第21話 最初の人々
あらすじ・感想
ピーターは依然意識不明のまま。装置の影響で東海岸一帯で落雷による被害が広がっていた。ウォルターは凧を上げながらひらめき、こちらと向こうの装置が離れているせいで落雷が起きていると仮定する。
向こう側と同じ位置に装置を設置することで、被害が進むのを遅らせることができると確信していた。オリビアはサムと会うことができて、装置がすでに起動されてピーターが中にいることになっているため、シールドが働いていると話す。最初の人々のシールドを破る道具があるので、二人で探しに行くことに。
ピーターは病院で意識が戻るが、記憶が混乱していてタクシーに乗ってニューヨークへ。質屋でラッキーアイテムのコインを買いリバティ島に着くが落雷で避難命令が出ていて中に入れず、国防長官の父に会いに来たと警備の人に告げる。
オリビアとサムが装置の異常を止めるバールのようなものを探しに行きましたが、そのバール的なものがオリビアだったとは驚きました。
ピーターとオリビアは子供の頃に出会っていましたが、まさか、2人で協力して装置を止めて世界を救う運命だったとは思いませんでした。
壮大すぎるストーリー展開ですし、監視人はそのことも知っていたのでしょうか。
ピーターは記憶喪失になっていましたが、ここからひと展開あればもっと面白かったですね。
あまり引っ張っても困りますが、向こうの世界の記憶が目覚めたことと、ピーターが行き着いた時代や場所にも何か関係がありそうです。
2021年と記念碑らしきものにありましたから、どうやら装置で未来に飛ばされたようです。
ピーターが装置に入ったことで、こちら側とあちら側の世界がどうなったのかが気になります。
ゲスト
ハリス医師 – ロジャー・ハスケット
シーラ看護師 – キャスリン・カークパトリック
クリスティン・アルブライト医師 – カリン・コノヴァル
ゲイリー – マイケル・ライアン
カーラ – キャリー・アン・トイヴァネン
ネイト – キーナン・トレイシー
DATA
原題:The Last Sam Weiss
放送日:2011/4/29
監督:トーマス・ヤツコ
脚本:モニカ・オウス=ブリーン、アリソン・シャプカー
第22話 終焉
あらすじ・感想
ピーターは気が付くと2026年の世界にいた。もうひとつの世界は破壊された後でその影響でこの世界も終わりを告げようとしている。そんな中、モロー率いる「世界の終焉」というテロ組織が世界のあちこちにソフトスポットを作り出し、世界の破滅を早めようとしていた。
ピーターとオリビアは結婚していて、エラとアストリッドがフリンジチームに加わり、ウォルターは世界を危険にさらした罪で刑務所に入れられていた。オペラハウスに仕掛けられていた光爆弾を見て、これを解析できるのはウォルターだけだとブロイルズ議員に訴える。
一時的にウォルターは外出する許可を与えられ、ラボに装置を運び込んで爆弾の解析を始め、ストロンチウム90という物質をたどれとアドバイスする。ある場所に痕跡が残っていてピーターはそこで鍵を見つけ、それがどこの鍵だかピーターには解っていた。
シーズンフィナーレらしくスケールの大きなストーリーでした。
あの装置にピーターが入りこちら側の世界は救われましたが、向こう側は破壊されてしまったようですね。
そのせいで未来のオリビアがウォルターネイトの恨みを買って、撃たれてしまいました。
そんな悲嘆にくれるピーターを救ってくれたのは、やはり父親のウォルターです。
ウォルターが最初の人々だったり、パラドックスを起こしてピーターの意識だけ時を超えさせたりなど、ビックリな展開でした。
未来を見てきたピーターは装置を楽に制御していて、お互いの世界を重ね合わせていました。
もしかしたら、オリビアの世界を行き来する力も加わっていたのかもしれません。
パラドックスのせいでピーターが突然消えましたが、気づいたのは監視人だけというのが悲しいですね。
両方の世界を救うにはピーターと装置が必要だと思いますが、ピーターがいないのにどうするのかなど、次のシーズも楽しみです。
ゲスト
モロー – ブラッド・ドゥーリフ
エラ・ダナム – エミリー・ミード
ディセンバー – ユージン・リピンスキ
オスカー – マーク・ウィン
DATA
原題:The Last Sam Weiss
放送日:2011/5/6
監督:ジョー・チャペル
脚本:アキヴァ・ゴールズマン、J・H・ワイマン、ジェフ・ピンクナー
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