カリフォルニア・ドリーム シーズン2 第11話~第15話 あらすじ・感想

第11話 The Year of the Woo

あらすじ・感想

バンドのバンが故障してしまい週末のライブに出演出来なくなりそうなカリフォルニア・ドリーム。年末年始は香港で家族と過ごそうと、両親から飛行機代をプレゼントされたサマンサは年末が待ちきれずに大はしゃぎである。

サマンサのお金に目を付けたスライ達は彼女からお金を借りてバンを修理し、ライブの出演料ですぐに返すとサマンサを説得して、修理工のガスに修理を頼んだ。ところが、ガスにお金だけ巻き上げられてバンは壊れたままだったのだ。


サマンサの航空券代をバンの修理代に充てようとは、正にスライが考え付きそうなアイデアです。
優しいサマンサもらイヤだとは言えずにお金を貸しましたが、トラブルに巻き込まれるのは目に見えていましたね。

頼りない男性陣はガスにすっかりお金を取られてしまいましたが、救世主ティファニーがやってくれました。
見事なカードさばきでばっちり決まっていたし、嫌味なガスからお金を取り戻せた時にはすっとしました。

サマンサの両親もシャーキーズに来てくれて、サマンサもバンドとしての晴れ舞台を見てもらえたし、ホームシックも収まって良かったです。

香港風の新年パーティーを開こうとみんなもがんばったし、サマンサのためにという友情があふれていました。
サマンサもすっかりドリームスになじんで、欠かせないメンバーの1人になったなと改めて感じます。

ゲスト

ガス – モンティ・ホフマン

Music

「Mama Said」Vo:サマンサ

DATA

邦題:第24話
放送日:1993/11/20
監督:ドン・バーンハート
脚本:ノア・トラフト

第12話 Schoolhouse Rock

あらすじ・感想

スティングのコンサートの前座バンドを募集していることを聞きつけ、ドリームス達はスティングのマネージャーの部屋へあの手この手で押しかけてアピールし、オーディションを受けられることになった。

学校ではマクブライド先生がロッカーの持ち物検査を実施中にパンツが破れるハプニングが起こる。みんな笑いをこらえて検査をパスするが、我慢できずに吹き出したジェイクと彼をかばったティファニーは居残りを命じられる。

オーディションと居残りの時間が重なってしまったため、二人は居残りをサボって学校を抜け出そうとするが、マクブライド先生に捕まってしまう。


ハプニングだらけであわただしいドリームスで、みんなのチームワークが良かったです。
大物アーティストスティングのマネージャーのオフィスにいとも簡単に高校生達が忍び込めるとは、オフィスのセキュリティはガバガバですね。

ティファニーがマネージャーの気を引き、次々に現れたメンバーがドリームスを売り込んで、見事にオーディションにこぎつけました。
ロッカー前で先生の恥ずかしい場面で笑いをこらえていましたが、一番に吹き出すのはスライかと思ったらジェイクだったのは意外です。

ジェイクとティファニーを助け出すため、先生の弱みをついてお菓子を廊下にバラ巻く作戦はお見事でした。
せっかくオーディションを受けられたけど、前座は決まっていた上、チケットは先生に取り上げられてドリームスも散々でしたね。

ゲスト

マクブライド先生 – デニース・ダウス
ノア・ガーバー – ニール・ラーナー

Music

「Low Road」Vo:マット

DATA

邦題:第30話
放送日:1993/11/27
監督:ミゲル・ヒグエラ
脚本:ブレッド・デューイ

第13話 Save the Shark

あらすじ・感想

マットは引っ越してきた女の子ケイティに恋をするが、上手くデートに誘えずケイティとドリームス全員で映画を観にいく事に。マットは映画館でケイティにキスしようとするが拒まれてしまい理由を聞いてみると、父の仕事の都合ですぐに引っ越してしまうので、深い関係にはなりたくないからだと。

ケイティの父はシャーキーズの新しいオーナーで、当然ここで店を経営していくものだとばかりみんな思っていたが、実はシャーキーズを取り壊してマンションを建てる予定だったのだ。

子供の頃からシャーキーズでバンドを見て育ち、いつかはこのステージに立ちたいと夢見ていたマットとスライを中心にシャーキーズを守るためにメンバー達は立ち上がり、店の売上を伸ばそうと頑張るのだが・・・。


マットの恋愛ストーリーだけで進むかと思いきや、シャーキーズがなくなってしまう危機に見舞われてしまいました。
みんなシャーキーズを守ろうと一致団結して、売り上げを伸ばそうとしていたのが素敵でしたね。

結局、大人の事情でシャーキーズが取り壊されそうでしたが、最後の最後でマットのアイデアで救われて良かったです。
シャーキーズがなくなってしまうとトニーもバイトする場所がなくなるし、ドリームスも演奏する場所がなくなって困ったことになったはずです。

マットは子供の頃からシャーキーズに来ていてライブ中のバンドに憧れてドリームスで夢を実現したから、誰よりもシャーキーズに思い入れがありました。

そんなマットだからこそ思いついたアイデアでシャーキーズを救うことができたし、ケイティの気持ちも確かめることができました。
子供の頃のマットとスライがチラっと出て来てとてもかわいかったです。

ゲスト

ケイティ・ストーン – ウェンディ・ベンソン=ランデス
ニック・ストーン – マシュー・フェイゾン

Music

「California Dreams Theme」Vo:マット、サマンサ、トニー、ジェイク、ティファニー

DATA

邦題:第22話
放送日:1993/12/4
監督:ドン・バーンハート
脚本:ポール・ランダー

第14話 Jake Street

あらすじ・感想

スライがナイトクラブでも演奏しようとみんなに提案するが、21才以上でないとクラブには出入りできない。そこで、スライは偽のIDを入手しようと画策する。

黒髪のホットなミッシェルが転校してきて早速声をかけるトニー、スライ、マットだが、彼女が選んだのはワイルドな見た目のジェイクだった。映画に行ったりと二人は順調そうだったが、スライが偽IDを手に入れようとしていると知ったミッシェルは、ジェイクからスライに乗り換えようとする。

美術クラスの課題のためにトニーはティファニーを、マットはサマンサをモデルにして作品を作ることに。


モテモテだったジェイクだったけど、相手が潜入中の刑事だとわかって残念でしたね。
きっとミッシェルはジェイクがID偽造をしそうでツテがあると見た目だけで判断して、ジェイクと一緒にいたら容疑者にたどりつくと思ったのでしょう。

スライが偽IDの手配をしていると知りサクっとジェイクからスライに乗り換えてしまうとは、高校生と違って大人でプロフェッショナルな対応でした。
ジェイクは多少傷ついたでしょうが、事情もわかったし最後のキスで帳消しですね。

サイドストーリーのアート作品の作成も面白かったです。
石膏や木をバラバラにしていたトニーがあんなに素敵な像を作れたなんて驚きです。

ゲスト

ミッシェル・トレイマー – リサ・ゴーリツキー
フランク・スタフェリ – ジェイムズ・バーツ

Music

「She’s Not You 」Vo:マット

DATA

邦題:第21話
放送日:1993/12/25
監督:ドン・バーンハート
脚本:デビッド・ガーバー

第15話 Can’t Buy Me Love

あらすじ・感想

学校の資金集めのイベントとして使用人オークションが開催される。使用人として出場した者に一番高い値段をつけた落札者が一定期間その使用人のボスとなり、仕事などを言いつけることが出来る。オークショニアはティファニーがつとめ、トニーとジェイクは使用人としてイベントに協力することに。

たまたま頭を掻いていたマットはトニーを競り落としてしまい、ジェイクは3人組のチアリーダーの使用人、スライは学校の人気者ジュリーのボス、サマンサはティファニーのボスとなる。

女の子の使用人になりたかったトニーはマットに不満たらたら、ジェイクはチアリーダーに追いかけ回されてヘトヘト、ジュリーの気を惹きたかったスライはバカにされて、サマンサにこき使われるティファニーはお疲れモードで、みんなそれぞれにイライラが募るばかりである。


女の子3人に競り落とされたジェイクはみんなからうらやましがられ、最初こそは3人と肩を組んで出かけていたけど、どんどん面倒くさくなってきたみたいですね。
チアガール的な掛け声で3人から迫られどこへ行くにも追いかけ回されていたら、ちょっとは休ませてほしいと思うはずです。

マットは人の良さが出ていて、自分はこき使えるボスの立場だったのにトニーに悪くて、使用人の立場になって言う事を聞いていました。
トニーとマットの間なら愚痴もこぼせるし嫌なら嫌だって言えそうだけど、強気なトニーに言い返せなくて気を使ったとかそんなところかな。

下心ミエミエで競り落としたスライは一番傷ついて、バカにされてかわいそうでしたね。
最後にはスプレーで反撃していたしジュリーから謝ってもらえたから、少しはすっきりしたはずです。

ゲスト

コルターコーチ – チャールズ・サイファーズ
ジュリー・プルート – エリン・リード

DATA

邦題:第19話
放送日:1994/1/8
監督:ドン・バーンハート
脚本:トニー・ソルティス

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