CHASE/逃亡者を追え! 第11話~第15話 あらすじ・感想

第11話 裏切り

あらすじ・感想

アニーとルークは裁判所で銃声を聞き、警官を殺して脱走した囚人2名を追いかけることに。2人は別々に逃げ、アニー達はクリス・ノバクを追いかけ、現場へ急行中のジミー達はパウエルを車で追い詰めて無事に逮捕する。彼は駐車場で女性を拉致してホテルに逃げ込み、清掃員を殺して服を奪い業者のバンでまんまと逃げおうせてしまう。

デイジーがノバクが逮捕された時のことを調べると警察へ匿名の電話があり、予定より早く現場に到着してノバクを逮捕できたと判明する。ノバクは昔からの友達グリーンを訪ねて、彼とよく行っていたバッティングセンターへ。グリーンはノバクのために車と現金を少し用意するが、ノバクは彼こそが裏切り者で警察に通報し自分の恋人ティアを奪ったと解っていて、彼を殺して逃亡する。

ノバクはティアにグリーンのふりをしてメールを送り、グリーンの裏切りを確信し、ティアの働く病院へと向かう。ティアは病院で看護師をしていて、ジミーの彼女ナタリーもその病院の医師だった。ナタリーの身を案じたジミーはスワットと共に突入する。


今回はスピード感があってハラハラする展開で、存分にアクションも楽しめました。
アニーのアクションシーンもさることながら、今回はルークが大活躍していましたね。

冒頭でルークはまだまだ新入りとして扱われていて不満そうで、コインをもらえなかったことでダダをこねていましたが、最後にはやり切ったという充実感があって晴れやかな顔をしていたのが印象的です。

ルークとデイジーの仲はどうやら続いているようですね。
ジミーだけじゃなくみんな知っていて、みんなにからかわれて照れていたルークがかわいかったです。

アニーも言っていましたが、ノバクが人質を連れて車で走り去る時には人名を優先してタイヤを撃ち抜き、病院ではアニーのサポートを見事にこなしていました。
そのおかげで、アニーからコインをもらえてルークも嬉しそうでしたね。

ジミーの恋人ナタリーが初登場でしたが、アニーがちょっぴり妬いていたように見えたのは気のせいでしょうか。

ゲスト

クリス・ノバク – オマリ・ハードウィック
ティア・アーチャー – ポーラ・ガーセス
ナタリー – シエナ・ゴインズ
テリー・パウェル – マイケル・レイ・エスカミーリャ
ドニー・グリーン – デヴィッド・パラック
トレバー・ハニガン – チャド・ハルブロック
エド・グリーン – リック・ヘロド
グレッグ・スターンズ – グレイディ・マッカーデル
ウェンディ – エイプリル・ミラー
リチャーズ – カール・セイヴリング
キャンベル – リカルド・キャンベル
ラミレス – ダレル・チャムリー

DATA

原題:Betrayed
放送日:2010/12/6
監督:イーグル・エギルッソン
脚本:エリック・マウンテン、ジェローム・シュワルツ

第12話 麻薬カルテル 前編

あらすじ・感想

アニー達はDEAと協力して麻薬カルテルのボス、パブロ・コルドヴァを逮捕する。その2ヵ月後、コルドヴァの公判が始まるが、証人保護プログラムを受けていた会計係のマックスが焼死体で発見され、犯人はコルドヴァの妻イザベラとコルドヴァの右腕トレスだと判明する。

証人をかくまっていた場所がばれていたことから機関内に内通者がいると判断し、アニー達は慎重に捜査を進めることに。イザベラは妹マリアに頼んで車を変えてもらい、息子マシューと国外へ脱出するために飛行場へ向かっていた。途中で警官に止められるがイザベラが携帯でパトカーの番号を知らせ、その直後、警官に電話がかかってきてイザベラ達は逃げてしまう。

アニー達はイザベラを逃がした警官を問い詰めると、脅されて警察よりも家族の身の安全が大事だと話す。一方、検察側は証人が死んでしまって起訴を取り下げようかというところまで来ていたが、新たな証人が現れて24時間後に裁判が再開されることに。証人の身を案じて検察側はアニー達にもセーフハウスの場所を明かさないことに。

マシューと飛行場に着いたイザベラは飛び立つ直前になって新たな証人が現れたことを知る。アニー達は飛行機の出発を阻止しようと車で滑走路をふさぐが、飛行機の中にはマシューしか乗っていなかった。


前後編だけあってなかなかストーリーが練られてあるし、どんな展開になるのか気になって仕方なかったです。
イザベラは普段から夫の事業に関わっていたのかどうか不明ですが、夫のために残酷なことを次々にやってのけるなんて、余程夫のことを愛していたのでしょう。

逃げようとした寸前でいつも何かが起きて巻き込まれていく…。
イザベラにはそんな印象です。
息子を見殺しにせず戻って来て苦労の甲斐あって夫は釈放されたけど、悲劇に終わったのが残念でした。

アニーが撃たれた時には焦りましたが、傷は痛そうだったけどちゃんと防弾ベストを着ていたんですね。

コルドヴァの手下らしき男達に拉致されたアニーですが、コルドヴァは敵対勢力だけじゃなくアニーにまで恨みを持っているようです。
後編がどんな展開になるのか、さらに楽しみです。

ゲスト

パブロ・コルドヴァ – ヤンシー・アリアス
イザベラ・コルドヴァ – ラナ・パリラ
マシュー・コルドヴァ – アントニー・デル・リオ
ナタリー – シエナ・ゴインズ
フェリックス・ペレス – マイケル・アービー
マリア・ブランコ – カレン・オリーヴォ
ヘクター・トレス – モー・ガリーニ
ダン・オニール – デーモン・カーニー
ティルマン – ロジャー・エドワーズ
アレックス・ハーディング – ザック・ホプキンス

マックス・ラミレス – リック・オルベーラ
ホセ・サンチェス – ノエル・リベラ
マンデルバウム – トッド・テリー
ブライアン – スティーヴン・ウォルターズ
キャンベル – リカルド・キャンベル
チャド・ハーディング – ジョージ・キャット

DATA

原題:Narco (Part 1)
放送日:2011/1/19
監督:ダーモット・ダウンズ
脚本:ジェニファー・ジョンソン、シャイナ・スタインバーグ

第13話 麻薬カルテル 後編

あらすじ・感想

拉致されたアニーはコルドヴァの手下達にメキシコの農場に連れて行かれ、閉じ込められてしまう。隣の部屋に誰かいて壁ごしに名前を聞くとティム・オニールだと答え、コルドヴァの事件を担当している連邦検事補の息子だった。アニーはティムから食事を運んでくる男の情報を聞き首を吊って自殺したように見せかけ、相手を倒して銃と鍵を奪い、車で逃亡する。

近くのガソリンスタンドに入るとすでにコルドヴァの手下達が来ていて、店主を脅して逃亡者は見ていないと答えさせて、車を変えて逃亡する。夜中にアニーが誘拐されたとの情報を受けたジミー達は集まり、まずはコルドヴァに脅しをかけて手下と連絡を取らせようとする。

ジミーはアニーの命が危いとチームメンバーだけで処理し法を犯して助け出そうとするが、ルークは反対して上司に報告しようとする。アニーが誘拐された時の防犯カメラ映像から実行犯のチャベスを見つけ出し、コルドヴァと敵対する麻薬カルテルのボス、ゾロに引き渡してアニーの行方を吐かせることに。

ゾロからアニーはメキシコのどこかに連れて行かれたと聞き、ジミーはコルドヴァを違反チケットで逮捕して別の場所に隠し、違法な尋問を続ける。検問に引っかからないようにアニーは田舎道に入って空き家にこもり、電話が通じていたので局に連絡するが、助けがくるまでに4時間は粘らなくてはいけなくなる。


ジミーとアニーの絆は強くて、マルコやデイジーも法を犯してでも助けようとするチームワークの良さにじーんとしました。
一番最後に入ったルークは真面目だし正義感が強いから、彼が言っていることはもちろん正論です。

ジミー達はさらわれたのがアニーで、正攻法で行こうとすると時間がかかりすぎてアニーの命が危ないというのを経験上知っているから、無謀な手段に出たのでしょう。

さらわれたアニーも相変わらずタフで、ティムを連れて逃げる様はカッコ良かったですね。
ガソリンスタンドの店に警察がやって来たり、空き家に隠れていた時にカルテルの連中に集中砲火されても、ひるまず対抗していました。

軍が助けに来たかと思ったら、ジミーが助けを求めたゾロのカルテルだったのは驚きです。
アニーの居場所を吐かすためにも力を貸したりなど、ゾロはジミーに借りがあるのでしょうか。
最後にアニーがギュっとジミーとハグしていた時にはほっとしました。

ゲスト

パブロ・コルドヴァ – ヤンシー・アリアス
ナタリー – シエナ・ゴインズ
フェリックス・ペレス – マイケル・アービー
メリッサ・ランドルフ – ニア・ロング
ゾロ – ネスター・セラーノ
ヘクター・トレス – モー・ガリーニ
ティム・オニール – ブリジャー・サディーナ
ダン・オニール – デーモン・カーニー
ジョージ – カルロス・ロドリゲス
ピーター・チャベス – サミー・デシルバ
マンデルバウム – トッド・テリー
キャンベル – リカルド・キャンベル
チャド・ハーディング – ジョージ・キャット

DATA

原題:Narco (Part 2)
放送日:2011/1/26
監督:ホリー・デイ
脚本:エリック・オレソン、ジェローム・シュワルツ

第14話 理想の父親像

あらすじ・感想

保安官補のジャスティン・テートが妻を殺して逃亡する。彼が残したパソコンの中を調べると、一人親の独身女性とのデートサービスに登録していて、その中の1人ヘザーと1年ほど付き合っていた。

アニーが話しを聞いている間、デイジーは娘クリスティーンの様子がおかしいのに気付き、テートと体の関係がありデートサービスはシングルマザーではなく娘狙いで利用していたのに気付く。ルークの機転でテートは死んだ人物のIDを偽造していると踏んで調べていると、10日前に死んだ男性にたどり着き、彼のクレジットカードで車を買い北へ向かったことが判明する。

その頃、テートはミズーリ州で10歳の娘ゾーイと暮らすシングルマザーとバーで出会っていて、ゾーイともすぐに打ち解けていた。母親とデートするという目的でゾーイの家に入り込み、母親がまだ戻って来ないうちに料理を始めてゾーイに手取り足取りトマトの切り方を教えていた。

パトロール中の警官がテートの宿泊しているモーテルの前に止まっている車のナンバーをチェックし、テートが指名手配になっているのを突き止める。


前回のコルドヴァの件で内務調査が入っていて、色々と調べられているようでした。
正義感の強いルークは本当のことを言いたいけど仲間は裏切りたくないという板ばさみになっていて、ちょっとかわいそうでしたね。

みんながルークの顔を見るたび内務調査はどうなっている?と聞いてきて、ルークも仕事に集中できずイライラしていて、かなりストレスがたまっていたようです。

今回の事件でデイジーの様子がちょっとおかしいなと思ったら、実は子供がいたんですね。
被害にあった子供達とちょうど同い年くらいだから、余計にテートの犯罪に腹が立っていたのでしょう。

デイジーにどんな事情があるのかはわかりませんが、いつもクールなデイジーが感慨深げにアルバムを開く姿が印象的でした。
終盤のアニーのアクションもカッコよかったし、アグリーベティの編集長が犯人役というのも見所でしたね。

ゲスト

ジャスティン・テート – エリック・メビウス
クリスティーン・ニコルズ – ミア・フォード
サンドラ – トーリ・ヒギンソン
ゾーイ – ベイリー・マディソン
ヘザー・ニコルズ – クリスティー・リン・スミス
ジョージ – アラン・アクレス
ソフィア・テート – デジレー・アバロス
アビー – リーアンヌ・ロッケン
レディントン – ダリル・コックス
ドネリー – デヴィッド・マルドナード

アベル・バージェス – マーカス・M・モールディン
レニー – ブリーナ・バレンシア
カルコット – スティーブ・シアラー
カール・スパックラー – ジョン・スウェージー
ブライアン・ブッフォン – スティーヴン・ウォルターズ
キャンベル – リカルド・キャンベル
チャド・ハーディング – ジョージ・キャット

DATA

原題:Father Figure
放送日:2011/4/23
監督:イーグル・エギルッソン
脚本:グレッグ・プレイグマン、エリック・オレソン

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第15話 7年後

あらすじ・感想

レイプ事件で7年間刑務所に服役していたボトナーは脱獄を企て、ゴミ回収車に隠れて刑務所を脱出する。アニー達は警察犬を連れて後を追うが、川を泳いで臭いを消していたため行方を見失ってしまう。ボトナーは精神科医のパクストンの元へ現れ、金や洋服、車を貸してもらって逃亡するが、車にはGPSが付いていてそれを頼りに行方を追うことに。

ボトナーは被害者のキャロラインを現場まで連れて行き、彼女の証言がウソだと見抜いて、真実を知るために裁判所へ。受付けを上手くだまして裁判資料を盗み、別の被害者メーガンの元へ向かう。アニー達が到着した頃にはボトナーの姿はなく、目的の情報を探し当てたらしい。

メーガンを同じように現場へと連れて行き、自分には身長が低すぎて犯行は無理だと納得させて去って行く。次にボトナーは向かったのはスーパーで、妻リディアを倉庫へ連れ出して自分が冤罪だったことを知らせ、当時親友だったブライアンが犯人だと彼の元へと向かう。

しかし、ブライアンは従軍時代に怪我をしていて犯行は無理で、真犯人の正体は解らないままボトナーはおとなしく降伏してアニー達に逮捕される。


毎回、犯人が逃亡中に何人も殺されるけど、今回は珍しく殺人が起きませんでした。
ボドナーは復讐するために脱獄したのではなく、自分をハメた犯人を探すためだったからでしょうね。

ちゃんと理性のある人でファンタジーはファンタジーだとわかっていて、正義を貫こうとした結果こうなってしまっただけだと思います。
7年間も冤罪で刑務所に入れられていたのは気の毒ですし、家族すら信じようとしなかったのも影響しているでしょう。

犯人探しで二転三転して、意外な人物が犯人でした。
被害者から情報を得て、被害者に犯人は自分じゃないと納得させたのも好感が持てました。

前回の事件から様子がおかしかったデイジーですが、過去にトラウマがあったのですね。
ルークが助けようとしていますが事情を少し話しただけで、首を突っ込まれたくない様子です。
姪っ子が同じ音楽の先生にバイオリンを習いに通い始めたから、今まで何もしなかったデイジーも動かざるを得ないですね。

ゲスト

デヴィッド・ボドナー – ジェイソン・バトラー・ハーナー
ビル・カーター – ブレント・アンダーソン
キャロライン・ベルキン – エリン・ケイヒル
アラン・パクストン – マシュー・デル・ネグロ
ジョージ・ディアス – エドガー・アレオラ
ブライアン・ポデンスキー – ショーン・ブライソン
ジャレッド・ポーター – ダリル・コックス
ヒラリー – クロエ・チェンゲリ
クララ – アリシア・パスクアル・ペナ
ロペス – ジョージ・ロダス
キャンベル – リカルド・キャンベル
ラリー・ハミルトン – ケン・ウッダード.

DATA

原題:Seven Years
放送日:2011/4/30
監督:ダーモット・ダウンズ
脚本:ジェニファー・ジョンソン、シャイナ・スタインバーグ

CHASE/逃亡者を追え!

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