デスパレートな妻たち シーズン2 第11話~第15話 あらすじ・感想

第11話 キスにご用心

あらすじ・感想

パーティーでガブリエルはおふざけでトムにキスをして場が盛り上がるが、内心カチンときたリネットはその事でガブリエルに突っかかり、二人の友情にヒビが入ってしまう。

マイクとザックの距離を少しでも縮めようとスーザンはジュリー、マイク、ザックの4人でボーリングに行ったものの、ゴミ箱に捨ててあったスコア表を拾ったポールはマイクの家に怒鳴り込む。

車からアップルホワイト家を見張る謎の男を発見したジョギング中のイーディは、男に詰めより追っ払うのに成功する。しかし、ベティとマシューが外出した後、その男はアップルホワイト家に忍び込む。

リネットとキスの件で言い合いになったガブリエルは、自分とジョンとの浮気が近所中に知られているのにショックを受ける。カルロスから「自業自得だ」と言われ、カルロスに「あなたも浮気しておあいこにしよう」とけしかけるのだった。

アンドリューとジャスティンが裸でベッドで寝ているのを見たブリーは、ジャスティンを追い出すようアンドリューに言うが、アンドリューからジョージの自殺の件を持ち出されて、逆に脅されてしまう。


パーティーを盛り上げたいという気持ちもあったのでしょうが、ガブリエルはリネットの前でトムにキスしてしまったのはマズかったですね。
一度相手への信頼が揺らいでしまうと、ちょっとしたことでも気になって、ガブリエルが家でトムと何をしているのか、リネットも気が気じゃなかったのでしょう。

その前にブリーからガブリエルとジョンのことを聞いていたから、なおさらですね。
けんかというほどのものでもなかったし、すぐに仲直りできてよかったです。

それよりも、勘違いしている男性陣の方が問題です。
トムはリネットの気分をほぐそうと自分がご近所でモテモテだと言っていましたが、本心ではちょっぴり自分はカッコいいと思っていそうです。
あのお堅いブリーがトムをじっと見つめている、ということはなさそうです。

ゲスト

カーティス・モンロー – マイケル・アイアンサイド

DATA

原題:One More Kiss
放送日:2006/1/8
監督:ウェンディ・スタンツラー
脚本:ジョーイ・マーフィー、ジョン・パーディ

第12話 ねじれた関係

あらすじ・感想

ブラインド・デートのお相手が下品なジョークを連発して、嫌気がさしているスーザンは挙句の果てに彼と頭をぶつけてしまい病院へ。そこで出会った若い医者のロン先生に好感を持つ。

庭師のラルフから、ネットのアダルトサイトに自分のヌード写真が公開されているのを知ったガブリエルは、サイトの管理人が昔のボーイフレンドだったカメラマンだと突き止め、カルロスに写真やネガを取り返すように頼むのだった。

子供達が水ぼうそうにかかってしまって水ぼうそうをやっていないトムに代わって、リネットに会社を休み子供達の看病をすることにした。トムが水ぼうそうを怖がっている理由を知って、言い知れぬ不安を感じたリネットはトムに理不尽な要求をしてしまう。

アップルホワイト家が怪しいと睨んだブリーは、レックスの事件でお世話になったバートン刑事をランチに誘い調べて欲しいと頼むのだが、デートだと勘違いしていたバートン刑事は飲酒運転でブリーを逮捕してしまう。

マイクはノア・テイラーの元へ行き、ディアドラ殺しの犯人はドラッグディーラーで始末したと嘘の報告をする。ザックが自分の実の息子だとわかった以上、ザックとポールをノアの手から守ることにしたのだった。


もう終わったと思ったメアリー・アリス関連の事件も密かに進行中です。
ザックは少ない血液型がマイクと一緒だと知って、マイクが父親じゃないかと気づき始めたんじゃないでしょうか。

久々に登場したノアは病に倒れていて、マイクはウソの報告をしていました。
まさか、メアリー・アリスが犯人でポールがそれに加担しているとノアが知ったら、ただじゃおかないと思ったからでしょう。

それに、実の息子ザックから父親を取り上げたくなかったし、みんなが納得する方法だと思って話をでっち上げた可能性がありますね。
ノアの元にやって来た看護師がフェリシアだったのも驚きで、彼女が裏で何か動きそうな気配がします。

もう1つの事件、アップルホワイト家もピンチです。
シカゴの殺人事件はケイレブが起こしたもので、ベティは息子を守ろうとして引っ越して来たのでしょうが、それが明るみに出るのも時間の問題かもしれません。

ゲスト

スコット・トールマン – ロバート・チッチーニ
ジム・ハルバーソン – グレッグ・ジャーマン
ルイス – アルバート・ガルシア

DATA

原題:We’re Gonna Be All Right
放送日:2006/1/15
監督:デイヴィッド・グロスマン
脚本:アレクサンドラ・カニンガム

第13話 終わりなき戦い

あらすじ・感想

スーザンは脾臓の摘出手術を受ける事になり執刀医はロン先生に決まったが、彼が脾臓の手術が初めてだと知り不安になってしまう。スーザンはその話をデートの食事中に持ち出してしまい、ロン先生はショックを受けて途中で帰ってしまう。

カルロスは子供を欲しがっているが、流産からあまり時間が経っていないガブリエルはまだその気になれないでいる。カルロスが婚姻無効を持ち出してきてシスター・メアリーの入れ知恵だと分かり、怒ったガブリエルはクロウリー神父にある事ない事をぶちまけるのだった。

もう一度広告業界で仕事をしたいトムはリネットの会社で重役を探していると聞き、リネットに自分を売り込むがあえなく撃沈。偽名で面接に訪れ、リネットのボスエドに気に入られて採用となる。

ダニエルの部屋のベッドの下に隠れていたマシューと鉢合わせしたブリーは、二人を連れてアップルホワイト家へ乗り込むが、ベティはその場でピシャリとマシューに平手打ちをして二度と息子をダニエルに近づけないと約束する。

ベティはブリーの家へ突然押しかけてきて、息子ケイレブのことを話し出した。もしこのことを他人にバラしたら、過去にアンドリューがホワニータ・ソリスを車ではねて、ブリーとレックスが事件を隠蔽した件を警察に言うと脅しをかけるのだった。


もう退場したと思ったシスター・メアリーの登場で、ガブリエルとカルロスの間がまたもや不安定になりました。
シスター・メアリーがまさか婚姻無効をけしかけて、カルロスがそれに応じるとはまさかの展開です。

カルロスとしてはただ子供が欲しくて、今すぐじゃなくてもガブリエルが約束してくれればそれでよかったんですね。
婚姻無効はただの脅しで、本気で手続きしようなんて思っていないはずです。

ガブリエルにしてみれば流産のショックからまだ立ち直れていないし、子供なんてまだ考えられないでしょう。
しかも、シスター・メアリーの入れ知恵でカルロスがそんなことを言い出したから、怒りも倍増です。
シスター・メアリーとのキャットファイトもなかなかだったし、彼女が腕のキャンドルで火傷してもまだ続いたのには笑いました。

ゲスト

シスター・メアリー・バーナード – メリンダ・ペイジ・ハミルトン
ルース・アン・ヘイゼル看護師 – ダグニー・カー

DATA

原題:There’s Something About a War
放送日:2006/1/22
監督:ラリー・ショウ
脚本:ケビン・エッテン

第14話 美しき友情

あらすじ・感想

トムはボスのエドに認められようと、学生の社交クラブのようなノリでエドの言いなりになってゲームをやらされている。そんなトムの姿を見かねたリネットはバカげた事を止めさせるために自らエドのゲームに挑戦することに。

手術を控えたスーザンだが健康保険のためにイーディの紹介で、ゲイの男性ゲイリーと偽装結婚することになった。結婚式当日、ゲイリーの恋人が結婚に反対して結局、結婚出来ずじまいだったが、そこへカールが助け舟を出す。

クロウリー神父の頼みで、不法滞在で中国へ送る返されるシャオ・メイという中国人の女の子をソリス家で預かることになる。最初は乗り気じゃなかったガブリエルだが、シャオ・メイの働きぶりが素晴らしくメイドとして雇いたいと、彼女にアメリカに残るよう仕向けるのだった。

ブリーは前の住人から預かっていた鍵を使ってアップルホワイト家へ忍び込み、ケイレブに会って話を聞く。数ヶ月かくまわれていた地下室を見に行き、薄暗い部屋や拘束具などを目の当たりにして、ケイレブへの扱いにショックを受ける。

ノア・テイラーの元へ看護師として潜り込んだフェリシアは、ノアには血の繋がった孫がいるという匿名の手紙を出す。ノアは抱きこんである刑事のサリバンを使って孫を連れて来るよう画策するのだった。


こんなところでロニーの横領が影響しているとは思いませんでした。
スーザンの手術が決まったのに保険がなくて困っていて、イーディじゃなかったら偽装結婚なんて思いつかないでしょう。

最近は天敵イーディとスーザンも上手くやっていて、今回もやたら一緒に行動していました。
相手のゲイの人と上手く結婚できそうだったのに、土壇場でダメになるなんて、スーザンもついてないですね。

トラブルを呼び寄せるスーザンの本能みたいなものが発揮されたのでしょうか。
カールが助けてくれましたがこれがイーディにばれたら大変なことになるだろうし、カールは下心ミエミエであわよくばスーザンとやり直せると思っているはずです。

そこまでじゃなくても、カールがここで恩を売っておけば、何かあった時にスーザンをその手に取り戻すことができます。
スーザンをまだ愛しているからの行動でしょうが、めんどくさいことになってしまいました。

ゲスト

ゲイリー・グランサム – カルロス・ジャコット
スティーブン – マイケル・マクドナルド
マキシーン・ベネット – ジェーン・リンチ
カニンガム先生 – ティム・モンション
ルース・アン・ヘイゼル看護師 – ダグニー・カー

DATA

原題:Silly People
放送日:2006/2/12
監督:ロバート・ダンカン・マクニール
脚本:トム・スペジアリー

第15話 善意と下心

あらすじ・感想

カールの鞄に結婚指輪と婚前契約書を見つけたイーディは、カールがバレンタインデーに自分にプロポーズをするつもりだと、スーザンに洩らす。

ガブリエルの母ルシアがソリス家にやって来て、子供の件で言い争うガブリエルとカルロスに自分が代理母になると言い出す。ルシアの提案に乗り気なカルロスだが、猛反対のガブリエルはルシアを家から追い出してしまう。

トムがマクラスキーさんにベビーシッターを頼んだが、年配の彼女では安心できないとリネットはブリーにシッターを頼んだ。二日酔いのブリーはリネットの子供達の騒がしさに我慢できず、ワインを飲んで眠り込んでしまい、その隙に子供達が抜け出してしまう。

レストランでワインを飲みすぎたブリーはタクシーで帰ってきて、家に入らずに芝生で夜を明かしてしまう。マクラスキーさんに起こされても気付かず、アンドリューがスプリンクラーを動かしてその水を浴びてやっと目覚めた。

ノア・テイラーに孫を連れてくるよう言われたマイクは、ポールにザックをつれて逃げるよう忠告する。ノアは孫にMP3プレーヤーをプレゼントしようかとしゃべりながらも、サリバン刑事にポールを始末するよう命令するのだった。


ブリーは辛いこと続きだし、ベティとの件もあるのでついお酒に逃げてしまったのでしょう。
芝生で酔って寝てしまうほど酔いつぶれるなんて普通じゃないし、その時点で自分はアルコールのトラブルを抱えていると気づけばまだ救いがありました。

リネットの子供達を預かったのに酔って寝てしまって、子供達が抜け出したのに気づかないなんて大問題です。
最初は小さなウソで逃れようとしましたが、真実を知っているマクラスキーさんがリネットにしゃべってしまったから、2人の友情にまでヒビが入ってしまいました。

リネットはブリーが子供を危険にさらすなんて夢にも思っていなかったでしょうし、マクラスキーさんが言っていたことにも半信半疑だけど、モヤモヤしたままじゃいられないから確かめたかったのでしょうね。

ゲスト

ルシア – マリア・コンチータ・アロンゾ
シャーリーン – ジョーマリー・ペイトン
トニー – ドミニク・ペース
ホイットニー先生 – モーラ・ソデン

DATA

原題:Thank You So Much
放送日:2006/2/19
監督:デイヴィッド・グロスマン
脚本:ダービ・ウォラー

デスパレートな妻たち

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