたとえ残酷な真実でも知りたいかどうか、質問を投げかけていました。
以前なら躊躇なくスイーツにしゃべっていたブレナンでしょうが、ブースの影響でひと呼吸おいて相手を思いやるという姿勢が見えていました。
結局話してしまって、ショックを受けたスイーツがいつもの逆パターンでブースにカウンセリングしてもらって、相手と向き合って誤解が解けて本当に良かったです。
整形外科医やらドレスショップやら、行く先々でカップルと勘違いされるブース&ブレナンは健在で、いつものごとく付き合っていないと反論しているのが微笑ましかったです。
意外なところでジャックと被害者との接点が浮かび上がり、最後にアンジェラとジャックがお互いにデート相手として携帯に通知が着ます。
けど、2人とも通知は無視して携帯を切るところは物悲しかったですね。
もう恋は終わってしまって、別々の道を歩き始めているというのが分かるシーンでした。
キャスト
■ テンペランス・ブレナン – エミリー・デシャネル
被害者のつま先の傷を見て、整形手術を受けたと見抜く。
デイジーが他の男性と浮気していることを、スイーツに話してしまう。
■ シーリー・ブース – デヴィッド・ボレアナズ
ブレナンがスイーツにデイジーの件を話そうとするたび、理由を付けて彼女を連れ出す。
スイーツの悩み相談に、的確なアドバイスをする。
■ ジャック・ホッジンズ – T・J・サイン
被害者ミュリエルの携帯に、ジャックの顔が表示される。
ウェンデルに女性のいる飲み会に誘われて参加する。
■ アンジェラ・モンテネグロ – ミカエラ・コンリン
ダンボールを分析し、使っていた業者を割り出す。
ミュリエルの画像をコンピュータ分析し、タイヤ跡を見つける。
■ カミール・サローヤン – タマラ・テイラー
遺体から虫ピンを発見する。
頭蓋骨の骨折の原因を特定するため、アンジェラにコンピュータ分析を頼む。
■ ランス・スイーツ – ジョン・フランシス・デイリー
ブレナンからデイジーの浮気の件を聞きショックを受ける。
ブースに相談し、デイジーと向き合って話してみることに。
■ ウェンデル・ブレイ – マイケル・グラント・テリー
付せんでメモを残し、エジプト学部門から透視装置を借りて来る。
ダンボールから遺体を引きはがす時、ビザ屋でバイトしていた時の経験を語る。
■ カーティス・ロッシ – ケヴィン・クリスティ
出会い系アプリ運営会社の責任者。
ミュリエルがデートした相手の情報を、ブース達に渡す。
■ ルシア・ベルトリーノ – リンダ・ハート
ウェディングドレスショップの店主。
ミュリエルと元従業員アーニャとの間に、トラブルがあったと語る。
■ ボブ・ケイバリー – エリック・マテニー
ミュリエルの婚約者。
ミュリエルが出会い系をやっていたとわかり、改めて尋問を受ける。
■ アーニャ・パーテル – パトリシア・レンツ
ウェディングドレスショップのコンサルタント。
わがままなミュリエルとけんかになり、思わずひっぱたいてクビになってしまう。
■ ジョー・フィリオン – P・J・バーン
ミュリエルの元恋人。
祖母の指輪を返してもらおうとしたが、結婚費用の足しにしたと言われる。
■ ジニー・ゴーモン – メイム・ビアリク
結婚式でミュリエルの付添人をやる予定だった。
■ マーカス・シーア – マシュー・ヤン・キン
被害者のつま先の整形手術を行った医師。
被害者の身元を特定する。
■ ユアン – ジェリー・ザタレイン
ダンボールのリサイクル所で、聖母マリアそっくりな染み見つける。
■ バーニー – ルネ・L・モレノ
ユアンと一緒に染みを見つける。
作品データ
原題:The Cinderella in the Cardboard
放送日:2009/4/15
監督:スティーヴン・デポール
脚本:カーラ・ケトナー、ジョシュ・バーマン
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