カリフォルニア・ドリーム シーズン4 第1話~第5話 あらすじ・感想

第1話 Two Too Much

あらすじ・感想

バレエが得意なサマンサとロレーナはバレエクラスでレッスンを受けていて、女の子を誘う目的でスライとマークも同じクラスである。サマンサはトニーに一緒にやろうと誘って彼も仲間入りすることに。ロレーナも一応ジェイクに声をかけるが断られてしまう。

最近、ジェイクとロレーナは趣味の違いからすれ違ってばかりで、ろくにデートもしていない。ジェイクはデート中のティファニーの元へ押しかけて来てロレーナと別れるべきか相談し、ティファニーとの時のようにロレーナを傷つけたくないと言う。

過去の事を持ち出されたティファニーはジェイクと言い合いになり、ティファニーのデート相手キースが間に入ってジェイクとティファニーに「君達二人はまだ愛し合っている」とアドバイスし、二人は相手への気持ちを悟るのだった。

しかし、ジェイクはティファニーへの思いを吹っ切ろうと、ロレーナとモールへショッピングに行ったり嫌がっていたバレエクラスにまで参加する。トニーは完全にバレエにハマってしまい、真剣にバレエに取り組むようになる。


新シーズンの第1話で、ストーリーが大きく動いてきました。
ジェイクとロレーナは残念だったけど、やっぱりジェイクにはティファニーだったんですね。

ティファニーと別れた時もティファニーに気持ちがなくなったわけじゃなく、状況を受け入れることができずジェイクならではのこだわりみたいなものが邪魔をして、破局してしまったように思います。

本当の気持ちに気づいてからもジェイクはそれを打ち消そうとして、ロレーナとの関係を修復しようとしていました。
ロレーナにとってはジェイクが無理しているのがわかったからこそ、自分から別れを切り出したのでしょう。

ロレーナは美人さんだし情熱的で魅力あふれる女の子だから、次の素敵な恋を見つけてほしいです。
スライとマークのチュチュ姿が妙におかしかったけど、それ以上にタイツ姿のジェイクは見物でした。

ゲスト

マダム・フォッシー – ジョアン・スチュアート・モリス
キース・デル – ジョエル・ベルチ
ジョイ – ジェニファー・ライオンズ
ホープ – ブランディ・アンドレス
ブルース – ジョーイ・ネーダー
リッピン – デビッド・セント・ジェームス

DATA

邦題:第52話
放送日:1995/9/6
監督:パトリック・マロニー
脚本:トニー・ソルティス

第2話 My Valentine

あらすじ・感想

もうすぐバレンタインデーである。スライはバレンタイン・ダンスパーティーでドリームスのライブをしようと持ちかけるが、トニー&サマンサは二人にとって初のバレンタインで、ジェイク&ティファニーは演奏するよりダンスしたいとドリームスのライブはお流れに。

来年の6月には香港へ帰ってしまうサマンサを思って、バレンタイン1日前にトニーはロマンチックな曲をサマンサにサプライズプレゼントする。そればかりか、サマンサにプロポーズまでして彼女からOKの返事をもらう。みんなから”まだ若すぎるし現実を見ていない”とアドバイスされるが、二人は何とかやっていけるだろうと考えている。

しかし、トニーは両親にサマンサと婚約したことを話しておらず、それがきっかけで二人はけんかになり、結局別れることに。心配したみんなは何とか二人の寄りを戻そうと、バレンタイン・ダンスパーティーに二人を呼び出すのだった。


サマンサは交換留学生だからいずれは香港に帰ってしまうし、そのことを現実として受け止めたトニーが最初に取った行動がプロポーズというのはとてもロマンチックでしたね。
後先考えず親にも報告しないままだったけど、気持ちが先走ってこうするのが一番だと思ったのでしょう。

サプライズで曲まで用意して、シチュエーションはバッチリでしたね。
まだ高校生で現実が見えていなかった2人は別れることになったけど、周りが放っておかなかったのも素敵です。

おせっかいかもしれないけどずっとトニーとサマンサを見続けて来た友達だし、バレンタインに別れてしまうなんて悲しすぎると考えての行動ですね。

一番カッコよかったのはスライです。
DJを押し退けてトニーが作った曲を流し、トニーとサマンサに愛情を取り戻させることができました。

Music

「What Would I Do Without You?」Vo:ジェイク、マーク、トニー

DATA

邦題:第56話
放送日:1995/9/16
監督:ドン・バーンハート
脚本:ポール・ランダー

第3話 Principal Tiffani

あらすじ・感想

ブランフォード校長から一週間、生徒代表の校長に任命されたティファニー。普段からナチュラリストで温和な性格のティファニーは、学校のリーダーとして生徒をまとめる校長役なんてできないと、自信を持てないでいる。そんなティファニーにジェイクは威厳を持つコツを伝授し、拡声器片手にティファニーは生徒達に注意を始めた。

しかし、権力を手に入れてしまったティファニーはそれに溺れるようになり、片っ端から生徒に校則違反で罰を与え、仲間のドリームスにまで容赦せず。ジェイクはエスカレートしていくティファニーを止めようとするが、ティファニーは聞く耳を持とうとしない。

一方、科学のテストが近づいていて、ドリームスはサマンサに科学を教えてもらうことにしたが、サマンサはトニーを助手にしてみんなの前で実験を繰り返すのだが失敗の連続で・・・。


いつもは素直で誠実なティファニーだけど、やると決めたら猪突猛進でやり過ぎてしまう所がありますね。
困っているティファニーにジェイクは恋人としてアドバイスしただけだったけど、ティファニーのやる気スイッチが入ってしまいました。

突っ走り始めたティファニーは自分で自分をコントロールできなくなって、生徒達はみんな学校をサボってようやく周りを見るゆとりができたのかもしれないですね。

いつもは嫌味っぽいブランフォード校長だけど、今回はティファニーにナイスなアドバイスをしていたのが印象的です。

サマンサの実験もなかなか楽しかったです。
トニーが痛い目にばかりあわされて大丈夫?と心配になったけど、タフなトニーはピンピンしていました。
体を張ってサマンサのためにがんばったトニーに拍手を送りたくなりましたね。

ゲスト

ブランフォード校長 – アール・ボーエン
ペッパー先生 – デヴィッド・ワイゼンバーグ
ミゲル – ルベン・ヒメネス

Music

「To the End」Vo:ジェイク、トニー、マーク

DATA

邦題:第60話
放送日:1995/9/30
監督:ドン・バーンハート
脚本:トッド・J・グリーンウォルド、ロブ・ハマーズリー

第4話 The Dateless Game

あらすじ・感想

もうすぐ交際期間の新記録を迎えようとしているティファニーとジェイクは、明日の記念日にロマンチックなディナーに行くことになっている。ナーバスになっているティファニーは記念日まで何かあったらいけないと、ジェイクに近づかないことにした。

女子高のチャリティーイベント「デート・ゲーム」に出場するスライとマーク、それを見に来たトニーとジェイクだったが、出場者の一人が出られなくなり代わりにジェイクが出場することに。ティファニーに知れたら大事だと、ジェイクはカップルにならないようにわざと嫌われるような答えばかりしていたが、女の子テリーがデート相手に選んだのはジェイクだった。

翌日、ジェイクはテリーとシャーキーズでデートすることになったが、その日はティファニーとの大切な記念日だ。結局ジェイクはティファニーにその事を話せず、シャーキーズでテリーとティファニーの二人と同時にデートしようとするが、ティファニーにバレてしまい別れようと言われてしまう。

ジェイクとティファニーを救うためにトニー達はドリームス風デート・ゲーム「デートレス・ゲーム」を開催することに。


どんな状況でもジェイクは女の子から好かれ、トラブルが起きてしまいます。
シャーキーズでの同時デートはバレるが時間の問題だったし、スライやマークがこっそり協力していたのが笑えました。

ジェイクも着替えの連続でヘロヘロだったし、普段はあまり見られない半ズボン姿がかなり貴重でしたね。
ジェイクとティファニーの解決策として、デートレス・ゲームというアイデアが面白かったです。

声でどの子がティファニーかわかっただろうけど、金髪のサーフィン好き3人を集めるなんて、トニー達も考えたものです。
最後はジェイクが素直に気持ちを話して、ティファニーとの仲が壊れずにすみましたね。

トニー&サマンサカップルもかわいらしいけど、色々とあったジェイク&ティファニーカップルはやはり応援したくなります。

ゲスト

ミルト・ブラッドリー – マーカス・スマイス
テリー – カレン・ロー
スーザン – レイチェル・パーカー
アイリス – ドゥルー・ランサム

DATA

邦題:第61話
放送日:1995/10/7
監督:ドン・バーンハート
脚本:ロナルド・B・ソロモン

第5話 Fallen Idol

あらすじ・感想

シャーキーズにジェイクの憧れのミュージシャンゼイン・ウォーカーがやって来て、ジェイクは舞い上がって挨拶程度しか声を掛けられなかった。ドリームスはこれは絶好チャンスだとゼインの家まで押しかけてデモテープを聴いてもらおうするが、テープがダメになってしまう。ところが、ゼインは生の演奏が聞きたいとドリームスの練習場までやって来て、ドリームスの音楽を気に入ってくれた。

そして、マネージャーに紹介するから自宅のパーティーに来てくれとドリームスを招待する。ゼインと彼のマネージャーの前でジェイクとマークは演奏すると、大ヒット間違いなしだと太鼓判を押され、みんな上機嫌である。ジェイクは新曲を書き、ドリームスとゼインの家までやって来たが、彼は引っ越した後でもぬけの殻だった。

その時、ラジオから流れてきたゼインの新曲はドリームスの曲で、彼にバンドの曲を盗まれてしまったのだ。

サマンサのおじさんからフォーチューン・クッキーが届きドリームスは順番に開けてみるが、トニーのクッキーにはおみくじが入っておらず、災難に見舞われるとサマンサから言われたトニーは悪運ばかり続くようになる。


いつもハッピーな終わり方をするけど、今回は何かすっきりしない終わり方でした。
ゼインはスランプ気味みたいで電話で自分の曲をマネージャーに聞かせたら、ボロクソに言われていたのが前振りになっていましたね。

ロックな生き方をしていて曲も素晴らしかったから、ジェイクもゼインに憧れていたのでしょう。
そんな憧れの人がやってはいけないことをして平然としスポットライトを浴びていたのを見て、ジェイクは怒りや悲しみなども気持ちもあっただろうけど、呆れて関わりたくないという様子でした。

将来ジェイクがミュージシャンとして成功しても、曲の盗用だけはしないんじゃないかな。

サイドストーリーのフォーチューン・クッキーが当たりすぎてスゴかったですね。
トニーはいつも痛い役や災難に巻き込まれてばかりで、ちょっとかわいそうでした。

ゲスト

ゼイン・ウォーカー – ジュリアン・ストーン
ルー – フィル・ステラー
エスター – エレン・ガースティーン
ヘッドチーズ – マシュー・マハーニー ケーキ
ジミー – タイラー・ボウ

Music

「Stand Together」Vo:マーク、ジェイク
「Too Much To Dream」Vo:ジェイク、マーク

DATA

邦題:第58話
放送日:1995/10/14
監督:ドン・バーンハート
脚本:ノア・トラフト

カリフォルニア・ドリーム

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