第6話 顔なき犯人
あらすじ・感想
モーラ宛にアンジェラのいとこカルロがやって来ると連絡があり、ジェーンとアンジェラは対策をしなければと焦っている。詐欺師のカルロは何かをでっち上げ、相手から金を取るのが常套手段だ。
ショッピングモールのセールで入り口に人が押し寄せ、客の1人ヘリルがナイフで腰の辺りを刺されて死亡する。フランキーとニーナが防犯カメラをチェックすると、怪しげな動きをしている男エリオットを発見。
エリオットを逮捕して取り調べるが、彼は人の顔を覚えられない疾患を抱えていた。エリオットは職場のボス、シムズに追われていると言っていて、ジェーンとコーサックが店に行ってみるとシムズの遺体を発見する。
その日、エリオットが出勤した時に見たのはシムズではなくシムズを殺した犯人で、犯人はモールでエリオットを殺そうとして人混みの中、女性客を刺してしまったと見られる。
第7話 殺しの物語
あらすじ・感想
若い女性シーラがゲージに入れられたまま殺される。動物用の麻酔を大量に投与されたのが死因だった。モーラの調べでゲージから、リスや犬などを入れていた痕跡が見られる。
モーラの知り合いケビンが久しぶりに訪ねて来るが、事件のことについてあれこれ尋ねて帰って行く。ジェーンが精神科医ケビンの元へ行くが情報を得られない。今度はケビンの方から病院に来てくれと連絡があるが、ナイフで刺されて殺されていた。
オフィスのクローゼットで物音がしてジェーン達が開けてみると、血だらけの患者らしき少年ダニエルがいる。凶器のナイフからはダニエルの指紋が発見され、彼が殺したことは間違いない。
両親同伴でダニエルは尋問を受けるが、ケビン・フォーリー医師に性的虐待を受けていたと証言する。
第8話 暗闇
あらすじ・感想
宝石業界の人気者テンモースことテリー・マーシャルが毒殺され、モーラによれば死因はフグの毒。テンモースのパートナーは彼を恨んでいた人物は何人もいるとのことで、コーサックは一番怪しい同業者ブリングマンを呼んで尋問するが犯人ではなかった。
テンモースはラヤ族の長に訴えられていて、裁判のためにちょうどボストンに来ているらしい。ジェーンとコーサックが会いに行くと、ホテルの部屋にいたのはモーラの養父アーサーだった。
モーラは何度もアーサーから電話がかかってきていたが、出ようとはせずジェーンも心配していた。アーサーが言うにはラヤは犯人ではなく、ほどんどの時間ホテルにいたとのこと。ジェーンのアパートが火事になり、ホテル住まいをしている。
アンジェラは娘を心配して自分がフランキーと住むので、ジェーンにモーラと住むよう提案するつもりらしい。
第9話 理想の恋人
あらすじ・感想
モーラと養父との仲はあまり上手くいっておらず、電話がかかってきても出ようとはしない。学生スチュワート・ブレインが崖から転落して死亡するが、モーラの検視で事故ではなく他殺の疑いが出てくる。
スチュワートのルームメイトは何も知らず、部屋には高価な本の初版があった。ニーナの調査でスチュワートはスマホで、32人もの女性とメッセージのやり取りをしている。その中の1人ヘザーの夫リッキーが怒って、脅すようなメッセージを送っていた。
リッキーに事情を聞いていると、ヘザーが「理想の恋人」というアプリを利用しただけで、相手は知らないとのこと。スチュアートは仕事として、メッセージのやり取りをする担当だった。
スチュワートが仕事をしていたアプリ会社から全データを取り寄せると、家を留守にするとメッセージをし窃盗被害にあった顧客が何人もいた。
第10話 溺愛
あらすじ・感想
モナ・エヴァンズが自宅で愛犬デュークに襲われたらしく死亡し、デュークはモナに懐いていて死体を守ろうとしている。モナの死因は犬にかまれたわけではなく、毒殺だった。
毒はデュークのえさに入れられ、モナはデュークが残した物を食べて死亡したと見られる。モナとデュークはドッグショーの常連で、いつも優勝していた。ケントは被害者家族に死因を説明するようモーラから言われていたが、話をそらそうとモーラにキスする。
ドッグショーのライバルが容疑者かもしれないので、ジェーンがモナの代わりにデュークを連れて、ドッグショーに潜入する。モナの娘2人のうち次女サラはホームレスで行方がわからなかったが、ドッグショーに姿を現す。
サラは母の死を知らず殺鼠剤を入れたと認めるが、モーラの調べでサラが入れた殺鼠剤が死因ではないと判明する。
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