カリフォルニア・ドリーム シーズン1 第1話~第5話 あらすじ・感想

第1話 The First Gig

あらすじ・感想

高校生のマット・ギャリソンと妹のジェニーは仲間達とカリフォルニア・ドリームというバンドを組んでいる。2年間練習はしているけれど、人前で演奏したことはない。

ある日、マットの憧れの女の子ランディ・ジョーから16才のバースデー・パーティーで演奏して欲しいと頼まれ、スライが出演料250ドルと提示して交渉成立。念願の「カリフォルニア・ドリーム」の初ライブが決定して、みんな大喜びだ。

しかし、ライブと同じ日にギャリソン家はグランド・キャニオンへ家族旅行へ行く事になってしまう。


基本はコメディですが、楽しめるようにストーリーもしっかりしているドラマですね。
友達同士でバンドを組んでいるという設定だから、音楽も楽しめます。

カリフォルニア・ドリームの曲はどれもキャッチーでポップだから、ちょっと得した気分になります。
ランディ・ジョーの前で演奏した曲もよかったし、テーマ曲のロングバージョンも聴けてラッキーでした。

スライはカリフォルニア・ドリームをヴァン・ヘイレンだと偽って観光客にチケットを売ろうとしていましたが、若すぎるしどう見ても偽者だと一発でバレてしまいますね。

マットはウソをついてまでチケットを売りたくないとカツラを取って自ら正体をバラしていましたが、それを見てもまだヴァン・ヘイレンだと信じていた観光客には笑いました。

ゲスト

ランディ・ジョー – ブリトニー・パウエル

Music

「Into the Tube」Vo:マット
「California Dreams Theme Song」Vo:マット、ジェニー、トニー、ティファニー

DATA

邦題:第1話
放送日:1992/9/12
監督:ドン・バーンハート
脚本:ロナルド・B・ソロモン、ブレッド・デューイ

第2話 Battle of the Bands

あらすじ・感想

シャーキーズ・バンドバトル・コンテストが開催され、カリフォルニア・ドリームも参加することになった。ドリームスの練習中にライバルバンドのブラッドリーがやって来て宣戦布告しカリフォルニア・ドリームをけなして去って行く。

頭にきたマットは是が非でもコンテストで勝ちたいとムキになり、マットに片思い中の審査員の一人アンジェラとデートして、評価点を上げてもらえとスライがアイデアを出す。スライの口車に乗ったマットはアンジェラと食事に行く。

おしゃれをしているアンジェラはメガネをかけたいつものドジで冴えない彼女とは見違えるほどかわいくて、お互いにビートルズのファンだと解って盛り上がり、マットはアンジェラに惹かれ始めるが・・・。


メガネをかけたドジっ子が実はかわいくて、主人公と気が合うというのはよくある設定ですね。
その中にもカリフォルニア・ドリームらしさを散りばめていて、楽しめる内容でした。

マットも最初はバンドを有利にするため仕方なくデートしていましたが、アンジェラと趣味が合ってかわいいと気づいてから、彼女への態度がとても優しくなっていましたね。

スライが余計なことをしなかったら、正直なマットはデート中に素直に秘密を打ち明けて、アンジェラとゴタゴタすることもなかったでしょう。
バンドバトルで演奏した曲もポップだったし、マットのきれいなボーカルが冴えていました。

ダンス系だと思っていたトニーが実は怖がりで、ピアスを空けていなかったというのは意外でしたね。

ゲスト

アンジェラ・コリンスキー – ホリー・フィールズ
ブラッドリー – ロン・メレンデス

Music

「If You Lean on Me」Vo:マット
「This Time」Vo:ジェニー

DATA

邦題:第3話
放送日:1992/9/19
監督:ドン・バーンハート
脚本:ノア・トラフト

第3話 Beat of His Own Dream

あらすじ・感想

トニーは父から音楽活動は所詮お遊びで将来自分の役立つのはスポーツだと言われ、父がコーチをしているアメフトチームに入ることに。バイトとバンドとアメフトの全部を同時にやるのは無理があるので、バンドから抜けることにした。

ライブが近いカリフォルニア・ドリームは急遽代わりのドラマーを探し、見つかったのはメタル系のドラマーシェルドンだった。アメフトの練習中、腕にケガをしてしまったトニー。

父に認められたい一心で無理やりアメフトを始めてみたものの、本当は音楽がやりたいと言い出せずにケガをでっち上げて嘘を付いたのだ。


トニーはダンスミュージックが得意みたいですね。
マットの爽やか系、ジェニーの迫力あるヴォーカルとは違って、とても甘くて優しい声が素敵です。

おまけにラップやダンスまでできるから、ドラマーにしておくのはもったいないですね。

マットとジェニーのパパは子供達がバンドで活躍するのが楽しみで、心から誇りに思っているのを全身
で表現していました。
父に認めてもらいたいトニーの前でそれをやっちゃうと、やはり落ち込んでしまいますね。

怪我をしたとウソを付いたのは良くないですが、父親に面と向かって自分の気持ちを伝えられて、トニーもすっきりしたのではないでしょうか。
そして、ティファニーのロマンチックな謎のファン話もかわいくて良かったです。

ゲスト

トニーのパパ – ジョン・ウェスリー
シェルドン – フィル・バックマン

Music

「It’s Gonna Be Rain」Vo:トニー

第4話 Double Date

あらすじ・感想

シャーキーズのオーナーシャーキーが店の管理をトニーに任せて、旅行に行くことになった。オーナーの留守の間に金儲けを企んだスライは、カリフォルニア・ドリームを出演させてシャーキーズでハワイアン・パーティを開く事に。

マットはランディ・ジョーから姉の結婚式でカリフォルニア・ドリームに演奏して欲しいと頼まれてOKする。同じ日の同じ時間帯にカリフォルニア・ドリームの出演がダブルブッキングされてしまった。

スライはシャーキーズのパーティー用に店の資金を幾らかつぎ込んでいてキャンセルできず、マットはランディ・ジョーをがっかりさせたくなくて、出演を断ることができずに困ってしまう。


ローラースケートで移動とは考えたものですね。
最初はしっかり正装して結婚式でライブし、シャーキーズではハワイアンっぽい格好をしていましたが、徐々に崩れてくるのが見物でした。

いくら2つの会場が近いと言っても、ライブやって移動してまたライブでは時間が足りないだろうし疲れます。
最後のシャーキーズでのライブではみんなヘロヘロになっていたけど、ちゃんとやり通したのがスゴかったです。

それなのに、儲けが4ドルしかなかったのは残念でした。
スライは自分の懐に入る金がなくて、目論みが外れてしまいましたね。

トニーはボスに完全に見つかったようでしたが、ボスの勘違いで済んでよかったです。
そういえば、マットはランディ・ジョーと上手くいったんですね。
初めてのライブでは声もかけられないほど緊張していましたが、今では普通のカップルっぽくなっていて驚きました。

ゲスト

シャーキー – ジョニー・ウィリアムス
ランディ・ジョー – ブリトニー・パウエル

Music

「Heart Don’t Lie」Vo:ティファニー
「If You Lean on Me」Vo:マット
「Castles on Quicksand」Vo:ジェニー
「If It Wasn’t For You 」Vo:マット

DATA

邦題:第10話
放送日:1992/9/26
監督:ドン・バーンハート
脚本:トニー・ソルティス

第5話 Dream Man

あらすじ・感想

ジェニーの家で女の子4人が集まってパジャマ・パーティーをやることに。ジェニーにはいつも嫌われているがめげずにアタックしているスライと、トニーが好意を持っているジャスミンも参加すると解り、二人は見逃せないチャンスだとマットの元へ押しかけてくる。

スライとトニーの目的は、女の子の秘密の話を盗み聞きすることで、マットの部屋から壁に聴診器を当てて会話を聞こうとするが作戦は失敗。強行手段に出たスライはジェニーのベッドの下に隠れて彼女が話す理想の男性像を必死にメモし、ジェニーをデートに誘う。メモを実践したスライはジェニーとの仲が急接近する。


トニーはジャスミンと上手くいきましたが、スライは残念でしたね。
いつもスライはジェニーにアタックしていますが、その度にひどい事を言われて断られているのにメゲないところが素晴らしいです。

何とかジェニーをデートに誘ってOKをもらいたい一心で、ベッドの下にもぐり込んだのでしょう。
ジェニーが理想の男性像を語っている時にそっとメモに手を伸ばし、必死に書きとめていたのがかわいかったです。

あんなにスライを毛嫌いしていたジェニーもスライの努力の甲斐があってか、スライにときめいていたのには驚きました。
お調子者のスライがちょっと大人っぽくて洗練された雰囲気をかもし出していましたから、そのギャップに惹かれたのかもしれませんね。

素直に自分の弱みをジェニーに話して、ちょっとは友情が深まったように感じました。
サイドストーリーのマットとティファニーの曲作りも面白かったです。

ゲスト

ジャスミン – ジャクリーン・アン・ショー
ペニー – サマンサ・ミルズ

Music

「Tommy Can’t Swim」Vo:ティファニー

DATA

邦題:第2話
放送日:1992/10/10
監督:ドン・バーンハート
脚本:ブレッド・デューイ、ロナルド・B・ソロモン

カリフォルニア・ドリーム

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