第21話 ホーキング博士に首ったけの法則
あらすじ・感想
ハワードがホーキング博士の車椅子のメンテナンスをすることになり、みんなからうらやましがられていた。博士の大ファンのシェルドンは大騒ぎするだろうとみんなが予想した通り、博士に会わせて欲しいとしきりに頼むがハワードは無理だと断ってしまう。
せめて自分の論文を博士に渡して欲しいとシェルドンが頼むと、ハワードはいくつか条件を出して来る。大量のベルトのバックルを磨かせたり洗濯させたり、メイドのコスプレをさせて大学のカフェテリアを歩くよう指示する。
バーナデットはシェルドンがかわいそうだからいじめるのは止めるようハワードに忠告すると、ハワードの母から明日買い物に付き合ってくれと言われ、思わずシェルドンが一緒に行くと言ってしまう。
試着室でハワードの母は洋服に自分の体が収まらず、シェルドンを試着室へ呼んで何とか体を押し込もうと必死になっていた。
帰宅したシェルドンはぐったりしていたが、ハワードは自分をほめてほしいとシェルドンに言う。
シェルドンはハワードを軽んじていない、ハワードの研究分野に魅力がないだけだと告げ、レナードがシェルドンの最大級のほめ言葉だと言うと、ハワードはすでに論文を渡したとシェルドンを喜ばせる。
日頃からシェルドンはハワードのことをバカにしていて、ここぞとばかりに博士にシェルドンの論文を見せる代わりにいじわるをし始めましたね。
ハワードからすればシェルドンに仕返しできるいいチャンスがやって来たわけですから、これを逃さず楽しんでいました。
シェルドンのコスプレ姿は大爆笑もので、細身のシェルドンは意外と似合っていましたね。
シェルドンもよほど博士に論文を渡してもらいたかったのか、文句も言わずにハワードの言いなりで、いつもとは立場逆転で面白かったです。
思いやりがあって優しいバーナデットですが、使えるものは使おうとちゃっかりハワードに乗っかってシェルドンを上手くこき使っていました。
最後の頼みごとの「僕をほめて」というのがシェルドンに対する一番のお願いだったんでしょう。
ゲスト
スティーヴン・ホーキング
DATA
原題:The Hawking Excitation
放送日:2012/4/5
監督:マーク・チェンドロフスキー
脚本:ビル・プラディ、スティーヴン・モラロ、スティーヴ・ホランド、チャック・ロリー、エリック・カプラン、マリア・フェラーリ
第22話 独身最後のパーティーの法則
あらすじ・感想
ハワードの結婚式が2週間後と近づき、男性陣は独身最後のお別れパーティーをやることに。いつもの4人に加えて、ウィル・リートンやクリプキ、スチュアートなど、ハワードと仲良くしている友人達が集まっていた。
シェルドンはハワードに痛烈なジョークを聞かせ、レナードはつい自分とペニーのことを自慢してしまう。
酔っ払ったラージにいたっては、ハワードの過去の恥ずかしい女性との関係をバラしてしまって、ちょうど動画を撮っていたウィルがその様子をネットにアップしてしまう。
女性陣はペニーの部屋に集まって、結婚式に来た人向けのプレゼント用バッグを作っていた。酔っ払ったハワードとラージを迎えに来たのはバーナデット。
無口で何もしゃべらず様子がおかしいと思ったら、ネットにアップされた動画を見ていて、ハワードのこととラージに対してカンカンに怒っている。
ペニーやエイミーがバーナデットをなぐさめようとするが、バーナデットはペニーにハワードがキモいヤツだと知っていて紹介したとなじり、口げんかになってペニーの部屋に閉じこもってしまう。
シェルドンはお得意の社会的慣習に則って、お酒を飲もうとするんですが、やはり口に合わなかったようですね。
おなじみのメンバーに加えてシェルドンと和解したウィル・ウィートンまでやって来て、なかなか華やかなパーティーでした。
スチュアートはかなりお金に困っているみたいで、レナードにパーティー代や駐車場代、ガソリン代まで借りていて、代々伝わる腕時計まで売ろうとしています。
クリプキがラージにあげたチップをそーっと自分のものにしているのも見逃せませんね。
それぞれがハワードへのメッセージをしゃべるんですが、ラージが爆弾を落としてしまいました。
バーナデットを女性陣がなだめようとしても全く効果なしでしたが、ハワードが謝りに来た時の伝言がとても素敵でした。
確かに初期の頃のハワードはキモいオタク丸出しでペニーも嫌っていましたが、バーナデットと出会ってから本当に変わりましたね。
結婚を前にして本人がそれに気づけたのも大きかったですし、無事に仲直りできてあとは結婚式を待つのみです。
ゲスト
キャプテン・スウェットパンツ – イアン・スコット・ルドルフ
DATA
原題:The Stag Convergence
放送日:2012/4/26
監督:ピーター・チャコス
脚本:ビル・プラディ、スティーヴ・ホランド、エリック・カプラン、チャック・ロリー、スティーヴン・モラロ、ジム・レイノルズ
第23話 ミッション・キャンセルの法則
あらすじ・感想
ハワードの宇宙行きの話が中止になり、内心ハワードもほっとして喜んでいる。そんな中、着々と結婚式の準備は進んでいて、シェルドン達は衣装合わせなどを進めていた。
ハワードとバーナデットが家でゆっくりしているとNASAから電話が入り、どうしてもハワードが開発した望遠鏡を宇宙ステーションに設置したいので、予定を早めて2週間後に宇宙へ出発するとのこと。
あまり行きたくないハワードは結婚式を口実に断ろうとするが、バーナデットは夢をかなえてほしいと完全にバックアップすると告げる。宇宙行きを止めてもらおうと期待して、ハワードはバーナデットの父に会いに行く。
レナードはペニーとの仲が急速に深まり、つい結婚しようとプロポーズして微妙な雰囲気になってしまう。
エイミーはシェルドンとの仲を進展させようと、あの手この手でシェルドンが自分のことをもっと好きになるよう仕向けている。シェルドンの好きなゲームBGMをかけて彼の好きなイチゴミルクを出したり、フランクフルト入りのパスタで手なずけるのに成功している。
ハワードの宇宙行きのミッションが中止になってしまって、さぞやがっかりしているかと思ったら大喜びしていました。
そういえば、無重力訓練でハワードはかなりげっそりしていましたから、過酷な宇宙でやっていけるのか心配だったんでしょう。
ハワードはバーナデットパパに止めてもらおうと画策するも失敗しましたから、結婚式目前でドタバタしてしまって、結局気乗りしないまま宇宙行きになりそうですね。
エイミーが関係を先に進めようとシェルドンの弱点を突いた巧妙な作戦で、シェルドンのハートをわしずかみにしていました。
イチゴミルクやマリオのテーマ、大好きなフランクフルト入りのスパゲッティなどなど、シェルドンの好きなものを与えて手なずける作戦のようですね。
最後のスタトレのコスプレは意外にも似合っていて、シェルドンがすっかりハマっているのがおかしかったです。
ペニーもはずみでレナードがプロポーズしたのは雰囲気に流されただけだと解っているんでしょうが、前回別れた時の「愛してる」事件がありますから、気持ちを落ち着けるのに時間がかかるんでしょう。
ゲスト
ジミー – カート・T・ライト
DATA
原題:The Launch Acceleration
放送日:2012/5/3
監督:マーク・チェンドロフスキー
脚本:チャック・ロリー、スティーヴン・モラロ、ジム・レイノルズ、ビル・プラディ、スティーヴ・ホランド、マリア・フェラーリ
第24話 最高の結婚式の法則
あらすじ・感想
ハワードはロケットの中で打ち上げの時を待ちながら、結婚式の回想をしている。
バーナデットに星のネックレスをプレゼントすると、出発前にやはり結婚式を挙げたいと言い出す。友人達だけで結婚式を挙げることになり市役所へ行くが、時間的にあと3組しか受け付けられず、ハワードが宇宙に行くと言っても本気にしてもらえない。
ラスベガスで式を挙げる案も出るが、安っぽいと却下されてしまう。ラージがグーグルアースに撮ってもらえるというアイデアを思いつき、日曜にレナード達のアパートの屋上で式そ挙げることに。
牧師の資格はネットで簡単に取れるとシェルドンが名乗りを上げるが、クリンゴン語の式は嫌だとバーナデットにダメ出しされてしまう。
そして日曜日、ウェディング・プランナーになりたかったラージが取り仕切り、屋上をきれいに飾り立ててある。ハワードの母親は屋上が怖いからと、別の場所から式を見届けることに。
5人みんなが牧師の資格を取得し、1人ずる2人の結婚へのメッセージを贈って式を無事にすませることができる。
とうとうハワードとバーナデットの結婚式と宇宙行きの時が訪れました。
ラージのアイデアがさえていて、飾りつけもシンプルなのにお祝いムードいっぱいで、とても素敵な式でした。
牧師の資格はみんなネットで取ったみたいで、1人1人ハワード達にメッセージを送るんですが、あんまり祝っている感じじゃなくていつも通りだったのが笑えました。
特にシェルドンはあれほどバーナデットにクリンゴン語はダメって言われていたのにクリンゴン語でスピーチしようとして、やっぱり止められてしまいました。
エイミーも楽しみにしていた介添え人のドレスが着られてちゃんと役目を果たせたし、シェルドンからもらったティアラを付けてとてもかわいかったです。
記念に残る式だったしビッグバン・セオリーらしくバタバタの急展開で笑いどころもちゃんと押さえていて、シーズン・フィナーレにふさわしい内容でした。
ゲスト
ジョアン – エイミー・トースキー
DATA
原題:The Countdown Reflection
放送日:2012/5/10
監督:マーク・チェンドロフスキー
脚本:、ビル・プラディ、エリック・カプラン、スティーヴ・ホランド、チャック・ロリー、スティーヴン・モラロ、ジム・レイノルズ
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