ビッグバン・セオリー シーズン6 第21話~第24話 あらすじ・感想

第21話 中途半端が許せないシェルドンの法則

あらすじ・感想

何でも完璧に終わりにしないと気が済まないシェルドン。神経学者のエイミーはシェルドンが中途半端でも気にならないように治してあげると、様々な矯正を行おうとする。

ゲームや遊び、手回し式のオルゴールやケーキのろうそくを吹き消したりなど、どれも途中で強制的に終わらせて、シェルドンを訓練している。

レナードはペニーと一緒に見ようとバフィーのDVDを持って来るが、ペニーはあまり楽しめないでいる。バーナデット相手にレナードは夢中になれるものが多く、自分にはこれといって夢中になれるものがないと愚痴っていた。

やがて、ペニーは彼氏や友人に恵まれていて、今が楽しいということに気づく。

ラージはルーシーのブログをこっそり見つけ、自分について女性的だと書かれているのを気にしている。彼女を家に呼んで食事デートすることになるが、男らしさをアピールしようとホッケーのシャツを着たり、声のトーンを落として男っぽく話したりしている。

しかし、ルーシーはいつものラージとは違うと早々に帰ろうとして、ラージはブログを見つけて読んだことを告白し、ルーシーはラージの優しさなどについて書いたと伝える。


エイミーのシェルドン矯正法はどれも途中でストップしていて、シェルドンにとっては地獄のようにイライラと欲求不満が募っていくばかりでした。

最後にはエミリーに感謝していると見せかけて、全部やり直しして最後まで完璧に終わりにしてすっきりした様子で、爽快感に満ち溢れていましたね。

ペニーのは女の子らしい悩みで、レナードの趣味はオタクなので合わせる必要はないと思うけど、ペニーはファッションやメイクなど、夢中になれるものはいっぱいありそうなのに不思議です。

バーナデットに相談して、微生物に夢中になった経験を話している彼女はいつもながらに淡々とした恐怖を感じました。

ラージは男らしくみせようと無理のあるホッケー好きになっていましたが、そのまんまの優しいラージをルーシーは大好きだったのが解ってよかったです。
ようやくラージにも幸せが訪れたから、このままハッピーでいてほしいですね。

DATA

原題:The Closure Alternative
放送日:2013/4/25
監督:マーク・チェンドロフスキー
脚本:チャック・ロリー、ビル・プラディ、タラ・エルナンデス、スティーヴン・モラロ、ジム・レイノルズ、スティーヴ・ホランド

第22話 プロトン教授のお宅訪問の法則

あらすじ・感想

シェルドンはネットでプロトン教授を見つけ、子供の頃に見ていたテレビの科学番組のことでレナードと盛り上がっている。子供の誕生日パーティーなどに出張してプロトン教授が来てくれるらしく、シェルドンは彼を自宅に招くことに。

約束の時間になってもプロトン教授が現れず心配していると、エレベーターがなく階段を上っていて3階でひと休みしていると連絡が入る。シェルドン、レナード、ペニーは教授を向かえに行き、シェルドンは大はしゃぎで昔のテレビ番組についてしゃべっていた。

卵の実験の後じゃがいもの実験するはずだったが、プロトン教授は気が乗らないと止めてしまう。番組が終わり自分は科学者仲間からもバカにされ、いまだにお金のために出張してショーのようなことをしていると落ち込んでいた。

プロトン教授はペースメーカーの調子が悪いと体調を崩し、レナード達は救急車を呼んでシェルドンが付き添って病院へ。

ハワードとバーナデットはラージからペットの犬シナモンの世話を頼まれる。公園で楽しく遊んで帰宅したが、ベビーカーの中にはシナモンがいなくて探しに行くことに。


シェルドンは自分がいかに大ファンかを教授に話して、教授がドン引きしていたのがおかしかったですね。
レナードもシェルドンほど騒がなかったけど、プロトン教授の番組は見ていたようで、レナードにとってもヒーローのような存在みたいです。

ペニーがいいアクセントになっていて、バカ丸出しでプロトン教授の実験に興味津々で、本気で驚いて楽しんでいたのがおもしろかったですね。
教授が「無理だ」と言っていた間が抜群だったし、悪気のないペニーのボケも笑いを誘いました。

お年を召したプロトン教授のちょっと悲しいエピソードもペーソスを感じましたし、笑いと涙、ほっとする微笑ましさのバランスが絶妙で、大好きなエピソードになりました。

ウザいくらい教授にまとわりついていたシェルドンでしたが、子供の頃の感動を忘れずにいて、レナードも言っていたように、シェルドン世代の科学者に教授は大きな科学の功績を与えたんですね。
シェルドンにとっては人生で忘れられないほど素晴らしい1日になってよかったです。

ゲスト

アーサー・ジェフリーズ – ボブ・ニューハート

DATA

原題:The Proton Resurgence
放送日:2013/5/2
監督:マーク・チェンドロフスキー
脚本:チャック・ロリー、ジム・レイノルズ、スティーヴ・ホランド、スティーヴン・モラロ、エリック・カプラン、マリア・フェラーリ

第23話 愛の呪文の効果

あらすじ・感想

レナード、シェルドン、ハワード、ラージの4人はレナード達の部屋に集まって、ダンジョンズ&ドラゴンズを楽しむことに。いつもダンジョンマスターはレナードがやっていたが、今回はハワードがやることになり、シェルドンは不満をブツブツ言っている。

ペニー、バーナデット、エイミーの3人は女性だけでラスベガスへ行って、盛り上がろうと空港へ向かっていた。ゲームの最中、ラージにメールが来てルーシーと会えることになり、早々にゲームの中で殺されてデートに向かう。

モノマネが上手で効果音付きのゲームマスターぶりにシェルドンは感動して、レナードよりも素晴らしいと珍しくほめている。そんな中、女性3人が空港で止められたと戻って来てゲームに参加し、ペニーが作ったカクテルをラブポーションと名付けてみんなにもふるまう。

どんどん敵を倒していき、ペニーはラブポーションでシェルドンとエイミーのキャラをくっ付けようとサイコロを振り始める。傷ついたエイミーは「止めて」と叫び、シェルドンの部屋に閉じこもってしまう。

ラージはルーシーと食事中で、気の小さいルーシーはレストランの食事がまずくてもクレームすら付けられない。いいチャンスだとラージはウェイターを呼んでルーシーに勇気を出すよう言うが、何でもないとトイレへ行ってしまう。

前と同じくトイレの窓からルーシーは逃げ出すが、表には鍵付きのフェンスがありラージに携帯で電話して来てもらう。


いつもゲームマスターはレナードだったんですが、ハワードの盛り上げ方が素晴らしくて変化を嫌うシェルドンも大歓喜です。
イベントのたびに効果音やモノマネをさせて、さすがにハワードもお疲れモードでしたね。

エイミーは現実には起こりえないことをネタにされたのがショックだったんでしょうし、みんなに笑われてバカにされたと思ったのかもしれません。

そんなエイミーをシェルドンらしい慰め方で元気付けて、2人きりのゲームをやっていましたが、その経過が気になります。

ルーシーは最初のデートみたいにトイレから逃げ出してしまいますが、鍵がかかっていてフェンスが開かなかったのは運が悪かったですね。
置いてけぼりを食らったラージもショックだったでしょうし、笑えない状況なのにフェンス越しのキスが妙にロマンチックでした。

DATA

原題:The Love Spell Potential
放送日:2013/5/9
監督:アンソニー・リッチ
脚本:チャック・ロリー、ジム・レイノルズ、マリア・フェラーリ、スティーヴン・モラロ、エリック・カプラン、スティーヴ・ホランド

第24話 それぞれに訪れた転機の法則

あらすじ・感想

ホーキング博士のチームで実験物理学者を探していて、ハワードの推薦でレナードが北海で4ヶ月の調査に参加することに。

シェルドンはレナードがいなくなる寂しさや不安、レナードが大きな功績を残すことへの嫉妬などから、調査に出かけないように嫌味を言ってばかりいる。

レナードはペニーと4ヶ月も離れて2人の仲が壊れやしないかと心配だが、ペニーはレナードのためだし心配ないと言ってレナードに行くようすすめる。

ラージはみんなからルーシーを紹介してくれとせがまれている。ルーシーにそれとなく友達を会ってほしいと頼むが、6人みんなといっぺんに会うのはハードルが高いと落ち込んでいた。

そこで、誰か1人と会うならOKという返事をもらい、エイミーが立候補してルーシーとラージの家で会う。エイミーはルーシーの状態を一番よく理解していて会話もスムーズだったが、心配しすぎたラージがルーシーにプレッシャーを与えてしまう。

レナードの送別会にルーシーを招待し行くと言っていたが、しばら待ってもルーシーは現れず、ラージに2人は会わない方がいいというメールが届く。


レナードの北海行きで、真っ先に反応したのがシェルドンです。
レナードがいなくなる寂しいし、自分じゃなくてレナードが認められるという嫉妬も入り混じっていて、複雑な心境だったのでしょう。

シェルドンはペニーと4ヶ月も離れるというのを持ち出しましたが、さすがのレナードもペニーが絡むと心配になったみたいですね。
レナードのキャリアのためだと、快く送り出したペニーが素晴らしかったです。

シェルドンはペニーに教えてもらった嫉妬を隠した笑顔もバッチリで、パーティーで披露して大成功だったし、自分でも言ってたようにペニーを超える演技力でCMにも出れるかもしれません。

ラージとルーシーは残念でしたね。
ルーシーにしてみれば少しずつ社会に適応できるようにがんばっていたんでしょうが、好きなラージの期待に応えられないし、ちょっとしたことでラージに追い込まれて苦しかったのかもしれません。

でも、失恋のショックがラージを変えてくれて、お酒なしでも女性と話せるようになったのは大きな変化でしたね。
新しい自分になってラージも幸せな恋をこれから見つけてほしいです。

DATA

原題:The Bon Voyage Reaction
放送日:2013/5/16
監督:マーク・チェンドロフスキー
脚本:スティーヴン・モラロ、スティーヴ・ホランド、タラ・エルナンデス、チャック・ロリー、ジム・レイノルズ、マリア・フェラーリ

ビッグバン・セオリー

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