ビッグバン・セオリー シーズン3 第16話~第20話 あらすじ・感想

第16話 憧れのスタン・リーに接近するための法則

あらすじ・感想

コミックストアでスタン・リーのサイン会が開かれることになり、みんなどの本にサインしてもらうかで盛り上がっている。ハワードがシェルドンの引き出しを漁っていると、未開封の裁判所からの召喚状を発見。

赤信号を無視したという内容で、日付はシェルドンがペニーを病院へ連れて行くのに車を運転した日だった。シェルドンは罰金を払う気は全くなく、裁判で自己弁護して勝訴しようとやる気満々である。

しかし、ちょうどその日はスタン・リーのサイン会の日で、みんなはサイン会へと出かけ、シェルドンとペニーとで裁判所へ行くことに。しかし、シェルドンは裁判長を怒らせてしまって、留置場に入れられてしまう。

ペニーはレナードに電話するが、サインをもらおうと並んでいる最中で、早々に電話を切っられてしまう。留置場のシェルドンはトイレに行きたくなるが留置場のトイレには我慢できず、判事に謝罪したいと言って出してもらう。

帰宅するとみんなスタン・リーのサインをもらえて大喜びしていて、ジェラートを一緒に食べたと自慢している。ペニーはサイン会に行けなかったシェルドンに責任を感じていて、コミックストアに行ってスチュアートからスタン・リーの自宅の住所を聞き出す。


ラージの音楽が流れるTシャツがいい味を出していて、色んな音楽や効果音がセンス良かったです。
みんなも最初はバカにしていましたが、いいタイミングで絶妙なSEをラージが鳴らしてついププっと吹き出している様子が楽しそうでした。

過去にペニーが肩を脱臼して、シェルドンが病院へ連れて行ったエピソードがありました。
こんなところで前のエピソードとの絡みがあるなんて、ちょっと嬉しい驚きです。

それが原因で今回の裁判騒動になってしまいましたが、シェルドンも素直に罰金を払っておけばサイン会に行けたかもしれません。
ラージだけサインが短くて、スタン・リーのご機嫌を損ねてしまったようですね。
その本人のスタン・リーがドラマ内にまで登場して、なかなかレアな回になりました。

ゲスト

スタン・リー
J・カービィ判事 – スティーヴ・ペイマー
キャプテン・スウェットパンツ – イアン・スコット・ルドルフ

DATA

原題:The Excelsior Acquisition
放送日:2010/3/1
監督:ピーター・チャコス
脚本:チャック・ロリー、リー・アロンソーン、スティーヴン・モラロ、ビル・プラディ、スティーヴ・ホランド、マリア・フェラーリ

第17話 ひとつの指輪と友情の法則

あらすじ・感想

レナード達4人は、ガレージセールで買ったダンボールを持って帰って来る。中にはぬいぐるみやフィギュア、コミックブックなどみんなが好きそうなお宝グッズが満載で、大喜びしている。

その中から、ロード・オブ・ザ・リングの指輪が見つかり、ハワードが知り合いに調べてもらったら、その指輪は映画で実際に使われたもので、盗まれたたった1つの指輪だったと判明する。

唯一の指輪と知った途端にシェルドンが目ざとく僕のもの!と主張し始め、みんな口々に指輪をああしようとかこうしようとか、指輪の扱いについて意見が別れてしまう。けんかの元だからと、レナードはペニーに指輪を預かってもらうことに。

シェルドンはそんなことでは諦めようとはせず、レナードの寝室にまで忍び込んでマジックハンドで、寝ているペニーの首から指輪を盗もうとする。気がついたペニーはシェルドンを殴って撃退し、シェルドンの顔は赤くはれていまった。


ダンボールの中に入っていてハワードが感動していたアルフのぬいぐるみはとてもかわいかったし、何とまあ懐しいグッズが入っていたものです。
ロード・オブ・ザ・リングのストーリーにちなんで、みんなそれぞれ指輪のとりこになっていたのが面白かったです。

シェルドンのゴーラムはかなりイケていなかったですし、一番真っ当に見えたレナードまで指輪のとりこになっていて、二段落ちになっていたのもユニークな展開でした。

ペニーが危険を感じてシェルドンを殴ってしまい、大げんかしたみたいに顔がはれていたのにも笑いました。
ペニーを怒らせたら怖いといのが改めてわかりましたね。

結局、指輪がどうなったのかは描かれていませんでしたが、きっとレナードが監督の元へ送り返したのだと思いたいです。

ゲスト

ヴェンカテーシュ・クースラポリ – フランク・マハラジ

DATA

原題:The Precious Fragmentation
放送日:2010/3/8
監督:マーク・チェンドロフスキー
脚本:リー・アロンソーン、エリック・カプラン、マリア・フェラーリ、ビル・プラディ、スティーヴン・モラロ、リチャード・ローゼンストック

第18話 スピーチと消えたズボンの法則

あらすじ・感想

シェルドンが大学の科学部門学長賞を受賞することになり、みんなも祝福している。4人でレナード達の部屋に集まって映画を見ていると学長からシェルドン宛に電話がきて、授賞式でスピーチをして欲しいとのこと。

ところが、シェルドンはスピーチをせずに受賞を辞退しようとしている。弁が立つシェルドンは実はあがり症で、大人なら35人、子供なら70人以上集まると何もしゃべれなくなるらしい。

受賞をキャンセルするなんてバカらしいと、みんなで協力してシェルドンのあがり症を克服させようとする。まずはラージが瞑想でシェルドンの心を落ち着かせようとするが、彼の一番落ち着く場所はシムシティの自分で作ったシェルドンランドだった。

シェルドンがいつまで経ってもシェルドンランドから出ようとはせず、呆れたラージは帰ってしまう。

授賞式の服を買いに行ったシェルドンとペニー。シェルドンは派手な服ばかり選ぶが、ペニーが選んだシックな黒のスーツに落ち着いた。

レナードはシェルドンを心理学であがり症を克服させるつもりだったが、逆に自分の子供時代のトラウマを思い出す羽目になってしまう。


人は見かけによらないというか、シェルドンの場合にはむしろ目立ちたがりで人前でスピーチするのが大好きだと思っていました。
大人数になるとスピーチできないなんて、意外ですね。

ラージは瞑想で言っていたシェルドンランドは、あらゆるものが「シェルドン」ブランドで、空想の世界ですら寒いからと、シェルドン・マートで買った服のボタンをきっちり閉めたりなど、たかが空想なのに細かい設定にまでこだわっていました。
そういうこだわりも、またシェルドンらしかったです。

お酒を飲んで授賞式のスピーチでは散々でしたが、弾けまくっていたシェルドンがいつも以上に楽しそうでした。
物理のジョークも意外に面白かったけど、誰もウケていなかったのが残念です。

DATA

原題:The Pants Alternative
放送日:2010/3/22
監督:マーク・チェンドロフスキー
脚本:チャック・ロリー、ビル・プラディ、スティーヴ・ホランド、エリック・カプラン、リチャード・ローゼンストック、ジム・レイノルズ

第19話 ウィル・ウィートンとカップルのタイミングの法則

あらすじ・感想

ペニーとレナードはベッドで過ごしていてレナードが「愛している」とささやくが、ペニーは「ありがとう」と返事をして気まづい雰囲気になってしまう。

スチュアートのチームとシェルドンチームでボーリング勝負をすることになり、欠員が出てスチュアートチームには何とウィル・ウィートンが加わることに。

シェルドンはライバル心むき出しでペニーがまかしておいてと張り切っていたが、チリフライが原因でレナードとの口げんかが始まってしまい、ボーリング場から帰ってしまう。

そんなペニーをなぐさめに来たのはシェルドンでアイスクリーム片手にやって来るが、スチュアートチームと再びボーリング勝負をすることになり、ペニーにぜひとも参加してもらうためだった。

ペニーはレナードと話しプレッシャーはかけない、水に流そうということで収まりボーリング勝負が始まるが、ウィルはペニーに余計なことを吹き込んで、ペニーはボーリング場からまた帰ってしまう。


ペニーにとって「愛している」という愛の言葉は重みのあるものだから、ふっとベッドで言われて戸惑ってしまったんでしょう。
レナードにどういう態度を取っていいかわからず、気まずくなってしまいましたね。

レナードもペニーが落ち着くまでそっとしてあげていれば良かったのに、つい先走ってプレッシャーをかけてしまったから、余計にこじれてしまいました。

シェルドンの宿敵ウィル・ウィートンはシェルドンが思っている以上に腹黒くて、ペニーに吹き込んだ自分の身の上話はボーリングに勝つための作戦だったとは驚きました。

もちろん役柄としての設定でしょうが、スタトレやスタンド・バイ・ミーの爽やか少年のイメージからはかけ離れすぎていて、イメージダウンになりそうだと心配になってしまいました。

最後の罰ゲームの4人のスーパーヒロイン・コスプレには大爆笑です。

ゲスト

ウィル・ウィートン

DATA

原題:The Wheaton Recurrence
放送日:2010/4/12
監督:マーク・チェンドロフスキー
脚本:チャック・ロリー、スティーヴン・モラロ、ニコール・ロリー、ジェシカ・アンブロゼッティ、ビル・プラディ、デイブ・ゴッシュ、ジム・レイノルズ、マリア・フェラーリ

第20話 イタリアンな語り合いの法則

あらすじ・感想

レナードとペニーは、結局別れてしまった。シェルドンは偶然ペニーとロビーで顔を合わせて彼女がパスタを作ると知り、ソーセージの入ったソースを作ってくれると言うので、ソーセージ持参でごちそうになることに。

帰宅するとみんなが集まっていて、ハワードがシェルドンにレナード側に付くかペニー側に付くかはっきりしろと言われて、ペニーと食事をすることを言い出せなくなってしまった。

無理してレナードが買っていたいつもの食事を平らげて、こっそり冷蔵庫からソーセージを取り出して服の下に隠して散歩に行くとごまかして外に出る。ソーセージのニオイにつられた犬に追いかけられ、何とか1本だけ死守してペニーの部屋へ。

ペニーと会話しながら、彼女が作ってくれたパスタを無理して平らげる。その夜、レナードにペニーと会ったことを告げると、自分に遠慮せずにペニーと遊んでもいいと言ってもらえる。

翌日、偶然洗濯室で会ったレナードとペニーは友達として仲良くしようと話がまとまる。


前回の「愛している」事件でレナードとペニーは別れてしまいましたね。
何だか展開が早くてあんなことで2人がダメになるなんてちょっとショックです。

シェルドンが食事中から散歩に行くまで妙に不自然でしたが、誰も何も言わなかったのに驚きです。
何か聞いたらまためんどくさいことを、シェルドンが言い出すと思ったからかもしれません。

ペニーが作ってくれたパスタをおいしそうなふりをして無理して食べてるシェルドンも意外と優しいですね。
何故かシェルドンがペニーの会社のレジャーに参加してディズニーランドに行き、耳を付けて帰って来た姿がかわいかったです。

今回のシェルドンはまるで子供みたいで、ハワードも言っていましたが、レナードとペニーはシェルドンを子供に持つ離婚した両親のような位置づけでした。
天真爛漫なシェルドンがいつか、レナードとペニーのキューピット役になるかもしれませんね。

DATA

原題:The Spaghetti Catalyst
放送日:2010/5/3
監督:アンソニー・リッチ
脚本:チャック・ロリー、ビル・プラディ、リー・アロンソーン、スティーヴン・モラロ

ビッグバン・セオリー

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