カリフォルニア・ドリーム シーズン3 第1話~第5話 あらすじ・感想

第1話 The Unforgiven

あらすじ・感想

マットが引っ越してしまったため、練習場所と代わりのメンバーが必要になったカリフォルニア・ドリームス。練習場所はサマンサの新しいルームメイトロレーナが貸してしてくれることになり、新しいドリームスとして彼女の友人の誕生日パーティーで演奏することになった。

スライは新しいメンバーにピアノ、ギター、ドラムと何でもこなせる従兄弟のマークを推薦し、マークのピアノを偶然耳にしたメンバー達は全員一致で彼をドリームスに迎えようとする。

ところが、マークは5年前カーネギーホールでのピアノ演奏会でスライに恥をかかされ、スライをひどく嫌っていて、この件がトラウマとなり、人前で演奏するのが苦手なステージあがり症になってしまった。


ジェニーに続いてドリームスの中心メンバーでリーダー的存在だったマットがいなくなり、ちょっと寂しいですね。
今後はジェイクがドリームスを引っ張って行くのかな。

リーダーシップはマットよりはジェイクの方がありそうだけど、視野の広さとか柔軟性などはやはりマットの方がありましたね。

マットに代わりに入って来たのがスライのいとこマークです。
スライのいとこだからかなりの曲者だと思っていたら、全くそんなことはありませんでした。

みんながどんな子だろうとあれこれ想像して、顔がスライでかなり変な男の子というのが共通していて笑えました。

マークはスライとは全然違って真面目そうな好青年だし、色んな楽器ができるみたいなので今後のドリームスが楽しみです。
スライとの子供の頃のトラブルは何とか解決したし、みんなにも認められてすんなり仲間入りできて良かったですね。

ゲスト

ビリー – スコット・アトキンソン

Music

「Take It Higher」Vo:マーク

DATA

邦題:第32話
放送日:1994/9/10
監督:パトリック・マロニー
脚本:ロナルド・B・ソロモン

第2話 Follow Your Dreams

あらすじ・感想

学校で職業適性テストが行われ、サマンサは写真家、ティファニーは獣医、マークは生徒指導員、トニーはミュージシャン、ロレーナとスライはファッションデザイナー、ジェイクは花屋に向いているという結果が出る。スライとロレーナの結果が同じだったのは、ロレーナに気があるスライが適性テストで彼女の答えをカンニングして、これをきっかけに親しくなろうという魂胆だったためだ。

将来はミュージシャンになると決めていたジェイクは花屋という結果に不満を持っていたが、レコード会社のオーディションにも落ちてしまい、すっかり自信を失くしてしまう。

共同でデザインを考えようとスライはロレーナに持ちかけてメッセージ付きの花を彼女にプレゼントし、メッセージに感動したロレーナは思わずスライにキスしてしまう。そのメッセージは花屋でバイトしていたジェイクが考えたものだった。


いつも通りスライが出来心からトラブルを起こし、相手にバレて仕返しに合うというパターンでした。
ちょっとはスライも大人になったかと思ったけど、相変わらずですね。

意中の女の子に近づくために姑息な手段を取るとは、ジェニーを追っかけ回していた頃と同じです。
ロレーナはお金持ちのお嬢さんできれいだから、普通の手段じゃ落ちないと思ったのでしょうか。

ジェイクの花束のメッセージにグっときていたから、ロレーナはスライよりジェイクを好きになってもおかしくなかったですね。
花屋に向いているというテスト結果だったジェイクも、見事に自信回復して自分らしい曲を作れてよかったです。

個人的にサマンサがみんなにカメラを向けるたび、みんながポーズを取っていたのがおかしかったです。

ゲスト

グリーン先生 – クリストファー・ヒューイット
スティンプソン – ペギー・ミレー

Music

「Whenever I Think of You」Vo:ジェイク

DATA

邦題:第33話
放送日:1994/9/17
監督:パトリック・マロニー
脚本:リニー・グリーン、リチャード・レヴィン

第3話 Budget Cuts

あらすじ・感想

スライが学校のラジオ放送のディレクターをやることになった。ドリームスはそれぞれ番組を持ってDJとして独自の放送を開始し、一番人気を集めたのはロレーナである。

トニーは演劇部の「ハムレット」に主役として出演したが、ラジオから流れきたマークの放送で”つまらなかった”という感想を聞いて腹を立て、やたらとマークに突っかかるような態度を取るようになる。

ドリームスは楽しみながらラジオ放送をしているところに突然、校長から学校の予算削減のために校内ラジオ放送を終了すると言い渡され、すっかり落ち込んでしまう。ラジオ放送を続けるためには、生徒達の賛同を得て教育委員会に訴えるのがいいだろうと、ジェイクがアイデアを出す。

それを耳にしたロレーナは一人で先走ってしまい放送室に閉じこもって鍵をかけ、自分の意見を電波に乗せるためにラジオ放送を始めてしまう。ロレーナを止めるためにジェイクは放送室に窓から忍び込むが・・・。


ラジオ放送中止のために立ち上がったロレーナは素晴らしいし、応援していたジェイクもカッコよかったです。
ジェイクがロレーナをけしかけたような形だったけど、結局は生徒達も協力してくれて放送を続けられるようになりました。

先走ったロレーナを説得しようとしたり、スーツ姿で会議の場に現れたジェイクはやはり頼れるリーダーという感じですね。
でも、ジェイクとロレーナがくっ付くとは意外でした。
2人とも自己主張が激しいところがあるから、ぶつかってけんかばかりにならないといいですね。

トニーとマークのちょっとしたいざこざも上手く盛り込まれていて、楽しかったです。
ストーリー重視だったせいか、ドリームスの演奏がないとやはり寂しいですね。

ゲスト

ブランフォード校長 – アール・ボーエン
ポーチ – リック・スケアリー
ケイト – ベサニー・バスラー

DATA

邦題:第36話
放送日:1994/9/24
監督:パトリック・マロニー
脚本:トニー・ソルティス

第4話 Blind Dates

あらすじ・感想

学校のダンスパーティーが近づいてきている。スライはデートの相手探しにネットでチャットをやって、アリソンという女の子と知り合い実際に会うことになった。

スライにあやかろうと、自分達もネットを使ってブラインドデートまでこぎ付けたトニーとサマンサだが、二人のお相手は現れずすっぽかされてしまう。

約束の時間になりアリソンが入ってくるのが見えたスライは満面の笑顔で彼女を迎えるのだが、アリソンは目が見えない盲目の少女だった。それにもかかわらず、二人はデートを楽しんで、ハッピーなスライはアリソンをダンスパーティーに誘うが、「少し考えさせて」と良い返事がもらえない。

トニーとサマンサはこの間のブラインドデートの事を話していると、ネットで知り合ったトニーの相手がサマンサだったという事に気付き、急接近し始める。


いつもふざけたこごばかり言っているスライですが、真面目で優しい面がとても出ていました。
時代を感じさせるブラウン管型のモニターやプリンターを使っていたけど、この頃もネットで知り合う方法があったんですね。

スライが知り合ったアリソンはとてもきれいで優しくてユーモアもある女の子で、スライが惹かれるのもわかります。
ダンスに誘って断られた理由もわかったし、最後に2人で踊っていた姿がとても素敵でした。

サブストーリーのトニーとサマンサも楽しかったです。
ありがちな設定だったけどお互いにブラインドデートの相手だったとわかって、意識してしまうのがかわいかったです。
もう一組カップル誕生で、今回は恋と幸せいっぱいのストーリーでした。

ゲスト

アリソン – ニッキー・コックス
モナ – ヘザー・マリー・マースデン

Music

「The Way We Are」Vo:マーク、サマンサ

DATA

邦題:第37話
放送日:1994/10/1
監督:パトリック・マロニー
脚本:ブレット・デューイ

第5話 Yoko, Oh No!

あらすじ・感想

カリフォルニア・ドリームスは昨年のバンドバトル・コンテストで優勝し、今年も優勝を狙っている。ライバルバンドでラップグループの”トータル・デファイアンス”のマネージャー、ロージーに挑発されて、ムキになっているスライ達。ロージーにグルーピー扱いされたロレーナはドリームスの正式メンバーとして加入したいと、オーディションを受けることに。

セクシーな黒のドレスに身を包んだロレーナがオーディションを受けるが、とんでもなく音痴だった。しかし、ボーイフレンドのジェイクはセクシーなロレーナの姿にすっかり魅了され、彼女の歌が全く耳に入らず”素晴らしい”と拍手し、ロレーナをバンドに加入させてしまう。

ロレーナとジェイクを傷つけたくないメンバー達は、ピアノでロレーナの歌のレッスンを始めてみたものの全く物になりそうになく・・・。


ロレーナの黒のドレス姿がものすごくセクシーで、とても高校生とは思えない色気です。
ジェイクはロレーナを好きだから周りが見えていなくて、ロレーナの歌が素敵で才能があると思ってしまったのでしょう。

メンバー同士親しいからすんなりジェイクに切り出せるかと思ったけど、未だにみんなジェイクのことを怖がっているんですね。
歌のレッスンテープを聴いてクスクス笑っていたジェイクがかわいかったです。

ロレーナも通りすがりに自分のことを話しているのを聞いてしまい、みんなを傷つけないように自分からバンドバトルに出られないと口実を作るなんて、やはり友達思いです。

一番被害をこうむったのはマークで、女の子らしさのかけらもないロージーとデートさせられるなんてかわいそうでした。

ゲスト

ロージー・メルチャー – センタ・モーゼス
フレーバ・デイブ – リチャード・マグレガー
ロクサーヌ・ルビオ – ペニー・ニッケルズ

Music

「Let’s Spend Some Time Together」Vo:ジェイク

DATA

邦題:第44話
放送日:1994/10/8
監督:ケビン・チャールズ・サリバン
脚本:ブレット・デューイ

カリフォルニア・ドリーム

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