CHASE/逃亡者を追え! 第6話~第10話 あらすじ・感想

第6話 爆風

あらすじ・感想

コーヒーショップで爆破事件が起こり2名が死亡し、現場に残されていた指紋からカーソン・パケットだと判明。パケットは暴行罪で逮捕状が出ていて、暴力行為から爆弾犯に転向した理由が謎に包まれている。爆破事件で負傷したメラニーの手術が終わりアニー達は話を聞きに行くと、爆破直後に窓からパケットが中を覗いていたらしい。

パケットが所属していた私的軍隊の一団を捕らえ、隊長のウィルソンは数週間前にパケットを勧誘して仲間に加え、彼が爆弾作りの基本を教えていた。さらに第2の爆破事件が起こり病院の医師がターゲットでスポーツジムごと吹っ飛ばされ、またもパケットは現場の外から爆発の様子を眺めていた。

パケットは酔ってはいないのにフラフラと歩いていたとの情報があり、何か病気を持っているのではと予測する。アニー達は病院でパケットの診察記録を手に入れ、医師の誤診で大した治療もされず暴れたパケットは病院から追い出され、恨みを抱いていた。

被害者2名の共通点からパケットが肉体労働をしていた会社で、彼が化学物質の影響を受けたと見て、次のターゲットはその会社の社長だと彼を保護することに。


アニーはがむしゃらに犯人を追いかけて、いつもかなり無茶をしていますが、仲間にもそれを求めてしまいました。
ジャンプしなかったマルコがいくじなしというわけではなく、アニーが無鉄砲で突き進むタイプだから、そこで行動の差が出てしまったのでしょう。

そんなアニーで今まで何度も華麗なアクションを見せてくれましたが、今回の爆弾で吹っ飛ばされるところは衝撃的でした。
後半はアニーなしでの逮捕劇となり、チームワークがよかったですね。

ジミーが上手くチームをまとめていましたし、みんなアニーのためにという思いが強かったのでしょう。
デイジーの爆弾処理やルークの犯人射殺など、みんなに見せ場がありました。

アニーもベンといいムードだったし、ベンは信用ならないバウンティ・ハンターですが、彼なりにアニーを気遣っているなと感じました。

ゲスト

ベン・クロウリー – エディ・シブリアン
クレイグ・ウィルソン – クリストファー・カズンズ
カーソン・パケット – エンヴェア・ジョカイ
メラニー・ロビンス – リンゼイ・パルシファー
ランドー – マイク・カニゾー
ノーウッド・ヘイズ – ジェーソン・ダグラス
リック・エルモア – ザック・ローズ
キャンベル – リカルド・キャンベル
マット・ラーキン – ジェフリー・サマー
ブレイズ – コーディ・ダニエル

DATA

原題:Havoc
放送日:2010/10/25
監督:ジェフリー・ハント
脚本:ライアン・ファーリー

第7話 偽りの正義

あらすじ・感想

連邦保安官のボブ・マグローは17歳の少女ケイティが運転する車を止め、スピード違反の切符を切ろうとしていた。後続車が道をふさいでいると文句をつけてきて、運転手の弁護士を車から出るよう要請するが相手が暴れ出し発砲して殺してしまう。その様子を見ていたケイティは怖くなって逃げ出すが、後ろからマグローが撃ち殺す。

アニー達の元へ事件の連絡が入り、マグローは偽の保安官だということが判明する。自宅から母親の車を持ち出して逃亡し、母親ですら本当の保安官だと思い込んでいて毎日仕事に行っていたと証言する。

彼が勤めていた保安官事務所に行くと、キーガン保安官は輝かしい経歴のマグローを雇ったとのこと。彼のプリンターから最後に印刷した情報を追うと、元性犯罪者ペンを探していることが判明する。公園でアイスクリーム売りをしていたペンの前にマグローは現れ、改心したというペンに対しぬいぐりみなどを見つけて彼を射殺する。

マグローはたまたま通りがかった連中が国境付近の密入国者の対応に困っているという話を耳にして、民兵全員に保安官代理の任務を与え、密入国者を逮捕させることに。その情報におびき出されたアニーのチームはマグローは当にメキシコに向かっただろうと予想していた。


前回、デイジーとルークが飲みに行って意気投合していましたが、寝てしまったようですね。
ルークは姉御肌のデイジーのことを好きになったかもしれないけど、デイジーはどうなんでしょう。
どう見てもルークはデイジーのタイプじゃない気がします。

また、ルークの父親が権力者で議員が会いに来ていましたが、ルークは権力者の父の七光りじゃなく自分の力だけで出世したかったのでしょう。
今ではアニーのチームメンバーが家族ですし、ワシントンに戻る気は全くないときっぱり断ってていたのがカッコよかったです。

今回の犯人ボブは堂々とアニーの家に侵入するとは大した度胸です。
アニーも負けていなくて手錠したままカーチェイスしていましたが、警官に止められてIDもバッジもなく連邦保安官だと言っても信じてもらえなかったのはさぞ悔しかったでしょう。

最後にはバシっと決めてボブの肩か腕を撃ち抜いて、バッジを取り戻した時にはすっきりした表情でした。

ゲスト

ボブ・マグロー – ウィリアム・リー・スコット
マグロー夫人 – ミーガン・フェイ
ネビンズ議員 – ジェームス・インガーソル
キーガン保安官 – ディーン・ノリス
カルビン – ジェームズ・マッコーリー
ウィルフレッド・ペイン – ブレット・ブロック
ロイ – ルーク・コーヒー
ウェンディ – モナ・リー・フルツ
ライアン・ペン – ジョン・ランチ
ケイティ・カルビン – シェラミー・リー
ラリー – リー・ストリンガー
キャンベル – リカルド・キャンベル

DATA

原題:The Posse
放送日:2010/11/8
監督:ホリー・デイル
脚本:エリック・オレソン

第8話 手紙

あらすじ・感想

連続殺人犯のカート・シーヴァーは8年間刑務所にいて、歩けずに車椅子で生活していた。護送中に刑務官2名を殺害して銃とナイフを奪って逃走し、足はとっくに治っていたようだった。

アニーは刑務所の彼の部屋を調べ、大量の手紙を発見して持ち帰ることに。アニーはシーヴァーと同じ房だったメイソン・ボイルから話を聞き、ボイルが脱走した時のことを詳しく説明し、もう一度脱走するならと改善点まで聞かれたとのこと。

アニーはボイルの娘に手紙を渡すと約束し、彼はシーヴァーがほどよく車が通っていて隠れ場所も多い北の方に逃げたのではと言っている。シーヴァーはバンを手に入れて早々に好みのタイプの女性を襲い、長期不在にしている家に忍び込んで着替えまでして逃亡を図る。

アニーの元にシーヴァーに関する研究をしているというエド・キャストウィックが訪ねて来て、シーヴァーに関する分析結果を伝える。足に怪我をしたシーヴァーは森に逃げ込み、アニーとジミーが足跡を追っていた。シーヴァーは通りかかったハンターに道に迷って足に怪我をしたと助けを求め、ハンターの妻を拘束してひと晩泊まり出て行ったとのことだった。


1話目であれだけアニー達を翻弄していたメイソン・ボイルが再び登場しました。
もっと事件に関わってくるのかと思ったら、すっかり丸くなっていて娘を心配する普通の父親って感じでしたね。

でも、アニーの写真を隠し持っていたから、また脱獄したりアニーに復讐しようと何か仕掛けたりするのを期待しています。
今回はアクション少なめで、アニーのカッコいい姿があまり見られなくて残念です。

最初の頃から感じていましたが、もっとジミーやマルコ、デイジーが活躍するシーンが見たいですね。
いつもアニーが1人で張り切ってちょっと無茶して犯人を追いかけ、逮捕するというパターンに落ち着いてしまっています。
みんな実力のあるメンバーですから、きっとそれぞれが輝けると思います。

エド役のパトリック・フィッシュラーは色んなドラマで見かけますが、いつも個性的な役柄が多いですね。
冒頭にチラっと出てきてアニーに軽くあしらわれていましたが、やはりアレで終わりではなくしっかりとストーリーに絡んできました。
特徴のあるお顔をしていらっしゃるので、脇役でもしっかり目立っていました。

ゲスト

メイソン・ボイル – トラヴィス・フィメル
カート・シーヴァー – ジム・トゥルー=フロスト
エド・キャストウィック – パトリック・フィッシュラー
タミー・キーズ – ジーナ・ショウ
ハリー・ガジェオン – リッキー・カッター
ルース・マーラー – ケンドラ・チェイス
ダニエル – ブライアン・ソーントン
キャンベル – リカルド・キャンベル

DATA

原題:The Longest Night
放送日:2010/11/15
監督:ダーモット・ダウンズ
脚本:スコット・M・ギンプル

第9話 クレイジー・ラブ

あらすじ・感想

26歳のジャクソンはカリーナとデートした後彼女を家まで送って行くが、彼女の父親が怒っていて一対一で話し合うことに。父親を説得できなかったとカリーナには話し、このまま車で駆け落ちしようと持ちかけて2人でカリフォルニアを目指すことに。

アニー達はカリーナの家で父親が殺されているのが発見され、殺人犯としてジャクソンを追いかけ、カリーナは共犯者なのか人質なのか判断できずにいた。カリーナの友達から母親がカリフォルニアで亡くなったと聞き、2人はカリフォルニアを目指しているのだろうと足取りを追うことに。

ジャクソンはガソリンスタンドのトイレで男を殴り殺して金と車を手に入れ、カリーナには自分の車とオープンカーを交換したと話す。カリーナはこっそり携帯でブログをアップしていて、それにアニーが返事を書き込んでいた。

ジャクソンがどれだけ自分を愛しているのか証明してくれと言うので、タトゥーショップに行ってカリーナはジャクソンのために小さな月のタトゥーを手に彫ってもらう。しかし、タトゥー・ショップの店員もジャクソンにバットで殴り殺されてしまう。

車の運転をカリーナに教えながら走っていたが道路から外れて脇道に突っ込み、車は故障。しかし、ジャクソンはカリーナを避難したりせず優しく言葉をかけ、すっきりすると2人で石をフロントガラスに投げつけ、ヒッチハイクで進むことに。


今週も落ち着いたストーリー展開で、アニーのアクションはそれほど見られませんでした。
その代わりプロファイルが冴えていてアニーはカリーナとジャクソンがどこへ向かったのか、カリーナの身になってカリフォルニアだと突き止めたのはスゴかったです。

カリーナのブログにコメントを書き込んで彼女が共感して信頼してもらえるような内容だったりなど、プロファイラーアニーの方が目立っていました。

タッチの差で2人がメキシコ入りしてしまってもうできることはないとバッド・エンドな予感でしたが、カリーナからアニー宛のメッセージで動きがガラっと変わりました。

カリーナは16歳だからまだ若くてジャックに夢中だったから彼が行く先々で殺人を犯しても、終盤まで気づかなかったのでしょう。
ジャックの本性を知ってもまだ16歳じゃ怖くて、逃げ出したくても逃げ出せない状況で、アニーに助けを求めるので精一杯だったんですね。

そのカリーナ役の子はどこかで見たことがあると思ったら、フラッシュのケイトリン役の方でした。

ゲスト

ジャクソン・リアリー – スティーヴン・ストレイト
カリーナ・マシューズ – ダニエル・パナベイカー
レイチェル・ヘンドリクス – アレクサンドラ・ブロムスタッド
アラン・マシューズ – デヴィッド・キース
ヘイゼル・クレモンズ – ケイラ・カーライル
フロイド – クリス・オズボーン
デレク – ニコ・レッド・スター
キャンベル – リカルド・キャンベル

DATA

原題:Crazy Love
放送日:2010/11/22
監督:ディーン・ホワイト
脚本:ダリオ・スカーダペイン、トレイシー・マクミラン

第10話 女友達

あらすじ・感想

カナダからの逃亡者カレン・ネルソンがテキサスに来ているとの情報が入り、カレンは銀行強盗と夫殺しの罪で指名手配されている。アメリカでもすでに銀行強盗をやっていて、相棒らしき女性とバーにいるとの情報を入手する。ジミーとルークがバーに潜入して写真を撮り2人の指紋を手に入れ、銀行強盗だという確実な証拠を得て追いかけることに。

2人は銀行員の家族を人質に取り夫の銀行員に金を盗ませ、指定場所まで持ってきたら家族を解放するという手口だった。車を乗り換えるためにカーショップへ行き、店員を上手く言いくるめて別の営業所までバンで乗せて行ってくれと頼んで、道中で店員を放り出して逃亡を続ける。

次も同じ手口で銀行強盗をやるが、金の受け渡し場所に来ると銀行員は金を盗んできておらず、カレンが撃ち殺してしまう。これに怯えた相棒のアイヴィーは途中で逃げ出して夫の元へ。

しかし、夫はカレンとアイヴィーを警察に引き渡すつもりで指名手配書を持っていて、カレンは彼を殺してしまい、アニー達が着た頃にはアイヴィーの夫の車で逃げた後だった。アイヴィーは夫から暴力を受けてカレンが救い出して仲間にし、お互い強い信頼関係で結ばれているようだった。


冒頭の犯人を追いかけるシーンはスピード感があって、ワクワクしました。
いつも通りアニーとジミーが犯人を追いかけ、アニーがピンチになったらジミーが手を貸し、チームワークも抜群です。

今回はヘリでルークが指示を出していて、新人を卒業してしっかりチームの一員として活躍していましたね。
ムードメイカーでジョークで笑わせてくれるマルコが今回はほとんど出番なしで悲しかったです。

オープニングの迫力をずっと維持してくれたら良かったのですが、本編に入るとやや冗長なストーリー展開だったのが残念でした。
カレンはアイヴィーを助けると言いつつ、自分がいつも有利になるようにコインに細工していたというオチは面白かったですけどね。

アニーとデイジーの女子トークも楽しかったです。
いつもは見せないような笑顔で楽しそうにおしゃべりで盛り上がりネイルサロンでペディキュアを塗っていて、男勝りのアニーもやはり女性ですね。
ブーツのニックネームの由来っぽいものとか、またアニーのパパネタが出てきたりと、ちょっとずつアニーの過去も明かされてきそうです。

ゲスト

カレン・ネルソン – ヤラ・マルティネス
アイヴィー・コリンズ – シェリリン・ウィルソン
ニール・コリンズ – ドニー・ボアズ
クイン・コルッチ – ノア・ポデル
リサ・コルッチ – ジョアナ・シェレンバーグ
キャンベル – リカルド・キャンベル

DATA

原題:Under the Radar
放送日:2010/11/29
監督:デラン・サラフィアン
脚本:ジェニファー・ジョンソン

CHASE/逃亡者を追え!

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