BONES/ボーンズ、シーズン6第4話「ボーンズvs.賞金稼ぎ」のあらすじと感想です。
ごみ箱から頭蓋骨と手が見つかり、チームは残りの遺体探しと事件解決を目指す。被害者はバウンティ・ハンターで、殺人犯を追っていた。
あらすじ
ゴミ漁りのカップルがゴミの山の中から頭蓋骨を発見。ブレナンとブースは車で現場へ移動中に完全犯罪について話していて、ブレナンは遺体を消してしまえばいいと言っている。現場では頭蓋骨の他に切り落とされた手首と、毛髪も出てくる。被害者は男性で歯に殴られた跡が見られ、指の状態から大きな武器を扱っていたことがわかる。
カミールは子供向け科学番組「サイエンス・デュード」のジュード教授を連れて来て、研究所の宣伝にもなるからブレナンに彼の番組に出演してほしいと頼むが断られてしまう。そこで、今回、ジュードがブレナンの助手をやって成果を出せたら出演するという条件を出し、ブレナンもOKする。
さっそくジュードが分析を始めると、毛髪だと思われていたものはヒゲだと判明する。アンジェラが再現した似顔絵をブースが公開すると、FBIに被害者を知っているという人物が現れ、被害者はウルフと呼ばれるバウンティ・ハンターだった。
彼が追っていたのは殺人犯のチャールズ・ブレ―バーマンで、犯人を追い詰めて逆に殺されてしまったのではと見ている。ヒゲに付着していたものをジュードとジャックが分析し、ウルフがいた場所を絞り込む。死体捜索犬を使って山の中を捜索中に胴体が見つかる。
そこにキャロリンとFBIが現れ、近くの山小屋にブレーバーマンが隠れていたと調べに来ていた。証言するはずだったブレーバーマンの妻モリーが姿を消し、両方の事件に関連があるとブースはブレーバーマンの妻探しも一緒に行うことに。
ジュードは肋骨の傷が致命傷だと気づき、凶器は銃ではないかとのこと。ブレナンは傷を確認すると骨修復の跡が見られる。肋骨は1週間ほど前に傷つけられ、同じ個所に傷を負って骨の破片が心臓に刺さって死亡したと見られる。
ブースとブレナンはモリーの潜伏場所へ行くと、ブレーバーマンが姿を現す。ブースが追いかけるが高所から飛び降りて逃げる彼を追いかける。女性のバウンティハンターも現場にいて、結局、ブレーバーマンには逃げられてしまう。
キャロリンが匿名の情報源から得た映像をブース達に見せる。1週間ほど前、ウルフは保釈保証人のグレゴリーとビリヤードをしていてけんかになり、グレゴリーがビリヤードのキューでウルフの肋骨を小突いていた。キャロリンが言うにはグレゴリーはガンで余命は1年もないとのこと。本人を呼んで話を聞いてみると、ウルフがゲームでズルをしたので、怒って小突いただけだと言っている。
雑感
今回は助手くんがいないと思ったら、個性的なジュード教授がブレナンのアシスタントを努めてくれました。
やたらと「すんばらしぃー」と叫んだり、あれこれ薀蓄を並べ立てたりしていましたが、他の助手くんたちにもそんなタイプはいましたね。
意外にもジュードは活躍してくれて、すぐに肋骨の骨折に気づいたり毛髪がヒゲだと指摘したりと、事件解決の手がかりを与えていました。
楽しい実験パートも健在で、今回はジャックとジュードのコンビです。
昔から憧れだったジュードと組めて、ジャックは目を輝かせて本当にうれしそうでしたね。
実験も上手く行って、死因となったのはポテト銃に似たものというのも、ジュードに絡めた事件らしくてよかったです。
アンジェラやブースの説得のおかげで、ブレナンも気持ちを変えてジュードの番組に出演しました。
ボーン・レディで奇抜な衣装を着てノリノリだったし、こうと決めたら徹底的にやるのがブレナンですね。
出演を嫌がっていたとは思えないほど楽しんでいたし、コスチュームもお似合いでした。
キャスト
■ テンペランス・ブレナン – エミリー・デシャネル
肋骨の傷を見てジュードのミスを指摘し、死因は欠けた骨が心臓に刺さったせいだと教える。
ボーン・レディとして、ジュードの番組に出る。
■ シーリー・ブース – デヴィッド・ボレアナズ
死体捜索犬トゥイーティーと森ヘ入り、残りの骨を見つける。
パーカーも好きだと、ジュードの番組に出るようブレナンにすすめる。
■ ジャック・ホッジンズ – T・J・サイン
ジュードとヒゲから見つかった物質を分析し、残りの遺体の場所を絞り込む。
肋骨の破片が飛んだ原因を、ジュードと実験で突き止める。
■ アンジェラ・モンテネグロ – ミカエラ・コンリン
コンピュータで復元した顔の髪の毛を、ヒゲに変える。
肋骨の傷の状態から、死んだ状況を再現する。
■ カミール・サローヤン – タマラ・テイラー
ジュード教授のペースにはまり、楽しみながら仕事をする。
ジャックとジュードで実験し、凶器を突き止めるよう指示する。
■ ランス・スイーツ – ジョン・フランシス・デイリー
プロファイリングでブレーバーマン夫妻の逃亡先を絞り込む。
グレゴリーについての意見を述べる。
■ キャロリン・ジュリアン – パトリシア・ベルチャー
山で遺体を見つけたブースの前に現れ、ブレーバーマンの妻がいなくなったと告げる。
グレゴリーの病気のことや、人物像について触れる。
■ バンセン・ジュード教授 – デヴィッド・アラン・グリア
ブレナンに「サイエンス・デュード」に出てくれと頼み、代わりに助手をやる。
実験で凶器はポテト銃のようなものだと突き止める。
■ ジャネット・ルブランク – リサ・マルコス
ブレーバーマンを追っているバウンティハンター。
ブース達と出くわして逮捕されるが、目的は同じだとすぐに釈放される。
■ グレゴリー・ゲーリング – トーマス・コパッチ
保釈保証人。
被害者ウルフを雇っていた。
■ ディラン – グレッグ・サイプス
フリーガンでソレイユにゴミの漁り方を伝授中に頭蓋骨を発見する。
■ ソレイユ – ミミ・マイケルズ
ディランと一緒にゴミ捨て場に来て、一緒に頭蓋骨を発見。
■ モリー・ブレーバーマン – コリーン・ライリー
ブレーバーマンの妻。
夫に不利な証言をする予定だったが、夫をかばって一緒に逃げる。
■ マリー・マグレガー – キャシー・バイロン
捜索犬トゥーティーを扱う職員。
■ レイ・カミンスキー – マイケル・デューセンバーグ
通称ウルフ。
ゴミ箱から発見された賞金稼ぎの被害者。
■ チャールズ・ブレイバーマン – ザック・ヘンリー
殺人犯で、バウンティ・ハンターに追われている。
高所から飛び降りて怪我をするが、妻と逃げ続ける。
作品データ
原題:The Body and the Bounty
放送日:2010/10/14
監督:ドワイト・リトル
脚本:マイケル・ピーターソン
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