第1話 時の激流
あらすじ・感想
5年の月日が流れて、ウィステリア通りの住民達も生活も大きく様変わりしている。スーザンはペンキ塗りのジャクソンと隠れて付き合っていて、ブリーは料理本の出版に大わらわ、リネットは双子達の悪さに手を焼いていて、ガブリエルは子育てに追われる日々である。
2、3年前のこと、車で衝突事故を起こしたマイクとスーザンは、その後離婚してMJはスーザンが育てている。スーザンは友達にも隠してペンキ塗りの職人ジャクソンと付き合っている。ジャクソンは二人の仲を公にしたいとトムの店で開かれたパーティで、カラオケで歌ってスーザンに思いを伝えようとするのだが…。
ブリーは料理本を出版するための写真撮影中で、現場へキャサリンが押しかけて来る。自分はビジネスパートナーなのにないがしろにされているのが面白くないと文句を言うと、出版予定の本の見開きにはキャサリンへの賛辞が書かれてあり、ハグして友情を確かめ合う。しかし、本のレシピにはブリーが作ったことがないキャサリンの料理が幾つか載っていた。
ポーターとプレストンがトムの店でこっそり友達を集めてポーカーをやっていた。リネットはトムにきつく注意してくれと頼むのだが、トムは注意するどころか双子達と話で盛り上がっていたのだ。トムは自分が地味な学生生活を送っていたから子供達には楽しんで欲しいと言うのだが、リネットの反撃が待っていた。
イーディがデイブ・ウィリアムズと結婚してウィステリア通りに戻って来る。早速聞きつけた4人はイーディに会いに来て、過去の話題を持ち出して火花が飛びそうな雰囲気のところへデイブが現れる。みんなでデイブとイーディの家で二人の馴れ初めなどを聞かされ、イーディが余計な一言で波風が立ちそうな雰囲気になるが、デーブが助け舟を出して、トムの店でパーティを開く事に。
ガブリエルは娘のホワニータのパーティ・ドレスを二人で買いに来るが、ホワニータが太っていてドレスはどれも入らない。カルロスはホワニータの好き嫌いをなくそうとカロリーの高い食事ばかり作っていて、この年からダイエットなんて早すぎると甘やかしている。パーティ当日、ガブリエルは他のママ達がホワニータのデブっぷりを噂しているのを耳にして、何とか痩せさせようと知恵を絞ることに。
前シーズンの最終話で5年経っていることはわかっていましたが、これだけ大きな変化があるとは思いませんでした。
みんな生活が一変して、見た目も大きく変わりましたね。
特にあんなに美人でスタイルが良かったガブリエルがいきなりおばさんになっていて、子供が2人もいるなんてビックリです。
元々美人で家の中のことを完璧にこなしていたブリーはカリスマ主婦路線で行くと思っていましたが、仕事を始めて成功しているようでうれしくなりました。
新キャラのデイブ登場でしかもイーディの夫ですから、どんな波乱を巻き起こしてくれるのか楽しみです。
シーズン1からラブラブだったマイクとスーザンはリネットとトム以上に固い絆で結ばれていると思っていましたが、離婚してしまったのは残念です。
ゲスト
デイブ・ウィリアムズ – ニール・マクドノー
サミュエル・ヘラー医師 – スティーヴン・スピネラ
キース・キャベンディッシュ – ハンク・ストラットン
レイモンド – トーマス・コパチェ
ライラ・ダッシュ – マリー・キャルデイル
DATA
原題:You’re Gonna Love Tomorrow
放送日:2008/9/28
監督:ラリー・ショウ
脚本:マーク・チェリー
第2話 良き隣人
あらすじ・感想
もうすぐ発売されるブリーの本の表紙が出来上がってきてアンドリューはほめるが、オーソンはミセス・バンデカンプと前の夫の姓になっているのが気に入らない。既に会社の名前にもなっているから今さら変えられないし、自分はミセス・ホッジだからとオーソンをなだめ、明日はポッドローストを作ると約束する。
スーザンの家に泊まったジャクソンがバスローブ姿で新聞を取りに出ると、前の夫マイクに出くわしてしまう。マイクからジャクソンときちんと会いたいと言われたスーザンは子供を取り上げられるかもと心配していたが、予想以上に二人が意気投合してほっとひと安心する。ジャクソンとベッドインするが、どうやらジャクソンはマイクからスーザンのベッドでの好みを聞き出したようで、二人が仲良くするのはマズいと感じ始める。
ポーターの知り合いジミーがドラッグで捕まった事もあり、最近のポーターが何を考えているのか解らず、心配でたまらないリネット。プレストンにネットのSNSのサイトを教わり、16歳の女子高生サリーの振りをしてチャットをするのに成功し、ポーターがポエム好きなのを知って喜んでた。トムに深入りは止すようアドバイスされていったんはパソコンを閉じて止める振りをするのだが…。
カルロスが家でマッサージを始めたのだが、ガブリエルは家に入るなり年配の裸体の男性を見るハメになってしまう。家計は火の車で、クラブでお金持ち相手にやる方がお金も稼げるとカルロスに勧める。久しぶりにパーティのお誘いを受けて大喜びのガブリエルだったが、カルロスがクラブの従業員だという理由で、ブリーから招待のキャンセルの伝言を聞かされショックを受けてしまう。
イーディはマクラスキーさんに胸は豊胸だろうとバカにされて、落ち込んでデイブに引っ越そうと持ちかける。デイブはイーディはみんなに受け入れられるようになるからと慰め、マクラスキーさんの家へ向かう。イーディが傷ついているから謝って欲しいと言うが、マクラスキーさんは単なるジョークだからと謝る気はゼロ。
ある日、マクラスキーさんの猫トビーが居なくなり、デイブが一緒に探すからイーディに謝って欲しいとまた話を持ち出してきて、マクラスキーさんは承知する。
ブリーはすっかり仕事が板に付いていて、本の出来も好調な様子です。
ただ、オーソンは自分がながしろにされたのが悔しかったのか、ブリーに無理を言ってポットローストを無理やり作らせていたのはちょっといただけません。
ブリーのために刑務所に入って多くのものをなくしたのでしょうが、妻の成功を一緒に喜んで支えてあげてほしかったです。
ジャクソンの存在が徐々に明るみに出てきて、マイクと仲良くなれたようでよかったです。
もう1人の夫カールまで出てきて、ジャクソンがまだ夫はいるの?みたいに警戒していたところがおかしかったですね。
そして、デイブの無言の圧力が怖かったですね。
マクラスキーさんはそんなデイブを怪しんだらしく、何か起こる前に阻止してくれるのを期待しています。
ゲスト
ミシェル・ダウニング – ジョディ・カーライル
ベダーマン – アート・フランケル
リンダ・フラナガン – スザンヌ・フリードライン
ボウマン – ロッド・シモンズ
DATA
原題:We’re So Happy You’re So Happy
放送日:2008/10/5
監督:デイヴィッド・グロスマン
脚本:アレクサンドラ・カニンガム
第3話 悩める子供たち
あらすじ・感想
ダニエルと夫のレオが息子ベンジャミンを連れてホッジ家へやって来る。久しぶりにベンジャミンと会い週末はずっと一緒に過ごせるとブリーもオーソンも大喜び。子供に「ママ」ではなく「ダニエル」と呼ばせていて、ベジタリアンとしてベンジャミンを育てていて、学校には行かせず自宅学習をさせていていると知り、ブリーはダニエルの子育てについ口出しをして、ダニエルを怒らせてしまう。
MJが誰かにいじめられているようだが、スーザンには話そうとせずパパに話したいと言い、マイクを呼び出すことに。ガブリエルの娘ホワニータがMJをいじめているのを見たスーザンは、マイクとジャクソンにやり返す方法をMJに教えてくれと頼むが、女の子には手を出せないとやんわり断られてしまう。スーザンはガブリエルに子供のことで意見しに行くが口論になりなってしまう。
家計が厳しくなったガブリエルとカルロスは、車を売ってローンの残りを払うことに。バンパーの凹みを理由に値切られて、相場よりも安い値段で車を手離すことになってしまう。代わりの車が必要になりアンドリューから中古の車を買う事にするが、これがとんだポンコツでガブリエルは値切ろうとするが、アンドリューは譲らず、結局最初の言い値で買う事になる。
ガレージの整理中だったトムにリネットは登山道具などの使っていない趣味グッズは処分するよう言う。ちょうど通りかかったデイブはトムがベースを持っているのを知り、自分はドラムができるから一緒にバンドをやろうと誘う。そんな暇はないからとリネットに反対されるがトムはどうしてもやりたいと強行突破し、スカーボ家のキッチンでバンドの練習を始めてしまう。
マクラスキーさんはデイブが怪しいとキャサリンにネットで調べてもらっていたが、キャサリンはもっと情報がないと絞り込めないと言う。マクラスキーさんとキャサリンはイーディを食事に誘って、デイブのことを根掘り葉掘り聞き出そうとするが、イーディは夫の出身地や大学すら知らなかった。
久々に登場したダニエルは弁護士と結婚していて、とても幸せそうでした。
ダニエルと夫レオなりの子育て方法でベンジャミンを育てているのだから、ブリーも口出しすべきじゃなかったですね。
それにしても、オーソンの自分勝手さをちょっと目立っていました。
これまでいい夫婦だったのに、5年経ってしまって夫婦の絆が薄れてしまったように感じます。
ガブリエルが強気であっちこっちに敵を作っていてちょっと心配になりましたが、ガブリエル流に解決できてよかったです。
MJをいじめていたのがまさかホワニータだとは思わなかったし、相手が女の子だと知ったとたんにマイクもジャクソンもサポートしようとしなかったのは、ちょっとなさけなかったですね。
アンドリューもちゃっかりしていて商売上手でしたが、ガブリエルにはかないませんでした。
ゲスト
レオ・カッツ – アンドリュー・リーズ
ナビラ – ラクシュミ・マンチュー
ナビラの夫 – ロノビル・ラヒリ
デビー – レスリー・カープマン
ベンジャミン・カッツ – ジェイク・ソルデラ
DATA
原題:Kids Ain’t Like Everybody Else
放送日:2008/10/12
監督:ベサニー・ルーニー
脚本:ジョー・キーナン
第4話 酔えない美酒
あらすじ・感想
ブリーは本も出版されて仕事は軌道に乗っていたが友達との距離感や嫉妬を感じて、今年のビジネスウーマンに選ばれたことすら言えずにいる。オーソンは会社へ行くふりをして公園で時間を潰していたが、ちょっとしたきっかけでブリーにバレてしまう。
オーソンは3週間も就職活動をしても仕事が決まらず、ブリーの仕事を手伝わせてくれと言ってくるが、パートナーのキャサリンがオーソンをパートナーにするなら自分は辞めると言い出し、オーソンの申し出を断る事にする。
ブリーから本を渡されたリネットはマーケティング戦略を聞かせてもらって、昔のやり手だった頃の広告業界を懐かしく思う。キッチンで昔の資料を広げてブリーの本のキャンペーンプランを考えているとトムが帰宅する。
広告の仕事をアルバイトとしてやりたいと言ってみると反対されたので、トムのバンドと同じようなものだと反撃される。ブリーに自分のプランをプレゼンしてみせるが、今のままでいきたいからと断られてしまう。
マイクとスーザンはMJの絵を見に学校に行くが、絵に描かれていたのはスーザンとジャクソンだった。このことに寂しさを感じたマイクは、自転車をMJにプレゼントして、明日乗り方を教えると約束する。しかし、MJが自転車に乗りたがってジャクソンに教えてと頼み、すっかり補助輪なしで乗れるようになってしまう。時間が空いたからとマイクがMJに自転車の乗り方を教えに来る事になるのだが…。
子供のあずけっこをするためにガブリエルはベサニーを預かることに。次はガブリエルがホワニータを預けて貴重な2時間をカルロスとベッドで過ごしていたのだが、気が付くとホワニータが帰って来て二人のそばにいたのだ。ガブリエルはレスリングをしていたととっさに嘘をついてごまかしたのだが…。
デイブとトムはバンドのギターメンバーを探していて凄腕のドナルドを見つけ、トムはすっかりドナルドを気に入っているが、デイブはやはりマイクがいいと譲らなかった。イーディが投資のために家を買って家主になろうと言いだすが、デイブは猛反対してイーディを怒鳴ってしまう。そして、マイクをバンドに誘うために雨どいを自分で壊してマイクに修理に来てもらい、ある考えを思いつく。
とうとうブリーの本が出版されたようですが、成功の裏には色んな苦しみが隠されていました。
友達からは嫉妬されていたし、ここのところ上手くいっていなかったオーソンとの溝は深まるばかりでした。
そんなブリーの広告を見て、昔のやる気が出てきてしまったのがリネットです。
ブリーからは今のままいきたいと拒絶された上、パーティーで昔一緒に仕事をしたスチューが社長になっていたのも、面白くなくて、パーティーではお酒をガンガン飲んでしまったのでしょうね。
ブリーはオーソンをパートナーにすることを決めたみたいだし、リネットとも和解できてよかったです。
ただ、キャサリンがブリーの本をゴミ箱に捨てていましたから、オーソンがパートナーになったことで仕事を辞めてしまった可能性が高いですね。
ゲスト
エレノア・バターズ – メアリー・パット・グリーソン
ドナルド – ステファン・マークス
ベサニー – ニコレット・コリアー
マニング先生 – ジェフ・ウィリアムス
ペギー – ブリジット・フラナリー
テッド – ジョセフ・リンボウ
エド・ジョンソン – トーマス・ジェームズ・ケプナー
DATA
原題:Back in Business
放送日:2008/10/19
監督:スコット・エリス
脚本:ジョン・パーディー、ジョーイ・マーフィー
第5話 鏡よ 鏡
あらすじ・感想
マクラスキーさんの70歳の誕生日サプライズ・パーティをスーザンの家で開くことになり、みんな隠れて彼女を待っていたが、マクラスキーさんはバット片手に乗り込んできて、ケーキを叩き壊してしまう。
ジャクソンから一緒に暮らしたいと言われたスーザンは、彼と出会った日のことを思い出していた。その日はマイクとの離婚が決まった日で、弁護士をはさんで離婚書類にサインしたのだ。ショックを受けて帰宅したスーザンは、壁の塗り替えに来ていたジャクソンと衝動的にベッドを共にするが、カジュアルな関係でいようと話し合う。
生理が遅れて不安になっていたガブリエルは、病院に行ってホワニータとセリアができた時のことを思い出していた。マクラスキーさんのパーティに向かいながらカルロスに妊娠のことを話し、経済的にこれ以上子供ができると苦しくなるから、カルロスに避妊手術を受けてもらったのにと持ち出すと、実はカルロスが手術を受けていなかったことが発覚する。
リネットはペニーをトムのスポーツカーから連れ出しながら、トムが倒れた時のことを思い出していた。店でトムが感電して心臓が止まり、救急車で病院へ運ばれたのだ。退院後、トムはやりたいことをやると昔から憧れていたスポーツカーを買い、ピザショップを売って旅に出ようと突拍子もないことを言い出す。
パーティーに出るためにメイクをしていたブリーは、オーソンから共同経営者になることをみんなに発表しようと言われる。オーソンが刑務所に入る直前のパーティのことを思い出し、シャンペンを飲んでまたアルコールの世界へと引き戻されたのだ。
オーソンが刑務所に行ってからもアルコールを断ち切れずにいたが、そんな時に力になってくれたのがキャサリンだった。世話になった彼女を裏切れないと、共同経営者の件を先延ばしにしていたのだが…。
毎年、マクラスキーさんの誕生日にはイーディと飲みに行く事になっている。今年は70歳という節目だからサプライズ・パーティを開こうとデイブが提案し、イーディもそれに乗って飲みに行った後にスーザンの家へ彼女を引っ張ってくる計画を立てる。
前シーズンからいきなり5年間飛んでいますから、その間、どこの家庭でも色んなことがあったようですね。
トムがピザショップで死にそうになったり、ブリーがまたお酒に手を出したりなど、それぞれ抱えていた問題が明らかになりました。
ただ、全員がマクラスキーさんのパーティーの日にトラブルが起きるとは思いませんでした。
そのパーティーを仕掛けたのが、マクラスキーさんが疑っていたデイブです。
邪魔になった彼女を片付けるために、ここまでするとは思いませんでした。
何を企んでいるのか今のところ不明ですが、唯一デイブを怪しんでいたマクラスキーさんをいとも簡単に排除してしまいました。
このままで終わるとは思えませんし、誰がデイブの本性に気づいて暴露していくのかが楽しみですね。
ゲスト
ワグナー医師 – ティム・バグレー
バーロン医師 – マイケル・ホールデン
フランクリン – ニック・トス
DATA
原題:Mirror, Mirror
放送日:2008/10/26
監督:デイヴィッド・グロスマン
脚本:ジェフ・グリーンスタイン
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