デスパレートな妻たち シーズン2 第6話~第10話 あらすじ・感想

第6話 妻として女として

あらすじ・感想

ポール・ヤングがザックを探しにウィステリア通りに戻ってきた。スーザンは警察にポールがフーバーさんを殺したと告発し、事情を知っているマイクの元に警察と共に訪れたが、マイクはスーザンの話を否定する。

カルロスの予審直前に弁護士のデビッドが銃で撃たれてしまう。ガブリエルは病院に見舞いに行きデビッドに優しく接するが、それを愛情だと勘違いしたデビッドはカルロスの担当を降りると言い出した。

ジョージとの仲が深まり体の関係を持とうとするブリーは、じんましんが出てしまう。カウンセラーに相談してみると、レックスに対する罪悪感からくる精神的なものだと指摘される。

上司のニーナを始めスタッフ達からスーツを馬鹿にされたリネットは、新しいスーツを買ってプレゼンに臨む事にした。しかし、トムからスーツ代が高すると注意されて返品するつもりだったが、やはり周りの目が気になり、値札を隠して新スーツでプレゼンすることに。


ブリーがどんどんジョージの毒牙にかかっていって、誰か気づく人はいないのかと不思議になります。
ジョージと深い関係になろうとするとジンマシンが出てしまうなんて、ブリーが心の中ではジョージの危険な部分を察知していたんだと思いましたが、どうやら罪悪感からだったみたいです。

久々にゴールドファイン先生が出てきて、先生がブリーにジョージの危険を知らせるきっかけになるかと期待していましたが、そう上手くもいきませんでした。

ジョージは一歩引くことでブリーの孤独感をあおり、今のところジョージのペースで進んでいます。
ブリーは頭の回転もいいし私立探偵なみに観察眼がありますから、ちょっとしたほころびからスラスラとジョージの正体を見破って制裁を加えてくれるはずです。

ゲスト

デビッド・ブラッドリー – エイドリアン・パスダー
ルイス – ボブ・クレンデニン

DATA

原題:I Wish I Could Forget You
放送日:2005/11/6
監督:ラリー・ショウ
脚本:ケビン・エッテン、ジョシュ・センター

第7話 はかなき夢

あらすじ・感想

やんちゃな双子を持つハーパー夫妻と知り合ったリネットは、週末には交代で子供達を預かることにした。スカーボ家にやってきたハーパー家の子供達は、両親の夜の生活を撮ったビデオを持ち込みひと騒動起きる。

イーディと別れたばかりの元夫カールがスーザンの家にやって来た。マイクと別れて傷心のスーザンは心の痛手をカールと分かち合い、盛り上がってベッドインしてしまう。

ジョージが買った家に連れて来られたブリーは、ジョージの母とその友人に見守られながらジョージからプロポーズをされ、断り辛い雰囲気に呑まれてしまい思わず「イエス」と答えてしまうのだった。

モデル時代の友達がガブリエルの家にやって来ることになった。新しいドレスを買いに行くが妊娠3ヶ月でサイズが合わず、ブリーに応急処置で裁縫してもらって急場をしのぐ事にするが、友達にはあえなく妊娠がバレてしまう。

ケイレブが家から逃げ出してしまい、ブリーの家の中を探すためにマシューが忍び込むが、ダニエルに見つかってしまう。マシューはダニエルに気のある素振りを見せて、その場は何とか怪しまれずにすんだが…。


ゴールドファイン先生が襲われガブリエルの家に侵入者がいたりと、犯人はそれぞれ違うものの事件の多い街です。
ブリーはジョージに押し切られた形で、プロポーズされてOKするしかなかったですよね。
新居まで用意していて親や親族が見ている中で、断れない雰囲気にジョージが持って行ったのでしょう。

ジョージの思惑通りに事が進んでいて、邪魔する者に対しては容赦なく制裁を加えていて、完全にいっちゃってます。
ブリーには早く真実に気づいてほしいし、ジョージの魔の手から逃げてほしいです。

ガブリエルは、昔の友達と会って今の状況がどんなに幸せなのかに気づいたし、ブリーのアドバイスもあってようやく受け入れる気持ちになれてよかったです。
でも、そういう時に限って不幸は訪れるものです。
ブリーにエコー写真を取って来てと頼んだみたいで、母親としての愛情が芽生えて大事そうに写真を抱えていたのが印象的でした。

ゲスト

レオナルド・ハーパー – ラリー・ミラー
ノーマ・ハーパー – ミーガン・フェイ
フランシス・ウィリアムス – リンダ・ダーノ
シール – マリー・チータム
スタン・グラッチ – エディ・キーラー
ルイス – アルバート・ガルシア
ジミー・ハーパー – ブレッケン・パーマー
P・J・ハーパー – ブリッジャー・パーマー
アリソン – ターニャ・ライヒェルト

DATA

原題:Color and Light
放送日:2005/11/13
監督:デヴィッド・グロスマン
脚本:マーク・チェリー

第8話 赤い風船

あらすじ・感想

ガブリエルの家に侵入者があったことから、ウィステリア通りの住民達が集まってプロのガードマンを雇おうと話し合っている。ケイレブの身が心配なベティはこれから採決を取とうという時に突然ピアノを弾き始めて、住民達の気をそらすのに成功する。

夜遅くに双子達が路上で遊んでいるのを知ったリネットは、トムの危機管理が甘い事を解らせるために会社のステューに頼んで、不審者を装って双子達に誘いをかけてもらうことに。

流産したガブリエルは心の痛みなど感じていない素振りで、いつも通りショッピング三昧である。カルロスからガブリエルの護衛を頼まれたという務所仲間のヘクターがソリス家を訪れるが、ガブリエルはヘクターを追い払おうとするのだった。

スーザンは自伝を書くために父の事を調べ始めたが、軍の記録にはどこにも父の名前は載っていなかった。母ソフィーの結婚式のリハーサルでその事を聞き出そうとするが取り乱したソフィーはその場を去ってしまい、モーティーから誰にでも隠したい秘密があると聞かされ納得するのだった。

新聞に自分とジョージの婚約記事が載っていたのをきっかけに、ブリーの家にジョージの元恋人が訪ねてくる。彼女はジョージの独占欲の強さや危険を忠告しに来たのだが、どこか疑いつつもジョージを信頼しているブリーは彼女を厄介者扱いして追い返してしまう。


前回、ガブリエルの家に不法侵入があって救急車で運ばれて行きましたが、お腹の赤ちゃんはダメだったみたいですね。
徐々に母性に目覚めていいママになりそうだった矢先だから、ガブリエルもショックだったはずです。

人前ではそんな様子はチラリとも見せず、カルロスの方がボロボロ泣いていてショックを隠せない様子です。
口ではガブリエルを冷たい女みたいに言っていましたが、カルロスは本当のガブリエルの気持ちを知っていたからこそ、ムショ仲間のヘクターを送り込んだのでしょう。

見た目がすごく怖そうなのに、人の気持ちがよく理解できる優しい人でした。
ガブリエルが思っていることをぽつりぽつりと子供のことをしゃべっていても、優しく聞きながら相槌を打って包み込むような優示唆を感じました。
ヘクターの前で辛い気持ちを話して思いを解き放ったガブリエルは、少しは心が癒されたのではないでしょうか。

リネットのトムに子供達が安全じゃないとわからせる作戦はちょっとやり過ぎでした。
この件で大活躍だったのマクラスキーさんで、結構なお年なのにリネットの子供達を守ろうとスタンガンで果敢にステューに挑んでいて、今回のMVPでしょう。

ゲスト

アディソン・プルーディ – ポール・ドゥーリイ
ヘクター・ラモス – ダニー・トレホ
レイラ・ミッツマン – ミア・ウェスレー
タイ・グラント – ジョン・ブラッドリー
モーティ・フリックマン – ボブ・ニューハート

DATA

原題:The Sun Won’t Set
放送日:2005/11/20
監督:スティーヴン・クラッグ
脚本:ジェナ・バンズ

第9話 天使と悪魔

あらすじ・感想

ジョージと別れたブリーだが、ジョージに付きまとわれて迷惑している。ゴールドファイン先生の見舞いに行った際に彼に怪我をさせたのがジョージだと解り、警察へ通報するのだった。

リネットを始め会社のスタッフ達はニーナの傲慢な態度に辟易していたが、彼女をやり込める手立てがなかった。ニーナが部下のステューと関係を持っている現場を目撃したリネットは、それを盾にニーナに丸くなるよう要求するが、ニーナはボスのエドをも巻き込んでステューをクビにしてしまう。

仮釈放でカルロスの帰宅を喜ぶガブリエルだが、刑務所で宗教に目覚めたカルロスの変貌に疑惑を持つ。美しい教会のシスター・メアリーにジェラシーを感じつつも彼女を昼食に招くのだが…。

実の父アディソンに会いに行ったスーザンはアディソンがいい人だったのに感激し、ゆっくりと親子の絆を深めようとアディソンの農芸店で働くことにした。面接を受けに行ったがアディソンから妻からの差し金だと勘違いされて、思わず実の娘だと告白してしまう。


ブリーから拒否されたジョージが押しかけて来て、普通に話しても帰ってくれないからと、2階の窓からライフルを撃つブリーがカッコよすぎです。
お客さんも銃声が聞こえたのにのん気にお食事など楽しんでいて、いいのだろうかと心配になりまいた。

とうとうジョージの悪事が暴露され、ブリーは驚愕の事実を知ってしまいさぞやショックだったでしょう。
そんなきっかけを作ったゴールドファイン先生は怪我したみたいですが、命が助かってよかったです。
青い自転車の男と先生が言ってピンときたブリーの観察眼は期待通りだったし、レックスの件も明るみに出てきれいに解決してくれました。

ガブリエルもせっかくカルロスが戻って来たけど、強敵シスター・メアリー登場でバトルになりそうな予感です。
シスター・メアリーのあの清らかな微笑みの下にはどんな本性が隠されているのか、今後に期待したいです。

ゲスト

アディソン・プルーディ – ポール・ドゥーリイ
シスター・メアリー・バーナード – メリンダ・ペイジ・ハミルトン
キャロル・プルーディ – ジョイス・ヴァン・パタン
パット・ジーグラー – キャロル・マンセル

DATA

原題:That’s Good, That’s Bad
放送日:2005/11/27
監督:ラリー・ショウ
脚本:ケビン・マーフィー

第10話 家庭の事情

あらすじ・感想

リネットは社内に託児所を作ろうと上司のエドに相談する。そのためには子供を16人集めなければならず、エドの子供ミンディも頭数に入っているのだが、妻フランが子供を片時も放さず不可能だと言うので、リネットはフランと話してみることに。

ガブリエルはシスター・メアリーにべったりのカルロスを彼女から引き離すために、教会へ8000ドルの寄付金を行った。そのお金でシスター・メアリーはボツワナへの慈善旅行に行くことになったが、カルロスまで同行すると言い出してしまう。

ジョージの自殺でレックスの死の真相が解り、ブリーはキャンプに預けていたアンドリューを呼び戻す。アンドリューはそもそもの原因はブリーにあると非難し、母親に仕返しをする機会を待つことにした。

実の父アディソンとの親子の絆を深めようとしていたスーザンだが、当のアディソンはあまり乗り気ではなかった。アディソンの妻キャロルから不倫相手だと勘違いされて、ガレージにペンキで「アバズレ」と書かれてしまう。

スーザンからもらったお金を使い果たしたザックはウィステリア通りに戻って来て、ポールと久々の親子再会を果たす。

警察に逮捕され身元不明のまま精神病院に移されたケイレブ。息子を救うためにベティは病院にボランティアとしてピアノを弾きに行き、隙を見てマシューがケイレブを病院から連れ出す。


ブリーはジョージの件が片付いたと思ったら、今度はアンドリューとの関係がこじれて窮地に立たされそうです。
ジョージを見捨てたことをアンドリューに話してしまったため、いいネタをつかんだとアンドリューはそのうち何かやらかすでしょう。

まだアンドリューの引き逃げ事故の件も片付いていませんし、この一家は警察にバレたら困る秘密だらけです。
しばらくは、ブリーとアンドリューの腹の探り合いの展開になりそうな予感がします。
ダニエルは訳あり家族のマシューと付き合っているし、ブリーの家族がバラバラにならないことだけを願っています。

ニーナがボスのエドは子供みたいで手がかかると言っていましたが、さっそくリネットは家庭問題に巻き込まれてしまいました。
ただ、リネットの采配でエドとフランは仲直りできたし、リネットも目標だった託児所が作れてみんなハッピーでした。
今シーズンのリネットは仕事に復帰してスーツ姿が多いから、スマートでデキる女度がますます上がっているように見えます。

ゲスト

カーティス・モンロー – マイケル・アイアンサイド
シスター・メアリー・バーナード – メリンダ・ペイジ・ハミルトン
アディソン・プルーディ – ポール・ドゥーリイ
フラン・フェレーラ – ペネロープ・アン・ミラー
キャロル・プルーディ – ジョイス・ヴァン・パタン
スローン刑事 – スコット・アラン・キャンベル
ジェリー – スヴェン・ホルムバーグ
デラニー看護師 – バニー・リベラ

DATA

原題:Coming Home
放送日:2005/12/4
監督:アーリーン・サンフォード
脚本:クリス・ブラック

デスパレートな妻たち

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