第6話 Friends First
あらすじ・感想
マットが友達テッドをシャーキーズに連れて来て、ジェニーとティファニーは彼に一目惚れしてしまう。ティファニーがテッドを誘って映画に行くのを知ったジェニーは、二人のデートの邪魔をする。
今度はジェニーがテッドと食事に行くが、この間の仕返しとばかりにティファニーはスライを連れてきてジェニーとテッドの隣の席に陣取り、二人のデートを監視する。テッドを巡ってジェニーとティファニーはけんかをして友情にヒビが入り、バンドの継続すら危うい状態になってしまう。
1人の男の子をめぐって、ジェニーvsティファニーが火花を散らしていました。
テッドは確かに爽やか青年ですが、2人が取り合うほどカッコいい男の子でもないような気がします。
お互いにフェアーにやろうと言いつつも裏でデートに誘っていたのが気に食わなくて、邪魔しようと行動を起こしたのでしょう。
ジェニーがティファニーのデートをぶち壊したかと思ったら今度はティファニーがやり返し、巻き込まれたスライがちょっと気の毒でしたね。
スライはジェニーのことが好きだし、そんなスライを利用したティファニーの方がちょっと策士なのかなって感じました。
最後にはいつも通り仲直りして、恋より友情を取ったのがカリフォルニア・ドリームスらしいですね。
トニーはバイト中にちょこっと抜けてバンド演奏しているみたいで、シャーキーズのユニフォームのままだったのがかわいかったです。
ゲスト
テッド – ブライアン・ダッティーロ
シャーキー – ジョニー・ウィリアムス
DATA
邦題:第4話
放送日:1992/10/17
監督:ドン・バーンハート
脚本:トニー・ソルティス
第7話 Guess Who’s Coming to Brunch
あらすじ・感想
トニーはライブで知り合ったキンバリーと付き合い始める。日曜日にキンバリーの両親とブランチをする事になり、緊張していたトニーも和やかな雰囲気で食事と会話が進んでいく。
キンバリーとキンバリーのママが席を離れると、キンバリーのパパから新しいアンプを買う金と引き換えにキンバリーと別れるよう言われてショックを受けるトニー。
キンバリーのパパが言うにはブランチャード家は金持ちで格式の高い家柄で、娘が付き合う相手として黒人のバンドマンは相応しくないと。トニーはこの件をキンバリーに話すが、”父がそんな事を言うはずがない”と彼女を怒らせてしまい二人は別れてしまう。
お金持ちのお嬢様とトニーの恋物語でしたが、ハッピーだった時間の方が短かかったです。
親からすればトニーのようなタイプはチャラチャラしていて、娘のボーイフレンドとしてはふさわしくないと感じたのでしょう。
トニーにアンプ代を渡して自分から別れるよう言ってくれと頼んだのが、まさにお金持ちのイメージ通りな卑怯なやり方でしたね。
キンバリーは父がそんなことをするはずがないとトニーを信じてあげられなかった時点で、この恋の終わりは見えていました。
演奏の前にキンバリーに別れようと言われてトニーが心配でしたが、最後は元気に歌っていたのでほっとしました。
久々にアップテンポな曲で、いつもながらにキャッチーでした。
トニーがボーカルを取るとラップが入ってくるので、ちょっと雰囲気も変わってより楽しくなりますね。
ゲスト
ケン・ブランチャード – ロバート・パイン
キンバリー・ブランチャード – ブルック・ラングトン
Music
「Rain」Vo:トニー
「One World」Vo:トニー
DATA
邦題:第11話
放送日:1992/10/26
監督:ドン・バーンハート
脚本:ブレッド・デューイ、ロナルド・B・ソロモン
第8話 It’s a Guy Thing
あらすじ・感想
女の子を追いかけてばかりのスライとトニーに呆れたジェニーとティファニーは、二人を懲らしめるためにパリから来たスーパー・モデルのモニークを作り上げてデートに誘い、二人の軽薄さを解らせようという計画を立てる。
赤毛のウィッグをかぶりおしゃなドレスを着てフランス訛りで話し、ジェニーとティファニーが交互にモニークを演じてスライとトニーを翻弄しようとするが、事態は思わぬ展開に。
ギャリソン家の洗濯機が故障しママは修理を頼もうとするのだが、ここは男の見せ所だとパパを始めマットとデニスは自分達で直すと言い張って、洗濯機をバラバラに分解して修理を始めるのだが・・・。
高校生くらいの男の子は女の子に夢中ですから、かわいい子がいたら追いかけたくなる気持ちもわかります。
そんな2人に教訓を与えようと、ジェニーとティファニーが思い付いた作戦が面白かったですね。
パリから来たスーパー・モデルのモニークを作り上げましたが、どう見てもあのウィッグはイケてなかったです。
マットがバラしてしまったからお互いにだまし合いになり、引くに引けなくなったのでしょう。
スライ達がボクシングの試合を設定したら、今度はジェニー達が観客を呼んでと、どんどん大事になっていました。
2人とも試合で痛い思いをしましたが、全く懲りていないのがスライとトニーらしくて良かったです。
ギャリソン家も男の出番だとパパやマットだけでなく末っ子のデニスまで加わっていましたが、結局、洗濯機は直らず仕舞いでこっちも大変な事になっていましたね。
Music
「Into the Tube」Vo:マット
DATA
邦題:第12話
放送日:1992/10/31
監督:ドン・バーンハート
脚本:ノア・トラフト
第9話 Mother and Child Reunion
あらすじ・感想
10年前、ダンサーになるために家族を捨ててニューヨークに行ってしまったティファニーのママが娘に再会したいと帰って来る。周りの心配をよそにママとの再会を大喜びするティファニーは、連日のように親子で映画やサーフィンなどを楽しんでいる。
ティファニーとママがマットにダンスのステップを教えていると、ティファニーは心の中で押さえ込んでいた10年前に自分を残して去った母への恨みや悲しみが溢れ出し、飛び出して行ってしまう。そして、ティファニーは16才の誕生日パーティーでママに感情をぶちまけてしまうのだった。
スライのアイデアでドリームスは今回のオーディションではイメチェンを図り、ビジュアル系ファッションのハード路線で迫るのだが・・・。
ティファニーはみんなに優しくて思いやりがあるし、孤独を感じているような雰囲気が全然なかったから、過去に家族問題でトラブルがあったとは驚きです。
10年ぶりにママに会えてうれしいという気持ちと、父と自分を捨てて家を出て行って恨んでいる気持ちの葛藤ももちろんあったでしょう。
ティファニーは前向きで負の感情を嫌うタイプだから、自分は母を許して新しい親子関係を築いていると思いたかったのかもしれませんね。
ママに素直な感情をぶつけて傷ついたことをしっかりと伝えることができて、今度こそ素敵な親子になれそうです。
サブストーリーのメタルチックなみんなの衣装には笑いました。
あんなハードな格好をしていても演奏しているのはポップな曲で、カリフォルニア・ドリームスらしかったです。
ゲスト
ジュディ・スミス – パメラ・ボウエン
ファレル – ビリー・ギャラン
Music
「Love is Not Like This」Vo:マット
DATA
邦題:第9話
放送日:1992/11/7
監督:ドン・バーンハート
脚本:ロナルド・B・ソロモン、トニー・ソルティス
第10話 Romancing the Tube
あらすじ・感想
女の子にモテようとサーファーの格好をしたスライにティファニーがサーフィンを教える事になった。サーフィンの練習を重ねるうちに二人は急接近し、映画を見にデートに行ってとうとうキスをして、付き合い始める。
一人の女の子に縛られるのにやや苦痛を感じ始めているスライに対し、サーファー式セレモニーで二人の絆を固めようとするティファニーだが・・・。
マット、ジェニー、トニーはバンド練習場に新しい照明装置を付けることにしたが、300ドルもかかってしまう。そこで、マットはママにお金を出してもらう代わりに両親の寝室の模様替えをジェニーとトニーの三人でやる事に。
ティファニーとスライのカップルが意外とさわやかでお似合いだったけど、やはり上手くいきませんでしたね。
スライがサーフィンを始めた動機は不純だったけど、ティファニーの影響でちゃんと練習しようと思い立ってサーフィンの楽しさを知ったみたいですね。
スライも相手がティファニーだったからなのか他の女の子と浮気しようとはせず、一途だったのが素敵でした。
いつものスライだったらかわいい女の子からお誘いがあったら、すぐに行っていたでしょう。
スライとティファニーが映画デートでキスをして、マット、ジェニー、トニーが2人の様子を探っていて、キスした瞬間に不快そうな表情を浮かべていたのがおかしかったです。
セレモニーをぶち壊したのがスライではなく、ティファニーだったというのがびっくりしましたね。
ゲスト
グールー – ピーター・トーク
サーファー – タマラ・ジョーンズ
Music
「Let Me Be the One」Vo:ティファニー
DATA
邦題:第13話
放送日:1992/11/14
監督:ドン・バーンハート
脚本:ノア・トラフト
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