第6話 Defending Sly’s Life
あらすじ・感想
カリフォルニア・ドリームの過去のエピソードを振り返る総集編。スライの過去の悪事を裁くためにドリームスは裁判をすることに。被告はもちろんスライで、判事はジェイク、弁護士はトニー、検察官はティファニーである。
ロレーナ、マークと順番に証言台に上がり、スライの数々の悪行について証言していく。そして、トニーも証言台に上がるが、弁護士と証人の二役を演じながらスライの罪を暴いくのだった。
リーガルドラマ風なストーリー運びになっていて、なかなか凝っていました。
スライの悪行が有罪か無罪かを問われていたけど、ドリームスのみんなはスライを裁判にかけようなんてそもそも考えないでしょうね。
マットやジェニーがチラっと出て来て、とても懐かしかったです。
サマンサのキュートなボーカルもいいけど個人的にはジェニーのパワフルな歌声が懐かしいし、スライとマットの絡みなんかももっと見たかったですね。
もしこの2人が残っていたら、ジェイクとジェニーカップルも見られたかもしれません。
スライはジェニーのことが好きでデートに誘おうと躍起になっていたり、サマンサがやって来た時には気を引こうとしていたし、ティファニーとはハプニングでキス、ロレーナと親しくなろうとしたりと、仲間内の女の子みんなにアプローチとは女の子好きのスライが良く出ていました。
DATA
邦題:第64話
放送日:1995/10/21
監督:ドン・バーンハート
脚本:ロナルド・B・ソロモン
第7話 Secret Admirer
あらすじ・感想
クラスメイトの太った女の子リン・グリーソンが、2000ドルで16才の誕生日パーティーで演奏してくれるバンドを探していると小耳に挟んだスライ達。破格のギャラにスライは何としてもこの仕事をゲットしたいところだが、生憎スライはリンから嫌われていた。そこで、スライはリンに好意を持っていると思わせ、彼女をデートに誘ってドリームスの演奏を聴かせようと企む。
一度目は失敗したものの、二度目にリンを誘うことに成功したスライは彼女とシャーキーズへやって来て、ドリームスの演奏を聴かせて気に入ってもらえ、彼女の誕生日パーティーでのライブの仕事をゲットする。リンはすっかりスライのことを彼氏だと思い込んでラブラブムードだったが、スライがどうやってリンのことを振ろうかと仲間達と話しているのを立ち聞きしてしまい、傷ついてしまう。
マークは好きになったモリーのために愛のポエムを書いたのだが、それがロレーナの手に渡り、さらにジェイク、ティファニー、トニーへと流れていって、勘違いの嵐が起こってしまう。
お金のためにリンを利用しようとしたスライだったけど、ワルになりきれずに悩んでしまうところがスライらしいですね。
リンがいい子だとわかって誕生日パーティーをキャンセルしてきたのに、お金を返してリンのためにシャーキーズでパーティーを開いてあげるなんて、優しくて思いやりがあります。
正攻法でリンと話し合ってバンド出演の交渉をしたら上手くいっただろうし、リンを傷つけずにすみました。
すぐに悪知恵が働くスライのずる賢さと、スライのいい面の両方がよく出たエピソードでした。
マークのラブレターが回り回って、トラブルを引き起こしたエピソードも面白かったです。
トニーは先生からだと思い込み、にやけていたのが妙にかわいかったです。
マークは結局モリーとデートできなかったし、今のところ恋愛運がなさそうなのが残念ですね。
ゲスト
リン・グリーソン – クリスティ・ハウス
ブライドン先生 – ダルシャニー・ブルート
モリー – アシュリー・イートン
ホープ – ブランディ・アンダース
ダッチ – アンドリュー・ワッサー
Music
「Do Something」Vo:全員
「Way We Are」Vo:マーク、サマンサ
DATA
邦題:第57話
放送日:1995/11/4
監督:ドン・バーンハート
脚本:トニー・ソルティス
第8話 Old
あらすじ・感想
ティファニーが年配のサーファー仲間「シニアサーファーズ」と共にシャーキーズへやって来る。スライはシニアサーファーズにそんな年でサーフィンをやるなんて危ないと、ブラックジョークばかり並べ立て小ばかにした態度ばかり取っている。
メンバー達は年配者を敬おうという気持ちが強く、ティファニーが言い出したシニアサーファーのためのパーティーを開こうという案に大賛成するが、スライだけは相変わらず年寄りネタで皮肉ばかり言っている。「若いって素晴らしい!」と若さを満喫し練習場でうたた寝して目覚めたスライは、年寄りに大変身していた。
ドリームスが帰って来てスライの姿に驚き何かの病気かアレルギーではないかと病院に連れて行くが、「れっきとした75歳の体だ」と言われてスライはショックを受ける。ガックリ来てシャーキーズへ行ってみると、若々しく人生を謳歌しているシニアサーファー達に温かく迎えられ、楽しいひと時を過ごすのだった。
スライはいつものジョークでシニアサーファー達をからかっていたのかと思ったら、子供の頃のトラウマが原因だったとは驚きました。
本当はみんなと同じで年配者を大切にしようという気持ちが奥底にあるのに、スライは素直じゃないですね。
夢の中のスライは年寄り扱いされてショックを受けていたし、ドリームスのマネージャまでクビになってちょっとかわいそうでした。
スライがシニアサーファー達に言ったことがそのまま跳ね返って来て、きっと反省したことでしょう。
シャーキーズで楽しくやってkるシニア達に仲間に入れて、スライもかなり楽しそうでした。
病院でのシーンにはグっときたし、スライも素直に謝って気持ちを伝えることができて良かったですね。
1週間遅れになったけどパーティーも無事に開けたし、今回のストーリーとドリームスの曲が合っていて元気をもらえました。
ゲスト
ホノルル・ハンク – ルイス・テュレンヌ
オーストラリア・アルバート – ディーン・ウェバー
スタンピード・スティーブ – ロバート・バー
ワイキキ・ウォーリー – ポール・モトリー
ズーマ・ゼルダ – ロイス・ホール
デービス先生 – ミンダ・バー
Music
「Never Give Up」Vo:ジェイク
DATA
邦題:第55話
放送日:1995/11/11
監督:ミゲル・ヒグエラ
脚本:ロナルド・B・ソロモン
第9話 Operation Tony
あらすじ・感想
シャーキーズでライブが終わった後、トニーは大きなスピーカーを運ぶためにスライの手を借りる。スピーカーを運んでいる途中でスライは床に落ちていた5セントに気を取られて手を離してしまい、トニーは肩を痛めてしまう。サマンサは嫌がるトニーをティファニーがボランティアをしている病院に連れて行き、先生に診てもらうと、手術が必要で入院することに。
手術前日の夜、眠りについたトニーは自分の葬式の夢を見てすっかりビビってしまい、自分は死ぬんだと思い込んで病院を抜け出してしまう。
ティファニーの忘れ物を届けに来たイケメンドクターのジョー先生に一目惚れしたロレーナは、ティファニーと一緒にボランティアをすることに。ライバルがいっぱいいて見向きもしてくれないジョー先生の目に留まるようにと、ロレーナは露出度の高い制服を着てアプローチするが、全く相手にされない。
オープニングのトニーのドラムソロはとってもカッコよかったのに、怪我をしてしまうなんてアンラッキーでした。
自分の葬式の夢を見て手術が怖くなるというトニーの気持ちもわかるけど、昔からトニーは怖がりだったから余計にストレスになったのかもしれないですね。
茶化しながらもトニーを気遣っていた仲間達が素敵でした。
ロレーナのドクターへのアプローチ作戦は完全に失敗でしたね。
ユニフォームをセクシーにしてみたり仮病を使ってみたりとアイデアを色々と練っていたけど、デートまでこぎつけることができずに残念でしたね。
ロレーナは情熱的できれいなのに、これまで一回もロマンスネタが出て来ていないのが不思議なくらいです。
ゲスト
ジョー先生 – ジョエル・ビーソン
ハーシュ先生 – マイケル・マック
ニック – ブラッド パーカー
Music
「She’s Not You」Vo:ジェイク
DATA
邦題:第54話
放送日:1995/11/18
監督:ミゲル・ヒグエラ
脚本:ブレット・デューイ
第10話 Community Service
あらすじ・感想
学校でボランティア週間が始まり、ティファニーの呼びかけでドリームス達もコミュニティ・サービス・プロジェクトに加わることになる。ジェイクとトニーは食事の宅配、マークは清掃活動、サマンサは献血活動、ティファニーとスライはティーンのための悩み相談を受けるホットラインを担当することに。
最初は全くやる気なしのスライだったが、ホットライン担当の女の子達が美人ぞろいだったため、女の子目当てで参加したのだ。ところが、予算不足のためホットラインが金曜で閉鎖されることになり、このままじゃ女の子達とデートもできないと不純な動機から、スライはドリームスでチャリティー・ライブを開いて、そのお金をホットラインの運営費に充てようと提案する。
一躍ヒーローになって女の子達や先生からも賞賛を浴びて、黄金のトロフィーまで作ってもらったスライだったが…。
いつもなら女の子達に近づいても嫌われてしまうスライだけど、今回のホットラインの女の子達はすんなりスライを受け入れていたのが不思議でした。
お金大好きなスライで無料じゃドリームスのライブはやらないと言っていたのに、女の子達と一緒にいたくてポリシーを曲げてしまうところはスライらしかったです。
ホットラインにかかってきた電話を無視できず、スライなりにきちんと対応して相手の気持ちを軽くしてあげられたのは素晴らしいですね。
いつものお調子者スライと、隠れた優しさや思いやりのあるスライの両方がいいバランスでした。
お掃除担当だったマークはかなり臭っていたらしく、ライブ中に客からも嫌がられて移動しながらキーボードを弾いていたのがおかしかったです。
ゲスト
クルカ先生 – マイケル・ケイガン
ダグ – シェーン・ウェスト
Music
「To the End」Vo:ジェイク、マーク、トニー
DATA
邦題:-
放送日:1995/11/25
監督:パトリック・マロニー
脚本:ロナルド・B・ソロモン
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