アンブレラ・アカデミー、シーズン1第1話から第2話のあらすじと感想です。
第1話 大富豪の死
ハーグリーブス卿に引き取られた子供達は今では大人に成長し、それぞれの道を歩んでいる。17年前にはアンブレラ・アカデミーとして世の中の悪と戦っていた。ハーグリーブス卿の死をきっかけに兄弟姉妹が再び集まる。
あらすじ・感想
1989年10月1日の12時に世界のあちこちで43人の子供が生まれますが、母親となった女性達はみんな妊娠していませんでした。
SFっぽい始まり方で、何となくワクワクしますね。
冒険家で大富豪のレジナルド・ハーグリーブス卿は43人のうち、7人の子供を養子として迎えます。
そして現在、ナンバー1のルーサーは月にいて、ナンバー2のディエゴは人助け、ナンバー3のアリソンは女優、ナンバー4のクラウスは薬物依存症、ナンバー7のヴァーニャはヴァイオリンを弾いています。
彼らがハーグリーブス卿が引き取った子供達の現在の姿ですね。
ヴァーニャを除く6人はそれぞれ特殊能力を持っていて、ヴァーニャだけ普通の子でした。
ナンバー5は16年前に行方不明になっていて、ナンバー6のベンは既に死亡しています。
彼らはそれぞれの方法で、父親ハーグリーブスの死を知り久々に屋敷に戻って来ます。
ハーグリーブスの死因は心臓発作でしたが、ルーサーは殺されたのではないかとなぜか疑っています。
いつも手放さなかった片メガネがないからと言っていますね。
ディエゴは事件性は全くなく、どこからどう見ても父は病死だと主張しています。
17年前、ハーグリーブスはアンブレラ・アカデミーを設立して子供達の能力を開花させ、銀行強盗を見事に捕まえました。
能力のないヴァーニャは父と一緒に彼らの活躍を見守るだけで、自分も仲間に入りたいと父に言うのですが、普通だからダメだと禁じられてしまいます。
子供の頃は父親から訓練を受けて、スーパーヒーローのような活躍をしていたんですね。
将来、何らかの危機が訪れるとハーブリーヴス卿はわかっていて、そのために子供達を鍛えていたとか?
屋敷に戻って来たみんなは思い思いの場所で過ごしていると、外で大きな音がします。
飛び出してみるとブラックホールのようなものが出来ていて、中から行方不明になっていたファイブがいなくなった当時の姿で出て来ます。
ブラックホールから出る時に一瞬、おじいさんのような顔が見えましたが、あれが本来のファイブの姿なんでしょうか。
ファイブは何十年も未来にいて本当なら58歳だと語り、どうして13歳のままの姿なのかを説明しますが、みんなファイブの話について来られないようでした。
自己紹介的な部分が多かった今回ですが、センスがあっておしゃれだし世界観がとても好みです。
何やら謎が多いし、今のところは兄弟姉妹はみんな仲が悪そうですね。
そのうちみんなで協力して、ファイブの言っていた世界が滅びるのを止めるために結束するような気がします。
ファイブは瓦礫だらけで自分しか生き残っていない未来を知っていますから、姿こそ少年ですが何としても世界崩壊を止めたいという気持ちなのでしょうね。
お気に入りのシーンはみんながそれぞれの部屋で同じ音楽で踊りまくっていたのと、クラウスがスカートをはいていた姿です。
キャスト
ヴァーニャ・ハーグリーブス – エリオット・ペイジ
ルーサー・ハーグリーブス – トム・ホッパー
ディエゴ・ハーグリーブス – デヴィッド・カスタニェーダ
アリソン・ハーグリーブス – エミー・レイヴァー・ランプマン
クラウス・ハーグリーブス – ロバート・シーハン
ファイブ・ハーグリーブス – エイダン・ギャラガー
ポゴ – アダム・ゴドリー
レジナルド・ハーグリーブス卿 – コルム・フィオール
アグネス・ロファ – シーラ・マッカーシー
ベン・ハーグリーブス – ジャスティン・H・ミン
グレース – ジョーダン・クレア・ロビンズ
子供のヴァーニャ – T・J・マクギボン
子供のルーサー – キャメロン・ブロデューア
子供のディエゴ – ブレイク・タラビス
子供のクラウス – ダンテ・アルビドーネ
子供のアリソン – エデン・キューピッド
子供のベン – イーサン・ワン
中年のファイブ – ショーン・サリヴァン
ジム・ヘラーマン – アダム・グロウ
シド – マーレイ・ファロー
作品.データ
原題:We Only See Each Other at Weddings and Funerals
放送日:2019/2/15
監督:ピーター・ホアー
脚本:ジェレミー・スレイター
第2話 逃れられない運命
ファイブは16年前にタイムトラベルし、何があったかを大まかにヴァーニャに話す。その時に手に入れた義眼の持ち主を探そうとするが、現時点では購入されていなかった。2人組の殺し屋がファイブの命を狙っている。
あらすじ・感想
16年前、ナンバー・ファイブはレジナルドにタイムトラベルをしたいと申し出ますが、危険だと許可してもらえません。
怒ったファイブは家を飛び出して勝手にタイムトラベルを繰り返し、未来に到着します。
辺りは廃墟と化していてがれきの山で、人間は誰もいません。
ファイブは元の時代に帰ろうとしますが、タイムトラベルできなくなっていました。
レジナルド卿はこうなることを予測して、ファイブにタイムトラベルを禁じていたのでしょうね。
ヴァーニャにいきさつを説明するのですが、理解してもらえません。
パッチ刑事ら警察はドーナツ店で起きた事件を調べていると、ディエゴがすでに店員から話を聞いていました。
警察だと偽ったとディエゴはパッチ刑事に逮捕されます。
いつも犯罪を自分流に解決しているディエゴはパッチ刑事と顔なじみのようですが、それ以上の関係がありそうですね。
ソファーでクラウスが寝ていると執事のボゴがやって来て、屋敷からある箱が消え中に入っていたものはとても貴重なものだと聞かされます。
クラウスが盗んで中身はゴミ箱に捨て箱を売って薬を買ったのですが、何も知らないと答えます。
クラウスにだけ見えている霊のベンはウソだと叫んでいます。
きれいな彫り細工の箱自体ではなく、中身の本や書類がすごく重要そうですね。
レジナルド卿が子供達の能力について、何か書き残していたのかもしれません。
ファイブは義眼の製造会社に来ていて義眼を見せて持ち主を教えてもらうとしますが、個人情報だからと断られます。
委員会からファイブを殺すために派遣されたヘイゼルとチャチャはファイブの今の顔を知らず、ドーナツ店の襲撃事件で生き残った男を拷問しています。
委員会からもらったファイブの写真と拉致した男の顔を比べて、別人だとやっと気づいたみたいですね。
男から聞き出した情報からファイブの今の見た目は子供で、デパートに現れると知ります。
別人なのに勘違いされて拷問された人はとんだとばっちりでした。
アリソンは離婚した元夫パトリックに電話し娘のクレアに会わせてくれと頼んでいるところを、ヴァーニャが偶然聞いてしまいます。
ヴァーニャはアリソンを心配して声をかけますが、逆に怒らせてしまいます。
アリソンは有名な女優さんなのに、親権は元夫の方が持っているのでしょうか。
ファイブはクラウスに金を払うから父親のふりをしてくれと頼み、2人で義眼の製造会社へ行きます。
担当者を脅して義眼の情報を聞き出そうとしますが、まだ販売されていないとのこと。
あと7日の間に誰かが義眼を買うということしかわかりませんでした。
エンディングで義眼を握っていたのがルーサーだったから、どうやら、義眼と世界の終わりとが関係ありそう。
それにしても、製造会社でのクラウスの暴れっぷりがスゴくて怖いし、相手も言うことを聞くしかないですね。
今のところファイブ1人が世界を救おうとがんばっていますが、大した成果が得られていないです。
ファイブは一番話を聞いてくれそうなヴァーニャに相談したけど理解してもらえなかったから、自分で何とかするしかないと思っているみたいです。
アリソンは昔の監視映像を見て何かを見つけ、ハーグリーブス卿の死と何か関係があるのでしょうか。
世界の終わりとハーグリーブスの死の謎はまだまだ解明されそうにないですね。
キャスト
ヴァーニャ・ハーグリーブス – エリオット・ペイジ
ルーサー・ハーグリーブス – トム・ホッパー
ディエゴ・ハーグリーブス – デヴィッド・カスタニェーダ
アリソン・ハーグリーブス – エミー・レイヴァー・ランプマン
クラウス・ハーグリーブス – ロバート・シーハン
ファイブ・ハーグリーブス – エイダン・ギャラガー
チャチャ – メアリー・J. ブライジ
ヘイゼル – キャメロン・ブリットン
レナード・ピーボディ – ジョン・マガロ
ポゴ – アダム・ゴドリー
レジナルド・ハーグリーブス卿 – コルム・フィオール
ユードラ・パッチ – アシュリー・マデクウィ
アグネス・ロファ – シーラ・マッカーシー
ベン・ハーグリーブス – ジャスティン・H・ミン
グレース – ジョーダン・クレア・ロビンス
チャック・ビーマン – レインボー・フランクス
アル – エリック・ピーターソン
子供のヴァーニャ – T・J・マクギボン
子供のルーサー – キャメロン・ブロデューア
子供のディエゴ – ブレイク・タラビス
子供のクラウス – ダンテ・アルビドーネ
子供のアリソン – エデン・キューピッド
子供のベン – イーサン・ワン
シド – マレー・ファロー
ランス・ビッグス – ザカリー・ベネット
作品.データ
原題:Run Boy Run
放送日:2019/2/15
監督:アンドリュー・バーンスタイン
脚本:スティーブ・ブラックマン
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