第1話 宿敵
あらすじ・感想
ある住宅で殺人事件が起こり夫はソファーに座ったまま喉を切られ、妻は行方不明。刑事ジェーン・リゾーリが現場にやって来ると、相棒フロストと元相棒コーサックがいた。
現場の状況を見てジェーンは過去の事件を思い出し、外科医と呼ばれるホイトはいつ刑務所を出たのかと尋ねるが、まだ刑務所の中にいるらしい。現場にFBIのディーン捜査官がやって来る。
ジェーンとフロストは刑務所のホイトに会いに行くと、手はどうかと尋ねられる。ホイトは外に自分の弟子がいると語る。やがて、被害者の妻が発見されジェーンが到着すると、モーラがすでに検視を始めていた。
被害者は裸で枝に覆われ、死後36時間とのこと。看守がホイトを運動の時間だと連れ出そうとすると、けいれんを起こし医務室へ運ばれる。ジェーンとモーラが話しているとディーンがやって来て、ホイトが脱獄したと告げる。
第2話 ボストン絞殺魔
あらすじ・感想
殺人課の刑事達が野球を楽しんでいると、ハイウェイから女性の遺体が落ちて来る。死後2時間ほど経っていて、フランキーが60年代の車のホイールを近くで発見する。
署内ではコーサックは昇進試験に落ち、ジェーンの幼なじみグラントが昇進して警部補となる。ジェーンが家族と過ごしていると呼び出しがあり、同じ手口の絞殺死体が見つかったとのこと。
被害者2名の身元がわかり、名前を聞いたコーサックは過去の未解決事件を調べろとアドバイスする。60年代に起きたボストン絞殺魔の被害者と同じ名前で、デサルヴォが犯人として捕まったが警察内では別の容疑者がいるという意見もあった。
モーラは野球場で声をかけて来た男性とデートするが、男性の肌荒れや関節の動きが気になり、病名を告げてしまう。
第3話 悪魔祓い
あらすじ・感想
路地裏で殺人事件が起きるが外傷はどこにもなく、財布なども取られていない。被害者は15歳の少年マティアス。被害者の母親が身元確認し、5年前に夫とは離婚して親権争いをしていたとのこと。
息子はスケボー仲間と遊ぶようになってから、息子の中に悪魔が入ったように変わってしまったと語る。モーラは被害者ののどからロウが見つかり、肺には焼けた羽毛があったと報告する。
モーラの推測では、マティアスは悪魔祓いを受けていたかもしれないとのこと。マティアスの母が通っている教会の神父コクーは元犯罪者で、悪魔祓いに似た清めの儀式をやったと認める。
ジェーンはマティアスの父親に会いに行き、全財産つぎ込んでもうすぐ親権が取れそうだったと語る。
第4話 捕食者
あらすじ・感想
ボストン・ケンブリッジ大学で女生徒が胸を撃たれて死亡する。被害者ダニエルの携帯からはメールが削除され、遺体の近くにプラスチック片が落ちている。モーラの検視で遺体からかつらの毛が見つかり、足首のじん帯を痛めていたことがわかる。
ダニエルはサッカーの奨学金で大学に入ったが、足の故障でしばらくサッカーはできなかったらしい。ジェーンとフロストはコーチから話を聞くと、ダニエルは退部になり奨学金も打ち切られたとのこと。
ダニエルの遺品にあったロッカーキーは、サッカー部のものではなかった。ダニエルが借りていたロッカーが見つかり、中にはセクシーなドレスやハイヒールなどが入っている。
1ヶ月前に奨学金がなくなったダニエルは売春していたらしく、知り合いの仲介屋からネットで相手を探し固定客がいたのではないかと教えてもらう。
第5話 名門一族
あらすじ・感想
ボストン港で水死体が発見され、モーラは顔を見た途端、アダム・フェアフィールドだと告げる。モーラは20歳くらいの時、アダムの弟ギャレットと付き合っていた。
被害者は何かで殴られて海に落とされたか、海に落ちて岩に頭をぶつけたと見られ、事故か殺人かは断定できない。フェアフィールド家は名門で、ジェーンやフロストは驚いている。モーラは三男のサムナーとアダムの妻ジョスリンにお悔やみを言う。
アダムは朝早くセーリングに出かけ、ライフジャケットはいつも着ていなかったとのこと。ジェーン達はもっと話を聞こうとするが、顧問弁護士によって止められる。ジェーンとモーラの意見が食い違い、それぞれ事件を解決しようとけんかになってしまう。
ジェーンとフランキーの母アンジェラは健康飲料の販売員になり、だまされやすい母を心配したフランキーは飲料のボトルを姉の所へ持って来て、成分を調べてくれと頼む。
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