第15話 Junior Achievement
ドリームスは経済学の授業で自分達でビジネスを考えて利益を出すという課題が出され、達成できなければ夏期講習を受けなければならない。ジェイクとマークは一緒に音楽を教えてレッスン料で稼ぐことにした。
残りのメンバー達が相談している中、風邪を引いているトニーにサマンサはひいひいおばあちゃん直伝のお茶を飲ませ、不思議な事にトニーの風邪はあっという間に良くなったのだ。これに目を付けたスライはこのお茶でビジネスをしようと持ちかけ、最初は渋っていたサマンサもお金に目がくらんで先祖直伝のお茶を売ることに同意する。
レシピ通りに作ると材料費がかかりすぎるので、安い材料に置き換えてお茶作りに励み、CMまで作ってやる気満々のサマンサ達。試しにシャーキーズで風邪を引いている生徒にお茶を飲んでもらったところ、やはり風邪が良くなり、風邪薬としてお茶が飛ぶように売れるのだった。これで金持ちになって医大へ通おうとか、CDプレイヤーを買おうとみんなは夢を膨らませていたのだが・・・。
一方、ジェイクとマークは音楽レッスンの生徒集めのため、ギターの弾き語りでブルースを歌ってでPRするのだが、誰も見向きもしてくれない。
ゲスト
サマンサの高祖母 – ラン・ユン
パロット先生 – ジェームズ・グリーソン
セルマ – K・ジル・ソージェン
シーケルプ – ジェイミー・ケネディ
スターフィッシュ – チャドウィック・パルマティア
DATA
邦題:第38話
放送日:1994/12/24
監督:パトリック・マロニー
脚本:リニー・グリーン、リチャード・レヴィン
第16話 The Treasure of PCH
ライブでの演奏を終えたドリームスはプロモーターのビリーから褒められ、「これからも定期的に頼むよ」とギャラを渡される。1000ドルという今までにない高額なギャラをもらったメンバーは大喜びで、お金持ちになった自分を想像して楽しんでいた。
浮かない顔をしたロレーナを心配したジェイク。お金持ちの娘であるロレーナはお金が友情を壊す場面をこれまでに何度も見てきてみんなの事を心配しているが、ジェイクはそんな事にはならないと自信たっぷりだ。そこで、ロレーナとジェイクはキスを賭けて、お金が友情を壊すかどうか、ドリームス相手に大掛かりな芝居をしてみることに。
ジェイクが練習場の地下室で古い本を見つけ、その中のメモに”1953年にこの町に500万ドルのお宝を隠した”と書かれてあった。
ヒントを頼りに早速宝探しを始めるドリームス。1つ目の謎解きではみんな協力して宝を探していたが、謎解きが進むにつれてみんな宝を独り占めしようとして利己主義に走り、けんかばかりするようになる。
夜を徹しての宝探しで疲れ切ったドリームスが学校のベンチで休んでいると、トニーがヒントを発見しこっそり隠そうとするがサマンサにバレて取り上げられてしまう。学校の設立は60年代でヒントにあるシャーキーズの営業開始は70年代、宝が隠されたのは1953年と辻褄が合わないことにサマンサが気付き・・・。
ゲスト
ビリー・バックマン – ジョン・スタフォード
Music
「Anytime You Need Me」Vo:マーク
DATA
邦題:第39話
放送日:1994/12/31
監督:パトリック・マロニー
脚本:トニー・ソルティス
第17話 Tiffani’s Gold
バレーボールの全国大会が目の前に迫っている。チームの勝敗や試合での活躍次第でナショナルチームに選手として選ばれる可能性が高いのだ。バレーボールチームのティファニーもナショナルチーム入りを目指しているのだが、スランプ気味で悩んでいると、チームメイトから「ステロイドを使ってみたら?」と勧められる。
コーチや周りのみんなからの励ましがプレッシャーになり実力を発揮できないティファニーは、「第一試合だけ、一週間しか使わない」と約束し、スライにステロイドを手に入れて欲しいと頼む。チームは順当に勝ち進んでティファニーも試合で大活躍し、みんなの人気を集めている。
スライはティファニーが約束を破ってステロイドを使用し続けているのを知り、薬が無くなったからもっと欲しいと頼まれて拒否すると、別の人に頼むからとティファニーは怒って行ってしまう。
スライ、トニー、マークは誰が一番カッコいいかコンテストで勝負しようということになり、サマンサとロレーナが審査員になって「いい男コンテスト」を開催する。
ゲスト
ハーダウェイコーチ – マージョリー・モナハン
クリスティ – ファーギー・デュアメル
ナンシー – レーン・アシュトン
DATA
邦題:第34話
放送日:1995/1/7
監督:パトリック・マロニー
脚本:ノア・トラフト