第19話 終末に備える人
あらすじ・感想
古びた小屋で倒れていた女性はまだ頭がクラクラしていて、首から血が流れている。銃を持って外へ出ようとドアを開けた瞬間、爆発が起きてしまう。
焼死体が出たと連絡を受けて、ブース達は現場へ。周りは溶けていたが、大量の工具や弾薬が発見される。
被害者は元軍人のディアナ・バルビエリだと判明。軍ではアグレッシブで攻撃的な性格だったらしく、同僚のカーリーンとけんかして2人とも軍を除隊になっている。
遺体の傷の状態や発見された微粒子などの成分から、ドラゴンブレスと呼ばれる爆弾が使われたと見られる。
ブースとスイーツはディアナとけんかして除隊になったカーリーンから話を聞く。ディアナはじきに社会が崩壊してこの世が終わると信じていて、カーリーンとは意見が合わなかったとのこと。それでも友達としてディアナが心配で、カーリーンは何度か彼女に電話していた。
ブレナンは被害者の足に南北戦争で使われた大砲と同じものによる傷跡を発見する。ホッジンズは小屋でそれらしき砲弾を作る道具があったと言っていて、ディアナや弾薬などを自分で作っていたらしい。
ネット上で世界は滅びると主張し砲弾も作れる医者が容疑者として浮上する。医者が所有する土地には仕掛けがしてあり、地下壕への鍵がかかった入口があった。
ブースはスワットを率いて地下への扉を開けると、家畜や終末を信じている数名のプレッパーと医者が出て来る。医者はディアナの足の傷は大砲が暴発して出来たもので、訓練がてら自分達でディアナの怪我を治療したと語る。
分析の結果、ディアナは鎮静剤を打たれていて、プレッパーによる犯行は無理だと証明される。1人がどこかから抜け出した可能性をアンジェラがシミュレーションするが、上から土が降ってきてやはり無理だった。
とうとうスイーツがブースとブレナンの家から出て、1人立ちする日が来ました。
もっと寂しがるかと思ったけど、あんな美女2人と住めるならスイーツもウキウキでしょうね。
別れの場面はもっと湿っぽくなるかと思ったけど、美女のお迎えがあったおかげでお互いに笑顔でお別れできて良かったのかも。
冒頭のブースとスイーツが楽しそうに見ていた映画の内容がすごく気になります。
カエルの霊に導かれてカンフーっぽい武術で闘うって、どんなストーリーなの?
今回はやたらとジャックの実験パートの回数が多かったですね。
助手がデイジーだったからかそこまで盛り上がらなかったけど、ブースがゼラチンまみれになってしまったのは面白かったです。
ラボ嫌いのブースがたまたまラボにやって来て、実験したがりのジャックに検証は必要だと説得され、被害をこうむるなんて本当に運が悪かったですね。
タイミングよくドアを開けたカムも最高でした。
ゲスト
カーリーン・ブレイニー – グロリア・ガラユア
フレッド・デュマスキー – J・D・ウォルシュ
ドローレス・デュマスキー – ロナ・ベンソン
マイロ・ミルズ – ウィルマー・カルデロン
クリッシー – ニシ・マンシ
ジャネット – ティファニー・ブラウワー
クリスティン・ブース – アリ・ルイーズ・ハートマン、スーザン・アラン・ハートマン
DATA
原題:The Doom in the Gloom
放送日:2013/3/18
監督:ケイト・ウッズ
脚本:サンフォード・ゴールデン、カレン・ウィスカーヴァー
第20話 胃の中のダイヤ
あらすじ・感想
ブレナン達は車の遺体を調査中で、特殊な状況に置かれていてブレナンは興味を引かれる。トランクの中からは製造番号が削られたショットガンを発見する。
ラボの資金集めの映像を作るため、ドキュメンタリー映像製作者のアンドリューがラボでの様子を撮影することに。視聴者目線で映像を面白くしたいと、頭にカメラを付けている。
被害者の胃の中には小さなゴム袋があり、中にはダイヤが入っていた。アンジェラが復顔しやすいようにゆがんだ顔の皮膚にカミールが薬剤を塗り、顔が元通りになっていく。
被害者は宝石店の警備員だと身元が判明しブースとブレナンが宝石店へ行くと、店主は何か隠している。店主が連絡しようとした連絡先にブースが電話すると、相手は知り合いのジョー・ディンコ警視正だった。
ジョーは被害者の本名はルーベンで、潜入捜査中の刑事だったと告げる。
被害者は2つの異なる住で撃たれていて、微粒子や野鳥の生息区域から殺害場所を特定する。
ブースとスイーツが被害者の妻ローレルに説明し、泣き崩れた彼女にブースが肩を貸す。
殺害場所で弾痕を見つけ、さらにブレナンが近くで女性の足首から先を見つける。足の傷の状態から、ルーベンが相手の足を撃ったらしい。
ルーベンが追っていた2人組のATM強盗の身元がわかり、2人は大学生の男女マルコスとポーラだった。ブースとブレナンが行ってみると、足を撃たれ応急処置されたポーラがベッドで苦しんでいる。
救急車で運ばれる直前にブースが無理やりポーラに質問し、撃ったのはルーベンで金を奪われマルコスが手当てをしてくれたと語る。
ジョーはルーベンをかばっていて、何か事件に関与しているのではとFBIに疑われる。
マルコスの車が見つかったと連絡が入り、ブースとブレナンが向かう。同じ連絡がジョーの所にも届いていた。ブース達が現場に駆けつけるとジョーとマルコスがもみ合っていて、ジョーが彼を脅している風な言葉を耳にしてしまう。
ラボの中にカメラが入り、みんなカメラを意識して話していましたね。
自分が主人公だと自信たっぷりで、強気なブレナンが久々に見れて楽しかったです。
アンドリューに負けじと自分もカメラを付けて、ブレナンはブレナンなりに資金集めに協力しようとしていましたね。
後半では他人からの見え方を気にしたり、映像を1人で見ながら自分は意地悪そうだと反省したりなど、ブレナンの成長を感じます。
久々にキャロリン登場でブースはコーヒーを飲む時間すら与えられず、相変わらずダイナミックで見ているだけで元気の出る方です。
そんなキャロリンにもロマンスの予感が…。
ラボでアンドリューとキャロリンが出会った時、お互いに一目ぼれして会話がとてもロマンチックでしたね。
カムですらアンドリューとキャロリンの空気に耐えかねて逃げ出していたし、急速に恋に発展しそうな雰囲気です。
ゲスト
ジョー・ディンコ – シャーマン・オーガスタス
ローレン・マーティン – エリン・カルディロ
マルコス・ヘレラ – クレオ・トーマス
ポーラ・バーン – アビー・コッブ
オスカー・シュルツ – カーティス・アームストロング
アンドリュー・ジャーシック – デイヴ・トーマス
パット・リチャーズ – テリー・ウォルターズ
DATA
原題:The Blood from the Stones
放送日:2013/3/25
監督:フランソワ・ヴェル
脚本:パット・チャールズ
第21話 法廷ゲームの結末
あらすじ・感想
若い男女が宝探しゲーム中にキノコが生えた場所を掘っていると、頭蓋骨を見つける。
遺体周辺には様々な種類のキノコが生えていて、ジャックが言うには胞子が土の中にあり遺体からの栄養分で育ったとのこと。キノコの成長具合から、死亡時期は20~30日前だと見られる。ブレナンが頭を殴られた跡を見つけるが、死因ではない。
アンジェラが復顔してデーターベースにかけると、被害者はレベッカ・ピアースだとわかる。失踪届けを出しているのは裁判系のテレビ番組「市民法廷」で人気のトゥルーディ判事で、レベッカはプロディーサーだった。
ブースとブレナンは番組収録を見学しに行き意見を交わしていると、判事に注意される。ブースがバッジを出して名乗り、ブレナンを紹介する。
レベッカの後任として、ジルが新米プロデューサーとして働いていた。判事は遺体の発見場所を聞いた判事は、番組の出演者を探しに行ったのだろうと語る。
ブレナン達を止めようとした廷吏のグリフは、レベッカの元恋人だった。グリフは数年ほどレベッカと付き合って別れ、付き合っている頃に犬を一緒に飼い始めて共同親権を持っているとのこと。
彼は自分のおかげでレベッカは出世して給料は3倍になり、レベッカからお金をもらっていたので殺すはずはないと語る。
被告として番組に出演した女性に容疑がかかるが、アリバイがあった。被害者から接近禁止命令が出ていた男性がブースの尋問を受けるが、やはり自宅にいて母親がアリバイを証明できるとのこと。
フィンはジャックとアンジェラが復元してくれた祖母のホットソースを魚にかけて食べながら、魚の骨で何かをひらめく。それをブレナンに伝え、被害者の死因は絞殺だと突き止める。
ジルに容疑がかかり自宅から見つかったスカーフが凶器かもしれないと疑われるが、レベッカの爪の間にあった繊維とは一致しなかった。
ブレナンは娘が他の子に噛み付いたなんて認めたくなくて、アンジェラに歯型の照合までやってもらっていましたね。
約8割くらいの確率でクリスティンのいたずらだとされていたけど、ブレナンは2割の方を信じて笑顔だったのが彼女らしかったです。
自分が天才的な科学者だから、娘が平均的なことをする子供だと信じたくなかったのでしょう。
ブースもブレナンの機嫌を損ねると面倒だから、みんなに平均的という言葉は使うなと言っていましたね。
結局、ブレナンがクリスティンに噛まれて、子供は悪い事をするもんだし成長過程の一部だと納得して丸く収まりました。
フィンのホットソースの件も楽しかったです。
ついうっかりジャックはフィンのホットソースを食べてしまったけど、亡くなったおばあさんお手製の最後のホットソースだったからあんなに怒っていたんですね。
そんなフィンの気持ちを察してジャックは親身になってホットソースを分析して、ついには祖母のホットソースを完成させました。
友達としてフィンを思っての愛情もたっぷり注いで再現したのはお見事でした。
ついでにフィンの祖母のホットソースの商売までこぎつけたし、ジャックは大活躍でしたね。
ゲスト
トゥルーディ判事 – ジーナ・ヘクト
グリフ – ジェイソン・ゲアハルト
ジル・ロバーツ – アリソン・スカグリオッティ
ゴーディ・ランド – デビッド・ペトルッツィ
パブラ・セプルヴェーダ – エリニャ・デ・レオン
レベッカ・ピアース – ダニエル・ハリス
ティモシー – ジェフ・ハワード
グレース – キンバリー・ドハーティ
スーザン・フェニガー
サンジェイ・パテル – ダンカン・ブラボー
ラーズ・ニコラス – アルフレッド・アダリー
クリスティン・ブース – アリ・ルイーズ・ハートマン、スーザン・アラン・ハートマン
DATA
原題:The Maiden in the Mushrooms
放送日:2013/4/1
監督:ヤノット・シュワルツ
脚本:ライラ・オリバー
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