第16話 悩み多き夫たち
あらすじ・感想
トムとリネットはもうすぐ9年目の結婚記念日を迎えようとしているが、今年はお店をオープンして疲労困憊だから、リネットは家でゆっくりしたいと言っている。しかし、トムはサプライズ企画の準備を着々と進めていたのだが、リネットにバレてしまって全てキャンセルすることにしたのだが…。
町でガブリエルを見かけた市長候補のビクター・ラングは一目惚れして彼女とデートするためにわざと車をぶつけ、修理代の小切手にもわざとサインをせずに彼女を食事に誘うのに成功する。しかし、ガブリエルの方が一枚上手でビクターの小細工を全てお見通しで、ビクターにガツンと言ってやる。
カルロスはホットな女性を家に連れてくるから、マイクに今夜は外出してくれと頼む。イーディは息子トラバースを1ヶ月ほど預かることになり、今夜出かけるからカルロスに面倒を見てくれと頼みに来るが、デートだからと断られてしまう。ホットな女性がやって来てカルロスもノリノリでその気になっていたが、夜の9時だというのに窓越しにトラバースが外で一人で遊んでいるのが目に入り…。
ブリーが実家に帰ることになり、家族は何事もなく送り出した。バイトに遅れそうなアンドリューはトイレにこもったままのダニエルに「歯を磨かせろ」とドアを激しくノックすると、「人生最悪の日だ」と、ダニエルは妊娠検査薬で陽性だとアンドリューに告げる。
オースティンはどうしてもジュリーとやり直したくて、洗車中のジュリーの車に無理やり乗り込み、思いの丈を全て綴った手紙を彼女に渡す。手紙に感動して涙したジュリーは「前のようにはいかないけど…」ともう一度やり直す決心をしたとオースティンに話すのだが…。
スーザンは豪華な婚約指輪をイアンから贈られるがサイズが少し大きくて、宝石店へサイズ直しをしに行く。ばったりとマイクと出くわし、宝石店ではリングメジャーが見つからずマイクが持ち込んだ指輪でサイズを計ることに。それは、マイクがスーザンに渡すために買った婚約指輪で、彼はそれを売りに来ていたのだ。
病院から連絡があり残りの私物を取りに来たマイクだったが、婚約指輪の記憶は失ったままだった。婚約指輪にはスーザン宛のメッセージが彫ってあり、イアンが急いで彼女にプロポーズしたのは自分の婚約指輪のせいだと察する。マイクは弁護費用の小切手をイアンに返しに行き、鎌をかけて指輪のことを聞いてみるとポロっとイアンがボロを出してしまう。
珍しくナレーションがメアリー・アリスでなく、誰かと思ったら懐かしいブリーの前夫のレックスでした。
悩みを抱えているのは妻たちだけでなく、夫も何かと大変なんだと、男性視点からのエピソードで目新しかったし楽しめました。
ロマンチックなトムは素敵だし、他の家族は何らかの問題を抱えていますが、トムとリネットはちょっとした夫婦の行き違いや考え方の違いくらいで、幸せ路線を歩んでいますね。
今回はマイクがちょっとかわいそうでした。
記憶はほとんど戻ったみたいですが、スーザンにプロポーズした時のことはまだ思い出せていないようです。
婚約指輪を売りに来たタイミングでスーザンにばったり会ってしまって、彼が指輪を用意していたことをスーザンに知られてしまい罰が悪かったですね。
イアンがどうしてプロポーズしたのか理由を知ってしまったし、ポーカーに負けてそんな怒りも黙っていないといけなくなりました。
スーザンへの気持ちが残っているのにイアンの腹黒さを忠告もできず、積極的に行動を起こせないのがもどかしいですね。
ゲスト
ケリー – クリスタル・アレン
クライド – ウェイン・ロペス
DATA
原題:My Husband the Pig
放送日:2007/3/4
監督:ラリー・ショウ
脚本:ブライアン・A・アレキサンダー
第17話 素顔のままで
あらすじ・感想
店のオレンジのユニフォームを着たくないリネットは「家に忘れてきた」と何かと言い訳して今まで避けてきたが、トムが予備を用意していて着ないわけにはいかない状況になるが、断固拒否する。バイトを抱き込んでユニフォーム反対を押し切ろうとするが、策略がトムにばれて衝突してしまう。
トラバースと遊んでいるカルロスを見て男性的魅力を感じたイーディは、トラバースに電話させてカルロスを自分の家に誘うのに成功する。トラバースを寝かしつけた後カルロスに誘いをかけるが、真剣な付き合いを求めているカルロスから「君はそういうタイプじゃない」と言われてショックを受ける。
温水器の故障で水漏れしてしまって、ガブリエルご自慢のワードローブが滅茶苦茶になってしまう。ビクターの家に行った時に元妻サマンサのドレスや靴に魅了されたガブリエルは、トイレを借りる振りをしてこっそりドレスを数着拝借してしまう。そのドレスを着てビクターと表彰式に出席するのだが、運悪くサマンサも出席していて予想外の展開に。
イアンの両親がスーザンの家にやって来る。バーベキューの用意をしている最中スーザンはドジっぷりを遺憾なく発揮して、イアンの母ダリアのシフォンの洋服に火が移ってしまう。スーザンが前の夫と離婚したと知ったイアンの両親は、財産のことを心配してスーザンに婚前契約書にサインするよう求めるのだった。
催眠療法を受けているマイクはどうしても思い出せない映画について、セラピストからスーザンに何の映画だったか尋ねるようにと指示される。そして、スーザンに尋ねたところそれは映画ではなく初めて二人が結ばれた翌朝のことで、その日の記憶を取り戻すことができた。
ファッション命のガブリエルにとって、自慢の洋服がダメになってしまったのは、さぞやショックだったでしょう。
前回は小細工して出会いやデートを装ったビクターを嫌っていましたが、やっぱりお金持ちで地位や名誉もある男性だからあっさり切れなかったみたいですね。
さらに、彼の家に行ったらガブリエル好みのブランド物のドレスがいっぱいあって、ちょっと拝借する手順がスゴかったですね。
あんな細身なのに重ね着してコートで隠すなんて、ドレスのためなら何でもすると気合いが入っていました。
元奥さんに見つかって取り上げられてしまいましたが、素のビクターの気持ちを知って、改めて惚れてしまったようです。
トムが突然倒れてしまって、リネットも大変です。
やっと夢のレストランを開いたところですから、今後数ヶ月はリネットがトムの代わりにレストランを守り通さないといけませんね。
ゲスト
グラハム・ヘインズワース – パクストン・ホワイトヘッド
バーマン医師 – ミリアム・フリン
サマンサ・ラング – チャレン・ケイツ
ダリア・ヘインズワース – リン・レッドグレイヴ
キム – カイリー・スパークス
タッカー – ジョン・ボーベック
ホランド医師 – ポール・キーリー
クライド – ウェリン・ロペス
ヘレナ – ソルダード・セント・イレール
DATA
原題:Dress Big
放送日:2007/4/8
監督:マシュー・ダイヤモンド
脚本:ケビン・エッテン、スーザン・ニラ・ジャフィ
第18話 ジェラシーの功罪
あらすじ・感想
市場でマイクと偶然会ってジェラシーメラメラのイアンは帰りの車でスーザンにロンドンへ引っ越そうと話を切り出す。その途端、鹿をはねそうになってハンドルを切ったスーザンは車ごと湖にダイビング。イアンは泳げないため沈みかけている車に必死で二人でしがみついていると、通りかかったマイクが助けてくれて命拾いをする。
トムがしばらく動けないためリネットは副店長を雇う事にするが、四つ星レストランで副料理長を務めていたリック・コレッティが面接にやって来る。ところが、以前ドラッグをやっていたことがどうしても引っかかり、トムは彼を雇うのには猛反対する。ベッドで動けないトムはわがまま放題で、とうとうマクラスキーさんは面倒見切れないとベビーシッターを辞めてしまうのだった。
選挙演説中のビクターにグっときたガブリエルは、リムジンの中で体の関係へと発展してしまう。それ以来、24時間経ってもビクターからの電話は1本もなしで、ガブリエルはやきもきしてビクターを嫉妬させる作戦に出る。
カルロスと一夜を共にしたイーディだったが、二人ともベッドが最悪だと感じていて、口には出さずにイーディはそそくさとカルロスの家を後にする。トラバースはカルロスが電話で「イーディはベットが最悪」と言っていたのを伝えてしまい、怒ったイーディはカルロスの家に怒鳴り込んで再試合に挑戦するも、二人して怪我をして病院行きになってしまう。
トラブルを呼び寄せる女スーザンは、今回もやってくれました。
鹿を避けようとして車ごと湖にダイビング!
スーザンとイアンが無事だったのは、通りかかったマイクのおかげですね。
ライバル心を燃やしているイアンからすれば、マイクに助けられるのは屈辱的なことです。
ただでさえマイクのせいでジェラシーを感じていたのに、命を助けられたとなるとなおさらで、スーザンを取られるのではと心配なのでしょう。
愛情は信頼の上に成り立つから、スーザンとしてはイアンを人生を歩もうと決めているのに、いちいちマイクのことを持ち出されたら、結婚生活も上手くいかないと感じているのでしょう。
マイクとのキスでまたスーザンの気持ちにも変化が起こっているようですから、今後の恋の行方が気になります。さ
ゲスト
ジョンソン市長 – ケネス・キミンズ
アーノルド – パット・アサンティ
トビー – マイケル・ガルネラ
キム – カイリー・スパークス
クライド – ウェイン・ロペス
ギルバート・マクラスキー – ジョン・ハーナゲル
DATA
原題:Liaisons
放送日:2007/4/15
監督:デイヴィッド・グロスマン
脚本:ジェナ・バンズ、アレクサンドラ・カニンガム
第19話 停電の夜に
あらすじ・感想
フェアビューの町が大停電に見舞われる。エレベーターに閉じ込められたガブリエルとビクターは盛り上がって、熱戦を繰り広げている最中に電気が点いてしまうが、二人の様子はバッチリ監視カメラに撮られていた。翌日、二人がイチャついている写真をネタに脅そうとした男が警察に捕らえられるが、写真がマスコミに流出してしまう。
周りにはまだ内緒で付き合ってるカルロスとイーディ。カルロスの家はマイクが居るしイーディの家にはトラバースが居るから、二人は愛を確かめ合う場所に困っていた。そこで、イーディは鍵を預かっている物件を転々としながら、カルロスと愛を確かめ合うことにするのだが…。
イアンはマイクへの嫉妬心にけじめをつけるため、金曜の夜にマイクを招いて食事をすることに。この間のマイクとのキスの一件から気持ちが揺れ始めたスーザンは、独身で彼氏募集中のブライダルコーディネーターマギーを食事に誘ってマイクとくっつけようとする。スーザンを追いかけているマイクはわざと刑務所に入った話を持ち出して、嫌われようとするのだった。
停電中で真っ暗な中、マクラスキーさんは階段から足を滑らせてケガをしてしまう。冷凍庫の中身が溶けてしまうのを気にして入院を拒んでいたが、電気が復活したのを見て安心して病院へ。しかし、冷凍庫のコードがショートしてしまい、中身が溶け始めていたのだ。
停電で店のオーブンが使えずピザを焼くことができないリネットは頭を抱えていたが、リックの機転でカルボナーラを代わりに出して、売上げを伸ばすのに成功する。リックを家に呼んでトムと子供達にリゾットを食べさせて店のメニューに加えようとするが、トムは庶民的なピザの店にしたいからと反対する。
この件でリネットとトムが言い争いをしている中、ポーター、プレストン、パーカーの三人はアイスが食べたくて仕方ない。留守のマクラスキーさんの家からアイスを失敬しようとパーカーが忍び込み冷凍庫を開けてアイスを探していると、おじさんの遺体が入っているのをみてギョっとしてしまう。
ビクターはガブリエルに恋していてプロポーズの予告をしていましたが、離婚してまだ間もないガブリエルは、やっぱり結婚なんて考えられないようですね。
自分では結婚向きじゃないと言っていましたが、カルロスとは上手くやっていたし、結婚してもガブリエルらしい家庭が築けると思います。
エレベーターでの出来事がマスコミに漏れてしまって、ビクターの市長選は大ピンチ!
でも、ガブリエルは思い切った作戦に出ました。
一時しのぎでビクターを助けるためだけに「数ヵ月後に結婚する」と宣言したわけじゃないでしょうが、中途半端な気持ちでビクターをぬか喜びさせるのは避けてほしいです。
マスコミに流されて納得していないのにガブリエルがビクターと結婚しても、幸せにはなれないでしょう。
ゲスト
マギー・ギルロイ – ペリ・ギルピン
エプスタインズ夫人 – ダーリーン・カードン
ヘクター – コディ・マクマインズ
ジェローム – ジェフリー・スタブルフィールド
ラッセル – トッド・シェリー
ギルバート・マクラスキー – ジョン・ハーナゲル
ペニー・スカーボ – ダリアン・ピンカートン、カースティン・ピンカートン
DATA
原題:God, That’s Good
放送日:2007/4/22
監督:ラリー・ショウ
脚本:ダーヴィ・ウォーラー、ジョシュ・センター
第20話 ゴシップの真相
あらすじ・感想
自分を賭けてポーカーをしたイアンとマイクを振ったスーザンは二人からの電話も一切無視して、家にやって来ても居留守を使って出ようとはしない。駐車スペースを横取りされた男にキレたスーザンは行き過ぎた行為だとされて、裁判所命令で怒り抑制セラピーを受けることに。
ガブリエルは婚約パーティーでイーディからカルロスと付き合っていることを知らされ、怒り心頭。自分の味方をしてくれとリネットとスーザンにイーディを無視するよう頼む。しかし、それに感づいたイーディの方が一枚上手で、リネットにトラバースの誕生日パーティーで出張ピザ屋をやって欲しいと頼んでOKしてもらう。
リネットは店を閉めた後リックの新作料理を食べるのが楽しみになっていて、トムから電話が入っても「棚卸ししてて遅くなる」と言い訳をしてごまかしていた。ケイラから家のことをパパに押し付けていると非難され、笑い方で嘘をついているのを見抜かれていた。店が終わった後、リックから別のレストランの試食会に誘われてOKするのだが…。
マクラスキーさんの噂はウィステリア通り中に広まり、彼女が夫を殺して遺体を冷凍庫に隠したのでは、という噂にまで発展している。近所の子供はマクラスキーさんの家に卵を投げつけたりして、大人達は誰も彼女と近所付き合いしようとはしなかった。でも、理由を知っているパーカーだけは別で、みんなに理由を公表していたずらを止めさせようとマクラスキーさんに提案する。
色々とスーザンなりに考えてイアンを選んだのでしょうが、気持ちはやはりウソをつけなかったようです。
マイクからの留守電を切なそうに聞いているスーザンを見たら、まだマイクを愛していることに気づいてしまいますよね。
イアンとの関係に決着が付いた時にはすでにマイクはいなくなっていて、スーザンとマイクはまたもやすれ違いです。
マイクとしてはスーザンがイアンを選んで結婚すると別れを告げられたのだから、新たに出直すためにどこかへ行きたくなっても仕方ありません。
予想外の進展でしたが、これも怒り抑制セラピーを受けたおかげだし、どっちつかずでズルズル引きずるよりは良かったんじゃないでしょうか。
恋する少女みたいにおめかしして、リックとデートしようとしていたリネットが妙に色っぽかったです。
勘の鋭いケイラが何かやらかして、トムとの関係がこじれなければいいのですが…。
ゲスト
ジョルダナ・ゲイスト – ステイシー・トラヴィス
ロジャー – ベンジャミン・ジョン・パリロ
ブロディ医師 – ジュディアン・エルダー
タッカー – ジョン・ボーベック
キム – カイリー・スパークス
フレディ – トレヴァー・ガニョン
チャド – ビリー・アンガー
DATA
原題:Gossip
放送日:2007/4/29
監督:ウェンディ・スタンツラー
脚本:ジョン・パーディー、ジョーイ・マーフィー
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