ビッグバン・セオリー シーズン9 第1話~第5話 あらすじ・感想

第1話 勢いで結婚の法則

あらすじ・感想

レナードとペニーはラスベガスの教会で式を挙げることになるが、バージンロードにまくバラの花びらが品切れで、最初の一歩で躓いてしまう。

誓いの言葉をレナードは用意していたがペニーは用意していなかったため、レナードの好きな映画の一節を引用する。ホテルに到着して2人きりでキスしていると、ペニーがレナードが他の女性とキスをしたということを思い出してけんかになってしまう。

エイミーに時間がほしいと言われたシェルドンだったがエイミーの家に押しかけてしまう。ハワードの家にみんな集まってネットでレナード達の式を見る予定だったが、シェルドンは呼ばれていないとすねている。

シェルドンがチクチクとエイミーに嫌味を言い、エイミーが怒って別れると宣言し、部屋を出て行きシェルドンも家に帰ってしまう。結局、リビングで式の様子を見ていたのは、ハワードとスチュアートだけだった。


レナードとペニーはせっかくの結婚式でしたが、ラスベガス行きの車の中でレナードが告白した秘密のせいで、けんかになってしまって残念でしたね。
シェルドンもペニーに相手の子が才色兼備だと言ってしまったため、余計にペニーを怒らせてしまいました。

エイミーはずっと自分勝手なシェルドンに付き合って我慢してきて、とうとう堪忍袋の緒が切れたという感じでした。
シェルドンが歩み寄って自分のことだけでなくエイミーに優しさと思いやりを持って接することができたら、関係を修復できるのではないでしょうか。

フリーのスチュアートはエイミーにさりげなく迫ったり、結婚したばかりのペニーにまで言い寄ろうとしていたのがおかしかったです。

そう考えると、ハワードとバーナデットは一番最初に結婚したカップルだけあって、小さな問題はあるにしても離婚の危機になるような問題がなく、愛がある家庭を築いていますね。

DATA

原題:The Matrimonial Momentum
放送日:2015/9/21
監督:マーク・チェンドロフスキー
脚本:チャック・ロリー、ジム・レイノルズ、マリア・フェラーリ、スティーヴン・モラロ、スティーヴ・ホランド、エリック・カプラン

第2話 揺れ動く距離の法則

あらすじ・感想

レナードとペニーは結婚したのに数時間しか一緒に過ごしていなくて、お互いの部屋で眠ることに。翌日、ペニーが訪ねて来て話し合おうとするとシェルドンが帰宅し、奇抜なアイデアを出す。

ペニーはレナードがマンディとキスしたことを怒っているなら、ペニーにマンディを会わせればいいと言い出し、ペニーもいい考えだと賛成する。大学の食堂でマンディを見かけたレナードはマンディにその事を話そうとすると、自分がまだペニーと結婚したくなかった事実に気づいてしまう。

ガールズナイトで女性3人が集まるが、バーナデットはペニーにレナードのキスのことを知っていて隠していたことを悟られないように振舞っている。

シェルドンは相変わらずエイミーを追いかけ回し、ビデオチャットで呼びかけたりしている。エイミーの部屋まで私物を持って行くがペニーの下着を紛れ込ませて、嫉妬心をあおろうとするが失敗してしまう。

ネットの番組「旗で遊ぼう」では旗を自分とエイミーの関係になぞらえて、2つに分離した国を皮肉たっぷりに非難する。


レナードとペニーは結婚早々トラブルになってしまいましたが、レナードの素敵な言葉で仲直りできてよかったですね。
勢いで2人でベガスで結婚したまではよかったですが、やはり、結婚するという決心ができていなくて、レナードはわざとペニーにキスのことをバラしてしまったのでしょう。

自分でも言っていたようにペニーに隠し事をしておきたくなかったのも本当でしょうが、美しいペニーの夫になるのが自分でいいのかという迷いも心のどこかにあったのだと思います。

シェルドンはエイミーのことをあきらめ切れず、あの手この手で引きとめようとしているみたいに見えますね。
エイミーの家に行ってドアを開けてもらうためにいつもとは違うノックをしたのは賢かったですが、やはり3回ノックしなくて気持ち悪かったのでしょう。

エイミーに未練たらたらで、どうにかして取り戻したいという気持ちが現れています。
もう少しエイミーに時間をあげて冷静になってから、2人で話し合うのがいいと思いますが、シェルドンの性格からしたら難しいでしょうね。

ゲスト

マンディ・チョウ – メリッサ・タン

DATA

原題:The Separation Oscillation
放送日:2015/9/28
監督:マーク・チェンドロフスキー
脚本:スティーヴン・モラロ、スティーヴ・ホランド、タラ・エルナンデス、チャック・ロリー、ジム・レイノルズ、マリア・フェラーリ

第3話 独身さよならパーティーの悲劇の法則

あらすじ・感想

レナード達4人はみんなで映画に行くはずだったが、ハワードとラージの提案で、レナードの独身さよならパーティーをやることに。嫌がるシェルドンを無理やり車に乗せて、メキシコを目指していた。

シェルドンはブツブツと文句を言っていたが、車がリチャード・ファインマンのものだと知ると、俄然ウキウキし始める。途中で車がパンクしてハワードがタイヤを外そうとナット3個までは外れたが、最後の1つが固くて外れず科学の知識で何とかしようとする。

ペニー、バーナデット、エイミーが集まり、エイミーがピアスを空けたいと言うので、ペニーが氷と針で処置する。ペニーはまだ家族に結婚のことを話していないとみんなに責められ、その場で家に電話すると父が出る。

結婚の報告をするが父は落ち着いていて、代わりにペニーがかわいがっていたペットの豚をひいてしまったと告白する。ペニー達はエイミーにも母親に彼氏と別れたと報告するよう迫り、エイミーは電話するが言い出せずにいる。

ペニーが携帯を取り上げ、シェルドンと別れたことやピアスを空けたことをしゃべってしまう。


せっかくみんなで遠出しに出かけたのに、車がパンクしてしまってとんだハプニングでした。
ある意味、レナードにとっては忘れられない独身さよならパーティーになりましたね。

非力なオタク4人組ではタイヤ交換できず、得意分野で何とかしようとしたのがトラブルの原因ですね。
熱膨張やナットを腐食させようなどのアイデアはよかったですが、発熱反応で車ごと燃えてしまった時には笑いました。

彼氏と別れて、新しいことをしてみたいエイミーの気持ちもわかります。
ピアスを空けるのはエイミーにとっては大きな冒険だったのでしょうね。

ペニーのパパは結婚したことを伝えても冷静だったのが意外です。
家族にだまって結婚したからもっと大騒ぎになるかと思いましたが、パパにとってはペニーの大事なペットを殺してしまい娘をがっかりさせる方が気になっていたのでしょう。

エイミーのママの反応はわかりませんが、エイミーの話からすると卒倒したかもしれませんね。

ゲスト

ワイアット – キース・キャラダイン

DATA

原題:The Bachelor Party Corrosion
放送日:2015/10/5
監督:マーク・チェンドロフスキー
脚本:デイブ・ゴッシュ、ジム・レイノルズ、ジェレミー・ハウ、スティーヴン・モラロ、スティーヴ・ホランド、エリック・カプラン

第4話 2003年をインストールの法則

あらすじ・感想

レナードはとうとうシェルドンとの同居を止めて、ペニーの部屋に移ると宣言する。シェルドンはショックを受けてバーナデットに相談に行くと、スチュアートをルームメイトにすればとすすめるものの、スチュアートもシェルドンも嫌がっている。

そこで、シェルドンは新しいルームメイトを募集するが、10人以上も面接して気に入る人がいなかった。エイミーにもビデオチャット越しにルームメイトにならないかとすすめるが、断られてしまう。

エイミーにも捨てられレナードにも捨てられたと落ち込んだシェルドンは、レナードと住む前日の2003年の状態に部屋を戻し、家具はレナードの寝室に持って行ってしまう。

スチュアートのコミックストアで無料で出てくれるバンドを探しているとのことで、ラージはハワードと一緒にやろうと誘う。2人ともノリノリでSFチックな曲を作り、盛り上がっていた。

出来上がった曲をラージはエミリーに聞かせるが、キュートだとほめてくれたものの、踊れない曲だと今イチらしい。ハワードにもっと曲を改良しようと提案するとけんかになり、バンドを解散することになってしまう。


とうとうレナードとシェルドンが離れる日が来てしまったかと思ったら、シェルドンがかわいそうになって結局、元通りになってしまいましたね。

レナードもシェルドンと住むのは面倒だなんて口では言っていましたが、シェルドン・ルールに従うことになれていたせいか、かなりさびしそうでした。

かなり前のエピソードでレナードがルームメイトになった時のいきさつがありましたが、2003年の部屋はまさに今回のような殺風景な雰囲気でした。
この調子では、レナードとペニーはいつから新婚生活を送れるのかわかりませんね。

ハワードとラージの仲良しコンビは健在で、一緒に曲を作ってバンドをやっている姿は楽しそうでしたね。
曲を改良するしないでラージが怒って帰ってしまいましたが、すぐにハワードが追いかけて、ラージが待ってたよと言っていたシーンがとてもかわいかったです。

DATA

原題:The 2003 Approximation
放送日:2015/10/12
監督:マーク・チェンドロフスキー
脚本:チャック・ロリー、スティーヴ・ホランド、エリック・カプラン、スティーヴン・モラロ、マリア・フェラーリ、タラ・エルナンデス

第5話 エクササイズ導入の法則

あらすじ・感想

男性陣4人は何か運動を始めようと色々と検討し、ハードでなくて人にもいじめられないなど条件を満たすものを探している。クリプキがフェンシングを教えていると知り、あまりハードでもないし室内なので日焼けしないと、フェンシングに決める。

見た目よりもハードだとクリプキは言っていて、基本のポーズからマスターしていく。練習が終わりかけの頃、シェルドンがエイミーと別れたという話をクリプキが聞き、デートに誘いたいと言い出す。

シェルドンが怒り、3年後のフェンシングが上達した頃、クリプキに決闘を申し込むと宣言する。

女性3人はスチュアートのコミックストアに来ていて、最近は女性もコミックに興味を持っているが、スチュアートの店は女性客が少ないと相談を受ける。

3人が座っている席は授乳席で女性が危険な目にあわないように、監視カメラをオーナー席でチェックしているとのこと。ペニーがネットで店の評判を調べてみると、店に来た女性はみんな口をそろえてオーナーが気持ち悪いと口コミしていた。

自分に自信がないとスチュアートが不安を打ち明けると、エイミーが自分が悩んでいた時の話をして元気付ける。


運動苦手な4人がまさかフェンシングを始めるとは思いませんでした。
シェルドンは嫌っているクリプキから教わるのに、よく我慢しましたね。

クリプキがレナードとシェルドンを指導している間、ハワードとラージが映画やゲームの世界に入って楽しそうにフェンシングしている姿がかわいかったです。
シェルドンもエイミーを忘れて前に進む努力を始めましたし、運動がいい方向に作用しましたね。

スチュアートは確かにクセがあって気持ち悪いですが、根は優しい男性だと思います。
女性と上手く接することができないスチュアートを励ましていた、エイミーの言葉が素敵でした。

確かに、登場した頃のエイミーはかなり個性的で、ペニーもバーナデットもついて行けない部分がありましたね。
いつの間にかこんなに仲良くなれてエイミーには大きな変化が訪れてからこそ、孤独で自信のないスチュアートにアドバイスしてあげたのでしょう。

階段で立ち話していたシェルドンとエイミーは気まずそうで、ちょっともの悲しい雰囲気がありました。

ゲスト

ナタリー – メーガン・ヘイン
グレース – パトリカ・ダーボ

DATA

原題:The Perspiration Implementation
放送日:2015/10/19
監督:マーク・チェンドロフスキー
脚本:チャック・ロリー、エリック・カプラン、マリア・フェラーリ、スティーヴ・ホランド、ジム・レイノルズ、サラディン・K・パターソン

ビッグバン・セオリー

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