第21話 新世界: Part 1
あらすじ・感想
オフィス街で人々が急に倒れて大勢が死亡しフリンジ・チームが現場へ。動いていた者は死亡し助かった者はその場で静止していた。死因は自然発火でピーターが近くにいた女性ジェシカが検査に協力すると申し出たので、彼女をラボへ運んでいく。
ジェシカの血液の中にはナノマシンが入り込んでいて、摩擦によって体温を上昇させ発火させる仕組みだった。ジェシカはそのまま動かず子供の迎えを家族に頼むのだが、感情が高ぶって体温が上昇してしまう。
オリビアはジェシカの手を握って気を静めさせようとすると、コーテキシファンのパワーで彼女の体温は正常に戻る。ウォルターはナノマシンを調べてベルが作ったものだと特定する。
ニーナに確認すると彼はリンパ腫で死んだとその日付を聞くが、それより後にベルはセントクレアに訪ねてきたとウォルターは言い張っているが…。
ジョーンズのバックには何と、ウィリアム・ベルがいました。
ピーターの時間軸ではベルはウォルター達を元の世界へ戻すため、命を張って助けてくれたのに、今回は正反対でがっかりです。
オリビアのパワーがどんどん覚醒していて、分子の動きを遅くしたりピーターを操ってジョーンズを叩きのめしたりと、まさに万能ですね。
豚の脳とコーテキシファンが入ったレモンケーキでベルの痕跡を探すなんて、さすがはウォルターです。
そんなウォルターを守った戦うアストリッドがカッコよかったですし、ベルの手下に撃たれてしまいましたが、命は助かるのでしょうか。
ピーターとオリビアのラブラブな感じから始まったストーリーでしたが、シーズンフィナーレに向けて盛り上がっていますね。
ゲスト
ジェシカ・ホルト – レベッカ・メイダー
ベンロ医師 – サマンサ・ノーブル
ニール – リース・アレクサンダー
DATA
原題:Brave New World: Part 1
放送日:2012/5/4
監督:ジョー・チャペル
脚本:J・H・ワイマン、ジェフ・ピンクナー、アキヴァ・ゴールズマン
第22話 新世界: Part 2
あらすじ・感想
アストリッドとウォルターが行方不明になり、オリビアはジェシカから誰かに付けられていると怯えた声で電話を受ける。彼女の家に行っても誰もおらず、床が切り取られているだけだった。
ブロイルズの元にアストリッドが撃たれて運ばれたという連絡が入り、彼女からベルが生きていてことやウォルターがさらわれた倉庫の場所を聞く。オリビアとピーターが倉庫に行くと、捕らえられたセプテンバーに銃を向けたジェシカがいた。
ルーン文字で拘束されているセプテンバーの命が危うく、銃が放たれた途端にオリビアはパワーを使って弾を跳ね返し、ジェシカは弾が当たって死亡する。ピーターはセプテンバーを救い彼は情報を求めて姿を消す。
ウォルターの行方を追うためニーナに手伝ってもらって、ジェシカの脳からベルの居場所を調べることに。
セプテンバーを動けなくしてしまうなんて、ベルは監視人のことまで研究していたのですね。
オリビアの現れるところに監視人アリだと考えて、ジェシカにルーン文字を書いておけと指示したのでしょうか。
オリビアに警告する前のセプテンバーだったらしく、オリビアやピーターの前に撃たれ姿を現した理由もわかりました。
どんどんオリビアが覚醒していて、オリビアが世界を崩壊させる元凶だったとは驚きの展開です。
それで、監視人がどの未来でもオリビアは死ぬと言っていたんですね。
ウォルターが銃を手にした時にはベルを撃つと思ったのですが、オリビアを撃つとはかなり衝撃的でした。
ウォルターはオリビアは回復すると信じていたからで、そうでなければそんな選択はしなかったでしょう。
フリンジチームみんなで一丸となって世界を守ることができましたし、オリビアもおめでたで、劇的でしたがきれいにまとまったシーズンフィナーレでした。
ゲスト
ジェシカ・ホルト – レベッカ・メイダー
DATA
原題:Brave New World: Part 2
放送日:2012/5/11
監督:ジョー・チャペル
脚本:ジェフ・ピンクナー、J・H・ワイマン、アキヴァ・ゴールズマン
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