第6話 私を愛して(前編)
フィッツは大学の巡回講義で心理学を学生達に教えていて、女性学生からラブレターをもらっていた。感電死した男子学生が森の中で発見される。学生は直前に女性と体の関係を持っていた模様。
同じ頃、フィッツは犯人らしき女性から、またもやラブレターが届き、犯罪について触れられていた。フィッツの友人で社会心理学のアイリーンから助手のジャニスを紹介され、彼女こそラブレターの送り主だったが、フィッツは彼女には見向きもせずギャンブルの話で盛り上がっていた。
またもや同じ手口の犯罪が行われ、学生が裸で殺されてしまう。その近くで犬を散歩中だった男性の遺体も見つかった。フィッツの見立てでは、犯人の顔を見てしまったため、男性は殺されたとのこと。
ペンハリガンやアランは犯人はフィッツに思いを寄せているので、この事件から彼は外れるべきだと主張する。
第7話 私を愛して(後編)
フィッツは捜査から外れることになり、代わりにアイリーンが心理学者として参加すると、ワイズはテレビで放送する。テレビを見たジャニスはラジオの電話相談に出ていたフィッツに電話してニーナと名乗り、人は殺さなかったが捜査に復帰しないとまた人を殺すと脅す。
頭のいいジャニスは警察がタイヤのチェックをしているのを見て、すぐに修理工場でタイヤ交換をして大学へ。次のターゲットとして、フィッツの息子マークに目をつける。
マークを部屋に引き入れるが女性と色々あったマークはジャニスには手を出さず、帰ろうとしていた。ジャニスに頭を殴られたマークは気が付くとベッドにいて、鎖で手足を拘束されていた。
その頃、フィッツの自宅に奇怪なファックスが届き、マークが殺されそうになって何とか止めようと策をめぐらせていた。
スペシャル ホワイト・ゴースト
フィッツは特別講師としてホンコン大学に招かれて、講義を行っていた。ホンコンで小さな会社を経営するデニスは、友人でもあるピーター・ヤンから、会社が経営難になっていて買収すると告げられ頭に来ていた。
同棲中の恋人スー・リンはお腹に子供がいたが、経済状態から子供は産めないとデニスに話す。追い詰められたデニスはピーターを訪ね、殴り殺してしまう。事件解決のため、香港警察はフィッツを心理学者として雇うことに。
フィッツは相棒が欲しいとイギリスのペンハリガンを指名するが、やって来たのは部長刑事のワイズだった。デニスはスー・リンをコンテナに閉じ込め、彼女が子供をおろそうとしていた医師を訪ね殺害する。
フィッツは2件の殺人の手口が同じだと見抜き、何も接点がなさそうな事件を同一犯によるものだと推理する。
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