BONES -骨は語る- 5×21 正義の行方

BONES-骨は語る-シーズン5 BONES (ボーンズ) -骨は語る-

BONES/ボーンズ、シーズン5第21話「正義の行方」のあらすじと感想です。
墓堀人事件の裁判が始まる。連邦検事だったタフェットは自ら弁護し、ブレナンやブース達は不利な状況に。さらにタフェットは刑務所からブレナン達を誘導し、チームを窮地へと追い込んでいく。

あらすじ

ブレナンはジャックやブースが助けを求め、自分自身が墓堀人に埋められる悪夢を見る。墓堀人の犠牲者で10歳のテレンス・ギルロイの遺体はまだ見つかっていない。

墓堀人ことタフェットの予備審問が始まり、検察側はジュリアンが担当しタフェットは自分で弁護することに。証拠は不法に入手したものだと主張し、倉庫から押収された証拠は裁判で使えなくなってしまう。タフェットは証拠の見落としがあると、ブレナンをあおる。キャロリンはタフェットが担当した事件の資料をブースに渡す。

証拠を徹底的に調査していると、拘置所からタフェットが電話していることを突き止め、アンジェラの調べで座標だということがわかる。まだ見つかっていなかった墓堀人の被害者テレンス・ギルロイが冷凍庫に押し込まれて埋められているのが発見される。

ブレナンが骨を分析しようとしているとジュリアンがやって来て、証拠には手を触れるなと警告。ブレナン達は墓堀人の被害者なので、この遺体の分析を行うことができない。ブレナンはタフェットに勝つために自分の事件の起訴を却下してもらい、テレンスの事件のみでタフェットを追求することに。

ブースも自分の事件の起訴を取り下げ捜査に加わるが、タフェットは最初からこうなることを読んでいた。アンジェラが脅迫テープの暗号を解読するがタフェットに切り返され、拘置所からの電話は刑務官の可能性があること、ブレナンが証言すると精神分析医にかかっていると能力を疑う反対尋問をしてくる。

裁判はタフェットに押されていたが、テレンスの歯の間から有力な証拠が見つかる。

雑感

とうとう墓堀人事件に決着が付く時がやって来ました。
ジャックとブレナンが車に閉じ込められて埋められたのがシーズン2の序盤でしたから、かなり長く引っ張ったものです。
逮捕されたとはいえタフェットの反撃もなかなかのもので、拘置所で無罪になる計画を着々と練っていたのでしょう。

ブレナンに頭脳戦をしかけ、テレンスの遺体を見つけさせた一連の作戦はタフェットの狙い通りです。
元々数字に強くて検事という経験もあるから、強敵だったのは間違いないですね。

ことごとく検察側の証拠や証言に信憑性がないと指摘し、陪審を味方にしようとしていました。
アンジェラのコンピュータ技術にまでケチをつけたり、偽テープまで用意するとはきちんと計画していた証拠ですね。

マックス父さんが彼らしい反撃方法で娘を守ろうとして、テンピーのことを心から愛しているのが伝わってきました。
マックスの動きが読めていて、止めたブースはさらに上手でしたね。

タフェットはテレンスの歯にダニが潜んでいて皮膚が残っているとは思っていなくて、大きな誤算でした。
ここでも証拠の破壊を持ち出してカミールをやり込めようとしますが、さすがにDNAの偽証はできないと陪審も納得したからこそ有罪判決を出したのでしょう。

そんなうれしい知らせを聞く前にジャックとアンジェラの結婚というビッグニュースで、みんなお祝いムードでしたね。
何となくみんなも2人が最近、仲がいいとは思っていたでしょうが、結婚なんて急展開は予想していなかったでしょう。

1回結婚に失敗しているからこそ慎重に進めるだろうという予想を裏切っての幸せなニュースでしたから、裁判の判決以上にみんなにとっては大事なことだったはずです。
そんなうれしいニュースと共に飛び込んできたタフェットの有罪判決で、きれいに墓堀人事件も解決してくれました。
ただ、あのタフェットの様子から、刑務所の中で何か企んで、エップスみたいに何か仕掛けてくるかもしれませんね。

キャスト

■ テンペランス・ブレナン – エミリー・デシャネル
タフェットに証拠を見落としていると言われ、再び調べ始める。
法廷でタフェットに、分析医にかかっていることを指摘される。

■ シーリー・ブース – デヴィッド・ボレアナズ
自分の事件の起訴を取り下げ、テレンスの事件の捜査に当たる。
マックスがタフェットを狙撃しようとしているのを止める。

■ ジャック・ホッジンズ – T・J・サイン
証拠の土のサンプルを徹底的に調べ直すが、何も出ない。
テレンスの歯からダニを見つけ、事件の突破口を開く。

■ アンジェラ・モンテネグロ – ミカエラ・コンリン
墓堀人の加工された音声を元に戻すが、タフェットに反撃される。
タフェットがかけた電話番号から、座標を突き止める。

■ カミール・サローヤン – タマラ・テイラー
弱気になり、スイーツに相談しに行く。
DNA検査についてタフェットから尋問され、手順は正確だと反論する。

■ ランス・スイーツ – ジョン・フランシス・デイリー
タフェットがブレナンに言った言葉から、何か見落としがあると見ている。
相談しに来たカミールを励ます。

■ ヘザー・タフェット – ディアドレ・ラヴジョイ
裁判では自分で弁護を担当する。
予備審問では大量の証拠を無効にさせ、様々な方法で反論する。

■ キャロリン・ジュリアン – パトリシア・ベルチャー
タフェットを法廷で追及する。
かなり分が悪い裁判だったが、みんなを信じて弁論する。

■ マックス・キーナン – ライアン・オニール
ブレナンが心配で、裁判を見守っている。
移送中のタフェットを狙撃しようとするが、ブースに止められる。

■ デュフリー判事 – H・リチャード・グリーン
タフェットの事件の担当判事。
予備審問で、倉庫で見つかった証拠は無効だと判決を下す。

作品データ

原題:The Boy with the Answer
放送日:2010/5/13
監督:ドワイト・リトル
脚本:スティーヴン・ネイサン

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